遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』と悪魔の研究

橋本 直

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第十四章 『特殊な部隊』の暴走

第35話 軍靴の影、忍び寄る予感

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 詰め所の空気は重かった。壁の大型モニターには先ほど解析したばかりのログが映し出され、電子機器の小さな駆動音だけが響く。誠は椅子に深く腰を沈め、落ち着かない様子で手元の端末を弄っていた。

「でも……僕達を監視しているって宣言してみせる意味が分からないんですけど……わざわざそんな胡散臭い団体のサーバーを経由してまでうちに情報を流す意味って何かあるんですか?」 

 そんな誠の言葉に一番に落胆した表情を浮かべたのはかなめだった。かなめはコードを首筋のジャックに繋ぎながら舌打ちをした。苦虫を噛み潰したような表情のまま、モニターに映るログを睨みつける。

「あのなあ、アタシ等の監視をしていると言うことはだ。いずれこの監視をしている連中の利害の範囲にアタシ等が関わればただじゃすまないぞ、と言う脅しの意味があるんだと思うぞ。実際、物理干渉型の空間展開なんかを見せ付けているわけだからな。どんな強力な法術師を擁しているか分かったもんじゃねえよ……本命の違法法術研究集団とは別の法術師をすでに保有している勢力があるってこった」

 かなめはどうやら探っていたこの画像の発信元の追跡が出来ない事に気づいたらしく、首筋のジャックを引き抜くと舌打ちをしてそのまま椅子の背もたれに体を預けた。

「恐らくそいつ等の法術師に関する技術はアタシ等が追ってる連中の上を行く……それだけは間違いねえだろうな。なにせ、自分達があんだけ派手に干渉空間を展開できますなんて見せて見せるってことは連中にはそんな法術師は珍しい存在では無いということなんだろうな。そいつの領域に踏み込めば恐らくオメエにゃ一分の勝ち目もねえ。勝てるのはうちではランの姐御とかえでくらいだが……かえではシュツルム・パンツァーの訓練があるからそれどころじゃねえからな」 

 かなめの声には、苛立ちと警戒が入り混じっていた。モニターを見ながらかなめがそう言って苦虫をかみつぶしたような顔をした。

「なんでこんなことしたんでしょう?そんなに僕達の邪魔をしたいのなら直接攻撃してくれば話は早いのに。そんなにクバルカ中佐が怖かったんですかね?この人達。なんと言っても中佐は遼南内戦では『汗血馬の騎手のりて』と呼ばれたエースで『人類最強』の法術師ですから。さすがにクバルカ中佐に真正面から勝負を挑める法術師は抱えていない……そう言うことでしょうか?」 

 純粋に疑問を持った誠がそうつぶやいた。

「アホか?今の話聞いてただろ?脅しだよ脅し。奴等は本気でアタシ等とやりあうつもりなんてはなからねえの!姐御が居たから手を出さなかったという線も確かにあるが、本気でアタシ等の研究阻止活動を邪魔したいなら、アイツ等が軍人なら真っ先にオメエを狙う。あれだけの干渉空間を自在に展開できるんだ。オメエとカウラの平和ボケコンビくらいだったら瞬殺できるはずだ。まずあの映像みたいに器用かつ実用的に干渉空間を展開するような芸当はオメエには出来ねえだろ?アタシ等の邪魔をしたいんならオメエ等二人を血祭りにあげれば、アタシ等は嫌でも捜査を中断しなきゃいけなくなる。そうしないのは何かそうできない理由があるってことだ。それをしないでわざわざランの姐御に返り討ちに遭う危険性を冒してまでこっちをマークしてわざわざその情報を知らせてきた。つまりそれだけの自信が有るんだろうな、連中には。今すぐ動ける状況にはないとはいえその組織には姐御とガチでやりあえる法術師がいるとか。場合によっては連中は姐御とガチでかち合うことも怖がっちゃいねえ」 

 ようやくかえでからの開放感から落ち着いてきたかなめはそう言うと始末書の作成に取り掛かった。だが、誠は相変わらず首をひねっている。

「だって、ただ邪魔をしたいとか監視していることを知ってほしいなら、直接クバルカ中佐達に攻撃を仕掛ければ良いじゃないですか?クバルカ中佐と戦える法術師を抱えてるんでしょ?遠慮する必要はないんじゃないですか?場合によってはってそのタイミングまで待ってクバルカ中佐を倒されたら僕達はもう何もできなくなりますよ。クバルカ中佐に勝てるってことは僕や茜さんどころか日野少佐も敵じゃないってことですから」 

 誠の何気ない一言にランが顔を上げた。

「そうか!カウラ、車は出せるか?」 

 ランは誠の言葉に急に何か思いついたことが有るとでもいうように立ち上がってそう言った。

「ええ、良いですけど……始末書は?今日中に提出しろと隊長が……」

 そのランの急な行動にカウラは不審そうに慌てて部屋を出て行こうとするランに声をかけた。 

「そんなものはどーでもいーんだよ!始末書?そんなもん移動中にだって書けるんだよ!それより早く行動するのが大事なんだ!」 

 ランは入り口の衣装掛に吊り下げてあったコートを羽織る。カウラも呆然と様子を見ているかなめを無視して立ち上がった。

「どうしたんですか?」 

 心配そうな誠の声にランは満面の笑みを返す。

「そうなんだよ!アタシ等に直接攻撃を出来ない理由がある連中を当たれば良いんだ……連中はおそらくアタシの強さを正確には知らねー。というかアタシの強さを知ってるのは遼南内戦でアタシと戦った隊長とその部下達くらいのもんだからな。連中はアタシに勝てると思ってる……アタシと戦って勝負になる奴?そんなのアタシが知る限り西園寺のお袋とあと二人しかアタシは知らねーし、その三人にはこんなことをする理由がねーからな。連中はアタシが怖くて直接攻撃しなかったわけじゃねーんだ。連中には攻撃できねー理由が有るんだ」 

 そう言ってドアにしがみついているかえでの肩を叩いてランは出て行く。それをカウラは慌てて追った。

「僕……何か言いました?」 

 誠は呆然と立ち尽くした。そしてランのひらめきの中身が何かと思いながら仕事に戻ろうとした。

「知りたいか?」 

「うわ!」 

 誠は耳元に突然囁きかけてきたカウラに驚いて飛び上がる。それを見てカウラはしてやったりの笑みを浮かべる。

「何か知ってるのか?」 

 かなめのいぶかしげな顔にカウラは机の上の端末を起動した。いじけていたかえでと彼女に寄り添うようにして立つリンと一緒にカウラの操作している誠の端末の画面を覗きこんだ。

「つまりだ、司法局に介入されるといろいろと困る人が悪趣味な人体実験の片棒を担いでいると言うことはだ。司法局が嫌いで嫌いでたまらない連中と考えが行くわけで……」 

 そう言うカウラが画面に表示させたのは同盟の軍事機構の最高意思決定機関の組織図だった。その中の数人の将官がカウラの捜査により目立つように強調マークがついていた。

「その連中は同盟軍事機構の関係者の中にいるって訳か。そりゃあ虎を引きずり出したようなもんだな。それにこの面子。全員軍籍は東和陸軍か……東和陸軍ということは全員が遼州人。当然法術師もいるわけだな」 

 かなめのタレ目は笑っていなかった。カウラはその組織図にいくつかのしるしをつけていく。その数に誠は圧倒された。

「印をつけた人物は全員『近藤事件』で押収した資料に名前の載っている人間だ。隊長も彼等の行動には目をつけている。当然これまで『近藤事件』の裏帳簿を隊長が握りつぶしたことで彼等も東和陸軍大臣からの訴追を切り抜けてはいるが近藤中佐の帳簿が表ざたになればどういう処分が出るか……まあこんな裏事情は彼等も分かってるだろうからな。それは司法局が嫌いでたまらないだろう」 

 そこまで言うとカウラは笑みを浮かべる。

「あの帳簿の公表は最後の手段だからな。表に出れば同盟内で要職についてる連中の総入れ替えが始まるわけだからアタシ等も表ざたにするのは同盟が崩壊に危機に瀕した時の最終兵器としてとっておきたいからな。アレが表ざたになれば同盟の政治的均衡は完全に崩れ去るってわけだ。まあできるなら避けて通りたい道だな。それだけの威力があるからあれは『最終兵器』としての意味があるんだから」 

 かなめはそう言ってそのまま自分の端末に目を向けた。

「同盟軍事機構の幹部連が一枚かんでいたということですか……どおりで情報が集まらないわけだ。どこの役所も同盟軍事機構という正規の兵隊さんから銃口を突きつけられて『黙れ』と言われたら黙り込むよりほかに道は無い。それに東和陸軍は東和宇宙軍と違って年中暇をしている軍隊だから手持ちの法術師を使ってランの姐御を監視するような芸当はやってのけますよ」 

 そう言ったのはサラと一緒に画面をのぞき込んでいた島田だった。頭を掻きながら天を仰いだ。

「東和陸軍には昔から遼州人至上主義を標榜する連中がうようよいますから。彼等は東和政府や国防軍全体の方針に反して法術師の軍事利用には前向きな態度をとっているのは僕でも知ってます。その相手にするのは僕達が追ってる研究を仕切っている組織の面々も避けたいでしょうからね。でもそうなると同盟軍事機構の情報機関がこの事件の調査を始めるんじゃないですか?」 

 島田の意見に誠もうなずいた。そんな二人とサラを見てカウラは呆れたような顔をした。

「同盟軍事機構の連中が調査を始めて今回の事件の肝である法術師の能力強制覚醒の技術を手に入れたらどうなると思う?あの連中は本音では地球と400年前の地球人の遼州人奴隷化の復讐を兼ねてもう一回ガチで地球圏と喧嘩したい連中だ。一騎当千の法術師を大量生産して一気に地球に派遣して大混乱を起こす。そして軍の侵攻……そうなったらそれを静観していた東和宇宙軍も同じ東和共和国の軍隊を支援せざるを得ない……電子戦無敵の東和宇宙軍の飛行戦車と『不死身の兵隊』で構成された東和陸軍の最強軍団。地球圏がどんなに核を使おうが勝てるわけがねえな……そもそも東和宇宙軍の電子戦で核ミサイルをいくら撃っても起爆しないわけだし、システムを使わずに原始的な物理手段で核爆発を起こせたとしても『不死身の兵隊』は常人なら即死するような放射能濃度の環境下でも平気で戦争が続けられるんだ。絶対勝てる戦争を東和政府が止めるかどうかは疑問だな」 

 かなめは難しい表情を浮かべてそう言った。

「核が通用しない機動部隊と核が効かない兵士達を擁した軍隊の起こす戦争……勝敗は別としてもかなり見るに耐えない光景が展開されるのは確実ですね」 

 かなめの言葉を聞くまでも無く誠は状況を理解した。

 一方そんな会話を聞いていた島田は思わず後頭部をかきむしった。

「……なんか、もう俺たち生きて帰れる気がしねぇな」

 島田の隣に立つサラも端末から顔を上げ、小さく眉を寄せる。

「でもそうすると研究施設を発見しても個の監視をしている軍の人達にバレて先を越されたら終わりじゃないですか!この人数で正規の軍の部隊とやりあうんですか?無理ですよ、そんなの」 

 誠は東和陸軍の施設には東和宇宙軍時代に良く出入りしていたので、その規模はよく理解していた。確かに、東和宇宙軍の電子戦のおかげでお荷物扱いされている軍隊とは言え、相手は正規軍であり動員できる兵員の規模が違い過ぎた。

「そうでもないぜ」 

 慌てた誠の言葉をかなめがさえぎった。そして端末を操作して誠の画面を切り替えた。そこに映るのは近藤事件に関与が疑われている同盟軍事機構の上層部の将官達の名前だった。

「こちらも手札はあるんだ。おそらくこの『近藤事件』関係者の名簿をうちが握っていることは東和陸軍の連中も知っているはずだ。アタシ等が先に施設を発見できれば、この名簿を公表されるのが何より怖い連中はそれを恐れて無茶な介入はできねえはずだ。連中も現状としてはアタシ等を刺激しない程度に一人二人の軍人を動かす程度の事は出来るだろうが、中隊規模……いや、小隊規模の部隊すら動かせば自棄になったうち等が名簿の公表に踏み切ることも考えてるだろうからな。誰もが自分がかわいいもんだよ。アタシ等を数押しで潰しに来ることは考えにくい」 

 こう言うときのかなめは晴れやかな顔になる。常に軍上層部から嫌がらせに近い扱いを受けてきただけに彼女のそのサディスティックな笑顔にも誠は慣れてきていた。

「それでも調査は一刻を争う状況だな。西園寺。コイツと行ってこい」 

 そう言ってカウラは誠の肩を叩く。

「始末書、作ってくれよな。後で縄で縛って鞭打って蠟燭垂らしてやるから」 

 かなめの言葉にドアに身を隠して誠達の議論を盗み聞きしていたかえでが恍惚の表情を浮かべてうなずいた。誠は迷いが消えたようなかなめの顔を見て笑顔を浮かべていた。

「俺達は?」 

 取残された島田とサラは呆然と立ち尽くしていた。カウラは何も言わずにいつもの軽い笑みを浮かべるとそのまま自分の席へと島田を無視して立ち去ってしまった。すがるような視線を島田は誠に投げるが、彼も目をそらしてそのまま自分の席へと向かう。

「神前!ちゃんと私服に着替えろよな」 

 助けを求めるような島田を無視してかなめはそう言うと立ち上がって端末を停止させている誠を見下ろした。

「分かりました……」 

 そういう誠にも島田は涙目を向けてくるが周りの空気を読んで誠は無言で立ち上がって実働部隊の詰め所から更衣室へ足を運んだ

 更衣室へ向かう誠の背中を見送りながら、島田はぼそりと呟いた。

「……本当にこの捜査を続けて行っても、俺たちの首、つながってんのかね」

 詰め所の空気がさらに重く沈んだ。

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