【R15】ネクロマンサー風太 ~異世界転生 死霊術師のチート~

ぺまぺ

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2章 亡国編

14話 失敗

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「何だって、死神が来る!」
 剣先が石の床に擦れギギギーーと音が響く。
 それがカタン、カキンと変化する。
 階段を昇っているのだろう。
 風太を殺すために殺戮骸骨が迫っているのだ。
呪骸骨スケルトンは数段階進化し凶悪な化け物となった。
その支配の仮面ではもう制御はできないだろう』
 ゲームに夢中になり気がつけば数時間過ぎていたことがある。
 それが一晩、寝ずに夢中になっていたらどうだろうか。
 そう一気に忘れていた疲労が襲ってくる。
 眠気とだるさ、くらくらするような違和感。
 そんな状況で迫る脅威に対処しなければ死ぬ。
「思考が回らない。
逃げる場所なんて無い……」
『研究室に行け。
相手の動きを見て回りこみ地下を目指せば良い』
「何かあるのか?」
『迷路に誘い込み、迷っている間に一階に戻り階段を閉ざす。
そうすれば閉じ込めることが出来る』
 逃げ切る事ができれば可能と言うだけだ。
 ただ言われたままに従うしか無いほどに、強い眠気が襲っている。
 もう諦めて眠りたいとすら思い始めるほどだ。
 おぼつかない足取りで研究室の奥へと進む。
 隠れられる場所はあるが視界が悪くなって逃げる機会を損なう。
 ガラス器具の並ぶ棚は向こうが透けて見える。
 薬品があれば投げつけても良かったのだが、見たところそんなものはない。
 
 ギギギーーー
 死を告げる奴が部屋に入ってくる。
 全身が赤く染まった骸骨だ。
 首に銀のリングがはめ込まれている。
 それが右へ左へと揺れる。
「駄目だ。
地面が傾いている」
『何をじっとしている早く動け!』
 奴は重そうに剣を引きずりながら迫ってくる。
 剣の間合いに入れば一瞬に胴体が真っ二つに切り裂かれるだろう。
 その恐怖は殆どなかった。
 一度、死を経験した事が大きい。
 転生できるかも知れないと言う甘い考えがあった。
 風太は逆に殺戮骸骨へ向かって歩いていた。
「剣を避けて下へと降りる……。
それぐらい簡単だ」
 障害物を利用して逃げると言う簡単な事すら考えになかった。
 攻撃をかわしすり抜けると言うゲームのような事をしなくてはならないと思い込んでいた。
『何! 無謀。
既に英雄に匹敵する程の強さ……』
 パリン! ジャラジャラ……!
 剣が舞った。
 あまりの速さに動きが見えず、気がつけば首の紙一重で静止していた。
 何故止まったのかは解らない。
 手に持っていた仮面に気づく。
 脱い時からずっと持ち続けていた。
「電波が弱くなって届かなかっただけじゃないのか?」
『違うよく見ろ、腕が震えている。
支配に抗い続けている、静止はもうすぐ解ける』
 行かないとと思い直し風太は足を進める。
 横を通り抜けようとした時、風太の足は縺れ殺戮骸骨の脇骨を掴んだ。
 茨のように棘が生えているそこをだ。
 鋭く細い棘が手を貫通し血が垂れる。
「痛あぁぁ!」
 痛みが眠気を吹き飛ばす。
 同時に悍ましい光景が広がり、体か食われていく。
 手の指が欠け腕がえぐれて骨が見える。
『早く手を離せ生命を吸い付くされる』
 その言葉に正気を取り戻し手を離そうとした。
 だが何かに掴まれているかのように手が離れない。
「うおぉぉっ!」
 全力で蹴り飛ばし引き離す。
 奴は微動だりせず立ったまま、風太の方が反動で飛ばされ棚にぶつかる。
 ガシャガシャ!
 瓶が落ち割れる。
 
 黒い塊。
 奴の剣にまとわりつきうごめいているのが見える。
 それだけではない、骸骨の体中に無数の黒い何かがしがみついているのだ。
 それは足跡のように歩いてきた場所にもこぼれ落ちている。
「何だ。
あの黒いモノは」
『怨念、撃退した数百のグールの思念が宿ったのだろう。
それが重さとなって動きを鈍くしている』
「それでも動けるのは凄いな」
『怨念に重さはないが、本体の霊に干渉している』
 徐々に黒い塊は減りつつある。
「アレも吸収されるのか?」
『想像の通り、一度に膨大な量は吸収できない。
全てを取り込めば更に強くなる』
 吸収に手間取っている今しか逃げ切る機会はない。
 風太は急いで階段を目指す。
「まだくらくらするけど、少しはマシになった」
『役に立たない仮面は捨て良い。
少しでも身軽な方が消耗を減らせる』
 食われたはずの手は元に戻っている。
 あれは幻だったのだろうか。
 現実か幻想かもわからなくなっていくのが怖い。
 その場に仮面を落とし階段へと足を踏み入れる。
 壁に手を当て転ばないように慎重に降りて行く。
 痛みと共に血の手型が残っていく。
 ふと手に目が行く。
「出血が止まらない……。
うわっ、手が食われている!」
『違う! 落ち着け、呪具で取り除けるはずだ』
 黒い塊が小さな人の姿で傷口を広げるように喰らいつている。
 それをズボンのポケットに入れていた呪具で払いのけるように振るう。
 グールの手骨だ。
 それが黒い塊を掴み握りつぶしていた。
「指先が紫に輝いている」
『呪具のか。
それは取り込みに成功したと言う事、血を与えれば機能するだろう』
「さっきの黒いのが使えるのか?」
『その通り、あの小ささでは太刀打ち出来ないだろう。
恐らく小型の獣なら怯んで逃げるぐらいの力はある』
「奴の側にいた時にどうして教えなかった。
大量に取り込めただろう」
『何時束縛が解けるのか解らない。
取り込み終える前に殺されると予期した』
 吸収するには時間がかかるのだろう。
 最悪を想定すると間に合わないと考えるのは当然だろう。
 その間、攻撃を避け続けることなど不可能だ。
 呪具の強化に出来ることといえば、奴が登る時に落としていった残りカスを拾うぐらいだろう。
 
 交渉の場にたどり着く。
 テーブルの上に、彼女のハンカチが置いたままに成っていた。
 手に巻き付け止血する。
 ハンカチが赤く染まっていく。
「ここの階段に誘い込めば良いんだろう」
『ああ、地下へ』
 ギギギーー
 まだ遠いが確実に迫っている。
「そういえばゼラはどこに居るんだ?」
『まだ見張り塔から動いてはいない』
 助けに来ないのは自分の身を守るためなのか?
 彼女の行動は理解出来そうにない。
「客間は複数あった。
それにら制御できる個体も複数残っていた筈だ」
『撃退出来たとしても、吸収が起きて結局解決にはならない』
「そっか……、そうだった」
 それは一人で撃退出来たらの話だ。
 彼女と組んで二人なら分散する筈。
 だがそれを想定に入れないのは、彼女は使えないと判断されたているからだろうか。
 議論している場合ではない、カキンと音が打ち付けるように変わったのだ。
 階段を降りてきている。

 今すぐにも地下へと降りないと背後から斬られる。
 また地面がぐるぐると回るような感覚が襲う。
「しっかりしろ!」
 両手で頬を叩く。
 徹夜で勉強した次の日よりも、遥かにきつい。
 仮面による影響も受けているのだろうか。
 こんなにグラグラ揺れるような感覚は初めてだった。
 階段を無事に降りた直後、前に進もうとして足が絡み転ぶ。
 
 もう大丈夫と言う安心感が油断を生んだ。
 こんな事をしていたら身が持たない。
 起き上がり奥へと進む。
 その道程が以前よりも遥かに長く遠く感じる。
 
 後ろを振り向けば、死神が手を伸ばし掴みかかってくる。
 そんな恐怖感で振り向くことは出来ない。
 揺らめく黒い影が壁を通り抜けて行くのが見える。
「壁に入っていった」
『あそこは氷室、法術によって極寒の地と同じ環境にしてある。
スライムを凍らせて保存している』
「開けておいたら足が凍って止まるとかないか」
『水中で凍らせれれば。
動きは封じられるが、そんな状況は作れない』
「映画だと液体窒素で凍らせて砕くなんてあるんだけどな。
骨は凍っても強度は変わらないか」
『試したことはない。
実験には心惹かれるが今挑戦するべきか?』
「いや」
 全身から汗が出ているのに寒いと感じる。
 それは空気が冷えているからではない。
 出血によって体温が維持できなくなっていた。
 
 進めば進むほど影がうろつく頻度が増えた。
 天井から宙吊りになるような格好で現れるものまでいる。
「いい加減にしてくれ……」
 幻だと解っていても意識してしまう。
 逃げ切れない焦り、ふらつく足取り。
 そして妨害まである、絶望して諦めても仕方ない。
 立ち止まりそうに成った時だ。
『ここは激戦地だった。
負傷する兵士が運び込まれて来る』
「昔話か?」
『どうして癒やしの法術が存在しないか知っているか。
それは肉体を変化させてしまう性質を持っていた』
「……」
『新たな腕が生えたり、目が生えたりと、
悍ましい姿と成った』
「それで封印されたのか?」
『関係するもの全てを抹殺し存在自体を消した。
家族や友まで、情報を得るかも知れない全てを』
「なん愚かなんだ。
二度と同じ過ちを繰り返さないように残す事だろう」
『そう思うのなら呪具に封じてくれ。
それで聞くことが出来る』
 肉体を変化させてしまう失敗の魔法を知ったとしても役に立たない。
 使い所のない知識だ。
「それを聞いてどうしろと?」
『呪具は一度発動させると、砕け散り封じた怨念は消滅する。
完全に消すも、成果を残すも好きにすれば良い』
「解った聞く」
 自分が今言ったばかり事を否定する行動をするのは愚かだと思った。
 残すは呪いの言葉となっていたのだ。
 無駄を省いたほうが良いに決まっている。
 
 出てくる影を呪具で掴んで封じていく。
 一つでも残せば記憶が残るのかも知れない。
 それで足りなかったら後悔するだろう。
 だから全て捕まえる。

 ギギギーー
 音が近い。
 怨念を捕まえているのが無駄な動きと成って、歩みを遅らせていた。
 振り返り叫んだ。
「俺に成果を授けてくれ!」
 グールの手骨が手を開き閉じるを繰り返しす。
 まるで笑っているようだ。
 そして指先から紫色の光る粒子となって崩れていく。

 騙された。
 取り込んだ呪具が語ることはない。
 もう逃げ切れず呪具を使うしかないと思い込んでしまった。
 逃げろと応援してくくれば、こんな真似はしない。
「どうして余計なことを言ったんだ」
『怨念はお前の味方ではない』
「そんなのは当たり前だろう」
『いや解っていない。
道具を自分の一部だと考える者もいる』
「そんな事は無い」
『では代償を求められた時、何を支払うつもりだったか。
さらに血か、そんな体で失えば死に至るだろう』
「それは……」
『終わるまでに考えておけ』
 
 奴と目が合うと同時だ。
 奴は剣を振り上げ駆け出す。
「逃げはしない。
最後まで見届ける!」
 解ってなかった。
 呪具が味方ではないなら、阻むものはない。
 斬撃で体が引き裂かれるだろう。
 

 奴は静止した。
 少し浮かぶ形で、足が空を切る。
 肩の骨が砕け腕が落ちる。
 次々と喰らわれているように、部位が粉々に成っていく。

 失われた何も無いはずの部位から立っている男の姿が見えてくる。
 奴の生前だろうか。
「力を勝手に借りてすまない。
彼女を、俺自信を守ることが出てきた」
 男が微笑んだような顔を見せ、消滅し消える。
『呪具で呪縛が解けるのは初めて。
実に興味深い』
「だったら俺の言葉が効いたんだ」
『怨霊に耳はない。
心も』

 風太は急激な眠気に倒れた。
 眠りの中、不思議な力を使い人を癒やしていた。
 癒やしの魔法は、人々を救っていた。
 肉体を強化し、人外へと変貌させていく。
 それは魔族と呼ばる存在へと変わっていく。
「なっ!」
『目覚めたか』
「まさか魔族の正体は人間なのか」
『あれは異世界から来た化け物。
変な夢でも見たのか?』
「かも知れない。
たった一人だけ地面に埋まり隠れていたんだ」
『……もう知るすべはない。
それで癒やしの法術は会得できたか?』
「ぼんやりとしてよく見えなかった。
皆が喜び奇跡に感謝していた光景しか見てない」
『愚かな判断を下した。
一部しか見ていなかった』
「所で、どれぐらい寝ていたんだ?」
『もうすぐ夕刻になる』
「ゼラを放ったらかしにしたままだ。
早く会いに行かないと」
 
 どうなっているのか解らない。
 探しに来ない所をみると死んでいるかも知れない。
 それが怖い。

 階段を駆け上がり見張り塔の前まで来た時だ。
 どす黒い何かを感じ、見上げる。
 塔の頂上は黒い霧に覆われて見えない。
「何だ」
『怨念の具現化が見られるかも。
いや、だとしたら近づくべきではない』
 呪具はない。
 地下に戻って呪具を作るか。
「迷っている場合じゃない。
助けに行くんだ」
 
 待っていたゼラは謎の女に抱きしめられ浮かんでいた。
 謎の女は地面を貫く程の長い髪で、やつれた頬に尖った長い鼻……。
 醜い化け物と言った容姿をしている。
「大地の精霊よ、俺に力を……。
いや、地面を喰らいし鱗に覆われし赤眼の暴君。
その粉砕する力で螺旋の穴を! ストォォォォーンボォルトォォォォ!」
 全身が砕けようと、惚れてくれた女を助けたい。
 全力での魔法だ。
 体がねじ曲がるような痛みが襲う。
「うあぁぁぁっうぐあぁぁっ」
 あまりの痛さに意識が飛んでいた。
 だか魔法が止まる事はない。
『仕方あるまい。
少し手助けてやろう』
 鋭い石の塊が天井を貫く。
 空は暗く星が見えていた。
 
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