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13.突然の提案
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丘の上には一本の大きな樫の木がそびえ立っていて、その木に守られるようにおばさまのお墓があった。つるつるした丸い墓石には汚れ一つ無く、名前と生年月日、亡くなった日付はまるで最近彫られたばかりのように見えた。
リア・フローラ・ロチェスター、そう彫ってあるところにおじさまはそっと触れ、愛しそうに
「リア、来たよ」
と呼びかけた。おじさまの中では、おばさまは過去の人なんかではなく生きているのだ。私はそう強く感じた。
お墓の周りにはごみ一つ落ちていなかったし、芝生も綺麗に刈り込まれていた。必要とあらば草むしりぐらいはするつもりでいたが、有り難いことに私の出番は全くなかった。屋敷の使用人か墓守が普段から大切にお世話しているのだろう。私たちはさっそくお花を供え、頭を垂れて手を合わせた。
(遅くなって申し訳ありません。やっと参ることが出来ました)
私は心の中でおばさまに話しかけた。私は信心深くもないし、教会には両親に従って同行するものの本心から神を信じてはいない。先祖の霊のために家族で祈る場面でも、神父さまが有り難いお説教をなさっているときも、罰当たりな私は決まって他のことを考えていた。しかも大抵はくだらないことだ。それでも私はおばさまの御霊に対しては不思議と自然に祈りを捧げていた。
(おばさまが天国で安らかに過ごしていらっしゃいますように。そして、これからもおじさまとテオドールのことをずっとずっとお守りくださいますように)
私が頭を上げて目を開けた時、そよそよと優しい風が吹いた。樫の葉が軽やかに踊り、木漏れ日が瞬くように揺れた。おばさまがここにいるのかな、と私は思った。死者の魂は、愛した人や場所の近くに留まることもあるのかもしれない。おじさまもテオドールも私も、ほとんど何も喋らなかった。柔らかな日差しと澄んだ空気の中、ただ静かに故人を偲んでいた。
私たちは少しの間そこで過ごした。おじさまとテオドールがどういう気持ちだったのか正確には分からないが、私はこの上なく穏やかで満たされた気持ちだった。しかし、そろそろ帰ろうというときになって私は急に悲しくなった。お墓参りという目的を果たすことが出来て嬉しいのは本心だったが、それが終わってしまった今この地に留まる必要がなくなってしまったのが寂しかった。私は明日の朝には辺境伯邸を発ち、帰路に着いているだろう。
(帰りたくないなぁ…もう少しここにいられたら良いのに)
私はそう思った。だが、明後日にはまた家庭教師の先生が来て授業が再開される予定になっている。自分で両親にもっと学びたいと頼み込んだ以上、間に合うように帰らなくてはいけない。自分の家にいるときは勉強している時間が楽しかった。いや、楽しいと言うより楽だった。先生の話や自習に集中していれば傷つくこともなかったし、余計なことを考えて落ち込むことも無かった。でも今、私は少し後悔していた。
帰りはおじさまが馬を御すことに決まり、テオドールはさっさと馬車に乗り込んだ。そしてくるっと振り向くと、無意識に足取りが重くなってしまった私に向かってぞんざいに手を差し出した。
「何をもたもたしてんだよ。疲れたのか?」
「う、ううん!ごめん、ちょっとぼんやりしてた」
有り難くテオドールの手につかまると、ぐっと引き上げられた。暑がりのテオドールはシャツの袖を腕まくりしていて、日焼けした逞しい腕は温かかった。なぜだか胸がキュッと苦しくなった。顔が熱い。
私は無性に恥ずかしくなった。近頃の私は一体どうしたというのだろうか。テオドールは素敵な人だ、それは認めよう。しかし今更になってこんな風に胸をときめかすのは、よく分からないがふしだらなことのように感じる。
(一人で照れてバカみたいだわ。テオドールは私のことを何とも思っちゃいないんだから)
私は自分にそう言い聞かせた。それは何故だかひどく空しく、悲しかった。
私が座るとテオドールはおじさまに合図を送った。馬車はすぐに動き出した。車輪がガラガラと音を立て、丘を下っていく。
「今日はありがとうね」
「あ?何がだよ」
「来られて嬉しかったから。ご一緒させてくれてありがとう」
「別に…いつでも来いよ」
「うん、来年も来たいな」
「来年と言わず、ちょくちょく来たら良いだろ」
「あはは、そうできたら良いんだけど…難しいかな」
「何でだよ。お前もう18だろ、親の言いなりになる歳じゃねえだろ」
「うー…そう、かもしれないけれど…」
「なあおい」
テオドールは私をじっと見つめた。その射貫くように真剣な眼差しは、私をどきりとさせた。
「お前、自分のとこじゃあんまり幸せじゃねえんだろ。俺たちんとこにいた方が、よっぽど楽しいんだろ」
どストレートに聞かれて、私はまごついた。
「えっ、いや、えー…?」
「昨日の晩飯のときも、お前楽しそうに喋って、うまそうに飯食いやがって」
「はぁ!?べ、別に良いでしょう?」
「自分ちではそうじゃねえよな。遠慮ばっかして。いつも緊張して、気ばっかり遣ってよ。痩せたのも、生気の無い顔してたのもそのせいだろ。差別されて、蔑ろにされても怒りもせずに呑み込んでよ…」
情けない私に呆れているんだろうな、イラついてるんだろうな。私はそう思った。反論できないのが情けなかった。だが、テオドールは予想外のことを言った。
「…でも、仕方ねえよな。何を言ってもお前の親は変わんねえし、諦めるしかなかったんだよな。子どもの頃はちゃんと主張してたもんな。どうして私だけ?って、こんなのおかしい、って。両親に直談判してたよな。どうせ毎回罰受けてたんだろ?…昔は分からなかったけど、よく膝の裏にあったミミズ腫れ…。あれ、鞭打ちの跡だよな。お前、勇敢だよ。よく戦ったな、俺らには何も言わずに」
「…っ」
私は泣きそうになった。
「お前の親は変わらねえ。だから、しばらくうちで暮らせよ」
「…はぁ!?何でそうなるの!?」
驚きで涙が引っ込んだ。
「お前、今のままだと精神病むぞ。あの家と、少し距離を置いた方が良い」
「…」
「深刻な顔すんなよ。大したことじゃねえ、ちょっとした休暇だ」
「はは、だめだよー。怒られるもん。だって、絶対怠けるなって、せめて勤勉でいろって言われてる…」
私は半分笑いながらそう言ったのに、言い終わるときにはまた涙がこみ上げてきた。私は泣くのを必死でこらえて続けた。
「人様に、迷惑かけるなって。何の取り柄もない…愚図なんだからって。最近時々具合悪くて横になってると、怠け病だって…そう言われる。休暇だなんて言ったら、何言われるか分からない」
「エマ」
テオドールの声は静かで、力強かった。
「お前の心配してることは分かった。大丈夫だ、俺に任せておけ」
「?」
「お前は帰りたがってる、でも拠ん所ない事情で帰れない。いいな?」
「拠ん所ない事情?」
テオドールは不敵にニヤリと笑った。
「そんなもん今から考えれば良いんだよ、しょうもねえことで気病むんじゃねえぞ。お前には何も非はねえんだからな」
わたしは少し不安な気持ちになった。ここにもっといたいとは思うが、そのせいで人に迷惑をかけたり誰かを振り回したりするのは本意ではない。だがテオドールは私の気も知らず上機嫌だった。何を面白がっているんだか。でも珍しくあからさまに楽しそうなテオドールを見ていると、私の気持ちも少し明るくなってきた。
リア・フローラ・ロチェスター、そう彫ってあるところにおじさまはそっと触れ、愛しそうに
「リア、来たよ」
と呼びかけた。おじさまの中では、おばさまは過去の人なんかではなく生きているのだ。私はそう強く感じた。
お墓の周りにはごみ一つ落ちていなかったし、芝生も綺麗に刈り込まれていた。必要とあらば草むしりぐらいはするつもりでいたが、有り難いことに私の出番は全くなかった。屋敷の使用人か墓守が普段から大切にお世話しているのだろう。私たちはさっそくお花を供え、頭を垂れて手を合わせた。
(遅くなって申し訳ありません。やっと参ることが出来ました)
私は心の中でおばさまに話しかけた。私は信心深くもないし、教会には両親に従って同行するものの本心から神を信じてはいない。先祖の霊のために家族で祈る場面でも、神父さまが有り難いお説教をなさっているときも、罰当たりな私は決まって他のことを考えていた。しかも大抵はくだらないことだ。それでも私はおばさまの御霊に対しては不思議と自然に祈りを捧げていた。
(おばさまが天国で安らかに過ごしていらっしゃいますように。そして、これからもおじさまとテオドールのことをずっとずっとお守りくださいますように)
私が頭を上げて目を開けた時、そよそよと優しい風が吹いた。樫の葉が軽やかに踊り、木漏れ日が瞬くように揺れた。おばさまがここにいるのかな、と私は思った。死者の魂は、愛した人や場所の近くに留まることもあるのかもしれない。おじさまもテオドールも私も、ほとんど何も喋らなかった。柔らかな日差しと澄んだ空気の中、ただ静かに故人を偲んでいた。
私たちは少しの間そこで過ごした。おじさまとテオドールがどういう気持ちだったのか正確には分からないが、私はこの上なく穏やかで満たされた気持ちだった。しかし、そろそろ帰ろうというときになって私は急に悲しくなった。お墓参りという目的を果たすことが出来て嬉しいのは本心だったが、それが終わってしまった今この地に留まる必要がなくなってしまったのが寂しかった。私は明日の朝には辺境伯邸を発ち、帰路に着いているだろう。
(帰りたくないなぁ…もう少しここにいられたら良いのに)
私はそう思った。だが、明後日にはまた家庭教師の先生が来て授業が再開される予定になっている。自分で両親にもっと学びたいと頼み込んだ以上、間に合うように帰らなくてはいけない。自分の家にいるときは勉強している時間が楽しかった。いや、楽しいと言うより楽だった。先生の話や自習に集中していれば傷つくこともなかったし、余計なことを考えて落ち込むことも無かった。でも今、私は少し後悔していた。
帰りはおじさまが馬を御すことに決まり、テオドールはさっさと馬車に乗り込んだ。そしてくるっと振り向くと、無意識に足取りが重くなってしまった私に向かってぞんざいに手を差し出した。
「何をもたもたしてんだよ。疲れたのか?」
「う、ううん!ごめん、ちょっとぼんやりしてた」
有り難くテオドールの手につかまると、ぐっと引き上げられた。暑がりのテオドールはシャツの袖を腕まくりしていて、日焼けした逞しい腕は温かかった。なぜだか胸がキュッと苦しくなった。顔が熱い。
私は無性に恥ずかしくなった。近頃の私は一体どうしたというのだろうか。テオドールは素敵な人だ、それは認めよう。しかし今更になってこんな風に胸をときめかすのは、よく分からないがふしだらなことのように感じる。
(一人で照れてバカみたいだわ。テオドールは私のことを何とも思っちゃいないんだから)
私は自分にそう言い聞かせた。それは何故だかひどく空しく、悲しかった。
私が座るとテオドールはおじさまに合図を送った。馬車はすぐに動き出した。車輪がガラガラと音を立て、丘を下っていく。
「今日はありがとうね」
「あ?何がだよ」
「来られて嬉しかったから。ご一緒させてくれてありがとう」
「別に…いつでも来いよ」
「うん、来年も来たいな」
「来年と言わず、ちょくちょく来たら良いだろ」
「あはは、そうできたら良いんだけど…難しいかな」
「何でだよ。お前もう18だろ、親の言いなりになる歳じゃねえだろ」
「うー…そう、かもしれないけれど…」
「なあおい」
テオドールは私をじっと見つめた。その射貫くように真剣な眼差しは、私をどきりとさせた。
「お前、自分のとこじゃあんまり幸せじゃねえんだろ。俺たちんとこにいた方が、よっぽど楽しいんだろ」
どストレートに聞かれて、私はまごついた。
「えっ、いや、えー…?」
「昨日の晩飯のときも、お前楽しそうに喋って、うまそうに飯食いやがって」
「はぁ!?べ、別に良いでしょう?」
「自分ちではそうじゃねえよな。遠慮ばっかして。いつも緊張して、気ばっかり遣ってよ。痩せたのも、生気の無い顔してたのもそのせいだろ。差別されて、蔑ろにされても怒りもせずに呑み込んでよ…」
情けない私に呆れているんだろうな、イラついてるんだろうな。私はそう思った。反論できないのが情けなかった。だが、テオドールは予想外のことを言った。
「…でも、仕方ねえよな。何を言ってもお前の親は変わんねえし、諦めるしかなかったんだよな。子どもの頃はちゃんと主張してたもんな。どうして私だけ?って、こんなのおかしい、って。両親に直談判してたよな。どうせ毎回罰受けてたんだろ?…昔は分からなかったけど、よく膝の裏にあったミミズ腫れ…。あれ、鞭打ちの跡だよな。お前、勇敢だよ。よく戦ったな、俺らには何も言わずに」
「…っ」
私は泣きそうになった。
「お前の親は変わらねえ。だから、しばらくうちで暮らせよ」
「…はぁ!?何でそうなるの!?」
驚きで涙が引っ込んだ。
「お前、今のままだと精神病むぞ。あの家と、少し距離を置いた方が良い」
「…」
「深刻な顔すんなよ。大したことじゃねえ、ちょっとした休暇だ」
「はは、だめだよー。怒られるもん。だって、絶対怠けるなって、せめて勤勉でいろって言われてる…」
私は半分笑いながらそう言ったのに、言い終わるときにはまた涙がこみ上げてきた。私は泣くのを必死でこらえて続けた。
「人様に、迷惑かけるなって。何の取り柄もない…愚図なんだからって。最近時々具合悪くて横になってると、怠け病だって…そう言われる。休暇だなんて言ったら、何言われるか分からない」
「エマ」
テオドールの声は静かで、力強かった。
「お前の心配してることは分かった。大丈夫だ、俺に任せておけ」
「?」
「お前は帰りたがってる、でも拠ん所ない事情で帰れない。いいな?」
「拠ん所ない事情?」
テオドールは不敵にニヤリと笑った。
「そんなもん今から考えれば良いんだよ、しょうもねえことで気病むんじゃねえぞ。お前には何も非はねえんだからな」
わたしは少し不安な気持ちになった。ここにもっといたいとは思うが、そのせいで人に迷惑をかけたり誰かを振り回したりするのは本意ではない。だがテオドールは私の気も知らず上機嫌だった。何を面白がっているんだか。でも珍しくあからさまに楽しそうなテオドールを見ていると、私の気持ちも少し明るくなってきた。
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