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第157話 円卓会議
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俺たちは今後の方針を決めるため、ミネットの別荘にある円卓の間へと集まった。
ここは普段使用しないらしいが、緊急で仕事が入った時に商談ができるよう作ったという。
「まさかこのような形で使う日が来るとは夢にも思っていませんでしたわ」
全員を円卓の間に案内し終えた後、ミネットはそう言って複雑そうな表情を浮かべていた。
彼女としては、俺がセラノスへ移住したのを機会に、忙しくてなかなか昔のように集まれなくなったみんなに声をかけて純粋なバカンスを楽しむつもりだったからな。
――しかし、状況は一変した。
この国の未来にかかわる重大事項が迫っている。
おまけにかつての仲間がそんな大事件へ関与している疑いがかけられているのだ。
中でも王聖六将の候補者としてまだセラノス入りをしていないダリアスは要注意人物として見られているようだ。
とにかく彼にあって話を聞かないと。
そこで、俺は二手に分かれて行動しようと提案する。
まず俺とノエリー、ミネット、アリアーヌの四人で襲ってきた連中の正体を探る。実際にセラノスへちょっかいをかけてきているのは連中だからな。その目的と黒幕に迫れる情報がほしい。
一方、ティオグ、ロザリン、メイ、フィオナの四人にはダリアスの捜索を行ってもらう。
セラノスに姿を現さなかった理由も知りたいし、戦力的にも充実するからな。
何なら、この場にいる全員で黒幕を捕えにいってもいい。
王都は混乱状態にあるだろうから、うまく機能しない可能性もある。
ヤツらがこの機に乗じて総攻撃を仕掛ける前に、こちらが先制攻撃に打って出るというのも悪くない手だ。
……もっとも、敵の正体が判明したらという絶対条件がつくが。
「今日はもう遅いから、明朝改めて動き出そう」
最後にそう呼びかけてこの場は解散。
とりあえず明日の準備に取りかかろうとした時、申し訳なさそうな顔をしたミネットがやってくる。
「今回は本当に残念なことになってしまって……なんと言ったらよいか」
「ミネットが気にすることなんて何もないさ。すべてが解決したら、またみんなで楽しもう」
「バーツ先生……」
いつも強気なミネットらしくない弱気な言葉だったが、俺はそれをかき消すようにそう返して微笑んだ。彼女が頑張っているのは知っているし、何より一番悪いのはろくでもない計画を実行しようとする黒幕連中。
さっさと捕まえてバカンスの続きを楽しまなくちゃな。
ここは普段使用しないらしいが、緊急で仕事が入った時に商談ができるよう作ったという。
「まさかこのような形で使う日が来るとは夢にも思っていませんでしたわ」
全員を円卓の間に案内し終えた後、ミネットはそう言って複雑そうな表情を浮かべていた。
彼女としては、俺がセラノスへ移住したのを機会に、忙しくてなかなか昔のように集まれなくなったみんなに声をかけて純粋なバカンスを楽しむつもりだったからな。
――しかし、状況は一変した。
この国の未来にかかわる重大事項が迫っている。
おまけにかつての仲間がそんな大事件へ関与している疑いがかけられているのだ。
中でも王聖六将の候補者としてまだセラノス入りをしていないダリアスは要注意人物として見られているようだ。
とにかく彼にあって話を聞かないと。
そこで、俺は二手に分かれて行動しようと提案する。
まず俺とノエリー、ミネット、アリアーヌの四人で襲ってきた連中の正体を探る。実際にセラノスへちょっかいをかけてきているのは連中だからな。その目的と黒幕に迫れる情報がほしい。
一方、ティオグ、ロザリン、メイ、フィオナの四人にはダリアスの捜索を行ってもらう。
セラノスに姿を現さなかった理由も知りたいし、戦力的にも充実するからな。
何なら、この場にいる全員で黒幕を捕えにいってもいい。
王都は混乱状態にあるだろうから、うまく機能しない可能性もある。
ヤツらがこの機に乗じて総攻撃を仕掛ける前に、こちらが先制攻撃に打って出るというのも悪くない手だ。
……もっとも、敵の正体が判明したらという絶対条件がつくが。
「今日はもう遅いから、明朝改めて動き出そう」
最後にそう呼びかけてこの場は解散。
とりあえず明日の準備に取りかかろうとした時、申し訳なさそうな顔をしたミネットがやってくる。
「今回は本当に残念なことになってしまって……なんと言ったらよいか」
「ミネットが気にすることなんて何もないさ。すべてが解決したら、またみんなで楽しもう」
「バーツ先生……」
いつも強気なミネットらしくない弱気な言葉だったが、俺はそれをかき消すようにそう返して微笑んだ。彼女が頑張っているのは知っているし、何より一番悪いのはろくでもない計画を実行しようとする黒幕連中。
さっさと捕まえてバカンスの続きを楽しまなくちゃな。
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