大魔法使いに生まれ変わったので森に引きこもります

かとらり。

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二十八話 幸せ


「ん、ぅん…」

 ちゅ、ちゅ、と啄むようなキスをしながらお互いに服を脱がせ合う。

「ぁ…カイト、くん…」
「ノアさん…」

 カイトくんに触られた場所がすごく熱くなって…

「カイトくん、どぉしよ…ぼく、もう…」

 僕の中心は熱を持っていて、健気に勃ちあがっていた。

「一回出しますか?」

 カイトくんの細くて長い綺麗な指が僕のものを握った。

 そして、ゆっくり手を上下して扱く。

「ん、ぁあ…だめ」
「だめ、ですか?」

 ぴた、とカイトくんが動きを止めてしまう。

「うぅ…止めちゃやだぁ」
「ふふ、わがままですね。かわいい」

 カイトくんは僕のものを扱いたまま後ろの穴にも指を入れた。

「ん、ぁあ…」

 気持ちいい。

「痛くないですか?」
「っ…いたくない」

 少し違和感はあるけど、前を触られているから気持ちよさで相殺されている、それに…

「ん、そこ、やぁ…」

 カイトくんの指がある場所を掠るたびに甘い悦楽が走った。

「ここがいいんですか?」
「ん、そこ、ばっか…だめぇ」

 カイトくんは丁寧に後ろをほぐしながら、指の数を増やしていく。

「ん…はぁ、もう、いっちゃう…」
「いいですよ、イって」
「ん、ぁあ、やぁあ!」

 ぴゅ、と勢いよく精液が吹き出した。

「よく出ましたね」

 カイトくんは手についた僕の精液を舐めた。

「っ…そんなの舐めちゃだめだよ」
「美味しいですよ?」
「そんなわけないでしょ?!」
「いや、本当に美味しいですよ。甘い魔力の味がします」

 体液、とくに精液には魔力が詰まっている。
 だから魔物からすると魔力の詰まった体液は美味しく感じるらしい。

 でもカイトくんは人間だ。人間は魔力の味どころか魔力を感じることすら難しい。

「僕、この森に長い間いたせいで少し魔物化してるんですよね」
「えっ…」
「だからあなたの魔力の味も分かります」

 すん、とカイトくんが僕の首筋に顔を埋めた。

「ん…いい匂い」
「ひぁっ…」

 カイトくんは僕の首筋を舐めた。

「やぁあっ…」
「あなたはいつも食べたくなるような匂いがしてますよ…」

 カイトくんは捕食者のような瞳で僕を見つめた。

「たべたくなる…?たべたら痛いよ」
「大丈夫、気持ちいいことしかしないから」

 カイトくんは僕の中に入れていた指を抜くと、熱くて太いものをそこに当てた。

「入れても良いですか?」
「っ…いいよ」

 ゆっくりとカイトくんのものが入ってきた。

(あ…なんだか、欠けていたものが…満たされていく感じ…)

 心の奥から温まるような感覚に胸がいっぱいになった。

「大丈夫、ですか…?」
「うん…きもちいいよ…」

 カイトくんは全て中に入ると、動きを止めた。
 僕の息が落ち着くまで優しく頬や首筋にキスを落とす。

「ん…カイトくん、動いて」
「でも…」
「いいから、動いて?」

 僕が上目遣いでねだると、カイトくんはあっさりいうことを聞いてくれた。

「ほんとに、あなたには敵いませんね…」
「ん、ふぁあっ…」

 カイトくんが激しく腰を動かす。
 獣のような交わり。

「あ、んぁあっ…きもち、いいっ…カイトくんっ…」
「ほんと、かわいい…」

 可愛らしいものを愛でるような手つきで僕を撫でながら、貪るような腰つきで僕を翻弄する。

「もぉ…やぁ」
「や、なんですか?」
「ん…きもちよすぎて、や、なのぉ…」
「っ……これ以上煽らないでくださいっ…」

 ごちゅ、と奥の奥までカイトくんが入り込んでくる。

 だめ、奥突かれると、頭ばかになっちゃう…

「ふ…ん、ぁああ!」
「っ…いっちゃいましたか?」
「ん、あ…うぅ」

 精液を出さないイキかたは快楽が長く続いて、なのに

「僕もイッていいですか?」

 カイトくんは構わず腰を振る。
 気持ちいいのがあまりにもすごくて、あたまがぐちゃぐちゃになる。

「う、やだぁ!きもちいいってばぁ…」
「気持ちいいの…?」
「ん、ん…!きもちいいの…だめなのぉ…」
「っ…かわいすぎ」

 びゅ、と中にあったかいものが広がった。

「はぁ…あ」

 じんわりと、幸せが広がった。

「ふ…カイトくん…」

 まだ息も荒いまま夢中でキスをした。

 もう理性は残ってなくて、気持ちいい、うれしい、しあわせってことしか分からない。

「ん…ノアさん」
「なぁ、に?」
「もう一回、いいですか?」
「んぇ?ひぁ」

 カイトくんのもう一回はそのあと何度も続いて、僕が気絶するまで抱き潰された。
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