遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』と悪魔の研究

橋本 直

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第十九章 第一期『特殊な部隊』

第48話 屍者の兵団

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「まあいい。実際の戦線は悲惨だった。叔父貴に甲武陸軍が与えたのはたった二機のシュツルム・パンツァーに、甲武国本国から送られた50代から70代の、兵器工場の作業着を脱いだばかりの爺さんばかり。まともな訓練も受けず、銃の安全装置の外し方すらおぼつかないような素人部隊だった。そして背後に予備戦力として控えるのは数だけでは遼北人民解放軍に負けるもんじゃないが弱兵で知られた遼帝国軍だ。実際、叔父貴が戦地に到着した時には遼帝国軍は脱走兵が相次いで戦争どころではなかったらしい。勝負は見えていたはずだが……」

 かなめは電子タバコの煙を吐くと一同の顔をまんべんなく見回して一瞬笑みを浮かべた後、再び真剣な表情に持って話を続けた。

「勝って当然の遼北人民解放軍はこれを攻めあぐねた。遼北の不可侵条約の破棄を知ると同時に遼帝国軍の指揮官自ら組織的に次々と戦線を離脱して逃げ出す有様だった。そして敵は味方の損害なんぞまるで気にせずいくら落としても湧いて出る敵の遼北人民解放軍の最新鋭シュツルム・パンツァー。手持ちの兵は銃の撃ち方を習ったばかりのド素人のくたびれた爺さんの集まり。それでも後退しながら甲武遼帝国派遣軍の戦線は崩壊しなかった。遼北人民解放軍は甲武との停戦協定を始めたばかりのアタシの親父の顔を見るなり、宇宙での戦いはひとまずケリがついたということで甲武降下作戦を急かす地球圏との協力を断って主力の部隊は本国に引き上げて精鋭部隊を遼帝国攻略に向けていたんだ。硫酸しか資源の無い甲武なんかよりも豊富な金が眠る遼帝国の領土を終戦のどさくさに紛れて割譲した方がより賢い戦争の終わり方だと考えたんだろうな。ゲリラ狩りしかしたことがねえ一握りの憲兵隊と役にも立たないおいぼれの集団で構成されたそんな雑魚部隊なんぞ一瞬で片付けて遼帝国の北半分を停戦協定が本決まりになるまでに丸ごと併合できたはずだ。だが、事実はそうはならなかった」

 かなめは嵯峨とその部下達が行った奇跡にも近い戦線維持の戦いについて語った。

「そんなに奇跡的なものだったんですか?確かに戦力比を考えると勝ち目がないのは分かるんですけど……でもどうやってその戦いを生き延びたんです?確かに話を聞く限り隊長に勝ち目が無いのは分かるんですが……あの隊長の副官だった人、生きてますよね?他にも部下が沢山いるみたいだった……なんでそんな圧倒的な不利な状況から生き延びてこれたんです?」

 話を聞いていた誠が手を挙げて質問した。

「まあ、戦力としては役に立たないが、そんなことは初めから叔父貴は与えられた老兵たちに居たいしてあ何回無かった。逆に期待したのはこれまでの工員としての技量を生かして爺さんたちに戦場に遼北の不可侵条約破棄までの二週間の間に数多くの障害物やトラップを仕掛けさせたんだ。それに戦場は8,000メートル級の山々が連なる山岳地帯だった。大軍を動かすには元々向かない地形だったんだ。その狭い渓谷を抜けてきた敵は叔父貴の時期さんの精強部隊に遭遇する前に障害物やトラップで徹底的に疲弊させられていた。そんな戦意の下がったところを見計らったうえで巧みなゲリラ戦法を使って、一つの過ちもなく任務を遂行できる戦力があれば無理な話じゃねえがな。つまりだ」

 かなめの言葉を引き継いだランはニヤリと笑う。

「あのうどん屋の亭主の部下達にはそれが可能だってことだ。千倍の敵とぶつかっても平気で戦い続けることが出来る精神力と技量を持った最強の兵士達。地球圏の連中はあの大将の部下達を通称『屍者の兵団』とも呼んでいる。まあ、手柄を上げた時、『特殊な部隊』のメンバーを射殺したよりは『屍者の兵団』のメンバーを射殺したと言った方が恰好がつくからな」

 小さな子供にしか見えないランだが。その言葉には凄味があった。誠達は彼女の姿に息を飲んだ。

「でもまあ、戦争の大局を左右するほどの意味がある戦いだったかどうかは知れたもんじゃねえがな。遼帝国は国政の全権を握っていた遼帝国軍を率いていたガルシア・ゴンザレス元帥が、敗戦の責任をすべて無能な皇帝、霊帝に押し付けてこれを追放した。哀れ、400年の歴史を誇る遼帝国は滅亡し、地球軍、特に主力のアメリカ軍が元々遼帝国で霊帝を擁するガルシア・ゴンザレスとは犬猿の仲だった南都軍閥首領・アンリ・ブルゴーニュの手引きでほとんど何の抵抗も受けずに遼南地方をわずか一月余りで占拠した。そうして遼帝国は敗戦国に、ガルシア・ゴンザレスを臨時大統領にいただく新たにできた遼南共和国は戦勝国になったんだ」

 かなめが語る20年前の大戦末期の真実。当時中立を守り無関係な平和な国である東和の子供に過ぎなかった誠には海を隔てて数百キロの大陸の出来事だというのにあまりに遠くの宇宙の星の出来事のように感じられた。

「北には遼北人民解放軍の精強部隊、南には降下してきて解放軍気取りのアメリカの大軍。進退窮まった甲武遼帝国派遣軍は指揮官だった叔父貴は当時アメリカ軍が血眼になって追っかけてた戦争犯罪人、嵯峨惟基……いや、連中にとっては『三好大蔵』であった方が都合がいいんだがな。その投降の混乱に紛れて四散して逃げ延びたわけだ。あの大将、叔父貴には恩があると言ってたろ?あの大将達が逃げる時間を稼ぐために叔父貴はわざとアメリカ軍に手のかかる方法で捕まったんだ。そして全責任を負って銃殺された。偽名である『三好大蔵』中佐としてな。実際には存在しない名将『三好大蔵』は甲武とアメリカと遼北と母国である甲武のそれぞれの思惑によってこの世から抹消されたわけだ」

 そう言うとかなめは静かに加熱タバコをしまった。嵯峨の過去。これまでもその指揮下にあってその命令に従ってさえいれば必ず勝てると信じていた『駄目人間』の苛烈な過去に誠は言葉が無かった。

『隊長の作戦を前にした時のまるで何事も起きていないかのような余裕……千倍の敵相手に『負けなかった』という自信がそれを裏打ちしていたのか』

『近藤事件』の時は目の前で、『バルキスタン三日戦争』の時は映像で見た嵯峨のまるで勝って当然という余裕の表情の裏にそんな現実があったことに誠は衝撃を受けていた。

「オメエ等も餓鬼じゃない。それどころかきっちり軍事訓練を受けた兵隊だってことは知ってる。だがな。『租界』に足を踏み込むってことはだ。そんな人から言わせれば百戦錬磨の兵隊と呼ばれる人間達の寝首を掻くことぐらい造作もなくやってのける化け物達に目を付けられる可能性があるってこった。千倍の敵を相手にしてもひるまなかった叔父貴に投降を決断さた遼北もアメリカも……それだけじゃねえベルルカンから東和を経て地球圏へ向かう薬物のもたらす利益に目のくらんだあらゆる軍の精強部隊、そんな練度を誇る特殊部隊を遼州圏内で活動させている。そして連中が闊歩していた東都戦争の時にはそいつ等と互角にやりあえる凄腕のフリーの傭兵なんてのも『租界』にはゴロゴロしていたんだ。そんなのとかち合う可能性……これからは十分にあるんだぜ」 

 誠から見てもかなめの表情は冷たく厳しいものだった。一息ついて誠を一瞥するとかなめは話を続けた。

「まあ、飼い主が国の特殊部隊連中は東都戦争が終われば次の任務のためにどこかに姿を消したし、そいつ等と互角にやれるような凄腕のフリーの傭兵がこの平和だけが取り柄の東和くんだりであきないやってるとは思えねえがな。遼州の火薬庫。ベルルカン大陸の失敗国家の紛争地帯に行けばそう言う連中の手ならいくら出しても買いたい奴は五万といる。ただ、そいつ等が里心がついて『租界』のゲットーに舞い戻ってる可能性も捨てきれねえ。それに東都戦争ではなりを潜めていたが、遼南共和国も元は遼帝国……つまり遼州人の国だ。当然、それなりの技術を誇る法術師も居るはずだ。もしそんな戦い慣れた法術師に出くわした時はどうする?そんなの相手にできる自信はあるか?神前、オメエはどうだ?無理だろ?法術師としては大したことがねえ茜にすら軽くあしらわれているくらいなんだから」

 物騒なことを言う割に、かなめの誠をにらみつける顔は笑っていた。

「西園寺の言う事は大げさに聞こえるかもしれねーが、アタシも西園寺もその慎重さゆえに今があるんだ。だからアタシからも言っておく。本当にヤバい奴に出会って、その場にアタシ、西園寺、隊長、そしてこれと互角にやれる実戦は経験していないが素質だけは一流の日野が居ないときは逃げろ。もしここ豊川近郊での出会いなら、あの店に飛び込んであのデブにそれについて説明して保護を求めろ」

 そう言うランの目には一切の光が無く、その言葉はまるで命令を下すためだけに作られた人形のように誠には見えた。

「まあ、順番は逆だが、同じことは第二小隊の連中には説明済みだ。日野は自分ならなんとかできるとごねてた。まあ、たしかにそれはそうなんだが、日野自身は生き延びられても連れがいた場合は、実戦経験の無い日野がそいつに気を遣えばに勝ち目はねー。アイツは確かに素質だけで言えば法術を持たねえ地球の兵隊なんぞ手も足も出ないくらい強いが所詮は百戦錬磨の法術師であるアタシから見ればお座敷剣法の達人と言えるレベルだ。一回の実戦を経験した法術すら使えねえ素人の方がよっぽど使い道がある。それはここにいる全員が分かってる事だろ?少なくともアタシはそう教えたつもりだ」

 ランはそう言って笑った。その表情には強がりのようなものがあった。

「ランちゃん……あのデブがそんな切れ者だなんて……今となってはただのうどん屋の亭主じゃないの。そんな昔話を今でも信じろって言うわけ?私達がピンチになるとしたら今現在なのよ。そんな遼北人民解放軍を駆逐した20年前の戦争の時とは事情が違うんじゃないの?」

 アメリアの言葉に島田は激しく頷いてランを見つめた。

「一応アタシの先輩なんだぜ……顔ぐらい立てろ。それにアメリカをはじめとする地球圏の特殊部隊の襲撃を今まで切り抜けてきてるってことはその技量はまだ衰えちゃいねーってことだ。この世界、少しの衰えが死につながる。あのデブが生きてる間はその腕前は落ちていねーと言う何よりの証拠だ。恐らくその勘が鈍った時があの大将の最期の時だろーな」

 ランは言葉を選びながらそう言った。そして最後に自嘲気味に笑った。

「でも、私達軍人でしょ?ふつうそんな犯罪者に守ってくれだなんて……確かに相手が悪かったら別だけど私はあまり頼りたくないな……」

 立ち上がったアメリアがそう言って机を叩く。

「まあな。だが、あのうどん屋の親父レベルになると、普通の兵隊なんて射撃の的のスイカ同然だ。アタシや西園寺もそのスイカを食う側の人間だってことだ。そんな連中を前にしたらオメー等は無力な政に動くことすらできねえスイカだ。軍人なんて言っても上には上がいるもんだ。アタシ等の言う通り黙って逃げろ。アタシから見てオメー等のレベルはその程度だ。アタシもあんな化け物の相手が出来るレベルまでオメー等を仕込んだとは思ってはいねー」

 冷酷なランの言葉に誠達は打ちのめされた。

「で、オメエ等。アタシ等の話は分かったか?アタシはオメエ等を死なせたくねえんだ。せっかく仲間になったんじゃねえか。叔父貴があのデブ達を身を挺して守ったように、オメエ等を守りたい。でもそれには限界がある。アタシもランの姐御も身体は一つなんだ。分かってくれ」

 そう言ってかなめは周りを見回した。そして静かにかなめは誠達に頭を下げた。誠は絶対に人に頭を下げるなどということは考えられないほどに横柄なかなめがこれほど人を思いやるかなめの姿を初めて見ることになった。

「西園寺はともかく、クバルカ中佐が嘘を言うとは思えないからな。私も犬死はするつもりは無い。確かに世の中上には上がいることは理解できる。西園寺、貴様の言うことを信じよう」

 カウラは静かに頷いて隣のアメリアを見た。

「私だって死にたくないわよ!まだ見て無いアニメ結構トランクルームに保存してあるんだもの。それを全部見るまでは死ぬわけにはいかないわ!」

 自分の胸を叩きながらアメリアは激しくそう言った。

「私も嫌、せっかく生まれたんだもの。たとえ、戦闘用の人造人間だったとしてもそれはそれとして受け入れて生きていきたい。……正人は?」

 サラはそう言って島田を見つめた。しかし、島田の表情はいつもならすぐに答えるところがまるでそこに意識が無いと言うようにぼんやりとしていた。

「俺は……とりあえずクバルカ中佐の言うことは聞きます。俺を導いてくれた恩人ですから」

 誠は島田のランを『恩人』と呼ぶ言葉に違和感を感じつつ、視線を茜に向けた。

「お父様もご存じとあれば、私に異存など……ラーナは?」

「へっへっへ、まあアタシも……死ぬのはしばらく先の方が……いいかと……」

 法術特捜コンビの茜とラーナもそう言った。

「おい、神前。オメーもそうか?」

 ランは一人黙って自分を見つめている誠に声を掛けた。

「まあ、僕も死にたくは無いですけどね……でも……」

 誠は頭を掻き、照れながらそう言った。

「まあ、誰でも死にたくは無いわな。じゃあ、それで良いんだな」

 そう言ってかなめは周りを見まさす。

「西園寺さん!僕の話を最後まで聞いてください!僕が言いたいのはですね……」

 誠は心の中に沸きあがってくる言葉にできない疑問をなんとか口にしようと必死に頭を回転させながらかなめを真正面から見つめた。

「なんだよ神前。死にたくないでそれでいいじゃないか、それで十分だぜそれで」

 かなめは真剣な表情の誠をなだめすかせるようにそう言った。ただ、誠にはまだ納得できないことが残っていた。

 誠は唇を噛み、視線を落とした。彼の胸の中では、まだ言い足りない思いが渦巻いていた。

「……死にたくない。でも、それだけじゃ足りない気がするんです……それだけじゃ……」

 そんな言葉を吐く誠の真剣なまなざしをランは真っすぐ受け止めて笑っていた。
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