【R15】ネクロマンサー風太 ~異世界転生 死霊術師のチート~

ぺまぺ

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2章 亡国編

12話 死者の書

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「こんなのもの食べるのか!?」
 一晩を古城で過ごし朝食が恋しい時間だ。
 赤いきのこが背に生えた毒々しい紫の蛙。
 丸太のように太い蛇。
「戦では現地調達する事も多いです。
どれが食べられるかの知識が生死を分けることもあって、これは間違いなく食べられます」
 この世界で生きていくには食すしか無いのだろう。
 加工された後なら気にしなかったかも知れない。
 しかし、これを見せられて食べたいとは思えない。
「このきのこを食べるのか?」
「ニャヒッ、興味があるんですね。
傘の部分だけ食べます。
茎には毒があって危険です」
「毒があって食べられるものって言ったらフグが浮かんだ。
……本当に大丈夫なのか?」
「フグって何か知らないですけど。
ニャフフフ。
森の中で数ヶ月現地調達して過ごした事もあるんです」
 生きて居るというのが根拠なのだろう。
「不思議だな。
毒を持ってるいるのは食べられたくないからだろう。
なんで目立つ傘の部分に毒がないんだ?」
「考えたこともないです。
でも傘の部分に虫がよく止まっていて、それを蛙が食べてます」
「ふーん。
蛙みたいに体にきのこが生えてきたりしないだろうか?」
「この蛙の皮膚は毒液に覆われています。
それがないと、きのこは育たないみたいで人の身体に生えることはないです」
 聞けば聞くほど食欲がなくなる情報しか入ってこない。
 毒蛙に寄生するきのことか、危険すぎるだろう。

「他の食材は見つからなかったのか?
なんでこんなゲテモノばかり」
「探索に手間ひまかけて体力を消耗して何も得られなかったら餓死してしまいます。
運良く発見できた物を確実に取るのが心得なんです」
 それ程時間を掛けてないのは明らかで、まだ朝は始まったばかりだ。
 無駄に議論して時間を無駄にするほうが不利益となる。
 ここは諦めるしかなかった。
「運悪く毒死もあるのか」
「その時も一緒です。
もう寝床を共にした中ですし、ニャフフフフ」
 布を掛けて寝ようとしたのだが、一人では寒いと言って抱きついてきた。
 抱き枕になった気分で、がっしりと抱きつかれ暑苦しいほどだった。
 こんなに興奮しない抱きつきがあるのかと思うぐらいだ。
「……はぁ」

『お前たち、こんな場所で料理をつくるつもりではないだろうな?』
「燃やされたくなかったら黙っていなさい。
二人きりの良い感じだったのに」
『壁のランタンの火を消し、倒すと壁が開く。
2階へ行けるだろう』
「わざわざ2階に行く必要があるのか?」
『この城を管理しているゾンビが匂いに気づけば命はないと思ってくれ』
「それはアンタにとっては良いことじゃないのか?
俺達を排除できるんだから」
『ゾンビを都合の良い道具だと思っているのなら、それは大きな勘違い。
あれは単純な命令通りに動く、制御できない化け物』
「一本道の出口がある。
走って逃げれば外に出られるだろう」
『まさか陽光を浴びれば朽ちるとでも思っているのではないか?
そんな生易しい方法で撃退できるなら、この周囲にアンデットは居なくなっている』
「じゃあどうすれば撃退できるんだ?」
『地下室に、死者の術杖がある。
それでアンデットを休止状態にして高温炉に放り込めば完全に灰となって復活はしない』
「炎で焼けば良いだけだろう」
『試してみれば良い。
そして絶望して何故こんな愚かなことをしたのかと悔やむが良い』
「アンタはあんな小さな火で完全に燃え尽きたんだ。
まあ骸骨だったからかも知れないが」
『儀式の最中でなければ、あの程度の火は簡単に握りつぶしていた。
魂が抜け動くことも、抵抗する術すら使えなかった』
「幸運での勝利だったのか」
『兎に角、ゾンビを刺激をするような事をするな。
匂いや音に敏感に反応する』
 
「ニャハッ。
じゃあ開きます」
 何の警戒もせずにゼラはランタンの火を消して倒した。
 ゴゴゴゴゴ……。
 すぐ横の壁が奥へとスライドし、螺旋状の階段へと変わった。
「いろんな仕掛けがありそうだな。
他にもあるんだろう?」
『肉体を与えてくれたら教えてやろう。
成人したての男、少年でもいい』
「俺には他人の人生を奪う権利はなし、そんなつもりもない」
「積極的に協力してくれるなら手配しても良い。
なんて冗談だけど。
ニャハハハ」
 本当に冗談だろうか。
 怪しさもあるが、信じておきたい。
 
 2階は主に客室で、研究室のような大広間が一つあるだけだ。
 様々な実験器具が使いやすいように配置されている。
 学校にあるような、フラスコやビーカー等のガラス製の道具もみえる。
「この台は、人体実験でもするのか?」
『好きに利用してくれて良いが、
料理は外に出て見張り台の下で行ってくれ』

 内側から鍵が閉められている扉を開くと、すぐ前に見張り台が見えた。
 石造りの円柱状の塔で、茶色い屋根が見える。
 ピピィピピィ。
「鳥の巣があるな。
安全なのか」
「あれは食べたこと無い。
羽に毒を持つ鳥も居るので触らないほうが安全です」
「いや、……そうだな」
 自分達が危険な場所にいる事を忘れているのか、耳を信頼しているからなのか。
 ゼラは警戒している様子はない。

 見張り塔に入ると、竈に鍋が置かれている。
 さっきの研究室と比べるとかなり文明レベルが下がった感じがある。
 鍋に入れて煮込んどけば食べられるだろうと言った感じで、最低限のものしか置いていない。
「んんー、手入れされているみたいだけど。
最近まで使っていた訳無いよね?」
『深夜になれば、あるゾンビが手入れする。
命令したことはないので、残された記憶の断片を辿っているのだろう』
 ゾンビとなっても、見張りを続けているとしたら忠実な人だったのだろう。
 そう思うとなんか偉い気がする。
「ゾンビに記憶があるなら話しが出来るんだろうか」
『不可能だ。
言葉を発する事ができる構造になっていない』
 どういう意味だろうか。
 想像しているゾンビは噛みついて来て、それで感染するように増えていく。
 つまり肉体の一部が欠損することはあっても声を失うとは思えない。
 想像としているものとの差が大きければ混乱の元になる。
 
「ニャニャン。
はい、手際よく皮を剥ぎました」
 話に夢中で、蛇の解体を見ていなかった。
 気づけば、腹を割き内蔵を取り除いた状態になっている。
 それをトントントン……とぶつ切りにして鍋に放り込んでいく。
 ジュジュジュと音を立て、ヘビの肉が焼ける。
 脂っこいのか、鍋に油分が出て煮込んでいるような状態へと変わる。
 そして、処理済みの蛙ぶつ切りもそこへ放り込む。
 蒸気が上り、激しく弾ける音が響く。
「全部、混ぜるのか?」
「ニャヒヒッ。
正解~、丸焼きでも良かったけど、鍋があるなら炒めた方が良いでしょう」
 ブラックマターみたいな恐怖の汁を作られるよりもマシとは思う。
「調味料は?」
「自然の味が一番だと思うけど。
ニャフフフ」
 残っていた干し肉を鉛筆を削るかのように、ナイフで細かく切り放り込んでいく。
 思わずああっと言いそうになる。
 塩辛くても、そのまま食べたかった。
 最後に刻んだきのこを入れて、軽く炒める。

「香りは美味しそうだけど、内容を知っていると……。
あまり食欲はそそられないな」
「はい、あ~ん」
「待って、火傷する。
普通は冷ますものだ」
「なっ。
ウッカリしていました」
 ふぅーふぅーと、息を吹きかけ冷ました蛙の足。
 べったり油がポタポタと落ちる。
 口の中に入ると柔らかく、肉汁が広がる。
「思っていた味とは違うけど、美味しい」
 普通に食べられるぐらいの味という意味だ。
 それをゼラは勘違いして、ご馳走だという意味合いで取った。
「ニャフフッ。
夜も期待して欲しい」
 嬉しそうに微笑むゼラ。
 
「本当にこんな場所で暮らすつもりなのか?」
「生まれだけで人生が決まる、そんな世の中から離れるのもいいと思っています」
「辛い人生だったのか?」
「三人の兄が居たのですが、いすれも激戦地に送られ死にました。
必死に戦ったはずなのに役立たずと。
私は挽回するために、騎士となったのです」
「うん」
 なんと答えれば良いのか解らなかった。
 戦いがどんな過酷なものかまだ知らない。
「それでも扱いは雑用ばかり、そして護衛もろくに出来ずにこんな事に。
おめおめと帰ることなんて出来ない」
「俺を連れて帰れば、任務の成功になるんじゃないのか?」
「いいえ、危険にさらした事を追求し騎士の称号を剥奪するでしょう」
「どうにかならないのか?」
 ゼラは風大を押し倒す。
「貴方の子を授かれば、どんな苦行でも耐えてみせます」
「待って、なんで、なんで」
「どうして護衛が男ではなく、女なのか考えなかったのですか?」
 リアハの言葉を思い出す。
 色んな誘惑から見を守らなくてはならない。
 手を出すことはタブーである。
「挽回することと、この行為に関係性があるとは思えない。
それに愛が無いのは淋しいだろう」
「愛情は共に過ごせば湧いてくるものです。
私を助けると思って」
「俺は君が嵌められたと思っている。
色々と不自然なことが多い」
「……」
「考えてみるんだ。
未来を予測し、最悪の結末を回避出来るのかをだ!」
「やはり四つ耳族だから、貴方も嫌うのですね」
「悪い俺はじっくりと時を待つのが好みなんだ。
今はその時じゃない」
「では何時です」
「惚れて良いかなと思った時だ」
「ニャフフフ……。
惚れさせてみせます」


 この時、恐怖を感じていた。
 もし彼女に身を任せていたら、殺されていたのではと。
 足手まといと一緒に逃げるより彼女だけの方が生き延びられる可能性は高い。
 既に信頼関係は崩壊している。
 それで惚れることなどあり得るのだろうか。

 ゼラは何事もなかったかのように離れ、風太を起こした。
「ごめん。
色々とありすぎて混乱しているんだ」
「私も焦りすぎました」
「城の中を探索しようと思う。
君も来るかい?」
『無闇に歩き回れば命取りになる。
大人しく客室でのんびり過ごすと良い』
「暫く一人にして欲しい」


 風太は本を手に取り一階へと戻る。

『地下の刻印を取りに行くのなら案内しよう』
「いや玄関が気になっている」
『残念ながら隠し通路は存在しない』
「蔦に覆われていても城の外観は立派だ。
なにの装飾も何も無いのは不自然だろう」
『城が建てられた時には広い玄関があった。
それを埋めて壁にしたのは、凶悪すぎる化け物を封じるため』
「あの通路には……」
『制御の効かない骸骨騎士が封じられている。
動き出せば一国が滅びるかも知れない程の殺戮を続けるだろう』
「何で玄関に封印したんだ?」
『信じられないのなら、破壊すれば良い。
その後はどうなるか知らん』
 ゾンビの記憶が本当なら、骸骨騎士も同じように記憶があったのかも知れない。
 一列に並び王を出迎えたとするなら、そこで休止させたのだろう。
「沼を抜けようと思う。
道具を選んでくれないか?」
『あの約束を誓ってくれるなら、喜んで協力しよう』
「自由になれば俺達を殺すつもりだろう。
そんな誓なんかするものか」
『ただ子孫を残し安らかに眠りたい。
不死を願い、不死を得ると死のある生を求めるのは皮肉なもの』
「街にたどり着いたら売り払ってやる。
その後はアンタ次第だ」
死者の書ネクロマンシーは禁忌に触れる。
異端者として処罰される覚悟があるなら好きにすれば良い』
「異界の本だ。
欲望で動いた奴のことなんか俺は知らない」
『確かに。
ではその案に乗ろう』
 
 案内に従い進む風太は異様な寒気話感じていた。
 冷たい空気が足元を流れる。
 不気味な雰囲気の地下だ。
 まるで迷路のような複雑な通路が続く。
 コトコトと足音が聞こえ、それが近づいてくる。
「ゾンビか?」
『危害を加えなければ……』
 前の十字路を横断する青い肌のゾンビが見える。
 ゾンビは風太を見ると、腕を上げ人差し指で狙うかのように構えた。
 魔法の攻撃だ。
 横へと避ける。
 風を切る音が響く。
 衝撃音が後ろから来る。
「アレは!」
『防衛行動。
生身だと接近するだけで反応するとはな』
 ストーンボルト。
 石のような物を高速で飛ばす魔法だ。
 直撃すれば骨が砕けるだろう。
 二発目までには時間が掛かるようだ。
 再び構えると同時に風太は動く。

 後ろ斜めへジグザグに。
 狙いを定めようとゾンビは腕を動かす。
「魔法を使うなんて聞いてない」
『アンデットの身で接していたから気づけなかった。
こんな欠陥があるとはな』
 動いている間は狙い続け、魔法を発動できないのだ。
 横への通路に逃げ込むと、足音が遠ざかっていく。
「ふぅ……」
『ゾンビ共の位置は把握した。
今後はこのような接触はない』
「嘘だったら、盾代わりにするぞ」
『紙切れであの法術は防げない』
「はい、はい」
 目的の部屋にたどり着くまでにそう時間は掛からなかった。
 武器庫らしく、剣や槍、杖等の豊富な武具が置かれている。
「やっぱり剣はカッコいいな」
 身長と同じぐらいの長さがある。
 太さも掌ぐらいと分厚い。
 ずっしりと重く振り回すにはしんどい。
『骸骨戦士用の武器を人の身で扱うのは困難。
術杖なら手軽に扱えよう』
「師匠の杖を壊したんだよな。
一発で壊れたりはしないか心配だ」
『安全機構が備わっている。
異界人の技術を応用してある代物で、古代の儀式杖とは違い壊れにくい』
 手に取ろうとすると、電撃が走ったような刺激が襲い手放す。
 コトン。
「痛っ。
電気漏れでもしてるのか?」
『なっ……、容量超えしたというのか。
器の強度にも限界がある、それを超えると暴発する。
それを避けるために電撃で知らせる機構がある』
「つまりこの杖は使えないのか?
探すために触れ回るのは勇気がいる」
『残念ながら、その術杖が最も容量が大きい』
「こんなに色んな武器があるのに役に立つものはないのか?」
『禁断の領域に踏み入れる覚悟があるなら。
役立つものを与えられる』
 
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