遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』の死闘

橋本 直

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第九章 『特殊な部隊』の飲み会明け

第21話 鬼の母、そして無防備な朝

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 格闘技大会の夢がぼんやりと続いていた。だが耳元で聞こえる『ギギギ……』という異音と、誰かの苦しそうな息遣いが夢と現実の境界を溶かしていく。

 目を覚ますと、目の前でかなめがカウラの首をチョークスリーパーで締め上げていた。透き通るようなエメラルドグリーンの髪が、その動きにあわせて揺れている。

「あの、カウラさん?それと……」 

 誠はなぜこんな珍妙な光景を目覚めてすぐに目にする羽目になったのかと混乱していた。

「ああ、神前。目が覚めたのか。騒いですまんかった。全部コイツのせいだ。アタシは今、この不法侵入者に制裁を加えてるんだ。しばらく待て」 

 かなめはそう言うと腕をカウラの首に巻きつけて締め上げている腕に力を込める。サイボーグの腕力に締め上げられてカウラは苦しそうにもがき始めた。

「何やってるんですか!それと西園寺さん!そんなことしたらカウラさんが死んじゃいますよ!まず、ここは僕の部屋ですよ!暴れるんなら他所でやってください!」 

 思わずそう言うと飛び起きた誠はかなめの腕を引き剥がそうとした。だが、その独特の人工皮膚の筋の入った強力な人工筋肉は誠がどうにかできるものではなかった。しばらくカウラを締め上げた後、満足したとでも言うようにかなめは手を放した。

「オメエは黙ってろ。この女が昨日ずっとお前の部屋にいやがったからな。制裁を加えていたんだ。こいつはそう言う下心とは無縁だと思ってたが……どいつもこいつも油断ならねえな」 

 黙って咳き込むカウラを見ながらかなめは悪びれもせずに答えた。

 確かにこの司法局下士官寮に誠の護衛と言うことで同居を始めたカウラ、かなめ、アメリアの三人はできるだけ他の部屋に入らないようにと寮長の島田が説明しているところに誠も同席していた。

 以前は島田の『彼女』のサラとおまけのパーラ以外は女人禁制と寮長の島田が決めていた規則もあって女性がこの部屋に出入りするのは、階級にものを言わせて島田を黙らせる屁理屈お化けのアメリアとそれに付き合うパーラくらいのものだった。

 その女人禁制が解かれた今も誠の部屋には近寄らないように島田から言われていること無視して誠の部屋に不法侵入を繰り返すアメリアに、かなめが制裁を加えている場面には何度か行き当たっていた。

「別に制裁なんて……どうせ昨日も泥酔した僕が暴れて看病でもしてくれていたんじゃないんですか?それだったら僕は感謝しなきゃならないのに。かなめさん、ふざけすぎです!やってることがめちゃくちゃです!まあいつものことですが……」 

 そう言う誠の顔を見て、タレ目を光らせながら罰の悪そうな顔をしてかなめは頭をかき始める。

「西園寺……お前、力の加減くらいはしろ。本当に死んだらどうするつもりだ。そうしたら貴様は殺人者だぞ」 

 ようやく息を整えたカウラがかなめをにらんだ。さすがに感情の起伏の少ない人造人間『ラスト・バタリオン』であるカウラの顔にも怒りの表情が浮かんでいた。

「あー、頭痛い……昨日は飲みすぎたわね。あら、誠ちゃん起きてたの?」

 シャワー帰りのアメリアが、タオル一枚という格好で当然のように現れた。

「アメリア!テメエはなんて格好でうろついてるんだ」

 いつもならトラブルメーカーのはずの自分がトラブルを収拾しているのが気に入らないのか、かなめの声はいつもより大きかった。

「あら、誠ちゃんは元気そうじゃないの……ってかなめちゃん居たんだ。それにカウラちゃんまで……何してるの?なんだか楽しそうじゃない」 

 そんなアメリアの言葉に自分のあられもない姿への反省の色はみじんも無かった。それでもアメリアの言葉で誠は昨晩の馬鹿騒ぎを思い出した。

 機動部隊長クバルカ・ラン中佐の『特殊な部隊』への本配属。それを祝うはずが、いつものようにどんちゃん騒ぎの末どうなったかは誠はまるで覚えていなかった。

「そう言えば今は何時ですか?今日も仕事あるんですよね」 

 そう言う誠にかなめが腕時計を見せる。まだ6時にはなっていない。とりあえず出勤するには余裕がある時間だった。

「あの、お三人方にお願いがあるんですが……」 

 誠は三人を見回す。察したアメリアはそのまま出て行った。かなめとカウラは誠の言いたいことが分からないらしく黙って誠を見つめていた。

「着替えたいんで出て行っていただけます?一応、僕も男なんで」 

 その言葉でようやくかなめとカウラは立ち上がった。かなめとカウラも渋々といった感じで誠の部屋から立ち去ろうとした。

「先に飯食ってるからな!それとシャワー浴びろよ!酒臭いからな!」 

 かなめはそれだけ言うとドアを閉めて去っていった。誠はゆっくりと起き上がるとアニメのポスターの張られた壁の下にある箪笥から下着を取り出した。

 そしてすぐドアを見つめた。かすかに開いたドアの隙間から紺色の髪が見え隠れしている。

「あの、アメリアさん。なにやってんですか?」 

 そんな誠の言葉で静かにドアが閉じられた。

「全くあの三人が来てから朝から毎日こんな感じだ……さすがに疲れちゃうよ」

 誠はそう独り言を言いながら着替えを始めた。

 隠れていたアメリアを追い返すといつまた戻ってくるか分からないアメリアに怯えながら誠はそのまますばやく着替えを終えた。そして廊下に出ると誰にも行き会わずにシャワー室に入った。

 『特殊な部隊』の男性隊員に朝シャンなどをする気取った人間は居ない。誠は誰も居ないシャワー室で体に染みついた酒の匂いを洗い落とすと、再び服を着て食堂に向った。

 食堂は出勤前の時間帯とあって込み合っていた。隊員達が食事当番から受け取っているトレーに乗ったスクランブルエッグが食欲を誘った。すでに早番の整備班員達は朝食を済ませて、食事の終わったトレーを食事当番の隊員に手渡しているところだった。

「誠ちゃん、今日は卵うまく焼けてるじゃない?当番の子、優秀ねえ」

 アメリアはまるで主婦のように言いながら、誠の皿を覗き込んだ。

「かなめちゃんは味なんてわからない割には素材とかこだわるのよねえ。『このウィンナーソーセージには魚肉が入ってやがる』なんて。そんなの私は気にしないわよ。安けりゃいいじゃない」

 アメリアはそう言いながら誠に笑いかけた。

「大体、食費込み五千円なのよ、ここの家賃。厚生福利費で補助してくれるにしても限界があるわよ。うちが予算が無いのは今に始まったことじゃ無いんだから。ここの安い家賃と食費だけでも感謝しないと」 

 そう言いながら緑色のジャケットを着たアメリアがちゃんとマスタードを塗りながらウィンナーソーセージを食べているのが目に飛び込んで来た。誠は食事当番から朝食の乗ったトレーを受け取ると彼女の隣に座った。

「そう言えば今日から隊長休みだったわよねえ。『殿上会』……一度見てみたい気がするけど。まあ、甲武国にはテレビもラジオも無いからその様子が全くの秘密に包まれてるってところもまた逆に好奇心をそそるのよね……かなめちゃんは警護で会場の近くまで行ったことが有るんでしょ?隊長は何をさせられるの?」

 情報通らしくアメリアの好奇心は人一倍の物があった。彼女もまたカウラと同じ人造人間『ラスト・バタリオン』なのだが、その自然な表情にはそんな暗い過去は一分も見ることが出来なかった。 

「知らねえよ、アタシは叔父貴の保護者じゃねえんだから。それにどうせ宰相と関白の代行をしている左大臣をやってる響子にかえでの四大公家末席嵯峨家の家格の相続をしたら叔父貴の仕事は終わりだ。そのために一週間も休みを取りやがって……本来アタシが『関白太政大臣』になればいろいろしなくちゃならない事が有るからそれを口実に叔父貴の倍は休めるのに……」 

 周りは半分も食べていないと言うのに皿の隅に残った卵のカスを突くだけになったかなめが答えた。休みを取りたいがために貴族の最高官位である『関白』になりたがるかなめに誠は呆れたような笑みを浮かべて答えた。

「『殿上会』。貴様は筆頭公爵の爵位を持っているんだから出ないといけないんじゃないのか?甲武四大公家、西園寺、九条、田安徳川、嵯峨がそろって初めて意味のある『殿上会』なんだろ?」 

 そう言いながらトマトを箸で掴むカウラをあからさまに嫌な顔をしたかなめが見つめた。彼女がここ遼州星系の第二惑星国家甲武国の四大公家の筆頭公爵の位を持っていることは誠も知っていた。

「出るもんか!出たくたって、あたしの官位はまだ『検非違使別当』だぞ。『殿上会』に上がれるわけがない。どうせまた『検非違使別当』の本務の警備役を押し付けられるのが関の山だ」

 かなめはうんざりしたような表情でそう言った。

「こっちは『官位ですので』と言って部下に指示を出してありも入れない綿密な警備態勢で警護してやっているってのに頭の1つも下げやしねえ。全く癪に障る。ただ、関白になれば話は別だ。そいつ等はみんなアタシに逆らえねえ、それを想像すると最高の気分になるぜ」 

 そう言いながらかなめはテーブルに置かれたやかんから番茶を汲んだ。

「そう言って、『殿上会』に出たくないと言うのは口実で、実は康子様に会うのが嫌なんじゃないの?隊に入ってから一度も甲武には帰ってないんでしょ?それもすべてお母さんに会うのが怖いから……逆マザコンね」 

 アメリアのその言葉にびくりと震え、かなめは静かに湯飲みをテーブルに置いた。

「康子様?それがかなめさんのお母さんの名前ですか?」 

 不思議そうに誠はかなめの顔を見つめた。その名前を聞いてから確かにかなめの行動がどこか空々しいものになってきているのは誠もすぐに気づいた。

「そうよ、この甲武四大公筆頭西園寺かなめ嬢のご母堂様よ。まあ甲武国西園寺義基首相のファーストレディーと言った方がいいのかしら。別名『甲武の鬼姫』。ある人は『遼州系最強の生物』とか言ってるわ。ラン中佐でさえ『鬼姫』の話をされると顔色を曇らせる。かなめちゃんの母親……それほどの法術師なのよ……法術がまるで使えないかなめちゃんが会いたくないのも分からなくはないわね」 

 タレ目で迫力が減少しているとは言え、明らかに殺意を込めた視線をアメリアに送りながらかなめは誠を引かせるだけの迫力があった。かなめはそのままの表情でゆっくりと番茶をすすっていた。

「西園寺さんのお母さんがですか?クバルカ中佐に匹敵するほどの法術師……つまり『人類最強』クラスに強いんですか……そりゃあ逃げたくもなるわけだ。でも一応お母さんでしょ?僕も実家に帰っていないから人の事は言えないけどせめて電話くらいしてあげたらどうなんです?」

 誠は母親の話をしたがらないかなめに向けてそう言った。

 誠はランが常に自分を『人類最強』で神か悪魔でも無ければ絶対に勝てると自称しているので、それと同じくらいの強さとなる母を持つかなめにある意味同情する他無かった。ただ、実力者を母に持つのは誠も同じなので、せめてもの母心として娘の声くらいは聴きたいだろうと誠はそう言ってみた。 

「電話? お断りだ! あれの声を聞いた瞬間、五寸釘が脳天に突き刺さるような気がするんだよ。それにあれの強さは人類の例外だ。叔父貴に剣を教えたのもお袋だ。かえでが法術師としてほぼ完成されているのもこれもお袋の仕業。全くあれに逆らうことを考えると命がいくらあっても足りねえ。そんなのと話せってか?何を話すんだよ。どうせ面倒なことを押し付けられて終わりだ。そんな面倒なこと誰がするか」 

 誠はその例えに思わず目を丸くした。いつもは怖いものなしに暴虐武人にふるまっているかなめが恐怖のあまりぎこちない動きを見せながらそう言うかなめに誠は思わず噴出しそうになる。だが、ここで噴出せばかなめが今小脇のホルスターに収めている銃で射殺されると必死にこらえて茶碗のご飯を無理やり喉に押し込んだ。

「まあ康子様からの電話を取り次いだ時のあの隊長の恐怖に震える表情は最高だったけどねえ。どんな鍛え方されたのかしら、隊長?まあ、あの人は死なないから、だからこそ普通の人だったら即死クラスの一撃を毎日のように食らって……スパルタもそこまで行くと地獄ね」 

 そう言いながらアメリアは自分の手元にやかんを持って来た。

「隊長が恐怖に震える?あの隊長が?……つまり相当凄い人なんですね」

 普段は『駄目人間』で通っているが、怖いもの知らずだと思っていた嵯峨に怖いものがあると知って誠は驚いた。 

「法術師としてちっちゃい姐御と同等なだけじゃねえ。さらに腹黒い。……叔父貴がかわいく見えるくらいにな。だから官位ももたない平民の宰相婦人に過ぎねえのに上流貴族の政治家連中は年中お袋の顔色を伺いに来る。『闇の女宰相』とか呼んでる奴もいる。それくらい政治好きな困ったお袋だ」

 かなめはそう言って番茶を飲んだ。政治家が宰相であるかなめの父西園寺義基ではなくファーストレディーで民間人に過ぎないかなめの母康子に会いに来る。そのことからも彼女は政治の裏事情に詳しいに違いないと誠は思った。

「親父とアタシが住んでる古いぼろ屋敷とは別にうちの敷地でもお袋だけ別棟に住んでるんだ。そっちはそれなりに貴族の偉いさんを迎え入れても恥ずかしくない程度の屋敷なんだ。おかげで子供のころからあのお袋のつらはあまり見ないで育つことが出来た。あのお袋の面を毎日見て育ったかえでが人格破綻者になったのに比べたらアタシはずいぶんましな方だろ?なあ、神前」 

 かなめはそう自分の母と妹を切って捨てた。

「僕にそう言われても……かなめさんのお母さんにもかえでさんにも会ったことが無いので……今のところはノーコメントと言うことになりません?」

 あれだけ自分の血族を平気で誹謗中傷するかなめを見ながら何かというと人に銃口を向けて来る彼女の人格も十分破綻していると誠は思っていた。

「あんまり自分の母親をそう言うふうに言うもんじゃないわよ。当代一の薙刀の名手。自慢くらいしてみなさいよ。ああ誠ちゃんまだ酒臭いわよ。たぶん空いてるからもう1回シャワーでも浴びてきなさいよ。そのままじゃ機動部隊の詰め所でランちゃんにいろいろ言われるわよ」 

 アメリアはそう言うと誠の肩を叩いた。

「30分で支度を済ませろ。遅れたら置いていくからな」 

 カウラもそう言うと立ち上がった。誠は番茶も飲めずにそのままシャワーへいかなければならない雰囲気に立ち去らなければならなくなっていた。

「本当は僕の護衛のために同居してるはずなのに……どうして僕が一番立場が弱いんだろう?」

 タオルを手に、誠はため息まじりに部屋へと戻っていった。
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