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少年はこうして鬼になった。⓸
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街中はコンクリートやレンガで造られた建物が多く、至る所にトタンの看板が取り付けられている。
横向きに取り付けられている看板が目立つので、道を歩きながらでも店の名前がよくわかる。
街路樹は少ないが、その代わりに玄関先やベランダに鉢植えの植物が多く見受けられた。
雑多な繁華街といった感じだ。
人通りも多く賑やかな通りを、目的もなく歩き続ける。
角が生えていること以外は人間とさして変らない鬼たちのせいか、見慣れぬ街並みでもそこまで違和感なく受け入れられる。
途中、ショーウィンドウに映る自分と目が合った。
他人の目を忘れてまじまじと全身を観察する。
服装で印象はガラリと変わるもので、学生証の自分とは別人のようだった。
「ん?」
ガラスに映る自分の後ろに見えた光景に違和感を覚えて振り返ると、道路を挟んだ向かえの店の前に四、五人の女子学生が集まっていた。
それだけなら珍しい光景でもないが、その中の一人が無理やり店内に押し込まれたように見えたのが妙に気になる。
気になって後をつけるように陽太も店の中に入ると、そこまで広くない店内ですぐに例の少女は見つかった。
店はどうやらドラックストアのようで、日用品などが陳列されている。
少女は化粧品コーナーの前に立っていた。
化粧品には詳しくないが、棚のディスプレイ的にブランド品なのだろう、綺麗に化粧をした鬼のモデルが写ったポスターが貼ってある。
少し背中を丸めて、食い入るようにリップのコーナーを見つめる少女。
しきりに視線を動かしている。
嫌な予感がして少女からは死角になる棚の影に身を隠し観察していると、震えながらも素早くリップをポケットに忍ばせる現場を目撃した。
「なにしてる」
踵を返して店を出ようとする少女の手首を慌てて掴んで引き留める。
陽太の存在に気が付いた少女の顔から血の気が引き、一気に青ざめた。
自動ドアの向こうからこちらを伺っていたのだろう、女子学生の集団が蜘蛛の子を散らすようにバラバラな方向に走り去っていく。
「ご、ごめんなさい」
少女が絞り出すような声を出す。
掴んだ手首からは可哀そうなくらい震えが伝わり、眼鏡の奥の瞳には涙が浮かんでいる。
「……何もしないから、さっき盗った物を戻してきて」
素直に頷く少女の手首を離せば、言われた通り陳列棚に戻っていく。
無事に商品を戻したことを確認し、二人で何事もなかったかのように店を出た。
「ご迷惑をおかけしました」
店からやや離れたところで、少女が立ち止まって頭を下げる。
「それから、万引きを止めてもらってありがとうございます」
やはり、無理やり万引きをやらされていたらしい。
少女の顔には罪悪感が滲んでいる。
幼さの残る顔立ちは中学生くらいだろうか。
「その……、ちょっとした悪乗りで友達に頼まれちゃって。私、断れなくて……」
「本当に友達?」
見た目で判断するのはよくないかもしれないが、あの女子学生グループと少女は大分タイプが違う。
あちらは随分と派手な身なりだったが、対して少女はよく言えば控えめ、悪く言えば地味だった。
到底気が合う友人同士とは思えない。
「……はい」
案の定、少女の返事はどこか含みがある。
「仮に本当に友達だったとして、友人に犯罪行為をさせるような奴らとは関わらない方がいいと思うけど」
「そんなに簡単じゃないんです」
少女の表情が一層暗くなる。
また泣き出しそうな雰囲気に、陽太は内心焦っていた。
どうしたものかと辺りを見回すと、小さなテラスのある喫茶店が目にはいる。
「よかったら話しでも聞こうか? 聞き上手かはわからないけど、一人で抱え込むより楽になるかもしれないし」
喫茶店のテラスを指しながら提案してみる。
流石に今会ったばかりの少女と店内に入るのは気が引けるが、テラス席なら開放的だし何より外だ。
少女の心理的にも他に目があれば安心材料になるだろう。
なんて考えたが、そもそも初対面の女の子をお茶に誘うのはどうなのだろう。
ーー不審者か?
ーーこれって不審者認定されるのか?
急に自分の行いに不安になる。
拒否されるぐらいならいいが、通報されたらどうしよう。
そんな考えが頭を過る。
しかし、陽太の心配をよそに、少女は暫し思案するように黙った後、意外にもこの申し出を受け入れた。
「本当に友達だったんです」
テラス席に向かい合わせに座り、陽太の買ったジュースのカップを両手で包みながら、少女ーーメイはとつとつと話し始めた。
友達『だった』と彼女は言った。
「私、さっきの子たちの中の一人と友達になりました。似た者同士で気があって最近まで仲良くしてたんです。でも……いつの間にかその子はあのグループの女の子たちと仲良くするようになって。それだけなら良かったんですけど、だんだんとよくないことにも参加しだして。私、言ったんです。『あの子たちとはこれ以上付き合わないほうがいい』って。そうしたら……」
「目を付けられたってことか」
「クラスメイトもどことなく素っ気なくなって、あの子たちにはさっきみたいなことを迫られたりするようになりました。で、でもまだ一回も成功したことはなくて。本当です。さっきも止めてもらって、感謝してます」
「誰かに相談とかは?」
「誰にも……。ヨータさんが初めてです。こうして話を聞いてもらったの。両親には心配かけたくないし、先生に相談したことがバレたらと思うと怖くて……」
ますます強要が激しくなるかもしれないと考えたのだろう。
陽太もそう思う。
メイが置かれている状況はまさに。
『いじめ』
その単語が浮かんだ瞬間、脳内で映像がフラッシュバックする。
ゴミ箱に捨てられた上靴。
下駄箱の生ゴミ。
教科書の落書き。
机に置かれた花瓶の花。
見て見ぬふりをする担任。
影で笑うクラスメイト。
夜の踏切。
ーーあぁ、そうか。
「どうかしましたか?」
「……いや、なんでもないよ」
数秒ボーッとしてしまった陽太にメイが心配そうに声をかける。
「でも私、決めました。次からはきちんと今回のような誘いは断ります。断れないからって犯罪行為に手を染めていいわけじゃないですし、ヨータさんみたいに歩み寄ってくれる人もいるかもしれない。私はまだ一人じゃないんだってわかりました。だから、がんばります!」
メイの力強い表情に安心する。
この子はまだ大丈夫だ。
きっと、自分の力で解決できるはずだ。
ーー俺とは違って。
別れ際、メイからメッセージアプリのIDを渡された。
よかったら、また悩み相談でも聞いてほしいらしい。
顔認証でロックが解除されることと電話番号の登録しかわからないので、とりあえずIDの書かれたメモ用紙は受け取るだけ受け取った。
「連絡待ってます」
そう言って去っていくメイの後ろ姿を眺めながら、陽太は考える。
ーー俺はいじめられてたのか。
詳細は思い出せずとも、あの断片的な記憶だけで十分だ。
状況証拠が揃いすぎている。
ーーいじめられて、それに耐えられなくてあの踏切で自殺したのか。
そして、リャオの手で鬼に転生した。
こうして陽太は鬼になったのだ。
「……」
知りたいと思った。
自殺に至る経緯や決心をしたきっかけが確かにあったはすだ。
どんな過程を経て最悪の選択である自殺を選んだのか知りたい。
その為には人間だったころの自分を探さなくては。
鬼になって二日目、陽太は然るべき目的を胸に進み始めた。
横向きに取り付けられている看板が目立つので、道を歩きながらでも店の名前がよくわかる。
街路樹は少ないが、その代わりに玄関先やベランダに鉢植えの植物が多く見受けられた。
雑多な繁華街といった感じだ。
人通りも多く賑やかな通りを、目的もなく歩き続ける。
角が生えていること以外は人間とさして変らない鬼たちのせいか、見慣れぬ街並みでもそこまで違和感なく受け入れられる。
途中、ショーウィンドウに映る自分と目が合った。
他人の目を忘れてまじまじと全身を観察する。
服装で印象はガラリと変わるもので、学生証の自分とは別人のようだった。
「ん?」
ガラスに映る自分の後ろに見えた光景に違和感を覚えて振り返ると、道路を挟んだ向かえの店の前に四、五人の女子学生が集まっていた。
それだけなら珍しい光景でもないが、その中の一人が無理やり店内に押し込まれたように見えたのが妙に気になる。
気になって後をつけるように陽太も店の中に入ると、そこまで広くない店内ですぐに例の少女は見つかった。
店はどうやらドラックストアのようで、日用品などが陳列されている。
少女は化粧品コーナーの前に立っていた。
化粧品には詳しくないが、棚のディスプレイ的にブランド品なのだろう、綺麗に化粧をした鬼のモデルが写ったポスターが貼ってある。
少し背中を丸めて、食い入るようにリップのコーナーを見つめる少女。
しきりに視線を動かしている。
嫌な予感がして少女からは死角になる棚の影に身を隠し観察していると、震えながらも素早くリップをポケットに忍ばせる現場を目撃した。
「なにしてる」
踵を返して店を出ようとする少女の手首を慌てて掴んで引き留める。
陽太の存在に気が付いた少女の顔から血の気が引き、一気に青ざめた。
自動ドアの向こうからこちらを伺っていたのだろう、女子学生の集団が蜘蛛の子を散らすようにバラバラな方向に走り去っていく。
「ご、ごめんなさい」
少女が絞り出すような声を出す。
掴んだ手首からは可哀そうなくらい震えが伝わり、眼鏡の奥の瞳には涙が浮かんでいる。
「……何もしないから、さっき盗った物を戻してきて」
素直に頷く少女の手首を離せば、言われた通り陳列棚に戻っていく。
無事に商品を戻したことを確認し、二人で何事もなかったかのように店を出た。
「ご迷惑をおかけしました」
店からやや離れたところで、少女が立ち止まって頭を下げる。
「それから、万引きを止めてもらってありがとうございます」
やはり、無理やり万引きをやらされていたらしい。
少女の顔には罪悪感が滲んでいる。
幼さの残る顔立ちは中学生くらいだろうか。
「その……、ちょっとした悪乗りで友達に頼まれちゃって。私、断れなくて……」
「本当に友達?」
見た目で判断するのはよくないかもしれないが、あの女子学生グループと少女は大分タイプが違う。
あちらは随分と派手な身なりだったが、対して少女はよく言えば控えめ、悪く言えば地味だった。
到底気が合う友人同士とは思えない。
「……はい」
案の定、少女の返事はどこか含みがある。
「仮に本当に友達だったとして、友人に犯罪行為をさせるような奴らとは関わらない方がいいと思うけど」
「そんなに簡単じゃないんです」
少女の表情が一層暗くなる。
また泣き出しそうな雰囲気に、陽太は内心焦っていた。
どうしたものかと辺りを見回すと、小さなテラスのある喫茶店が目にはいる。
「よかったら話しでも聞こうか? 聞き上手かはわからないけど、一人で抱え込むより楽になるかもしれないし」
喫茶店のテラスを指しながら提案してみる。
流石に今会ったばかりの少女と店内に入るのは気が引けるが、テラス席なら開放的だし何より外だ。
少女の心理的にも他に目があれば安心材料になるだろう。
なんて考えたが、そもそも初対面の女の子をお茶に誘うのはどうなのだろう。
ーー不審者か?
ーーこれって不審者認定されるのか?
急に自分の行いに不安になる。
拒否されるぐらいならいいが、通報されたらどうしよう。
そんな考えが頭を過る。
しかし、陽太の心配をよそに、少女は暫し思案するように黙った後、意外にもこの申し出を受け入れた。
「本当に友達だったんです」
テラス席に向かい合わせに座り、陽太の買ったジュースのカップを両手で包みながら、少女ーーメイはとつとつと話し始めた。
友達『だった』と彼女は言った。
「私、さっきの子たちの中の一人と友達になりました。似た者同士で気があって最近まで仲良くしてたんです。でも……いつの間にかその子はあのグループの女の子たちと仲良くするようになって。それだけなら良かったんですけど、だんだんとよくないことにも参加しだして。私、言ったんです。『あの子たちとはこれ以上付き合わないほうがいい』って。そうしたら……」
「目を付けられたってことか」
「クラスメイトもどことなく素っ気なくなって、あの子たちにはさっきみたいなことを迫られたりするようになりました。で、でもまだ一回も成功したことはなくて。本当です。さっきも止めてもらって、感謝してます」
「誰かに相談とかは?」
「誰にも……。ヨータさんが初めてです。こうして話を聞いてもらったの。両親には心配かけたくないし、先生に相談したことがバレたらと思うと怖くて……」
ますます強要が激しくなるかもしれないと考えたのだろう。
陽太もそう思う。
メイが置かれている状況はまさに。
『いじめ』
その単語が浮かんだ瞬間、脳内で映像がフラッシュバックする。
ゴミ箱に捨てられた上靴。
下駄箱の生ゴミ。
教科書の落書き。
机に置かれた花瓶の花。
見て見ぬふりをする担任。
影で笑うクラスメイト。
夜の踏切。
ーーあぁ、そうか。
「どうかしましたか?」
「……いや、なんでもないよ」
数秒ボーッとしてしまった陽太にメイが心配そうに声をかける。
「でも私、決めました。次からはきちんと今回のような誘いは断ります。断れないからって犯罪行為に手を染めていいわけじゃないですし、ヨータさんみたいに歩み寄ってくれる人もいるかもしれない。私はまだ一人じゃないんだってわかりました。だから、がんばります!」
メイの力強い表情に安心する。
この子はまだ大丈夫だ。
きっと、自分の力で解決できるはずだ。
ーー俺とは違って。
別れ際、メイからメッセージアプリのIDを渡された。
よかったら、また悩み相談でも聞いてほしいらしい。
顔認証でロックが解除されることと電話番号の登録しかわからないので、とりあえずIDの書かれたメモ用紙は受け取るだけ受け取った。
「連絡待ってます」
そう言って去っていくメイの後ろ姿を眺めながら、陽太は考える。
ーー俺はいじめられてたのか。
詳細は思い出せずとも、あの断片的な記憶だけで十分だ。
状況証拠が揃いすぎている。
ーーいじめられて、それに耐えられなくてあの踏切で自殺したのか。
そして、リャオの手で鬼に転生した。
こうして陽太は鬼になったのだ。
「……」
知りたいと思った。
自殺に至る経緯や決心をしたきっかけが確かにあったはすだ。
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