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第17話 第2階層 ボス その3
しおりを挟む「2年B組 飯田 陽介、ホノカさんにドラマチックなプロポーズします!!」
誤魔化すように大声でヨウスケが叫ぶ。
九尾に向かって全力で走りだす。
九尾の目の前で立ち止まるヨウスケ。
両手を大きく広げてこう叫ぶ。
「ボクは死にましぇん! あなたが好きだから、ボクは死にましぇん。ボクが幸せにしますからぁ!」
「邪魔じゃ、そこをどけい!!」
九尾は右前足でヨウスケをなぎ払う。
ヨウスケは吹き飛ばされる。
そのまま木に激突して煙となる。
「「「「「あ、あっさり死んだっ!!!???」」」」」
みんながハモる。
「やりやがったぜ、相棒! 命をかけたプロポーズ、しかと見届けたぜ! プロポーズした本人が死んじまってるけどドラマチックにはちげえねえ! 発動条件クリアだ! いくぜ! 竜巻!!」
バロンは叫ぶ。
突如、竜巻が発生して九尾を飲み込む。
九尾は空高く舞い上げられる。
「今だ、ハヤト先輩! ムカついたことを思い出すんだ!!」
ホノカがハヤトに向かって叫ぶ。
「ムカついたこと……そう言えば今朝……」
学校に行こうと身支度していたときをハヤトは思い出す。
◇◆◇◆◇◆◇
「やべっ! 遅くまでネトゲするんじゃなかった……あと5分で出発しないとテストに遅刻する!」
ハヤトは時計を見て慌てる。
急いで制服を着て、髪を整える。
残り2分。
「よし! あとは靴下だけだ」
ハヤトはタンスから靴下を取り出す。
右足用の靴下だ。
「あとは左足用だけか」
ハヤトはタンスの中をゴソゴソする。
同じ色の靴下をつまみ上げる。
……右足用の靴下。
「ちっ……運が悪いな。早くしないとっ! これはどうだ!?」
ハヤトは別の靴下をつまみ上げる。
またしても右足用!!
「な、なんでだっ!? やばい、あと1分!」
タンスの奥にある同色の靴下をつまみ上げる。
右足用!!
「ちくしょうっ! なんでだよっ!! もう時間がない……最終手段だ……」
歯を食いしばるハヤト。
左足に無理やり右足用の靴下をつけて登校する。
テスト中も逆の靴下が気になる。
履き心地が悪い。
逆の靴下を履いている罪の意識がハヤトを苦しめる。
テスト内容がまったく頭に入ってこない。
ハヤトは赤点を取得した。
◇◆◇◆◇◆◇
「なんでだよ? なんでなんだよっ!? 俺が靴下になにしたっていうんだよっ!! なんで俺が赤点を取らないといけないんだっ!!」
ハヤトは拳を強く握り締める。
「それはハヤトくんがバカだからでしょう?」
リンが平然と言う。
「違うっ!! 左用の靴下さえあれば俺はテストに集中できたんだ! 普段の実力なら赤点より5点は多く取れるぞっ!!」
「やっぱりハヤトくんはバカなのね。うすうす気づいてはいたけれど」
「俺は左靴下を許さねぇ! 左右ペアで買ってるのになんで左側だけなくなるんだ? タンスの中に左靴下フェチの妖精が住んでて、左足用の靴下を盗んでいくのかっ!?」
「ハヤトくん、あなたに必要なのは左足用の靴下じゃないわ。腕の良いお医者さんよ」
リンは首を横に振る。
「宇宙人がいる世の中だぞっ! 左靴下フェチの妖精がいたっておかしくないだろっ!! 出てこい! この変態妖精がぁぁぁああああ!!」
ハヤトの拳に炎が灯る。
「ちっ、間に合わなんだかっ!」
竜巻をきり抜けた九尾が地上に降り立つ。
ライフが30になっている。
「いくぞ、九尾! すべすべモフモフな尻尾はもう食らわないぞっ!」
ハヤトは炎の拳を九尾に向かって突き出す。
「かまわん。よもやこの秘術は使うことになるとはのう……わらわの奥義! 業火の鎧!!」
九尾の前に穴が現れる。
どこまでも続く深い深い穴。
ドロドロした赤黒い炎が穴から沸き上がってくる。
炎は九尾の全身を覆う。
「地獄の炎で作れた鎧じゃ。どんな攻撃も燃え尽くす」
九尾は勝ち誇る。
「一発必中!」
ホノカは矢を射る。
「無駄じゃ」
防御さえしない九尾。
矢は九尾の炎に触れた瞬間に灰となって燃え落ちる。
「そんなん知ったことかっ! これが左靴下の恨みだぁぁああ!!」
ハヤトは九尾の頬に右パンチを打ち込む。
「無駄だと言ってるじゃろうに」
九尾はニヤリとする。
九尾の炎に触れた瞬間。
ハヤトの拳はピタリと止まる。
ハヤトの拳に九尾の炎が燃え移ってくる。
「くっ……」
後ろに飛び跳ねるハヤト。
右拳の青い炎が消えている。
「その拳はもう使えぬぞ! 観念するがよいっ!」
九尾はハヤトを攻撃する。
ハヤトは防戦一方になる。
「私の魔法はあと一度だけ。これしかないわね……」
リンは『ロックスターの歴史』を見つめる。
「リン殿、早くするでゴザルっ! ハヤト殿はあと一発くらえばおしまいでゴザルっ!」
「わかってるわ……どんな妖術でも解除できる魔法があるのよ。でもこの魔法は痛みが伴う。発動するには動物を生贄にしないといけない……」
「な、なんて残酷な魔法でゴザルっ! ってリン殿!? なんで拙者をジッと見るでゴザルかっ!?」
レンタロウは危険を察する。
まわりをキョロキョロして動物がいないか探す。
「見つけたでゴザルっ!! リン殿、昆虫も広い意味では動物でゴザろう!」
レンタロウは木に止まっていたカナブンをリンの前に突き出す。
「ええ、カナブンも立派な動物よ。この本には昆虫ではダメなんて書かれていない。でも……カナブンかレンタロウくんか……悩むわね」
「どこで悩むでゴザルかっ!?」
「カナブンはコウチュウ目コガネムシ科。レンタロウくんはレンタロウ目普通科……どっちが人間に近いかしら……」
「拙者に決まってるでゴザろう! 拙者が虫ケラに劣ることなどないでゴザルよ!」
「カナブンは足が6本あるわ! あなたに6本足があるの?」
「あるわけないでゴザル! 拙者は人間でゴザルよ!!」
「あらまあ……意外な展開だわ。じゃあせめて、飛ぶことくらいはできるわよね?」
「できるわけゴザルかぁ!!」
「ぇえっ? よくそれでレンタロウ目普通科は今まで生き抜いてこれたわね」
「だから拙者は人間でゴザるっ!! 拙者だって階層のボスを倒したいでゴザルよ!」
「それはカナブンだって同じよ!」
「コイツは絶対にそんなこと思ってないでゴザルよっ!」
レンタロウはカナブンに目を移す。
カナブンは足をジタバタさせている。
「やれやれ……レンタロウくんは世話が焼けるのね。感謝しなさい。女子にこんなこと言われるなんて、あなたの人生で最初で最後よ?」
リンはレンタロウに顔を近づける。
「えっ! ちょっ、リン殿!?」
レンタロウは顔を赤らめる。
リンは潤んだ瞳でレンタロウを見つめる。
レンタロウの手を握る。
「ありがとう、レンタロウくん。私……レンタロウくんに会えて良かった。レンタロウくんがいてくれて本当によかった」
「そ、そんな。急に言われてもテレるでゴザルよ~」
まんざらでもないレンタロウ。
「あなたのおかげでダンジョンを攻略できるわ。私はレンタロウくんのことを忘れない。みんなのために犠牲になった漢・レンタロウくんをっ!!」
「ちょっ! なに良い話にしようとしてるでゴザルか!? 犠牲になるなんて一言もいってないでゴザルよ!!」
「まったく……武士のくせに往生際が悪いわね。『武士道とは死ぬことと見つけたり』って言うでしょう?」
「拙者の武士道は女子高生が乗る自転車のサドルになることでゴザルよっ!!」
「魔法発動! レンタロウくんを生贄に捧げます!」
「ちょ、リン殿!? 原田 左之助!!」
レンタロウはリンが手にしている本の中に吸い込まれた。
「レンタロウくん……良い人だったわ……。あなたの自己犠牲を私は忘れない。みんな、いくわよっ! 具現化! 『本気歌選手権』!!」
リンのマジックポイントが0になる。
本が光り始める。
コップに入った牛乳が本から現れる。
「みんな、この牛乳を口に含んで! 魔法の儀式なのよ」
リンに促されてホノカとレナも口に牛乳を含む。
どこからともなくキレのあるエレキギターのサウンドが流れてくる。
本から一人の日本人が現れる。
サングラスに白いタンクトップ。
ギターを弾いている。
その男がキメ顔でこう叫ぶ。
「ジェッタシ~~~」
「「「ブッーーー!!!!!」」」
リン、ホノカ、レナは一斉に牛乳を噴き出す。
信じられないほど曲がダサい。
噴き出された牛乳は白い霧となって九尾にまとわりつく。
「な、なんじゃこれはっ? ば、バカなっ!! わらわの秘術が……」
九尾を覆っていた業火が消える。
「左靴下を返せぇぇぇええええー!!」
ハヤトは燃える左の拳で九尾をぶん殴る。
「このわらわがぁぁぁあああー!!」
九尾は吹き飛ばされながら叫ぶ。
全身が青い炎に包まれる。
神社に激突し、煙となって消える。
「さすがだよ、ハヤト先輩! キミは本当に凄い! あんな強い敵を左靴下の恨みでやっつけちゃうなんて!!」
ホノカはハヤトに飛びつく。
「これでしばらく、左靴下フェチの妖精も大人しくなるだろ。もしまた左靴下がなくなったら……そんときはこの拳で妖精をぶん殴る!」
ハヤトは燃え盛る左の拳を掲げる。
パッパラパーン☆
安っぽい効果音。
「おめでと!! お兄ちゃん、お姉ちゃん☆ 第2階層クリアだよ! 今日はここまで☆明日も次の階層目指して頑張ってね☆」
どこからともなくマロンの声が流れてくる。
――第二階層クリア――
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