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第2章
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ふわふわと、体が浮いているように軽い。頭上には眩いほどの光が満ちていて、そこから聞こえる楽し気な声に俺は手を伸ばそうとする。
だが感覚があるのに目の前に伸ばしたはずの手は見えず、光に近づこうと思ってもぐ、と体の動きが止まってしまった。どうやら左手が何かに掴まれているらしく、俺が光の方へ進まないように引っ張られているのだ。とはいっても掴まれている左手も掴んでいるものも見ることは叶わず、そもそもここはどこなのだろうと俺は疑問を持ってしまった。
瞬間、ズン、と体が重くなる。真っ暗な中縛り付けられたかのように手は持ち上がらず、何とか光を得ようと俺は閉じていた瞼を必死に持ち上げた。
「ウィリアム! 目が覚めたのね……!」
ぼやけた視界を覆うように影が動き、聞こえたのは母さんの声。動こうとすると左頬に激痛が走るが、そのおかげで目覚めた俺はぱちぱちと目を数回瞬かせる。徐々にはっきりしていく俺の目にはまず、泣いている母さんの顔が映った。
少し目を横にずらすと、母さんの肩を支えて涙ぐんでいる親父の姿。その隣には同じく涙を湛えて俺を覗きこむマリーがいる。お前そんなに泣いたことないだろ、とマリーに言おうとしたが、喉がへばりついて声は出ず、微かな吐息が漏れるだけだった。
他にもたくさん、村の皆がいる。ミーシャおばさんもルーカスおじさんも俺を囲んでおり、もしかしてという俺の予想は的中しセオドアの姿もあった。俺の左手を握り締め、目を見開いたまま泣きはらしているセオドア。
「ウィル兄……」
「……せ、お。手、痛い……」
あまりに強く握っているものだから緩めてほしくてなんとか声を出すと、セオドアはさらに泣いてしまった。
この状況はなんだのだろうか。訳も分からないまま泣き顔を眺めていると次第に眠くなってしまい、俺は再び瞼を閉じた。
次に目覚めたとき俺はマージからやってきたという医者にあれやこれやと包帯でぐるぐる巻きにされており、やはり引き攣れる左頬にだんだんと記憶を呼び戻していく。眠る前は見えない獣と相対していたことを思い出し、そういえば獣の来襲はどうなったんだ、と慌てて体を起こそうとして俺は痛みでベッドへと逆戻りすることになった。
することもなく、病院内どころかベッドからも動けない日々。目覚めてからあまりにも暇だった俺は、毎日朝から晩までベッドの近くに控え甲斐甲斐しく俺の世話をするセオドアに俺が眠っていた間のことを聞いた。
一番に気にしていた村のことだが、幸いにも多少壊れた壁があるくらいでほとんど被害はなかったという。それというのも力ある獣の大多数は騎士や森の調査で滞在していた者たちが倒してくれ、村にやってきていたのはそれほど凶暴なものではなかったためである。
それでも獣を迎撃していた者の中には怪我をした者もいるが、大概がそれほど酷いものではなかったらしい。俺はと言えば傷が原因で3日も寝込んでいたらしく、不甲斐なさに少し泣きたくなった。
しかしその涙も顔を顰めれば頬が痛むため引っ込んでしまう。あの見えない獣に引き裂かれた顔は、半分ほどが薬を塗りたくられた上にガーゼで保護されていた。
「ウィル兄、まだ傷が塞がり切ってないから動いちゃだめだよ。はい、あーん」
「……」
俺にあれこれと話しながらしゃりしゃりリンゴを剥いていたセオドアは、薄く切ったリンゴを俺の口元へと運んでくる。攻撃されたのは顔なのだから腕くらい動かせるだろうと思いきや、獣にアッパーを食らわせた影響で俺の右手は骨が砕けていたようだ。利き手じゃない左手は上手くスプーンを持つこともできず、俺はこうしてセオドアに食事を介護される羽目になっていた。
「……情けない……」
「! そんなことないよ! ウィル兄のおかげで僕たちは無事逃げることができたんだ! 僕があいつを倒せるくらい強ければ、ウィル兄に怪我なんてさせなくてよかったのに……」
「それを言うなら、俺が攻撃されなくても敵を見つけられるくらい訓練を積んでればよかったんだ。絶対に、セオのせいじゃないからな」
「ウィル兄……ありがとう。僕、ウィル兄が早く元気になれるようにいっぱいお世話するね!」
「いや、それは別に」
「だから、はい! ウィル兄、あーん」
「くっ……あ、あーん」
しょげていたのが一転、俺の口へグイグイリンゴを押し付けるセオドアに根負けし俺は小さく口を開く。その隙間に捻じ込まれたリンゴをもぐもぐ食べる俺をセオドアは凝視しており、気まずいったらない。口の中が空になればまた次のリンゴが用意され、結局リンゴを丸々一つ分セオドアの手によって食べることとなった。
「実は、駐屯地には森からやってくる獣を引き付ける餌みたいなものがあってね。外へ出た獣はほとんどが駐屯地に来るように仕掛けをしてたんだ。それでも数が多いと漏れが出てしまうから森の周辺には獣に対抗できる者たちが陣取ってたんだが、今回はその予想を超える数が森から攻めてきた。異変を感じた時点でもっと人員を増やすように強く要請すべきだった」
「いえ、王宮に掛け合ってくれてたのは知ってます。それに襲ってきたのもあまりにも突然のことだったし、今までなんともなかったんだから救援を呼ぶのが難しかったってわかりますよ」
「ウィリアム君……謝って済むことではないのは分かっているが、謝らせてくれ。我々の力及ばず、すまなかった」
「そ、そんな、頭なんて下げないでくださいヴィクトル様……」
さらに3日経ち、ベッドの上でなら体を捻るくらいなら出来るようになった俺は、部屋にやってきたヴィクトル様に謝罪されていた。今のところ森から獣が出てくる様子はないが、警戒と原因追及のために組まれた調査隊を森へ案内した後このために俺の元へと駆け付けてくれたのだそうだ。
消える獣については別途調べている最中であるが、ヴィクトル様によるとあいつは新種ではないかというのがもっぱらの話だそうだ。新種……凶暴化したただの獣ではなく、『魔物』という種。
あの獣の大量侵攻は、魔物が森に産まれたことで森に住み着いていた獣が逃げ出したことで起こったのではないかと。騎士たちが相手をしたという巨人のこともあり、その線はかなり可能性が高いとされているらしい。
「魔物……いよいよもってあの森は危険になるな」
「うん。村から移住しようかって話も出てるよ」
「移住?」
「マージ町が受け入れてくれるって。でも、そうすると森から町までの間に中継地点がなくなるから困るって話もしてた」
「だったら、残るってことになるんだろ? 楽観視してる訳じゃないが、少し離れたところで危ないことには変わりない。だったら今回の侵攻を踏まえて対策を立てることにするはずだ」
「……そうだね。そう言ってたよ」
ヴィクトル様が帰った後、セオドアに教えられたことを俺は考える。魔物というのはより凶暴だったり特殊な能力を持っていたりするそうだ。しかしその分数は少ないらしく、1匹ずつなら俺とセオドアが力を合わせて倒せたように討伐が難しくないものもいる。
恐怖より、この村で魔物を食い止められるなら力を貸したいと思ったのだ。そんな俺の思いを察したのか、セオドアは力なく笑む。俺が寝込んでいた間ずっと隣で手を握っていたというセオドアは、危険だと分かっている場所に俺を置いておきたくないのだろう。
でも、そんな守られるような存在になどなりたくはない。曲がりなりにも騎士に憧れたものとして、俺だって誰かを守りたいのだ。
「……」
ベッドから立ち上がり、完全に回復した俺は武具屋への帰路につく。包帯が取られたあとにはしっかりと頬に横3本の爪痕が残っており、多少皮膚がひきつれる感覚がある。
しばらくあけていた自室に入ると、扉の脇には壁に立てかけられた剣。入団試験の時に村の皆から渡されたこの剣は、結局鞘から一度も引き抜いたことはなかった。
ふんぎりをつけたとはいえ、長年の記憶が吹き上がってしまうと思ったから。そのため放置していた剣を俺は手に取る。
病院から出てすぐに俺に駆け寄ってきた子供たち。あのとき秘密基地で小さくなっていた彼らが元気に走っているのを見て、俺は考え直したのだ。
俺は騎士にはなれない。だけど、そんな俺にだって守れるものはある。
いつか、後悔しないように。目標はなくなってしまったが、それでも俺は鍛えなければと剣を手に取った。
だが感覚があるのに目の前に伸ばしたはずの手は見えず、光に近づこうと思ってもぐ、と体の動きが止まってしまった。どうやら左手が何かに掴まれているらしく、俺が光の方へ進まないように引っ張られているのだ。とはいっても掴まれている左手も掴んでいるものも見ることは叶わず、そもそもここはどこなのだろうと俺は疑問を持ってしまった。
瞬間、ズン、と体が重くなる。真っ暗な中縛り付けられたかのように手は持ち上がらず、何とか光を得ようと俺は閉じていた瞼を必死に持ち上げた。
「ウィリアム! 目が覚めたのね……!」
ぼやけた視界を覆うように影が動き、聞こえたのは母さんの声。動こうとすると左頬に激痛が走るが、そのおかげで目覚めた俺はぱちぱちと目を数回瞬かせる。徐々にはっきりしていく俺の目にはまず、泣いている母さんの顔が映った。
少し目を横にずらすと、母さんの肩を支えて涙ぐんでいる親父の姿。その隣には同じく涙を湛えて俺を覗きこむマリーがいる。お前そんなに泣いたことないだろ、とマリーに言おうとしたが、喉がへばりついて声は出ず、微かな吐息が漏れるだけだった。
他にもたくさん、村の皆がいる。ミーシャおばさんもルーカスおじさんも俺を囲んでおり、もしかしてという俺の予想は的中しセオドアの姿もあった。俺の左手を握り締め、目を見開いたまま泣きはらしているセオドア。
「ウィル兄……」
「……せ、お。手、痛い……」
あまりに強く握っているものだから緩めてほしくてなんとか声を出すと、セオドアはさらに泣いてしまった。
この状況はなんだのだろうか。訳も分からないまま泣き顔を眺めていると次第に眠くなってしまい、俺は再び瞼を閉じた。
次に目覚めたとき俺はマージからやってきたという医者にあれやこれやと包帯でぐるぐる巻きにされており、やはり引き攣れる左頬にだんだんと記憶を呼び戻していく。眠る前は見えない獣と相対していたことを思い出し、そういえば獣の来襲はどうなったんだ、と慌てて体を起こそうとして俺は痛みでベッドへと逆戻りすることになった。
することもなく、病院内どころかベッドからも動けない日々。目覚めてからあまりにも暇だった俺は、毎日朝から晩までベッドの近くに控え甲斐甲斐しく俺の世話をするセオドアに俺が眠っていた間のことを聞いた。
一番に気にしていた村のことだが、幸いにも多少壊れた壁があるくらいでほとんど被害はなかったという。それというのも力ある獣の大多数は騎士や森の調査で滞在していた者たちが倒してくれ、村にやってきていたのはそれほど凶暴なものではなかったためである。
それでも獣を迎撃していた者の中には怪我をした者もいるが、大概がそれほど酷いものではなかったらしい。俺はと言えば傷が原因で3日も寝込んでいたらしく、不甲斐なさに少し泣きたくなった。
しかしその涙も顔を顰めれば頬が痛むため引っ込んでしまう。あの見えない獣に引き裂かれた顔は、半分ほどが薬を塗りたくられた上にガーゼで保護されていた。
「ウィル兄、まだ傷が塞がり切ってないから動いちゃだめだよ。はい、あーん」
「……」
俺にあれこれと話しながらしゃりしゃりリンゴを剥いていたセオドアは、薄く切ったリンゴを俺の口元へと運んでくる。攻撃されたのは顔なのだから腕くらい動かせるだろうと思いきや、獣にアッパーを食らわせた影響で俺の右手は骨が砕けていたようだ。利き手じゃない左手は上手くスプーンを持つこともできず、俺はこうしてセオドアに食事を介護される羽目になっていた。
「……情けない……」
「! そんなことないよ! ウィル兄のおかげで僕たちは無事逃げることができたんだ! 僕があいつを倒せるくらい強ければ、ウィル兄に怪我なんてさせなくてよかったのに……」
「それを言うなら、俺が攻撃されなくても敵を見つけられるくらい訓練を積んでればよかったんだ。絶対に、セオのせいじゃないからな」
「ウィル兄……ありがとう。僕、ウィル兄が早く元気になれるようにいっぱいお世話するね!」
「いや、それは別に」
「だから、はい! ウィル兄、あーん」
「くっ……あ、あーん」
しょげていたのが一転、俺の口へグイグイリンゴを押し付けるセオドアに根負けし俺は小さく口を開く。その隙間に捻じ込まれたリンゴをもぐもぐ食べる俺をセオドアは凝視しており、気まずいったらない。口の中が空になればまた次のリンゴが用意され、結局リンゴを丸々一つ分セオドアの手によって食べることとなった。
「実は、駐屯地には森からやってくる獣を引き付ける餌みたいなものがあってね。外へ出た獣はほとんどが駐屯地に来るように仕掛けをしてたんだ。それでも数が多いと漏れが出てしまうから森の周辺には獣に対抗できる者たちが陣取ってたんだが、今回はその予想を超える数が森から攻めてきた。異変を感じた時点でもっと人員を増やすように強く要請すべきだった」
「いえ、王宮に掛け合ってくれてたのは知ってます。それに襲ってきたのもあまりにも突然のことだったし、今までなんともなかったんだから救援を呼ぶのが難しかったってわかりますよ」
「ウィリアム君……謝って済むことではないのは分かっているが、謝らせてくれ。我々の力及ばず、すまなかった」
「そ、そんな、頭なんて下げないでくださいヴィクトル様……」
さらに3日経ち、ベッドの上でなら体を捻るくらいなら出来るようになった俺は、部屋にやってきたヴィクトル様に謝罪されていた。今のところ森から獣が出てくる様子はないが、警戒と原因追及のために組まれた調査隊を森へ案内した後このために俺の元へと駆け付けてくれたのだそうだ。
消える獣については別途調べている最中であるが、ヴィクトル様によるとあいつは新種ではないかというのがもっぱらの話だそうだ。新種……凶暴化したただの獣ではなく、『魔物』という種。
あの獣の大量侵攻は、魔物が森に産まれたことで森に住み着いていた獣が逃げ出したことで起こったのではないかと。騎士たちが相手をしたという巨人のこともあり、その線はかなり可能性が高いとされているらしい。
「魔物……いよいよもってあの森は危険になるな」
「うん。村から移住しようかって話も出てるよ」
「移住?」
「マージ町が受け入れてくれるって。でも、そうすると森から町までの間に中継地点がなくなるから困るって話もしてた」
「だったら、残るってことになるんだろ? 楽観視してる訳じゃないが、少し離れたところで危ないことには変わりない。だったら今回の侵攻を踏まえて対策を立てることにするはずだ」
「……そうだね。そう言ってたよ」
ヴィクトル様が帰った後、セオドアに教えられたことを俺は考える。魔物というのはより凶暴だったり特殊な能力を持っていたりするそうだ。しかしその分数は少ないらしく、1匹ずつなら俺とセオドアが力を合わせて倒せたように討伐が難しくないものもいる。
恐怖より、この村で魔物を食い止められるなら力を貸したいと思ったのだ。そんな俺の思いを察したのか、セオドアは力なく笑む。俺が寝込んでいた間ずっと隣で手を握っていたというセオドアは、危険だと分かっている場所に俺を置いておきたくないのだろう。
でも、そんな守られるような存在になどなりたくはない。曲がりなりにも騎士に憧れたものとして、俺だって誰かを守りたいのだ。
「……」
ベッドから立ち上がり、完全に回復した俺は武具屋への帰路につく。包帯が取られたあとにはしっかりと頬に横3本の爪痕が残っており、多少皮膚がひきつれる感覚がある。
しばらくあけていた自室に入ると、扉の脇には壁に立てかけられた剣。入団試験の時に村の皆から渡されたこの剣は、結局鞘から一度も引き抜いたことはなかった。
ふんぎりをつけたとはいえ、長年の記憶が吹き上がってしまうと思ったから。そのため放置していた剣を俺は手に取る。
病院から出てすぐに俺に駆け寄ってきた子供たち。あのとき秘密基地で小さくなっていた彼らが元気に走っているのを見て、俺は考え直したのだ。
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