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裏切りと告発の夜 2
しおりを挟むソウエイ・ジュード伯爵は、説得をしていたのだが、彼の心の中には、ソウエイの言葉は毒の様な存在にしか感じられずにいた。
彼だけが、ソウエイだけがこの男の味方で、信じられる唯一無二の人間だったはずだ。
そうか、お前達は俺を落としこみ、裏切るのだな?
信じていた戦友達は、皆王族派に寝返ったのだ。
それからは、俺は1人で行動することが、多くなり声明文を書いて絵画に隠した。
あんな、昔、書いた物を探していたとは、暇な奴が居るのだな、まさか、今になって革命でも起こすつもりなのか?
ふっ、今の時代革命は、言葉だけで終わるだろう、皆、家族が大事で、その日暮らせたなら安心出来るように、身体や脳に叩き込まれているのさ。
あれから何年たったのか?俺の息子が25歳になった、公爵の息子は、同じくらいだったな、ソウエイ・ジュード伯爵の娘は、随分下だったような気がするが?
貴族だともっと厄介だな、そう言えば俺とソウエイ以外は貴族だったが、いやソウエイも伯爵に、貴族様になってた。革命を起こすのか?
この問いにどう答えるのか、ワクワクするな?
あのソウエイあいつだけが声明文を大事に隠すだろうか?
暗号が解らないのでは、見付けられない、本物の暗号でなくてはな。
この、暗号は簡単には解けないし、貴族には解けないだろうな絶対だ。
彼奴等は、プライドが高すぎて仲間を頼らないだろうか?
ソウエイ・ジュード伯爵。あいつは、どうだろうか?
もとは、平民だ彼ならきっと思い付くだろうな。
ヒントに、この文章と指輪💍に1人の人間だ。この人間を探すのは、厄介だぞ、これらが鍵になる。
俺は、これから旅に出る戻るのは2年後だ、答え合わせが楽しみだ。
そう言いながら、この男は、前から荷造りしていた物を馬車に乗せて、旅立っていた。
2年後、戻ってきたら全てが分かるだろう。
妻に、そう言い残し旅に出たが戻って、くることはなかった。
『親戚から再婚したら?』と言われたが彼女は『彼は戻ってくるから、このまま待つは』と妻は戻ってくると信じて再婚はしなかった。
彼女は、70歳で亡くなった。
息子と嫁が彼女を亡くなるまで、世話をしていた。
交代で仮眠をとりに息子が部屋を出てる間に、亡くなり嫁が最後の言葉を語った。
「御母様は、こう話したは」
『お帰りなさい貴方、やっと戻ったのね?』
『ごめんよ、道中病気で、倒れて、そのまま呆気なく死んでたよ』
『まあ、可哀想に1人で旅に出るからよ』
『そうだね、これからは二人だから安心だよ、さあいこうか?二人で旅行でもしながら天国に行こう』
クルクル廻る二つの灯りがとても美しく、初めての国を観光した後、天国に召喚された。
息子の嫁はかたった。
「不思議なのが、御父様の声も聞こえたのよ」
「父さんが迎えに来たのかな?」
「そうだと言いわね、きっとそうだと思うは、とっても幸せそうな、お顔で微笑んでるもの最後がこの笑顔ですもの天に召されてるのよ」
二人は抱き合い泣き、微笑んだ。
息子夫婦が墓参りをすると、必ず花や父親が好きだった酒や、つまみ、菓子は母親の好きな物が置いてあった。
誰が墓参りをしたのかは謎だったが、毎年母親が亡くなった日だった。
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