憧れは伯母、快楽は他人の女 ~奪うことでしか癒えない、底なしの渇きを抱えて~

Masaking

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第四話

新たな獲物、禁断の残り香

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幸子伯母さんとの関係が終わった後、地元の大学へ通い始めてすぐのこと、俺はアルバイトを探していた。そんな時、親父の古くからの知人である下柳さんが経営する小さな運送業者で働かないかと誘いを受けた。
下柳家とは家族ぐるみで親しく、特に奥さんの典子さんは、俺が十八歳の頃でまだ三十五歳という若さだった。学校がない日や週末には下柳さんのところで汗を流し、夕方に仕事が終わると、そのまま彼らの家で夕飯をご馳走になるのが日常になっていた。
典子さんは、俺より三歳下と五歳下の二人の息子の母親だったが、若くして産んだこともあってか、どこか「女」の艶っぽさが抜けきっていなかった。ムッチリとした肉感的な体付きに、派手な顔立ち。昔は少々ヤンチャだったという噂通り、化粧品会社に勤める彼女のメイクはいつも完璧で、整った顔立ちをより一層際立たせていた。
俺は、幸子伯母さんの時と同様、彼女の下着も密かにチェック済みだった。彼女の部屋着はいつも丈の短い短パンで、座るたびに肌の露出やパンティの端が覗いているのが気になって仕方がなかった。彼女が身に着ける下着は、決してセクシーなものばかりではなかったが、そこから漂う匂いは抜群に良かった。洗濯洗剤の清潔な香りと、彼女が愛用しているコロンの甘い香りが混じり合い、俺の鼻腔をくすぐるのだ。
酒が入ると、下柳さんは決まって典子さんの赤裸々な話を始めた。「こいつ、風呂上がりは暑いからって全裸で団扇を仰いでるんだよ。息子たちに教育上良くないだろ?」「まだ息子たちと一緒に風呂に入ってるんだぜ」典子さんも嫌がる風でもなく、笑いながら軽い下ネタで応戦する。我が家に遊びに来た時などは、夫婦でホテルに行った話や、下柳さんが早漏ですぐにおもちゃを使いたがるといった話で、俺の両親と盛り上がっていることもあった。
そんな開放的で、どこか危うい家庭環境。親たちが飲んでいる間、俺は下柳さんの子供たちと遊ぶのが常だったが、視線は常に典子さんの無防備な仕草を追っていた。
夏の日の民宿にて
事件が起きたのは、大学二年の夏だった。俺の家族と下柳家族、および数人の知人で海水浴旅行へ出かけたのだ。行き先は、鄙(ひな)びた海岸沿いにある小さな民宿だった。
二泊三日の旅。昼間は海で遊び、夜は花火や肝試しを楽しむ。子供たちは朝から海へ飛び出していった。宿と砂浜の間には、木製の古い建物があり、更衣室とトイレ、シャワーが一体になったような簡易的な施設があった。
昼前になり、一度砂を落とそうと俺はその建物へ向かった。隙間だらけの古い板壁。シャワーを浴びながらふと視線を上げると、壁の換気口から隣の更衣室が覗けることに気づいた。
(……典子さんだ)
そこには、典子さんが一人で着替えをしていた。心臓が跳ね、思わず一歩下がったが、本能が再び俺を覗き窓へと引き寄せた。
彼女は、俺のお気に入りだったあの黒い下着を脱ぎ捨てるところだった。家で短パンの隙間から見ていたのとはわけが違う。生身の着替えシーンの破壊力は凄まじかった。
あと少し。
あと少しで全部見える。
典子さんは、汗ばんだ肌を拭きながら、肩紐をゆっくりと下ろした。ブラジャーのカップが剥がれる瞬間、ムッチリとした体が露わになる。小ぶりな胸が、わずかに揺れ、重力に逆らえず柔らかく垂れ下がる。乳首は淡いピンクで、コロンの甘い香りが漂う中、汗の塩辛い匂いが混じる。
(暑いわね……早く水着に着替えて海に戻らないと。子供たち待ってるし……でも、この古い更衣室、隙間風が気持ちいいかも。)
彼女は無意識に体をくねらせ、ブラを完全に外した。指先でカップを軽く揉み、汗を拭う。次に、パンティの縁に手をかける。ゆっくりと腰をかがめ、布地を滑らせる。太ももを伝い、足首まで下ろす。黒いレースの内側に、微かな湿り気が見える。ムダ毛の処理が甘い股間が、陽光に照らされて生々しく輝く。
(昨夜の夫とのことが、まだ体に残ってる……熱くて、ちょっと疼くわ。でも、旅行中は我慢ね。)
ムッチリとした大きなお尻、それに反して小ぶりな胸。そのアンバランスさが、かえって生々しいエロティシズムを放っていた。俺は何度も生唾を飲み込み、その光景を脳裏に焼き付けた。
典子さんは水着の上から丈の短いワンピースを羽織ると、足早に出ていった。(なんで部屋で着替えなかったんだ……? ……あ、あのカバンだ)彼女が持っていたバッグの中に、今脱いだばかりの下着が入っている。俺はシャワーを切り上げ、服を着ると典子さんの後を追った。
「典子さん! 今から部屋に戻るけど、荷物、重そうなら持っていくよ」
平静を装って声をかけると、典子さんは「助かるわ、お願いね」と、あっさりとそのバッグを俺に預けてきた。
奪うための「予習」
急いで更衣室に戻り、バッグのファスナーを開けた。中から現れたのは、先ほど脱ぎ捨てられたばかりの黒い下着だった。
手に取ると、まだ典子さんの体温が残っている。これまで彼女の洗濯前の下着を間近で見る機会はなかった。喉を鳴らしながら、その布地に顔を寄せた。
生暖かい汗の匂い、肌の奥から立ち上る微かな残り香……。そして、それらを包み込む彼女独自のコロンの香り。しかし、ブラジャーのカップのあたりから、典子さん以外の匂いが混じっているのに気づいた。
(これ……あの男の、生々しく卑猥な残香だ……)
昨夜か、あるいは今朝か。この旅行中、下柳さんと密やかに重なったのだろう。胸の奥で、激しい嫉妬と、それ以上の興奮が渦巻いた。下柳さんのモノになっている典子さん。旦那との行為の痕跡を身に纏いながら、俺の前で平然と笑っている女。
(この人を、どうやったら寝取れるんだろう……)
幸子伯母さんを屈服させた時の記憶が蘇る。あの女傑が俺の下で可愛い声を上げたように、この典子さんも、旦那では引き出せないような悦びで塗りつぶしてやりたい。
バッグの中から漂う禁断の香りを深く吸い込みながら、俺は次の「狩り」のプランを練り始めた。
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