498 / 1,557
第3章 もとをただせば
時代行列
しおりを挟む
身を切るような冷たい風が四人を包んだ。
「おーい、シュペルター中尉!」
アイシャは階段の上から一人で誠の機体を見ながらポテトチップスの袋を片手に和んでいる技術部法術関連技官であるヨハン・シュペルター中尉に声をかけた。
その肥えすぎた巨体がアイシャの方を振り向く。
「ああ、これの件ですか?」
ヨハンはそう言うと左腕の携帯端末を指差した。
「そう、それ!」
そのままアイシャは誠を引っ張って階段を下りていく。ヨハン以外の整備員の影が見えないのを不審に思いながら誠は引っ張られるままアイシャに続いて階段を下りた。
「珍しいじゃないの。あなたが一人なんて……他の連中は?」
アイシャに笑いかけられてヨハンは苦笑いを浮かべた。そしてすぐに一階の奥の資材置き場を指差した。
「昨日、西の野郎が怪我しましてね。それを島田がレベッカをだましてごまかそうとしたのがついさっきバレて許大佐が切れちゃってね。ずつと絞られてるんですよ。おかげで隊員全員震え上がって身を隠していて……それで俺がここに一人でいるわけです」
そう言うとヨハンは苦笑して軽く両手を広げる。
「西きゅんが怪我したって……大丈夫なの?」
アイシャが食いつくようにヨハンをにらみつけた。西高志兵長は司法局実働部隊でも数少ない十代の隊員である。アイシャ達ブリッジクルーが弄り回し、技術部整備班の班長島田正人准尉と副班長レベッカ・シンプソン中尉が目をかけている少年兵である。特にレベッカとは非常に親密と言うより、『シンプソン中尉のペット』と呼ばれるほどで、ほとんど彼女の手足として動いている西に嫉妬する隊員も多く存在した。
「なんてことは無いんですよ。手袋使わずにアクチュエーターの冷却材を注入しようとして低温火傷しただけですから。でもまあ、たまにはああいう風に姐御にシメてもらったほうが……ってそれに書くんですか?さっきのアンケート」
そう言うとヨハンは誠の手からアンケート用紙を奪い取る。
「姐御がからんでるとなると半日は説教が続くだろうな。じゃあ、ヨハン。そいつを頼んだぞ。足りなかったらコピーして使え」
かなめの言葉に空で頷きながらヨハンは用紙を見つめる。その顔には苦笑いが浮かんでいた。その隣でヨハンの弱りようが分かったというようにカウラがうなづく。アイシャはぐるりとカウラの周りを回ってヨハンのふくよかな胴体を見て大きくため息をついた。その視線がカウラの平坦な胸を見つめていたことに誠はすぐに気づいた。
「アイシャ。私の胸が無いのがそんなに珍しいのか?」
こぶしを握り締めながらカウラの鋭い視線がアイシャを射抜く。
「誰もそんなこと言ってないわよ。レベッカが仕事の邪魔になるほど胸があるのにカウラ・ベルガー大尉殿のアンダーとトップの差が……」
そこまで言ったアイシャの口をかなめが押さえつける。
「下らねえこと言ってないでいくぞ!」
そう言うとかなめはヨハンに半分近くのアンケート用紙を渡してアイシャにヘッドロックをかける。
「わかった!わかったわよ。それじゃあ」
かなめに引きずられながら手を振るアイシャ。誠とカウラは呆れながら二人に続いて一階の資材置き場の隣の廊下を進んだ。中からは明華の罵声が切れ切れに聞こえてくる。
「島田の奴。今日はどんだけ絞られるのかな」
そう言いながらかなめは残ったアンケートを誠に返す。咳き込みながらも笑顔で先頭を歩くアイシャが資材置き場の隣の警備部の部長室のドアをノックした。
「次はマリアの姐御か」
かなめは大きくため息をつく。部隊の警備及び白兵戦要員として編成されている警備部。その部長こそがシン無き今、司法局実働部隊の常識を支えているマリア・シュバーキナ少佐だった。
「開いてるわよ」
中から良く響く女性の声が聞こえる。アイシャは静かに扉を開いた。嵯峨の隊長室よりも広く見えるのは整理された書類と整頓された備品のせいであることは四人とも知っていた。マリアは呆れた様子でニヤニヤ笑っているアイシャを見つめた。
「好きだなあ、お前等は」
そう言うとマリアは机の上の情報端末を操作する手を止めて立ち上がった。
「でもこの映画、節分にやるんですよね。姐御達は西豊川八幡の節分はまた警備ですか?」
かなめが警備部のメンバーの数だけアンケート用紙を数えている。
「まあな。一応東都では五本の指に入る節分の祭りだからそれなりの事故防止が必要だろ?」
そう言うとマリアはかなめから一枚アンケート用紙を取り上げてじっと見つめる。
「マリアさんなら鎧兜似合いそうなのに、残念ね」
アイシャのその言葉に誠は不思議そうな視線を送った。
「ああ、神前君は今年がはじめてよね。西豊川神社の節分では時代行列と流鏑馬をやるのよ」
「流鏑馬?」
東和は東アジア動乱の時期に大量の移民がこの地に押し寄せてきた歴史的な流れもあり、きわめて日本的な文化が残る国だった。誠もそれを知らないわけでもないが、流鏑馬と言うものを実際にこの豊川で行っていると言う話は初耳だった。
「流鏑馬自体は東和独立前後からやってたらしいんだけど、司法局実働部隊が来てからは専門家がいるから」
そんなカウラの言葉に誠は首をひねった。
「流鏑馬の専門家?」
「隊長だ」
アンケート用紙をじっくりと眺めながらマリアが答える。
「胡州大公嵯峨家の家の芸なんだって流鏑馬は。去年は重さ40キロの鎧兜を着込んで4枚の板を初回で全部倒して大盛り上がりだったしね」
アイシャはそう言うとマリアの机の上の書類に目を移した。誠達はそれとなくその用紙を覗き込んだ。何本もの線が引かれた大き目の紙の脇にはカタカナで警備部の隊員の名前が記入されている。
「シフト表ですね。警備部は休むわけには行かないから大変そうですよね」
「その大変なところに闖入してきていると言う自覚はあるならそれにふさわしい態度を取ってもらわないとな」
明らかに不機嫌そうなマリアの言葉に誠は情けない表情でアイシャを見つめた。タレ目のかなめはようやく警備部の人数分のアンケート用紙を取り上げるとマリアに手渡した。
「まったく隊長には困ったものだな。市だって『嫌だ』って言えばこんな話は持ってこないのになあ」
そう言いながらマリアは再びシフト表に視線を落す。
「じゃあ、失礼します」
アイシャを先頭に一同は部屋を出た。
「鎧兜ですか?そんなものが神社にあるんですか?」
誠の言葉を白い目で見るかなめ達。
「叔父貴の私物だよ。胡州の上流貴族の家の蔵にはそう言うものが山とあるからな」
そう言ってかなめはそのままブリッジクルーの待機室に向かおうとする。誠は感心するべきなのかどうか迷いながら彼女のあとに続いた。
「おーい、シュペルター中尉!」
アイシャは階段の上から一人で誠の機体を見ながらポテトチップスの袋を片手に和んでいる技術部法術関連技官であるヨハン・シュペルター中尉に声をかけた。
その肥えすぎた巨体がアイシャの方を振り向く。
「ああ、これの件ですか?」
ヨハンはそう言うと左腕の携帯端末を指差した。
「そう、それ!」
そのままアイシャは誠を引っ張って階段を下りていく。ヨハン以外の整備員の影が見えないのを不審に思いながら誠は引っ張られるままアイシャに続いて階段を下りた。
「珍しいじゃないの。あなたが一人なんて……他の連中は?」
アイシャに笑いかけられてヨハンは苦笑いを浮かべた。そしてすぐに一階の奥の資材置き場を指差した。
「昨日、西の野郎が怪我しましてね。それを島田がレベッカをだましてごまかそうとしたのがついさっきバレて許大佐が切れちゃってね。ずつと絞られてるんですよ。おかげで隊員全員震え上がって身を隠していて……それで俺がここに一人でいるわけです」
そう言うとヨハンは苦笑して軽く両手を広げる。
「西きゅんが怪我したって……大丈夫なの?」
アイシャが食いつくようにヨハンをにらみつけた。西高志兵長は司法局実働部隊でも数少ない十代の隊員である。アイシャ達ブリッジクルーが弄り回し、技術部整備班の班長島田正人准尉と副班長レベッカ・シンプソン中尉が目をかけている少年兵である。特にレベッカとは非常に親密と言うより、『シンプソン中尉のペット』と呼ばれるほどで、ほとんど彼女の手足として動いている西に嫉妬する隊員も多く存在した。
「なんてことは無いんですよ。手袋使わずにアクチュエーターの冷却材を注入しようとして低温火傷しただけですから。でもまあ、たまにはああいう風に姐御にシメてもらったほうが……ってそれに書くんですか?さっきのアンケート」
そう言うとヨハンは誠の手からアンケート用紙を奪い取る。
「姐御がからんでるとなると半日は説教が続くだろうな。じゃあ、ヨハン。そいつを頼んだぞ。足りなかったらコピーして使え」
かなめの言葉に空で頷きながらヨハンは用紙を見つめる。その顔には苦笑いが浮かんでいた。その隣でヨハンの弱りようが分かったというようにカウラがうなづく。アイシャはぐるりとカウラの周りを回ってヨハンのふくよかな胴体を見て大きくため息をついた。その視線がカウラの平坦な胸を見つめていたことに誠はすぐに気づいた。
「アイシャ。私の胸が無いのがそんなに珍しいのか?」
こぶしを握り締めながらカウラの鋭い視線がアイシャを射抜く。
「誰もそんなこと言ってないわよ。レベッカが仕事の邪魔になるほど胸があるのにカウラ・ベルガー大尉殿のアンダーとトップの差が……」
そこまで言ったアイシャの口をかなめが押さえつける。
「下らねえこと言ってないでいくぞ!」
そう言うとかなめはヨハンに半分近くのアンケート用紙を渡してアイシャにヘッドロックをかける。
「わかった!わかったわよ。それじゃあ」
かなめに引きずられながら手を振るアイシャ。誠とカウラは呆れながら二人に続いて一階の資材置き場の隣の廊下を進んだ。中からは明華の罵声が切れ切れに聞こえてくる。
「島田の奴。今日はどんだけ絞られるのかな」
そう言いながらかなめは残ったアンケートを誠に返す。咳き込みながらも笑顔で先頭を歩くアイシャが資材置き場の隣の警備部の部長室のドアをノックした。
「次はマリアの姐御か」
かなめは大きくため息をつく。部隊の警備及び白兵戦要員として編成されている警備部。その部長こそがシン無き今、司法局実働部隊の常識を支えているマリア・シュバーキナ少佐だった。
「開いてるわよ」
中から良く響く女性の声が聞こえる。アイシャは静かに扉を開いた。嵯峨の隊長室よりも広く見えるのは整理された書類と整頓された備品のせいであることは四人とも知っていた。マリアは呆れた様子でニヤニヤ笑っているアイシャを見つめた。
「好きだなあ、お前等は」
そう言うとマリアは机の上の情報端末を操作する手を止めて立ち上がった。
「でもこの映画、節分にやるんですよね。姐御達は西豊川八幡の節分はまた警備ですか?」
かなめが警備部のメンバーの数だけアンケート用紙を数えている。
「まあな。一応東都では五本の指に入る節分の祭りだからそれなりの事故防止が必要だろ?」
そう言うとマリアはかなめから一枚アンケート用紙を取り上げてじっと見つめる。
「マリアさんなら鎧兜似合いそうなのに、残念ね」
アイシャのその言葉に誠は不思議そうな視線を送った。
「ああ、神前君は今年がはじめてよね。西豊川神社の節分では時代行列と流鏑馬をやるのよ」
「流鏑馬?」
東和は東アジア動乱の時期に大量の移民がこの地に押し寄せてきた歴史的な流れもあり、きわめて日本的な文化が残る国だった。誠もそれを知らないわけでもないが、流鏑馬と言うものを実際にこの豊川で行っていると言う話は初耳だった。
「流鏑馬自体は東和独立前後からやってたらしいんだけど、司法局実働部隊が来てからは専門家がいるから」
そんなカウラの言葉に誠は首をひねった。
「流鏑馬の専門家?」
「隊長だ」
アンケート用紙をじっくりと眺めながらマリアが答える。
「胡州大公嵯峨家の家の芸なんだって流鏑馬は。去年は重さ40キロの鎧兜を着込んで4枚の板を初回で全部倒して大盛り上がりだったしね」
アイシャはそう言うとマリアの机の上の書類に目を移した。誠達はそれとなくその用紙を覗き込んだ。何本もの線が引かれた大き目の紙の脇にはカタカナで警備部の隊員の名前が記入されている。
「シフト表ですね。警備部は休むわけには行かないから大変そうですよね」
「その大変なところに闖入してきていると言う自覚はあるならそれにふさわしい態度を取ってもらわないとな」
明らかに不機嫌そうなマリアの言葉に誠は情けない表情でアイシャを見つめた。タレ目のかなめはようやく警備部の人数分のアンケート用紙を取り上げるとマリアに手渡した。
「まったく隊長には困ったものだな。市だって『嫌だ』って言えばこんな話は持ってこないのになあ」
そう言いながらマリアは再びシフト表に視線を落す。
「じゃあ、失礼します」
アイシャを先頭に一同は部屋を出た。
「鎧兜ですか?そんなものが神社にあるんですか?」
誠の言葉を白い目で見るかなめ達。
「叔父貴の私物だよ。胡州の上流貴族の家の蔵にはそう言うものが山とあるからな」
そう言ってかなめはそのままブリッジクルーの待機室に向かおうとする。誠は感心するべきなのかどうか迷いながら彼女のあとに続いた。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
時き継幻想フララジカ
日奈 うさぎ
ファンタジー
少年はひたすら逃げた。突如変わり果てた街で、死を振り撒く異形から。そして逃げた先に待っていたのは絶望では無く、一振りの希望――魔剣――だった。 逃げた先で出会った大男からその希望を託された時、特別ではなかった少年の運命は世界の命運を懸ける程に大きくなっていく。
なれば〝ヒト〟よ知れ、少年の掴む世界の運命を。
銘無き少年は今より、現想神話を紡ぐ英雄とならん。
時き継幻想(ときつげんそう)フララジカ―――世界は緩やかに混ざり合う。
【概要】
主人公・藤咲勇が少女・田中茶奈と出会い、更に多くの人々とも心を交わして成長し、世界を救うまでに至る現代ファンタジー群像劇です。
現代を舞台にしながらも出てくる新しい現象や文化を彼等の目を通してご覧ください。
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
異世界宇宙SFの建艦記 ――最強の宇宙戦艦を建造せよ――
黒鯛の刺身♪
SF
主人公の飯富晴信(16)はしがない高校生。
ある朝目覚めると、そこは見たことのない工場の中だった。
この工場は宇宙船を作るための設備であり、材料さえあれば巨大な宇宙船を造ることもできた。
未知の世界を開拓しながら、主人公は現地の生物達とも交流。
そして時には、戦乱にも巻き込まれ……。
完結 シシルナ島物語 少年薬師ノルド/ 荷運び人ノルド 蠱惑の魔剣
織部
ファンタジー
ノルドは、古き風の島、正式名称シシルナ・アエリア・エルダで育った。母セラと二人きりで暮らし。
背は低く猫背で、隻眼で、両手は動くものの、左腕は上がらず、左足もほとんど動かない、生まれつき障害を抱えていた。
母セラもまた、頭に毒薬を浴びたような痣がある。彼女はスカーフで頭を覆い、人目を避けてひっそりと暮らしていた。
セラ親子がシシルナ島に渡ってきたのは、ノルドがわずか2歳の時だった。
彼の中で最も古い記憶。船のデッキで、母セラに抱かれながら、この新たな島がゆっくりと近づいてくるのを見つめた瞬間だ。
セラの腕の中で、ぽつりと一言、彼がつぶやく。
「セラ、ウミ」
「ええ、そうよ。海」
ノルドの成長譚と冒険譚の物語が開幕します!
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる