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茶番編
幹部!
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「はぁー、もういいや」
部屋にこもって三日間、メイキングはもう飽きた。
その間、家臣たちが立派な食事を持ってきてくれたので全く不自由なかったし、めちゃくちゃ広い浴場は最高だった。
「俺、散歩いくわ」
城は広くてそれなりに楽しいが、せっかく作ったし、外の世界に行くか。
「王子!お出かけですか!」
大臣が追いかけてくる。
「ついてこなくて、いいから」
「待てぇ!ピエロ!」
あ.....めんどくさいのもきちゃった.....。
騎士団長ちゃん....。
「この娘、まだ頭治らないの?」
「ええ、どうも記憶が吹っ飛んでいるみたいで.....」
顔は可愛いのに、かわいそうに......。爆風で転んで頭を打ったらしいから、間違いなく俺のせいなのだが。
「つれてけ!」
「ああ、はいはい。好きにしろ」
結局なんだかんだで、ほとんどの奴らがついてきた。
*********
「で、なにここ?」
「魔王軍みたいですね」
「へぇ、順調に育ってる.....育ちすぎじゃない?」
先の爆発で吹き飛ばしたあたりの山にはすっかり立派な城ができ上がっていた。
「楽しそうじゃん」
「そうですかね?さすが王子!」
拍手が起こる。なんの拍手なのか。
「じゃあ、一発吹き飛ばすか」
俺は天に向かって一本指を立てると、能力を発動させる。なにが発動するかなぁ?
【大爆裂魔法】
あれ、こんな能力あったっけ?
煙が凄まじい勢いで上がり、地面が揺れた。
「おお、美しいですな王子!城が燃えておりますぞ!」
「ピエロすごいぞぁ!もっと見せろ!」
「あ、やっべえなこれ」
ちょっと花火を上げるくらいのつもりだったのだが、ナイヴィス城だっけ?激しく燃えちゃってるんだが。
しばらく見つめていたが、炎が消えそうもなかったので、バレないうちに帰ることにした。
********
帰り道
「おい貴様ァ!俺を誰と心得てこんな生意気な行為をしたのだ!」
「なんだお前」
振り向いた先には馬に乗った騎士みたいなやつがいた。
「魔王軍の幹部にして、この地方の盟主ナイヴィスだ!」
「ハハハハハハ!弱そう!」
「あまり私を見くびるなよ.......。城をめちゃくちゃにしてくれたお礼はさせてもらうぞ」
どこからかたくさんの部下と思わしき武装した敵が現れる。
「叩き潰せ!」
身構える隙もなく襲いかかってくる。容赦ないな......。
「王子、どうされるのですか!?」
「まあ、今回は俺がいるからな。力見せてやるよ。出でよ【竜巻】!」
なんの能力かしらないけど、竜巻が敵を巻き込む。砂埃が敵を容赦なく追いかけ回す。
うろたえるやつから飲み込まれていく。蟻の行列を辻風が吹き飛ばすように簡単だ。
「うわああああ!助けてくれぇ!!」
「こっちにくるなああああ!」
楽しそう。
「ハハハハハハ!人間回転寿司ってところかぁ!?」
「なんてやつだ.....!信じられん!」
魔王軍幹部が、そそくさと逃げようとしている。逃がすわけがないだろう。
「お前も入れよ!」
幹部とやらも巻き込む。はい、楽勝。俺、強い。はぁー異世界チート、余裕。
「一応、【存在消去】かけとくか」
指パッチンをすると、あたりは全ての生物が死んでしまったかのように黙りこんだ。
敵は誰一人としていなくなった。
遠くで城が燃え続けている。
「よし、帰ろ」
「あの城はよいのですか」
「あれは焼畑農業といって、とても農作に役立つんだ。農家の人たちのためになる」
「おお素晴らしい!さすがは王子!」
気持ちよく嘘をついて俺は城に帰った。
あの後、幹部の城は一週間燃え続けた。
部屋にこもって三日間、メイキングはもう飽きた。
その間、家臣たちが立派な食事を持ってきてくれたので全く不自由なかったし、めちゃくちゃ広い浴場は最高だった。
「俺、散歩いくわ」
城は広くてそれなりに楽しいが、せっかく作ったし、外の世界に行くか。
「王子!お出かけですか!」
大臣が追いかけてくる。
「ついてこなくて、いいから」
「待てぇ!ピエロ!」
あ.....めんどくさいのもきちゃった.....。
騎士団長ちゃん....。
「この娘、まだ頭治らないの?」
「ええ、どうも記憶が吹っ飛んでいるみたいで.....」
顔は可愛いのに、かわいそうに......。爆風で転んで頭を打ったらしいから、間違いなく俺のせいなのだが。
「つれてけ!」
「ああ、はいはい。好きにしろ」
結局なんだかんだで、ほとんどの奴らがついてきた。
*********
「で、なにここ?」
「魔王軍みたいですね」
「へぇ、順調に育ってる.....育ちすぎじゃない?」
先の爆発で吹き飛ばしたあたりの山にはすっかり立派な城ができ上がっていた。
「楽しそうじゃん」
「そうですかね?さすが王子!」
拍手が起こる。なんの拍手なのか。
「じゃあ、一発吹き飛ばすか」
俺は天に向かって一本指を立てると、能力を発動させる。なにが発動するかなぁ?
【大爆裂魔法】
あれ、こんな能力あったっけ?
煙が凄まじい勢いで上がり、地面が揺れた。
「おお、美しいですな王子!城が燃えておりますぞ!」
「ピエロすごいぞぁ!もっと見せろ!」
「あ、やっべえなこれ」
ちょっと花火を上げるくらいのつもりだったのだが、ナイヴィス城だっけ?激しく燃えちゃってるんだが。
しばらく見つめていたが、炎が消えそうもなかったので、バレないうちに帰ることにした。
********
帰り道
「おい貴様ァ!俺を誰と心得てこんな生意気な行為をしたのだ!」
「なんだお前」
振り向いた先には馬に乗った騎士みたいなやつがいた。
「魔王軍の幹部にして、この地方の盟主ナイヴィスだ!」
「ハハハハハハ!弱そう!」
「あまり私を見くびるなよ.......。城をめちゃくちゃにしてくれたお礼はさせてもらうぞ」
どこからかたくさんの部下と思わしき武装した敵が現れる。
「叩き潰せ!」
身構える隙もなく襲いかかってくる。容赦ないな......。
「王子、どうされるのですか!?」
「まあ、今回は俺がいるからな。力見せてやるよ。出でよ【竜巻】!」
なんの能力かしらないけど、竜巻が敵を巻き込む。砂埃が敵を容赦なく追いかけ回す。
うろたえるやつから飲み込まれていく。蟻の行列を辻風が吹き飛ばすように簡単だ。
「うわああああ!助けてくれぇ!!」
「こっちにくるなああああ!」
楽しそう。
「ハハハハハハ!人間回転寿司ってところかぁ!?」
「なんてやつだ.....!信じられん!」
魔王軍幹部が、そそくさと逃げようとしている。逃がすわけがないだろう。
「お前も入れよ!」
幹部とやらも巻き込む。はい、楽勝。俺、強い。はぁー異世界チート、余裕。
「一応、【存在消去】かけとくか」
指パッチンをすると、あたりは全ての生物が死んでしまったかのように黙りこんだ。
敵は誰一人としていなくなった。
遠くで城が燃え続けている。
「よし、帰ろ」
「あの城はよいのですか」
「あれは焼畑農業といって、とても農作に役立つんだ。農家の人たちのためになる」
「おお素晴らしい!さすがは王子!」
気持ちよく嘘をついて俺は城に帰った。
あの後、幹部の城は一週間燃え続けた。
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