1度だけだ。これ以上、閨をともにするつもりは無いと旦那さまに告げられました。

尾道小町

文字の大きさ
75 / 75

裏切りと告発の夜 2




ソウエイ・ジュード伯爵は、説得をしていたのだが、彼の心の中には、ソウエイの言葉は毒の様な存在にしか感じられずにいた。

彼だけが、ソウエイだけがこの男の味方で、信じられる唯一無二の人間だったはずだ。

そうか、お前達は俺を落としこみ、裏切るのだな?

信じていた戦友達は、皆王族派に寝返ったのだ。

それからは、俺は1人で行動することが、多くなり声明文を書いて絵画に隠した。

あんな、昔、書いた物を探していたとは、暇な奴が居るのだな、まさか、今になって革命でも起こすつもりなのか?

ふっ、今の時代革命は、言葉だけで終わるだろう、皆、家族が大事で、その日暮らせたなら安心出来るように、身体や脳に叩き込まれているのさ。

あれから何年たったのか?俺の息子が25歳になった、公爵の息子は、同じくらいだったな、ソウエイ・ジュード伯爵の娘は、随分下だったような気がするが?

貴族だともっと厄介だな、そう言えば俺とソウエイ以外は貴族だったが、いやソウエイも伯爵に、貴族様になってた。革命を起こすのか?

この問いにどう答えるのか、ワクワクするな?

あのソウエイあいつだけが声明文を大事に隠すだろうか?


暗号が解らないのでは、見付けられない、本物の暗号でなくてはな。

この、暗号は簡単には解けないし、貴族には解けないだろうな絶対だ。
彼奴等は、プライドが高すぎて仲間を頼らないだろうか?

ソウエイ・ジュード伯爵。あいつは、どうだろうか?

もとは、平民だ彼ならきっと思い付くだろうな。

ヒントに、この文章と指輪💍に1人の人間だ。
この人間を探すのは、厄介だぞ、これらが鍵になる。

俺は、これから旅に出る戻るのは2年後だ、答え合わせが楽しみだ。

そう言いながら、この男は、前から荷造りしていた物を馬車に乗せて、旅立っていた。


2年後、戻ってきたら全てが分かるだろう。


妻に、そう言い残し旅に出たが戻ってくることはなかった。

『親戚から再婚したら?』と言われたが彼女は『彼は戻ってくるから、このまま待つは』と妻は戻ってくると信じて再婚はしなかった。

彼女は、70歳で亡くなった。

息子と嫁が彼女を亡くなるまで、世話をしていた。
交代で仮眠をとりに息子が部屋を出てる間に、亡くなり嫁が最後の言葉を語った。

「御母様は、こう話したは」

『お帰りなさい貴方、やっと戻ったのね?』

『ごめんよ、道中病気で、倒れて、そのまま呆気なく死んでたよ』

『まあ、可哀想に1人で旅に出るからよ』

『そうだね、これからは二人だから安心だよ、さあいこうか?二人で旅行でもしながら天国に行こう』

クルクル廻る二つの灯りがとても美しく、初めての国を観光した後、天国に召喚された。

息子の嫁はかたった。
「不思議なのがね、御父様の声も聞こえたのよ」

「父さんが迎えに来たのかな?」

「そうだと言いわね、きっとそうだと思うは、御母様は、とっても幸せそうな、お顔で微笑んでいるもの最後がこの笑顔ですもの二人で天に召されてるのよ」

二人は抱き合い泣き、微笑んだ。

息子夫婦が墓参りをすると、父親が好きだった酒や、つまみ、必ず二人が好きな花や、菓子も置いてあった。

誰が墓参りをしたのかは謎だったが、毎年母親が亡くなった日だった。










この作品は感想を受け付けておりません。

あなたにおすすめの小説

彼を追いかける事に疲れたので、諦める事にしました

Karamimi
恋愛
貴族学院2年、伯爵令嬢のアンリには、大好きな人がいる。それは1学年上の侯爵令息、エディソン様だ。そんな彼に振り向いて欲しくて、必死に努力してきたけれど、一向に振り向いてくれない。 どれどころか、最近では迷惑そうにあしらわれる始末。さらに同じ侯爵令嬢、ネリア様との婚約も、近々結ぶとの噂も… これはもうダメね、ここらが潮時なのかもしれない… そんな思いから彼を諦める事を決意したのだが… 5万文字ちょっとの短めのお話で、テンポも早めです。 よろしくお願いしますm(__)m

7年ぶりに私を嫌う婚約者と目が合ったら自分好みで驚いた

小本手だるふ
恋愛
真実の愛に気づいたと、7年間目も合わせない婚約者の国の第二王子ライトに言われた公爵令嬢アリシア。 7年ぶりに目を合わせたライトはアリシアのどストライクなイケメンだったが、真実の愛に憧れを抱くアリシアはライトのためにと自ら婚約解消を提案するがのだが・・・・・・。 ライトとアリシアとその友人たちのほのぼの恋愛話。 ※よくある話で設定はゆるいです。 誤字脱字色々突っ込みどころがあるかもしれませんが温かい目でご覧ください。

夫が運命の番と出会いました

重田いの
恋愛
幼馴染のいいなづけとして育ってきた銀狼族の族長エーリヒと、妻ローゼマリー。 だがエーリヒに運命の番が現れたことにより、二人は離別する。 しかし二年後、修道院に暮らすローゼマリーの元へエーリヒが現れ――!?

私が愛する王子様は、幼馴染を側妃に迎えるそうです

こことっと
恋愛
それは奇跡のような告白でした。 まさか王子様が、社交会から逃げ出した私を探しだし妃に選んでくれたのです。 幸せな結婚生活を迎え3年、私は幸せなのに不安から逃れられずにいました。 「子供が欲しいの」 「ごめんね。 もう少しだけ待って。 今は仕事が凄く楽しいんだ」 それから間もなく……彼は、彼の幼馴染を側妃に迎えると告げたのです。

一年だけの夫婦でも私は幸せでした。

クロユキ
恋愛
騎士のブライドと結婚をしたフローズンは夫がまだ婚約者だった姉を今でも想っている事を知っていた。 フローズンとブライドは政略結婚で結婚式当日にブライドの婚約者だった姉が姿を消してしまった。 フローズンは姉が戻るまでの一年の夫婦の生活が始まった。 更新が不定期です。誤字脱字がありますが宜しくお願いします。

愛していました苦しくて切なくてもう限界です

ララ愛
恋愛
アリサは騎士の婚約者がいる。彼が護衛している時に弟が飛び出してしまいそれをかばうのにアリサが怪我をしてしまいその償いに婚約が決まった経過があり愛されているわけではない。わかっていたのに彼が優しい眼で女騎士の同期と一緒にいる時苦しくてたまらない・・・切ないのは私だけが愛しているから切なくてもう限界・・・

これ以上私の心をかき乱さないで下さい

Karamimi
恋愛
伯爵令嬢のユーリは、幼馴染のアレックスの事が、子供の頃から大好きだった。アレックスに振り向いてもらえるよう、日々努力を重ねているが、中々うまく行かない。 そんな中、アレックスが伯爵令嬢のセレナと、楽しそうにお茶をしている姿を目撃したユーリ。既に5度も婚約の申し込みを断られているユーリは、もう一度真剣にアレックスに気持ちを伝え、断られたら諦めよう。 そう決意し、アレックスに気持ちを伝えるが、いつも通りはぐらかされてしまった。それでも諦めきれないユーリは、アレックスに詰め寄るが “君を令嬢として受け入れられない、この気持ちは一生変わらない” そうはっきりと言われてしまう。アレックスの本心を聞き、酷く傷ついたユーリは、半期休みを利用し、兄夫婦が暮らす領地に向かう事にしたのだが。 そこでユーリを待っていたのは…

【完結】愛していないと王子が言った

miniko
恋愛
王子の婚約者であるリリアナは、大好きな彼が「リリアナの事など愛していない」と言っているのを、偶然立ち聞きしてしまう。 「こんな気持ちになるならば、恋など知りたくはなかったのに・・・」 ショックを受けたリリアナは、王子と距離を置こうとするのだが、なかなか上手くいかず・・・。 ※合わない場合はそっ閉じお願いします。 ※感想欄、ネタバレ有りの振り分けをしていないので、本編未読の方は自己責任で閲覧お願いします。