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18話 グレン
しおりを挟む帰ってからは家族にしばらく止まりで依頼に行くことを告げると早く眠りについた。
そして、当日は朝早くに起きると待ち合わせ場所に1時間ほど早く着いてしまった。
だが、俺が着いてから10分ほど経つとグレンがやってきた。
「おう、フリージア早いじゃねぇか。依頼主を待たせるのはよくねぇからな。いい心がけだぞ」
「おはようございます、グレンさん。こういう依頼受けるの初めてなんで早めに来ました」
「俺のことはグレンでいいぜ。敬語もいらねぇ。俺もフリージアって呼ぶからな。じゃ、依頼主が来るまで冒険者に必要な知識ってのを教えてやるよ」
そういって、グレンは俺に色々な知識を教えてくれた。
具体的には魔物に囲まれた時の対処法、属性魔法の組み合わせや、魔法と近接戦闘の組み合わせ、魔物の弱点などだ。
そうしているうちに依頼主の馬車がやってきたため、護衛の仕事が始まった。
馬車の御者席に座りながら話の続きをする。
「ま、とりあえず知っとくといい知識はこんなもんかな。またなんか思い出したら教えるよ」
「ありがとう。グレンに教えてもらえるなんて感激だよ」
「気にすんな。なんとなくフリージアを見た時、素質みたいなもんを感じただけだ。そういや、お前ってAランクなんだよな?」
「うん。最近黒いゴブリンを倒してAランクに昇格したんだ」
「あ、ヴァンパイアの眷属か?俺が倒したのは黒いオークだったが結構強かったな。俺の黒雷に耐えやがったし、Aランク以上はあったと思うな」
「ギルドはA+に認定したみたいですよ。俺も黒いゴブリンは苦戦しました」
俺の最初に使ったフレイムゲイザーは座標をずらされて軽傷程度しか与えられなかったが、グレンは黒雷で大ダメージを与えられたようだ。
レベルはほぼ同じはずなのに練度とかが違うのだろうか?
「お前って今レベルいくつくらいなんだ?魔力は俺より多いみたいだし、かなり高いだろ?」
「ええと、今は140くらいですね。黒いゴブリンを倒したことでだいぶ上がりました」
実際は1だけど、ステータスはそんくらいだし。
「その年でそのレベルとはすごいな。これが俺のステータスだ」
そういうと、グレンは俺にステータスを開示してきた。
__________________________________________________
グレン 人族 レベル188
体力 13500
パワー 10500
スピード 8000
ガード 9350
魔力 8500
スキル 体術 全属性魔法 雷魔法
エクストラスキル 限界突破
__________________________________________________
俺はエクストラスキルの効果があってレベル140相当になっているが、グレンはなにもなくレベル188までなっているのは本当にすごいことだ。
「俺に見せてもいいんですか?」
「なんとなく信用できそうな気がしたからな。誰にもいうなよ?」
「言いませんよ。俺のステータスはこれです」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
フリージア 人族 レベル 1 (142)
体力 9200
パワー 7500
スピード 8600
ガード 6500
魔力 15800
スキル 全属性魔法 氷魔法 空間魔法 体術
エクストラスキル リスタート
_____________________________________________________
「へぇ、妙なステータスだな。レベルの表記が普通じゃない。これがエクストラスキルの効果か」
「そうですね。レベルが毎日リセットされるので簡単に上がります」
「ステータスも大体俺と同じぐらいか‥‥
フリージア、次の休憩の時に少しだけ模擬戦してみねぇか?経験も欲しいっていってただろ?俺も学べることがあると思うし、どうだ?」
「俺もやりたいです!グレンと戦える機会なんて滅多にないからお願いします!」
「そうこなくっちゃな!」
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