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3巻
3-2
しおりを挟む「行ってみましょう、バーツさん」
「騎士団長のおっさんの身に何かあったのかもしれねぇぜ」
「もしそうだったら大変ですよ!」
「そうだな。――走るぞ」
メイにクロス、シロンの言葉に、俺も何だか嫌な予感がする。
ラングトン……何事もなければいいのだが。
その場にいた全員が大慌てで駆け出し、大聖堂の前にたどり着くと中では何やら人だかりができていた。
大聖堂の入り口の少し手前で、これ以上中には入らないようにと注意を促しながら、騎士たちがロープで制限をかけているようだ。
俺たちはそんな彼らに近づき、事情を説明してからロープの内側へと入れてもらった。
軽く話を聞いた感じ、どうやら、俺たちが到着する前に大聖堂で何やら事件が起きたらしい。
建物に近づいていくと、メイが異変に気づく。
「せ、先生、あそこを見てください」
「うん? ――ステンドグラスが割れている?」
この大聖堂には、いたるところに綺麗なステンドグラスがあった――が、今は跡形もなく粉々に砕け散っている。
こいつは自然に割れたわけじゃない。
何者かが意図してわざと割ったようだ。
「い、一体何があったんだ?」
周りの忙しなさから只事ではないと感じてはいたが、どうも俺たちの想像以上の事態が発生したようだ。
大聖堂の中に入ると、こちらに気づいた騎士の一人が、ラングトンの居場所を教えてくれた。
「バーツ様、ラングトン騎士団長でしたら奥です」
「ああ、ありがとう」
……なんか、未だに「様」をつけられる呼び方に慣れないな。
そもそもみんなの「師匠」とか「先生」もまだちょっとむず痒いんだよねぇ。
冒険者時代は採集クエストしかやらなかったので、どちらかというと下に見られることの方が多かったからなのか……まあ、徐々に慣れていこう。
それはともかく、今はこの大聖堂に起きた事態を把握しなければ。
大聖堂のさらに奥へ足を運ぶと、俺たちは言葉を失った。
「ど、どうなっているんだ、これは……」
驚くべきことに、中はほとんど廃墟だった。
まるで嵐でも通過した後のような荒れっぷりに、俺だけじゃなく他のみんなも茫然と立ち尽くしている。
そんな俺たちのもとへ、ラングトンがやってきた。
「おや? 早い到着だな。外ではもうそんな騒ぎになっているのか」
「と、到着?」
「うん? いや、今回の事件について君の見解を聞きたいと使者を送ったのだが……その様子だと入れ違いになったようだな」
俺の意見?
参考になるかは分からないが、まずは詳しい状況を聞いてみるか。
「ラングトン騎士団長、これは一体……」
「見ての通り……派手に暴れ回っていたヤツがいてな」
「犯人は逃走中なのですか?」
「心配無用。すでに捕らえて連行している。錯乱状態でまともに会話ができないが……」
いったいどうやったらこんなことになるのか。
それと、動機も気になる。
なぜこのような暴挙に出たのか。
大聖堂に恨みがあるとしか思えないが、ここは特に悪評など聞いていない。
それに、捕まえた犯人が錯乱状態だったというのも気にかかる。
もしかして、シロンの感じた異臭と何か関係があるのかもしれないな。
それをラングトン騎士団長へ伝えると――
「バーツ……悪いが、もう少し詳しい話を聞かせてくれるか?」
眼光がさらに鋭くなった。
場所を騎士団長の執務室へと移し、何が起きたのか改めて説明を受けることとなった。
王都の大聖堂をめちゃくちゃにした犯人――それはよくよく聞けば、ごく普通の一般人であり、俺も面識がある人物だった。
彼とは王都の酒場で何度か一緒に話したことがあった。
とはいえ、特別親しくしている間柄ではなく、王都で配達の仕事をしている若い兄ちゃんだ。
彼のことを詳しく知っているわけじゃないが、少なくとも神聖な大聖堂をめちゃくちゃにするほど暴れるようなやんちゃではないはずだ。
ラングトン騎士団長も、彼とは個人的な交流があるようで、とてもそのような事件を起こすような青年ではないと断言した。
彼が気にかけていたのは事件を起こした時の青年の精神状態であった。
「大聖堂の関係者が言うには、突然フラッと現れ、手にしていたハンマーで辺りを破壊し始めたらしい。とても手が付けられる状態ではなく、仕方なく騎士団に要請をしたとのことだ」
「一体何があったんだ……」
フラストレーションが溜まって大暴れをした……ってわけじゃなさそうだな。
もちろん、彼のプライベートをくまなく調べたわけじゃないのでハッキリとは言い切れないのだが、ストレス解消にしてはあまりにも脈絡がなさすぎる。
どういう思考をしたら、ハンマー片手に大聖堂で暴れてやろうって気になるのか。
俺が悩んでいると、ラングドンが口を開く。
「恐らくだが……彼は正気を失っていた可能性がある。原因については現在調査中だが、君たちが来るまで現場にいたミネットが、興味深いことを話していたな」
「ミネットが?」
なぜ彼女が? と思ったが……彼女は国内最大級の商会を束ねる、トップクラスの商人だ。
ゆえに、かなりの情報網を抱えているはず。
そうなると、セラノス王国としては頼りになる情報源になるだろう。
そんなミネットからもたらされた情報とは、どんなものだろうか。
「あれと似たような事件が、王都だけじゃなく近隣の都市でも発生しているようだ。しかも、隣国ではまったく報告がなく、セラノス王国内のみで起きていると。彼女と親交のある商人たちが言うには、さまざまな専門家たちが集まって原因究明に奔走しているらしいが、未だにハッキリとしたことは分からないという」
「えっ?」
かなり特異な事態だと思うのだが、どうも類似性のある事件が近場で起きているらしい。
しかも他国では報告例がないという情報も引っかかる。
どうしてセラノス国内でのみ、そんな事件が起こっているんだ?
「魔法絡みの可能性は?」
「大聖堂関係者の話では、青年のものとは異なる魔力を感知したそうだ。いわゆる精神操作系の魔法が使用されたと疑われているが、かなり微量だったらしく、断定するには弱いって話だ」
「なるほど……」
そもそも、精神操作系は禁忌魔法として扱われており、世界的に使用が禁じられている。
おまけに高難度であるため、魔法使いとしてかなりの腕前を持っていなければ使うことすら叶わないのだ。
「……それと別件ではあるのだが、もうひとつ、君の耳に入れておかなくてはならない情報がある」
「どんな情報なんだ?」
「まもなく、新たな王聖六将の候補者がセラノス王都へ到着する」
「っ!?」
新たな王聖六将候補。
現段階では俺の他だと一流冒険者パーティーのリーダーであるニーナ、傭兵派遣商会代表のトラビス、そして俺の元弟子アリアーヌの四人は把握している。
残り二人となった候補者のうちの一人が間もなく姿を現すのか。
たしか残りの二人も、俺の元弟子って話だったけど……
「最後の一人は合流までにもう少し時間がかかるようなので、近々五人の顔合わせが行われる予定だ」
「いよいよそこまで来たか……」
「うむ。これが実現するまでに無用なトラブルは避けたいところではあるが……いつどこで、今日と同じような事件が起こるか分からんからな」
「放置しておくわけにはいかない案件か……」
組織としての転換期に、狙いすましたかのような大事件の予兆。
こいつは気合を入れて対応していかなくちゃならないな。
「ところで話は変わるが、随分と到着が早かったが……ひょっとして俺に何か用事でもあったのか?」
「あっ、そうだった」
衝撃的な事件が発生していたので、すっかり忘れてしまっていた。
住環境の改善を目指しており、何かいい物件を教えてほしかったということを、ラングトンに伝える。
すると、どうも彼自身はその手の情報を持っていないようだったが、ある人物に話を持っていったらどうかと教えてくれる。
その人物とは――
「ミネットならば、いい物件を知っているはずだ」
「そ、そうなのか?」
「王都内の土地関係は、すべて彼女の商会が管理しているからな」
「す、凄いな」
名のある商会とは聞いていたが、まさか国から土地管理を任されるほどだったとは。
今回の事件に関する情報も含めて、一度会ってみようか。
あ、でもメイはどうするんだろうか。
「メイ、俺たちはこれからミネットの商会を訪ねるつもりだが」
「私も行きます」
即答だった。
「しかし、帰りは遅くなるかも――」
「でしたら、夕食は私が腕によりをかけた手料理をご馳走します!」
ずいっと前のめりで熱く語るメイ。
ふむ……メイの手料理か。
どんな味か気になるな。
子どもの頃から家事能力はずば抜けて高かったし、期待が持てる。
「じゃあ、お願いしようかな」
「はい! お任せください!」
「……なあ、シロン。俺たちはこれからミネットお嬢ちゃんの商会に行くんだよな?」
「そうだが」
「どうなると思う?」
「分かりきったオチを聞くものではないぞ、クロス」
「そうだよ。そういうのを野暮って言うんだから。ねぇ、タマ」
「いや、何か違う気がするけど……」
「何を話しているんだ、みんな」
コソコソと話し込んでいる魔獣たちを呼び寄せて、ミネットの商会へ向けて出発した。
店に入ると、ちょうどミネットが商談を終えたばかりらしく、俺たちを発見するとすぐさまやってくる。
「やあ、ミネット」
「こんにちは、バーツ先生――って、あら。今日は珍しい方と一緒ですのね」
「お休みだったので一緒に王都を散策していました」
「ふーん……」
おや?
なんだかミネットの様子がおかしい?
ちょっと不機嫌になったような?
「あ、あの、ミネット?」
「っ! し、失礼しました。それで本日はどのようなご用件ですの?」
ミネットはハッとなって、いつもの調子へと戻る。
気を取り直し、俺は住居について抱えている悩みを話した。
「――なるほど……確かに、あの家に全員で寝泊まりは限界がありますわね」
「家賃が格安の借家とかないかな?」
そう言うと、ミネットとメイの二人はキョトンとした表情に。
「えっ? 俺なんか変なこと言った?」
「い、いえ、その、先生ほどの立場の方であれば、借家と言わず、一軒家を新しく建てられてはいかがでしょう」
「わたくしもメイさんと同じ意見ですわ。先生と同じ王聖六将候補になっているニーナさんやトラビスさんは、すでに土地を決めて住居の建設に取りかかっているようですし」
「えっ? そうなのか?」
あの二人はさすがにしっかりしているな。
それに資金も豊富にあるだろうから決断も早い。
「ちなみに一軒家となれば……こちらがオススメですわ」
「どれどれ」
ミネットが受付にある机の引き出しから持ってきた二枚の紙を、俺に手渡す。
一枚は物件の立地や内装などが詳しく記載されており、もう一枚は見積書のようだ。
「二階建てで地下室あり。おまけに立派な裏庭まであるのか」
条件はとてもいい――が、問題は価格だ。
続いて見積書にも目を通してみる。
「うん? 随分と格安だな……」
ひょっとして曰く付きの家なのか?
「なあ、ミネット、この家はどうして売りに出されているんだ?」
「とある資産家が暮らしておりましたが、二年ほど前に亡くなってからずっと空き家となっていましたの。家具などは撤去してしまいましたので、揃えなくてはなりませんが」
けど、それだけの理由でここまで安くはならないはず。
まだ何かありそうだな。
「本当にこれが相場の値段なのか?」
「もちろん、これはバーツ先生だけの特別価格ですわよ。――ただ、少しこなしていただきたいお仕事がございます」
「っ! なるほどね。さすがは商売上手だ」
最初から俺に何かを依頼するつもりだったか。
まあ、その依頼内容とやらも大方見当はつくけど。
「昼間に大聖堂で起きた事件について、だろ?」
「さすがはバーツ先生。そこまで読んでおられたのですね」
「何か頼むつもりってのは分かってたよ……とはいえ、まさかここでその話が出てくるとは思ってもみなかったけど」
「この国の未来に大きな影響を与えるかもしれない事件ですもの……騎士団からの報酬以外に、わたくしからも何か先生のお力になれれば、と」
口ぶりからして、ミネットはいずれ俺が物件を求めて商会を訪ねてくると予想していたようだな。
――で、格安の良物件を紹介しようにも、俺の性格上、何もせずにそれを受け入れるとは思っていない。
だから、騎士団からの要請を受けて動き出した今を絶好のタイミングと見計らって、この話を持ってきてくれたってわけか。
そんなミネットに、メイがジト目を向ける。
「相変わらず回りくどいことをしますね、ミネットさんは」
「そこはぜひ商売上手と言ってもらいたいですわね、メイさん」
うーん……この二人って実は仲が悪い?
いや、それはないだろうな。
教会にいた頃から仲良かったし、以前フィオナも、ミネットとメイはよく二人で買い物に出かけると話していた。
まあ、その件は一旦置いておくとして。
「じゃあ、詳しい話を聞かせてくれ」
「分かりました。ではどうぞこちらに」
俺とメイはミネットの案内で商会の奥にある応接室へと案内され、本題へと移る。
「わたくしたちの商会は以前から、大聖堂で起きたことと類似した事件を各地で耳にしてきました」
「らしいな。ラングトンから教えてもらったよ」
「騎士団長さんには以前から相談をしていたのですが、明確な原因などが判明していないので対応できず……ついに王都でも事件が起きてしまったのです」
「そうだったのか」
この若さで、今やセラノス王都を牛耳る大商会を育て上げたミネットでさえ手を焼く案件とはな。
ラングトンから聞いていた話から危惧はしていたが……こいつはやはり一筋縄ではいきそうにない。
「ミネット、君が知っている情報を教えてくれ。こちらでも何かやれることはないか探ってみる」
「分かりました。――では、バーツ先生は冒険者時代にレドルという町を訪れたことはありますか?」
「レドル……?」
行ったことはないものの名前くらいは知っている――が、お世辞にもいい噂は聞かない町だ。
理由は治安が悪い。
シンプルだが、これに勝るものはないだろう。
「あそこはかなり印象の悪い町だが……もしかしてセラノス領だったのか?」
「えぇ。実は大聖堂の件と類似した事件が国内でいくつか発生しているのですが、暴れ出した者たちには、全員共通点があったのです」
「……ここ最近になってレドルを訪れているってことか」
「ご名答」
つまり事件解決の鍵が眠っている可能性が高いのか。
「あそこは王都からも遠く離れているのですが、あの町のある一帯を治めている貴族――ダルフォス家に怪しい動きが見られるという情報もあります」
「怪しい動き?」
辺境の領地を治める貴族の怪しい動き、か。
というか、ダルフォス家って聞いたことあるな。
「ダルフォス家……確か、かなり発言力のある貴族だったな」
「えぇ。特に今の当主であるセブロイ様とも仕事で交流があるのですが、人格者として領民からの支持も厚いです。最近はレドルを健全な町にしようと動いているそうですわ」
それでも怪しい噂はあると。
綺麗なことを言っておいて、裏では薄汚いってパターンか。
それが事態をより厄介にしているって感じだな。
王都から離れているとなったら騎士団や魔法兵団の目も届きにくくなるし、悪事を働くにはもってこいの環境だ。
健全な町にしようと言いながら裏で悪事を働いているとすれば、絶対に手放したくない場所と言える。
「あの町を訪れた商人たちから、領主が何やらよからぬ商売に手をつけているという情報がありまして……もちろん、騎士団や魔法兵団にも話を持ちかけましたが、やはり決定的な証拠がないと動けないようです」
相手は貴族だからなぁ。
おまけに、ダルフォス家って王家とも親交の深い貴族だったよな。
本来なら辺境領地を治めるような家柄じゃないのに、自ら率先して「辺境開拓をする」という名目で移住したと聞いている。貴族の中ではなかなか見かけない領民思いのダルフォス家を尊敬している人も、たくさんいるって話だ。
そんな絵に描いたような模範的領主に降って湧いた疑惑。
調べたいが、貴族としての発言力を考えると、国の組織である騎士団や魔法兵団は迂闊に動けない。つまり、ノエリーやメイには頼れないと同義。
となると、俺に出番がやってくるってわけか。
「分かったよ、ミネット。レドルの町へ行って、何が起きているのか詳しく調査してみよう」
「ありがとうございます。バーツ先生ならきっとそう言ってくださると思っていましたわ」
深々と頭を下げるミネットの表情は、どこか安堵したようにも映った。
すると、ここまで静観していたメイが唐突に口を開く。
「では私も同行します」
「「えっ?」」
メイからの提案に思わず俺とミネットの声が重なった。
「あなた……わたくしの話を聞いていませんでしたの? 魔法兵団は確たる証拠がなければ動けませんのよ?」
「つまり魔法兵団として動かなければいいのですよね?」
「それは屁理屈ですわ!」
珍しく声を荒らげるミネットをなだめつつ、俺はメイへ尋ねる。
「君の気持ちはありがたいが、魔法兵団に所属する魔法使いである以上は、迂闊な行動を控えるべきだと思う」
「でも……私も先生のお役に立ちたいんです」
「お役にって……」
「ノエリーさんやフィオナさんたちが続々と先生と一緒に成果を上げているのに、私はまだ一緒に外出したことさえないなんて……」
言われてみればそうかもしれないが、外へ出ていないと言うならティオグも同じなんだけどな。
「そんな子どもじみた理由で……はあ」
少し呆れたように言ってから、ミネットは語り始める。
「そういえば、前にレドルへ向かった商人の一人が、現場へ忘れ物をしてきたという報告を受けておりましたわ。本来であれば本人が取りに行くべきなのでしょうけど、あそこは治安が悪くて迂闊には近づけない。誰か腕の立つテイマーか魔法使いでも頼むしかなさそうですわね」
「っ! な、なら、私が!」
「あら、メイさんが引き受けてくれますの?」
……ミネットめ。
だいぶわざとらしいぞ?
まあ、本人は狙ってやっているのかもしれないが。
「こちらの要請でレドルに向かうのですから、その先で偶然誰かと出くわして合同調査になるなんて流れもあり得ますわね」
チラッとこちらへ目配せをするミネット。
連れていけってことなんだろうけど……本音を言わせてもらえば助かる。
あそこは本当におっかない町らしいからな。
噂が独り歩きしただけで実はたいしたことないってオチかもしれないが、魔法使いであり高ランクの魔獣である亡霊竜をパートナーとするメイがいてくれたら心強いよ。
そういったわけで、今回はメイと一緒に行動することとなった。
「じゃあ、早速レドルへ向かう準備を進めるよ」
「こちらでも馬車の手配など可能な限りのお手伝いは致しますわ」
「ありがとう。助かるよ、ミネット」
こうして、俺たちは大聖堂で起きた事件の真相を確かめるため、三日後に治安最悪と悪名高いレドルの町を目指すことに決まった。
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