葬送士

りふる

文字の大きさ
上 下
7 / 29
白い雲

しおりを挟む



PM19:28 


帰宅後。


それは仏壇の花を替えている時だった。



ピンポーン


「こんばんはー。白雲さんのお宅ですかー?」 


「……?」 


「私は椿さんの友人なのですがー、お母さんに頼まれていたものを届けに参りましたー。お邪魔してもよろしいでしょうかー?」


「母さんの友人…?」


喋り方に違和感のある男


「白雲さーんー聞こえていますかー」 


ピンポーン ピンポーン ピンポーン 


「あっ!はい!!今すぐ開けます!!」 


「ありがとうございます」 


不審に思いつつも、何度もチャイムを鳴らされたためドアへと向かう


「すみません、お待たせしました」 


ガチャ…


「ヤットハイレェェェタ」 


「ッ!」 


ドアを開けるとそこには不気味な笑みを浮かべる男と
何十体もの霊体がいた







しおりを挟む

処理中です...