44 / 58
第2部 港町の黒焔鬼編
【第12話】「十年の連鎖」
しおりを挟む
朝の港町は、まだ眠りの余韻をまとっていた。
知久は早めに目を覚まし、外の空気を吸いに訓練場へ向かった——そこで、見つけた。
「……はっ、はっ……!」
セファが一人、槍を振っていた。
小柄な身体が、しなやかな弧を描く。
槍の軌跡は鋭いが、どこかぎこちなさも残っている。
「朝から頑張ってるな」
声をかけると、セファは驚いたように振り返る。
「あっ……せ、先生。怪我は……大丈夫なんですか?」
「まあ、なんとかね」
知久は軽く笑って見せた。
しかし、服の下の脇腹には、黒い焦げ跡のような痕が、薄く残っている。
触れると、ひやりとした感触がした。
(……やっぱり、ただの斬撃じゃなかったな)
黒焔がもたらす“異質”は、確かに体に触れていた。
「先生……?」
セファが心配そうに覗き込む。
「平気。すぐ治るさ。それより、セファこそ寝れてないだろ」
「……少しだけ、です。でも、今は……立ち止まりたくないから」
言葉は幼いが、その瞳はまっすぐだった。
そのとき。
「こら、セファ。そろそろ行く時間だよ」
ルネがギルドの裏口から姿を現した。どこか静かな緊張が漂っている。
「どこへ?」
知久が尋ねると、ルネは短く答えた。
「ちょっくら、丘の上にさ。あんたも来るかい?」
「……行かせてもらいます」
☆ ☆ ☆
港町を見渡す高台。
潮風がゆるやかに吹き抜け、朝の光を受けた海面がきらきらと輝いていた。
その丘の上に、質素な墓が二つ並んでいる。
ひとつには《リヴェラ》。
もうひとつには《ダリオン》。
石碑の前で、セファは静かに膝をついた。
細い指先で、花束をそっと置く。
「今日は……母さんと父さんの命日なん、です」
その声は震えていなかった。
悲しみよりも、祈りと誇りがそこにあった。
知久も隣で静かに手を合わせる。
潮風の音が、まるで亡き二人の声のように優しく響いている気がした。
「セファの両親……働き方改革の先駆者、か」
彼は思わず呟いた。
かつて自分が成し遂げたつもりでいた“改革”。
それを十年前にすでに実践していた人たちがいた――その事実に胸が熱くなる。
花を手向けながら、ルネが口を開いた。
「二人はね、この街のギルドを“家”みたいにしたかったんだよ。
誰もが安心して戻れる場所。お互いを信じて、頼り合える場所をね」
「家か……」
知久は風に目を細めた。
ホワイティア支部でも、似たような考えを仲間たちと目指していた。
だが、それを本気で形にしようとした人が、ここにもいたのだ。
「リヴェラが亡くなった後も、その理想を継ごうとした人たちがいた。
四人の支部長が、あの二人の遺志を繋ごうとした。……でも、その度に黒焔鬼が現れて、みんな殺された」
ルネの声は風にかき消されそうなほど静かだった。
「まるで、“繋げさせない”って言いたいようだと思わないかい?」
セファの指が、膝の上でぎゅっと握られた。
彼女の唇が小さく震える。
「セファ。あんたは、支部長なんか辞めるんだ」
「ル、ルネさん!?」
唐突な言葉に、知久は目を見開き、セファが顔を上げる。
青い瞳に驚きと戸惑いが浮かぶ。
「おば様! その話はもうやめてください! 私はもう――」
その言葉を遮るように、ルネが鋭く言い放った。
「聞いたよ、先生。あんた、黒焔鬼に会ったんだって?」
「え、ええ。間違いないと思います」
知久の脇腹に、あの夜の痛みがよみがえる。
衣服の下には、今も黒い焦げ跡のような痕が残っていた。
焼け焦げというよりも、何かが刻まれたような――不気味な痕跡だった。
ルネは目を細めた。
「今回の黒焔鬼は何かが違う。今までは支部長だけを狙っていたのに……この前の火事も、襲撃も、きっと、周りを傷つけてセファを苦しめようとしているんだ」
「酷い……!!」
セファの顔が悲痛に染まる。
それでも、ルネは容赦なく続けた。
「さっき、若い冒険者たちがギルドを辞めたいって言ってきたよ」
「……え?」
「“黒焔鬼が出る街で、子供の支部長に命を預けるなんて無理だ”ってさ。ベテランたちが説得して、なんとか思いとどまってくれたけど……時間の問題かもしれない」
セファの肩が小さく揺れた。
唇を噛みしめ、絞り出すように声を漏らす。
「私のせいで……みんなが傷ついてる……」
「もういいんじゃないか? あんたはよく頑張ったよ。
リヴェラとダリオンが死んで、あんたまでいなくなってしまったら……あたしは……」
「おば様……」
その横顔を見て、知久は庇うように一歩前に出た。
静かな声だったが、その言葉には確かな芯があった。
「ルネさん、ちょっと待ってください」
「……?」
「セファを心配する気持ちは痛いほどわかります。……でも、彼女の選択を奪うようなことは、しないでください」
「先生……」
セファが小さくつぶやく。
ルネは一度目を細め、知久をじっと見た。
「……あんたも、また狙われるかもしれないんだよ?」
「それでも、です」
知久は微笑みながら肩をすくめた。
「セファを一人前に育てるまでが、俺の仕事ですから」
「仕事のために命をかけるなんて、バカらしいと思わないのかい?」
「バカだと思ってます」
即答だった。
けれどその声には、揺るぎない決意があった。
(俺はもう、あの頃の“働きすぎて死んだ自分”じゃない。今は、命を削るためじゃなく――誰かを生かすために働いているんだ)
知久は静かに続けた。
「でも、セファは頑張ってる。まだ経験も少なくて、失敗もするけど……それでも真っ直ぐに前を向いてる。そんな子を放っておけないんです」
だからこそ、支える。
倒れる前に手を伸ばせるように、見守り続ける。
「この子はいずれご両親のような……いや、二人を超えるような立派な支部長になれるかもしれない」
セファは目を閉じ、小さくうなずいた。
そして、ゆっくりと顔を上げる。
「先生。おば様。私……みんなのこと、守ってみせます、です」
風が丘を駆け抜け、青い髪がふわりと舞った。
その瞳は、確かに恐怖を抱えながらも、まっすぐ前を向いていた。
「怖いけど、逃げたくない。母さんと父さんが目指したギルドを、私が続けます。このギルドを、私たちの“家”にしたいんです」
その言葉に、知久の胸にグレンの言葉がよみがえった。
――「繋いでいくことが大事なんだ」
(そうか……)
改革は、誰かがひとりで成し遂げるものじゃない。
誰かが始め、誰かが受け継ぎ、そして次の誰かへと託されていく。
人から人へ、願いから願いへ。
知久は静かに息を吸い込み、墓前に向き直った。
ルネはふっと息を漏らす。
口調こそ呆れ気味だったが、その目元には確かな安堵が宿っていた。
「……まったく。とんでもない仕事バカだね、あんたたちは」
三人の間を、柔らかな潮風が通り抜けていった。
知久は早めに目を覚まし、外の空気を吸いに訓練場へ向かった——そこで、見つけた。
「……はっ、はっ……!」
セファが一人、槍を振っていた。
小柄な身体が、しなやかな弧を描く。
槍の軌跡は鋭いが、どこかぎこちなさも残っている。
「朝から頑張ってるな」
声をかけると、セファは驚いたように振り返る。
「あっ……せ、先生。怪我は……大丈夫なんですか?」
「まあ、なんとかね」
知久は軽く笑って見せた。
しかし、服の下の脇腹には、黒い焦げ跡のような痕が、薄く残っている。
触れると、ひやりとした感触がした。
(……やっぱり、ただの斬撃じゃなかったな)
黒焔がもたらす“異質”は、確かに体に触れていた。
「先生……?」
セファが心配そうに覗き込む。
「平気。すぐ治るさ。それより、セファこそ寝れてないだろ」
「……少しだけ、です。でも、今は……立ち止まりたくないから」
言葉は幼いが、その瞳はまっすぐだった。
そのとき。
「こら、セファ。そろそろ行く時間だよ」
ルネがギルドの裏口から姿を現した。どこか静かな緊張が漂っている。
「どこへ?」
知久が尋ねると、ルネは短く答えた。
「ちょっくら、丘の上にさ。あんたも来るかい?」
「……行かせてもらいます」
☆ ☆ ☆
港町を見渡す高台。
潮風がゆるやかに吹き抜け、朝の光を受けた海面がきらきらと輝いていた。
その丘の上に、質素な墓が二つ並んでいる。
ひとつには《リヴェラ》。
もうひとつには《ダリオン》。
石碑の前で、セファは静かに膝をついた。
細い指先で、花束をそっと置く。
「今日は……母さんと父さんの命日なん、です」
その声は震えていなかった。
悲しみよりも、祈りと誇りがそこにあった。
知久も隣で静かに手を合わせる。
潮風の音が、まるで亡き二人の声のように優しく響いている気がした。
「セファの両親……働き方改革の先駆者、か」
彼は思わず呟いた。
かつて自分が成し遂げたつもりでいた“改革”。
それを十年前にすでに実践していた人たちがいた――その事実に胸が熱くなる。
花を手向けながら、ルネが口を開いた。
「二人はね、この街のギルドを“家”みたいにしたかったんだよ。
誰もが安心して戻れる場所。お互いを信じて、頼り合える場所をね」
「家か……」
知久は風に目を細めた。
ホワイティア支部でも、似たような考えを仲間たちと目指していた。
だが、それを本気で形にしようとした人が、ここにもいたのだ。
「リヴェラが亡くなった後も、その理想を継ごうとした人たちがいた。
四人の支部長が、あの二人の遺志を繋ごうとした。……でも、その度に黒焔鬼が現れて、みんな殺された」
ルネの声は風にかき消されそうなほど静かだった。
「まるで、“繋げさせない”って言いたいようだと思わないかい?」
セファの指が、膝の上でぎゅっと握られた。
彼女の唇が小さく震える。
「セファ。あんたは、支部長なんか辞めるんだ」
「ル、ルネさん!?」
唐突な言葉に、知久は目を見開き、セファが顔を上げる。
青い瞳に驚きと戸惑いが浮かぶ。
「おば様! その話はもうやめてください! 私はもう――」
その言葉を遮るように、ルネが鋭く言い放った。
「聞いたよ、先生。あんた、黒焔鬼に会ったんだって?」
「え、ええ。間違いないと思います」
知久の脇腹に、あの夜の痛みがよみがえる。
衣服の下には、今も黒い焦げ跡のような痕が残っていた。
焼け焦げというよりも、何かが刻まれたような――不気味な痕跡だった。
ルネは目を細めた。
「今回の黒焔鬼は何かが違う。今までは支部長だけを狙っていたのに……この前の火事も、襲撃も、きっと、周りを傷つけてセファを苦しめようとしているんだ」
「酷い……!!」
セファの顔が悲痛に染まる。
それでも、ルネは容赦なく続けた。
「さっき、若い冒険者たちがギルドを辞めたいって言ってきたよ」
「……え?」
「“黒焔鬼が出る街で、子供の支部長に命を預けるなんて無理だ”ってさ。ベテランたちが説得して、なんとか思いとどまってくれたけど……時間の問題かもしれない」
セファの肩が小さく揺れた。
唇を噛みしめ、絞り出すように声を漏らす。
「私のせいで……みんなが傷ついてる……」
「もういいんじゃないか? あんたはよく頑張ったよ。
リヴェラとダリオンが死んで、あんたまでいなくなってしまったら……あたしは……」
「おば様……」
その横顔を見て、知久は庇うように一歩前に出た。
静かな声だったが、その言葉には確かな芯があった。
「ルネさん、ちょっと待ってください」
「……?」
「セファを心配する気持ちは痛いほどわかります。……でも、彼女の選択を奪うようなことは、しないでください」
「先生……」
セファが小さくつぶやく。
ルネは一度目を細め、知久をじっと見た。
「……あんたも、また狙われるかもしれないんだよ?」
「それでも、です」
知久は微笑みながら肩をすくめた。
「セファを一人前に育てるまでが、俺の仕事ですから」
「仕事のために命をかけるなんて、バカらしいと思わないのかい?」
「バカだと思ってます」
即答だった。
けれどその声には、揺るぎない決意があった。
(俺はもう、あの頃の“働きすぎて死んだ自分”じゃない。今は、命を削るためじゃなく――誰かを生かすために働いているんだ)
知久は静かに続けた。
「でも、セファは頑張ってる。まだ経験も少なくて、失敗もするけど……それでも真っ直ぐに前を向いてる。そんな子を放っておけないんです」
だからこそ、支える。
倒れる前に手を伸ばせるように、見守り続ける。
「この子はいずれご両親のような……いや、二人を超えるような立派な支部長になれるかもしれない」
セファは目を閉じ、小さくうなずいた。
そして、ゆっくりと顔を上げる。
「先生。おば様。私……みんなのこと、守ってみせます、です」
風が丘を駆け抜け、青い髪がふわりと舞った。
その瞳は、確かに恐怖を抱えながらも、まっすぐ前を向いていた。
「怖いけど、逃げたくない。母さんと父さんが目指したギルドを、私が続けます。このギルドを、私たちの“家”にしたいんです」
その言葉に、知久の胸にグレンの言葉がよみがえった。
――「繋いでいくことが大事なんだ」
(そうか……)
改革は、誰かがひとりで成し遂げるものじゃない。
誰かが始め、誰かが受け継ぎ、そして次の誰かへと託されていく。
人から人へ、願いから願いへ。
知久は静かに息を吸い込み、墓前に向き直った。
ルネはふっと息を漏らす。
口調こそ呆れ気味だったが、その目元には確かな安堵が宿っていた。
「……まったく。とんでもない仕事バカだね、あんたたちは」
三人の間を、柔らかな潮風が通り抜けていった。
0
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる