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山の章
運命の帰路
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信玄が躑躅ヶ崎館に帰還する。三条を筆頭に、生まれて間もない姫を連れた絵里、その二人の後ろに控える直見が出迎えた。
「戦勝、おめでとうございます」
「うむ。此度は苦しい戦いであったが、信之のおかげで上杉を打ち払えた」
「まぁ、そうでしたか」
三条の顔がほころぶ。紀州に留まったまま音沙汰のなかった三男が、父の元に駆けつけ、その力となったと聞いては喜ばずにいられなかった。
「これからは鉄砲隊を任せるつもりだ」
「鉄砲隊を?」
「雑賀衆の数名を伴ってくれたのでな。その者たちを中心にした新たな足軽隊を組むつもりでおる」
「左様な大仕事を任せられるほどに成長したのですね」
三条の目に熱いものがこみ上げてくる。それを隠すように拭うのだった。
「それより、生まれた赤子の顔を見せてくれぬか?」
信玄は絵里の抱く我が子をのぞき込んだ。そこにはスヤスヤと眠る可愛らしい姫の姿があった。
「それで、名は?」
「はい。松と名付けました」
「松か……。良き名だ」
信玄は松を腕に抱き、その愛らしい姿に目を細めた。新たな命の誕生に思いを新たにするのであった。
信玄の帰国から十日後のこと。高遠より四郞が祝いの品をもって現れた。
「四郞! よう来てくれた」
「此度の勝ち戦に、松姫の誕生。おめでとうございます」
四郞は祝いの品を差しだした。それは赤子のための肌着の他、諏訪下社のお守りに守り刀が添えられていた。
「これほどの品、集めるのは大変であったろう?」
「源五郎が真田の伝手を当たって手に入れてくれましたので、さほど手間はかかりませんでした」
「そうか……」
四郞はそう言って笑い飛ばしたが、きっとかなり手間がかかったに違いない。そうでなければこのような立派な品は手に入れようはずがなかった。信玄は嬉しく思い、何とか四郞の思いに報いねばと思う。
そこへ松を抱いて絵里が現れる。四郞の表情が一気に強ばった。感情を抑え込むように目を伏せる。その姿に絵里が心を痛めているのは震える手を見れば一目瞭然だった。
「絵里殿、此度は無事のご出産。おめでとうございます」
絵里が声をかけるより先に四郞が口を開いた。その口調は硬く、敢えて他人を演じる難しさを現していた。
絵里にしてみれば、我が子である四郞に拒絶されたように感じたかも知れない。だが、互いの身を守るために他人になりすましたからには避けて通れぬ道である。心の痛みを隠し、絵里は四郞に微笑みかける。
「四郞殿……。心のこもった贈り物、痛み入ります」
「いえ……」
「母は違えど、これからも仲ようして下され」
「勿論でございます」
四郞が顔を上げ、屈託のない笑顔を向けてくれた。それだけで絵里の心はいくらか救われる。涙を堪えながらもう一度微笑みかける。だが、その笑みは永くはもたなかった。我慢出来ずに、袖で顔を覆う。
「絵里? どうした?」
「目に、塵が入ったようで……」
潤む目を拭う絵里。その姿を四郞は苦しげに見つめるのだった。
「それではこの辺りで失礼いたします」
「四郞殿、もう行かれるのですか?」
「申し訳ありませぬ。近々、高遠の名跡を継ぐことための準備があります故……」
「そうですか……」
四郞は立ち上がり、広間を後にしたのだった。絵里はその後ろ姿をジッと見つめるのだった。
「すまなかった」
「晴信様?」
その夜、閨の順番は絵里であり、信玄は着くなり謝罪の言葉を口にした。
「急にどう成されたのです?」
「昼間の件だ」
絵里は困ったように眉を下げ、ため息をついた。
「こうなることも覚悟の上であの策を受け入れたのです」
「だが……」
「そうしなければ、私も四郞もこの世にはいなかったでしょう」
絵里は決然とそう言い切った。その姿に信玄は悔しい思いを隠すように拳を握りしめる。絵里はその拳に自らの手を重ねる。
「絵里……」
「私は幸せです。名を変えてもお側において下さる。あまつさえ、四人の子を授けて下さいました」
「四郞を入れて五人だ」
信玄がぼそりと呟く。その言葉に絵里は頷き、微笑みかけた。
「晴信様が天下を取られた暁には堂々と我が子と呼びまする」
「そうだな。天下人となって開き直ってやるか!」
「そうでございます。天下人に誰が文句を言いましょうや」
「そうであるな」
信玄は胸のすくような笑みを浮かべた。釣られるように絵里も笑顔になったのであった。
翌朝、四郞は何とはなしに北方にひっそりと建てられた祠にやってきた。それは幼き日に助けた狐を思って建てて貰った祠だ。
「まだ残っていたのか……」
四郞は懐かしく思い、その場に腰を下ろした。
「四郞?」
「三郎兄上……」
「こんなところでどうした?」
「なんとなく、寄ってみました」
現れたのは信之だった。その手には祠に供えるためのものであろうか、川魚の入ったザルを持っていた。
「懐かしい。昔はお前と二人で供え物をしたな」
「そうですね」
「あのときの狐はちゃんと子供を育てられたのだろうか……」
「きっと、無事に巣立ったことでしょう」
「なら、良いのだが……」
父・信玄に無理を言って助けたあの狐のことを二人は思い出していた。
「今も供え物をされているのですか?」
「俺が旅立ったあとは佐保がしてくれてたのよ」
「佐保姉様が?」
信之は頷いた。信親が海野へ去り、四郞も高遠へ移った後、この祠は信之が一人で守ってきた。それを佐保と真理も倣ってお供え物をしていた。
「真理が木曽へ嫁いでからは俺と佐保で守っておったのよ」
「そうでしたか……」
「その佐保も間もなく穴山へ嫁ぐそうだ」
「皆、巣立っていくのですね」
四郞はため息をつき、寂しそうに微笑んだ。
「心配せずともこの祠は無くならん」
「三郎兄上?」
「五郎に六郎。菊もおる。それに先頃生まれた松もおる」
「そうですね」
四郞はどこかホッとしたように息を吐いた。その肩をポンポンと叩いて励ます信之。
「それにしても……」
「?」
「四十を過ぎたというのにお盛んなことだ」
「ハハハ……」
信之が呆れ顔で呟くと四郞は苦笑いを浮かべる。
信玄は御年四十一。にも拘わらず、十一人目となる女児・松を絵里との間にもうけた。その精力旺盛な男っぷりには信之も舌を巻いたようであった。
「英雄色を好む、と申しましょう」
「まぁ、そうではあるが……」
「まだまだ二心を隠しておる者もいます。それらを懐柔するのに子は多い方が宜しいでしょう」
「だが、ある日突然。何の最中に事切れたとか、ありそうではないか?」
「さすがにそれは……」
「いやいや、あの精力の塊のような父上のことだ。あり得ぬ話ではないぞ」
いつになく真面目に話すものだから、四郞は吹き出さずにはいられなかった。
「漸く笑ったな」
「え?」
「いつの頃からか、そなたは皆の前で笑わなくなった」
「三郎兄上……」
「義信兄上も、信親兄上もずっと気にかけておられた」
「……」
「勿論、俺もだ」
「申し訳ありません」
「謝る必要は無い」
「どうにも、芝居が下手なもので……」
四郞は後ろ頭を掻きながら苦笑いを浮かべる。一呼吸おいてから、四郞は信之に心の内を曝け出した。
父から母が死んでいないと聞かされたこと。
その母が別人になりすまし、再び躑躅ヶ崎館に迎えられたこと。
そのために、他人のふりをせねばならなくなったこと。
そして、その芝居をいつまでも続けなければならない苦しみ。
それを唯一分かってくれるのは源五郎という友だけであること。
話し終えた四郞の顔はすっきりしていた。まるで憑き物が落ちたかのようであった。
「聞いて下さってありがとうございます」
「何を言っている。俺たちは兄弟だ。辛いことがあれば何でも言え」
「三郎兄上……」
「辛くなったら、俺の元に来い。いくらでも聞いてやる」
信之の言葉に四郞は涙ぐみただ頷いた。そんな弟を信之は抱きしめて励ました。
その後、四郞は高遠城へと帰って行った。
再び離ればなれとなった兄弟であったが、その心は繋がっている。そして、それが武田の命運を大きく動かすことになるのであった。
「戦勝、おめでとうございます」
「うむ。此度は苦しい戦いであったが、信之のおかげで上杉を打ち払えた」
「まぁ、そうでしたか」
三条の顔がほころぶ。紀州に留まったまま音沙汰のなかった三男が、父の元に駆けつけ、その力となったと聞いては喜ばずにいられなかった。
「これからは鉄砲隊を任せるつもりだ」
「鉄砲隊を?」
「雑賀衆の数名を伴ってくれたのでな。その者たちを中心にした新たな足軽隊を組むつもりでおる」
「左様な大仕事を任せられるほどに成長したのですね」
三条の目に熱いものがこみ上げてくる。それを隠すように拭うのだった。
「それより、生まれた赤子の顔を見せてくれぬか?」
信玄は絵里の抱く我が子をのぞき込んだ。そこにはスヤスヤと眠る可愛らしい姫の姿があった。
「それで、名は?」
「はい。松と名付けました」
「松か……。良き名だ」
信玄は松を腕に抱き、その愛らしい姿に目を細めた。新たな命の誕生に思いを新たにするのであった。
信玄の帰国から十日後のこと。高遠より四郞が祝いの品をもって現れた。
「四郞! よう来てくれた」
「此度の勝ち戦に、松姫の誕生。おめでとうございます」
四郞は祝いの品を差しだした。それは赤子のための肌着の他、諏訪下社のお守りに守り刀が添えられていた。
「これほどの品、集めるのは大変であったろう?」
「源五郎が真田の伝手を当たって手に入れてくれましたので、さほど手間はかかりませんでした」
「そうか……」
四郞はそう言って笑い飛ばしたが、きっとかなり手間がかかったに違いない。そうでなければこのような立派な品は手に入れようはずがなかった。信玄は嬉しく思い、何とか四郞の思いに報いねばと思う。
そこへ松を抱いて絵里が現れる。四郞の表情が一気に強ばった。感情を抑え込むように目を伏せる。その姿に絵里が心を痛めているのは震える手を見れば一目瞭然だった。
「絵里殿、此度は無事のご出産。おめでとうございます」
絵里が声をかけるより先に四郞が口を開いた。その口調は硬く、敢えて他人を演じる難しさを現していた。
絵里にしてみれば、我が子である四郞に拒絶されたように感じたかも知れない。だが、互いの身を守るために他人になりすましたからには避けて通れぬ道である。心の痛みを隠し、絵里は四郞に微笑みかける。
「四郞殿……。心のこもった贈り物、痛み入ります」
「いえ……」
「母は違えど、これからも仲ようして下され」
「勿論でございます」
四郞が顔を上げ、屈託のない笑顔を向けてくれた。それだけで絵里の心はいくらか救われる。涙を堪えながらもう一度微笑みかける。だが、その笑みは永くはもたなかった。我慢出来ずに、袖で顔を覆う。
「絵里? どうした?」
「目に、塵が入ったようで……」
潤む目を拭う絵里。その姿を四郞は苦しげに見つめるのだった。
「それではこの辺りで失礼いたします」
「四郞殿、もう行かれるのですか?」
「申し訳ありませぬ。近々、高遠の名跡を継ぐことための準備があります故……」
「そうですか……」
四郞は立ち上がり、広間を後にしたのだった。絵里はその後ろ姿をジッと見つめるのだった。
「すまなかった」
「晴信様?」
その夜、閨の順番は絵里であり、信玄は着くなり謝罪の言葉を口にした。
「急にどう成されたのです?」
「昼間の件だ」
絵里は困ったように眉を下げ、ため息をついた。
「こうなることも覚悟の上であの策を受け入れたのです」
「だが……」
「そうしなければ、私も四郞もこの世にはいなかったでしょう」
絵里は決然とそう言い切った。その姿に信玄は悔しい思いを隠すように拳を握りしめる。絵里はその拳に自らの手を重ねる。
「絵里……」
「私は幸せです。名を変えてもお側において下さる。あまつさえ、四人の子を授けて下さいました」
「四郞を入れて五人だ」
信玄がぼそりと呟く。その言葉に絵里は頷き、微笑みかけた。
「晴信様が天下を取られた暁には堂々と我が子と呼びまする」
「そうだな。天下人となって開き直ってやるか!」
「そうでございます。天下人に誰が文句を言いましょうや」
「そうであるな」
信玄は胸のすくような笑みを浮かべた。釣られるように絵里も笑顔になったのであった。
翌朝、四郞は何とはなしに北方にひっそりと建てられた祠にやってきた。それは幼き日に助けた狐を思って建てて貰った祠だ。
「まだ残っていたのか……」
四郞は懐かしく思い、その場に腰を下ろした。
「四郞?」
「三郎兄上……」
「こんなところでどうした?」
「なんとなく、寄ってみました」
現れたのは信之だった。その手には祠に供えるためのものであろうか、川魚の入ったザルを持っていた。
「懐かしい。昔はお前と二人で供え物をしたな」
「そうですね」
「あのときの狐はちゃんと子供を育てられたのだろうか……」
「きっと、無事に巣立ったことでしょう」
「なら、良いのだが……」
父・信玄に無理を言って助けたあの狐のことを二人は思い出していた。
「今も供え物をされているのですか?」
「俺が旅立ったあとは佐保がしてくれてたのよ」
「佐保姉様が?」
信之は頷いた。信親が海野へ去り、四郞も高遠へ移った後、この祠は信之が一人で守ってきた。それを佐保と真理も倣ってお供え物をしていた。
「真理が木曽へ嫁いでからは俺と佐保で守っておったのよ」
「そうでしたか……」
「その佐保も間もなく穴山へ嫁ぐそうだ」
「皆、巣立っていくのですね」
四郞はため息をつき、寂しそうに微笑んだ。
「心配せずともこの祠は無くならん」
「三郎兄上?」
「五郎に六郎。菊もおる。それに先頃生まれた松もおる」
「そうですね」
四郞はどこかホッとしたように息を吐いた。その肩をポンポンと叩いて励ます信之。
「それにしても……」
「?」
「四十を過ぎたというのにお盛んなことだ」
「ハハハ……」
信之が呆れ顔で呟くと四郞は苦笑いを浮かべる。
信玄は御年四十一。にも拘わらず、十一人目となる女児・松を絵里との間にもうけた。その精力旺盛な男っぷりには信之も舌を巻いたようであった。
「英雄色を好む、と申しましょう」
「まぁ、そうではあるが……」
「まだまだ二心を隠しておる者もいます。それらを懐柔するのに子は多い方が宜しいでしょう」
「だが、ある日突然。何の最中に事切れたとか、ありそうではないか?」
「さすがにそれは……」
「いやいや、あの精力の塊のような父上のことだ。あり得ぬ話ではないぞ」
いつになく真面目に話すものだから、四郞は吹き出さずにはいられなかった。
「漸く笑ったな」
「え?」
「いつの頃からか、そなたは皆の前で笑わなくなった」
「三郎兄上……」
「義信兄上も、信親兄上もずっと気にかけておられた」
「……」
「勿論、俺もだ」
「申し訳ありません」
「謝る必要は無い」
「どうにも、芝居が下手なもので……」
四郞は後ろ頭を掻きながら苦笑いを浮かべる。一呼吸おいてから、四郞は信之に心の内を曝け出した。
父から母が死んでいないと聞かされたこと。
その母が別人になりすまし、再び躑躅ヶ崎館に迎えられたこと。
そのために、他人のふりをせねばならなくなったこと。
そして、その芝居をいつまでも続けなければならない苦しみ。
それを唯一分かってくれるのは源五郎という友だけであること。
話し終えた四郞の顔はすっきりしていた。まるで憑き物が落ちたかのようであった。
「聞いて下さってありがとうございます」
「何を言っている。俺たちは兄弟だ。辛いことがあれば何でも言え」
「三郎兄上……」
「辛くなったら、俺の元に来い。いくらでも聞いてやる」
信之の言葉に四郞は涙ぐみただ頷いた。そんな弟を信之は抱きしめて励ました。
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