RESERVER

建月 創士

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#1 おちこぼれ

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 FECA《フィーシャ》直轄兵士育成錬士学校日本支部の機工兵科。
 ここには、代々リザーブ乗りの家系の人間、普通の一般市民からの志願者、ただの金持ちのボンボンや身寄りがなく兵士になるしかない人間など様々な人間がリザーブ乗りになるために集まってくる。

 この物語の主人公、久慈《くじ》 陸《りく》もその一人である。
 ちなみに陸は一般市民からの志願である。
 陸は身長、顔、髪型などの特徴はほぼ普通、誇れるものは性格ぐらいしかない、その誇れる性格というのも、優しく、人のために働くことが好きで、趣味も人助け、という善意が具現化したような点だけだ。
 つまり、善意以外は全て平凡なのである。
 ここに来たのだって、外敵駆除は人のためになるからである。

 そんな陸は堂々と胸を張って今日も自分の学び舎の廊下を歩く。
 彼は自分の置かれている待遇をわかっていないのだろうか。

『彼はほぼ戦力外の通告、class0の烙印を押されているというのに』

 少々、この学校のシステムについて解説しよう。

 この学校の入学試験ではまず筆記試験というものを行わない、なぜなら身寄りがなく、この学校を志願した人は教養がなく、文字を書くことすらままならないためだ。

 ならば、何を行うのか、そんなのは決まっている、疑似戦闘試験だ。
 これは読んで字のごとく、そのままの意味だ、VRシュミレーターやARを利用しその人間の戦闘能力を計測し、点数化するのだ。

 そしてその点数により0から7までの階級分けをする。
 最底辺はclass0、通常不合格にする人間を特別に合格にした階級で、与えられる演習機や周辺機器は時代遅れの物を使用するなど、劣悪な環境を使用することを強いられている。
 一方最高位のclass7は言わずもがな、最高級のリザーブ乗りの卵の集まりの階級である。
 そのため、与えられる演習機は最新モデルでしかも専属の整備員が雇用されるなど、至れり尽くせりな階級なのだ。
 そして、陸が所属しているのはclass0、つまり落ちこぼれなのである。
 ちなみに入学試験のVRシュミレーターでは常に人命を優先し、攻撃対象の外敵には目もくれず、人助けを続けた、という変人である。
 
 しかし、その行為が誰かの目に止まったのかclass0に入学という形でで間一髪合格、となった。
 class0にはこのように不合格を免れた人間が所属しているのである。
 そして、この階級に所属していたリザーブ乗りの多くは目立った戦果を挙げれずに戦死しているため、このclass0に選ばれた時点で辞退する人間がほとんどだ。
 そのため、陸の代のclass0の人数は5人、と、他の階級の十分の一にしか満たない。

 さて、大抵の説明が終わったので、視点を陸へと移そう。

 陸は教室の戸をくぐり、教室へ入る。

「おはよー!りーくん!!」
「おはよう、ハナ」

 陸が教室に入るや否や、彼を押し倒さんかと言う勢いで急接近をした赤毛の彼女、名前はハンナ=フロワーズ、と言う。
 class0では彼女のことを皆ハナ、と呼んでいる。
 そして、名前から察せると思うが彼女は純日本人ではなくカナダ人の父を持つハーフである。
 父の遺伝子を色濃く受け継いでいるのか見た目は完全にカナダ系の白人である。
 そのような風貌で日本語をペラペラと話すのだから会話をしていると少し不思議な感覚に陥ることが少々ある。
 陸にはなぜか親近感を感じているのか、人一倍懐いている。

 陸はハンナとの挨拶を済ませ、自分の席に腰を下ろす。
 するといつも通り、右隣から毎朝聞き慣れた声が聞こえてきた。

「ったく、羨ましいぞぉ?おい、毎朝あんな可愛い女の子に挨拶されやがって」
「その台詞今日で何回目?」
 
 そう陸が笑いながら返すと彼はニヤリと笑い、陸の肩を叩いてこう言う。

「まだ、62回目だ、ちゃんと覚えとけよ、あと数百回は聞かせてやる」
「それは勘弁だ、せめて一週間で一回にしてくれ」
「ヤだね、こちとら毎日毎日羨ましさMAXなんだぞ、ここで晴らしとかなきゃいつ爆発するともわからん」
「それはそうかもな」
「なーに調子に乗ってんだよ、トイレ行ってくるわ」
「おう」

 陸から離れていった彼の名は、山田=S《スペンサー》=隼人、日本人の血筋にスペイン人の血が入り、Sの文字が混ざった混血児である。
 混血児とハーフは似ているが全く違う性質だ。
 ハーフの場合、それぞれの家系の中で一人ずつが結ばれ、子をなした結果である。
 しかし、混血児は家系のなかにまるごと家系を入れ込み、否が応でも結ばせ、子をなした結果なのである。

 この多くの混血児の誕生には一度人口がかつての半分にまで減ったため、という時代背景が関係してくるのだが、今は省略するとする。

 また、嫌でも無理矢理、子を産ませるという行為に耐えきれず命を絶つ人間が少なくない。
 隼人の母親もその一人である、そのため、隼人は母の顔を見たことがないと陸に語った。
 また父はDVを平気で働くような男で、酒の飲み過ぎで急死したという。
 つまり、隼人は身寄りがないため、ここに来た、ということらしい。

 勿論、class0にも代々リザーブ乗りの家系の人間もいる。
 しかし、その姿は教室にはない。

「李はまたシュミレーターか」
 
 そう陸はつぶやく。
 李《リー》 一諾《イーノォ》、彼女の家系は中国のリザーブ乗りで多くの名パイロットを排出している家系の子供だ。
 しかし、その中で彼女一人だけclass0という判断を下された。
 名家の家系というものは人を縛り追い詰める性質があるのか、彼女は今日のように暇さえあればシュミレーターでリザーブ乗りとしての腕を磨いている。

 陸がボーッとしているとハンナが陸に話しかけ、二人で他愛ない会話を始めた。
  
 さて、陸とハンナが話をしているうちに4人目の紹介を済ませておこう。
 今も何を考えているかわからない表情で呆然と左端の席で窓の外を見つめている銀髪の彼。
 彼の名はアーノルド、生まれたときから傭兵に育てられ、中東の少年兵として育った、と、陸たちは教師から伝えられた。
 あくまで伝えられただけで本人からは何も聞かされてはいない。
 性格はほぼ何も喋らないためあまりわからない、ただ戦闘センスはとても冴えている。
 腕前はclass4程度では太刀打ちできないレベルであろう。
 class0の他の4人はそれを実際に見た、そのため李は更に憤りを感じてしまっている。
 
 そして、楽しく談笑をする陸とハンナを分かつように電子チャイムがスピーカーから響く。
 そのチャイムの少し前に李は帰ってきており、すでに教室には全員揃っていた。

 そして教室に帽子を深くかぶり、表情を見せないようにしたぶっきらぼうな男が入ってくる。
 担任ではあるのだろうが、その男の名前をclass0の人間は誰も知らない、というか知らされていない。
 男は教室のディスプレイに1枚の画像を表示しこう言う。

「今日のノルマだ、これをこなし、戦闘データを提出するように、以上」

 そう言い、彼は教室をあとにする。
 その瞬間、李が歯ぎしりをした、きっと毎日なんの指導もせず出ていく彼に苛立ちを覚えているのだろう。
 
「ひぃ~いつ聞いても背筋が凍るな、あの人ほんとに人間なのか?声冷たすぎる~」

 隼人が腕を組みながらそう言う。

「きっと悪い人ではないんだろうけどね~、ささ、格納庫行こ?」

 ハンナのその言葉を聞き、陸は教室を見渡す。
 気づけば教室に李とアーノルドの姿はなく、3人だけが取り残されていた、といっても5人しか居ないわけだが。
 少々せっかちだな、と先に行った2人に向かって思いながら陸達は格納庫へ向かった。

___________________________________

「全機、システムチェック、α機グリーン、β機グリーン、γ機グリーン、δ機グリーン、ε機グリーン、全機オールグリーン、出撃を許可、固定フレーム解除可、各機の操縦を各パイロットに譲渡、各々で出撃してください」

 ε機のパイロットである隼人が慣れた手付きで小隊全ての機体チェックを行い、李を先頭に続々と格納庫を出て行く。
 そして、一度横並びになり、指示を待つ。

「こちらε、作戦を伝達する、α(李)、γ(アーノルド)でアタッカー、配置はミドル、β(陸)はシールダー、配置はトップ、δ(ハンナ)はガンナー、配置はボトム、εは上空にて索敵、作戦内容は、編隊飛行を行いつつ、上空のドローン5機の撃破、以上、各機、150フィートに達し次第εの指示に従い合流地点より編隊飛行を開始せよ」
「「「「了解!!」」」」

  そうして、上空へと各々で上昇していく。

 オペレーターすら配属されていないclass0では通信特化機のリザーブ乗りである隼人がオペレーターを担っている。
 もとより、隼人は操縦技術に長けていないためオペレーターとしての働きに重きをおいているわけだが。

 そして、隼人は125フィートに全機が達したところで合流地点を設定し、レーダー感度を上げ、索敵を開始する。
 
「編隊飛行の開始を確認……うっし、これより、ドローンの位置をマッピングする、近いやつから倒していけ」
「了解した、α機先攻します」
「お、おい、待て!それじゃ編隊組んだ意味ないだろ!待てったら!!」
「ドローン相手に編隊組んだって意味ないでしょ!ドローン程度ならアタシ一人で十分よ!」

 隼人の静止を聞かず、李はスピードを上げていく。

「……はぁ……ったく、β機、追いつけるか?」
「まぁ、行けそうかな?」

 頑張ってみる、と言い、陸はブースターペダルを力一杯踏み込む。
 それを追いかけるようにハンナ達もスピードを上げる。

「……!ドローン発見!!破壊する!!」

 そう李は言い大振りでドローンに一太刀食らわさんとするが、長刀は
空を切る。
 機体よりも小さいドローンを捉えるには長刀だと不利だと考えた李は脇腹に格納されているナイフを取り出し、接敵して、ナイフをドローンの動力部に突き立てる。
 しかし、刺した瞬間、横からの衝撃がα機を襲う、その衝撃の正体はドローンによる体当たりであった。

「くっ……!」

 そのドローンは体当たりした後すぐにα機から距離を取る、しかし、一縷の閃光により貫かれ爆散した。
 それはδ機、ハンナによるものだった。

「イーちゃん!一人で行っちゃ、メッ!だよ!」
「っん……ハナ……その……すまない」
「わかればよろしい、それじゃあしっかり、えっと、えっと……へ、へん……なんだっけ?えっと、とりあえずそれ組もう!」
「編隊だな、あぁ、そうしよう」

 実を言うと李はハンナには弱い、というかキツく当たれないようだ。
 
 そしてもう一度編隊を組み直し、レーダーに表された熱源に向かって飛行する。
 そこからはとてもスムーズだった、アタッカーの二人で連携とはいけないが協力をし、ペイント弾による遠距離攻撃はβ機がシールドで被弾を防ぎ、攻撃してきたドローンをδ機が打ち落とすなど、比較的、連携を意識しながら戦闘を行なったためだろう。

「お疲れ様、それじゃあ帰投してくれ、こちらε、作戦の終了を確……!?なんだこの反応!?お前ら気をつけろ、凄いスピードで近づいてる熱源がある!!数秒後にはそのポイントに到達する!!β!!盾構えろ!!全機、盾の後ろに隠れろ!離すなよ!!」

 数秒後、β機に強い衝撃が走る、その衝撃はとても重く、ガギィン!!という音を立てる、どうやら当たったものは同じ金属で出来た何からしい。
 そう冷静に解説しているうちに盾に更なる衝撃が走り、β機が怯む、盾を思いっきり蹴られたらしかった。
 正体不明の熱源は、「リザーブ」だった。

「り、リザーブ!?なんで!え、ちょ、通……が、な……で、ジャ…………グか!チ……………ウ」

 そこでεとの通信は途切れた。
 どうやら所属不明機よりジャミングを受けたらしい。

 そして、その所属不明機はβ機に狙いを定め、背中に背負っていた長刀を抜刀し、斬りつける。

「くっ……重い!!」

 その攻撃の重さに対し、陸は盾を構えながら、スラスターが焼き切れんばかりに出力を上げる、しかし、肘関節のフレームが耐えられなかったのか火花を上げ、歪む。

「っ!?しまった!おわっ」

 β機は所属不明機の踵落としを機体にもろで食らい、空から地上近くへと落とされた。

 次に狙うはδ、ハンナだった。

「わ、私に来る!?」

 ハンナは銃を構え、照準など確かめることなく引き金を引く。
 狙いを定めなかったことが災いしてか所属不明機は軽々と弾を避け、ライフルの銃身を切断した。

「え、嘘でしょ!?きゃあ!!」

 次はスラスターを器用に動かし、回し蹴りで追撃をする、よくもまあここまで自らの身体を動かすようにリザーブを動かせるものである。

 その衝撃によりハンナは気を失い、δ機は墜ちていく。
 
「あ、やべ」

 所属不明機のリザーブ乗りはそう間抜けな声を出すとδ機へと接近し、機体に手を伸ばす。
 ハンナの機体まであともう少し、というところで李から体当たりを食らわされ、阻まれる。

「ハナには触らせない!アーノルド!!頼む」

 アーノルドは「ん」とだけ返事し、墜ちていくδ機に向かって飛んでいく。
 そして、なんとか彼女を助けることに成功した。

 さて、視点を李に戻そう。
 李は長刀を構えながら問う。

「貴様の目的はなんだ」
「教えると思うか?ましてやお前さんの前に居るのは敵だぜ?聞いてどうする」
「どうもしない、ただ、墜ちてもらう!!」
「かかってきやがれ!!」

 相手の興奮しているような雰囲気を纏っている声に李は少々の苛立ちを覚える。
 
 何が楽しいのか、彼女はそう考える。

「考えごとをしている暇があるなんて、呑気だなぁお嬢さん!!」
「しまっ……きゃぁ!!」

 李は上からの衝撃につい、声を漏らす。

「くっ……!うおおお!!」
「ダメだな、お前は頭で考え過ぎだ、こうもっと本能的に動かなきゃ……なッ!!」
「うああ!!」

 ゴガァン!!という金属と金属が強く当たる音に耳が痺れ、李は顔をしかめ、どうやったら相手を打倒できるか、それを考えながら向かっていく

「だから、それがだめなんだって……何度言ったら……はぁ」

 また李の攻撃は届くことなく、軽々と避けられ、攻撃を食らい、遂に李は戦闘不能へと陥った。

「さて……と、おい、そこのお前、お前もやるか?」

 所属不明機のパイロットはγ機を指差してそう言う。
 その問いにアーノルドは首を振り、こう答える。

「勝てない、だから戦う意味ない」
「よくわかってんじゃねぇか、だがよぉ!!」

 その瞬間γ機に所属不明機が接近し、鍔迫り合いになる。

「そうはいかないんだな、これが」
「ん、ならしょうがない、戦う」
「しゃあ……行くぜぇ!!」

 所属不明機はγ機の長刀を上方向に弾くと体当たりを胴体へ食らわせ、抱きついた状態でスラスターを吹かし、グングンと。
 しかし、アーノルドはそれにピクリとも驚かず、的確に対応する。
 小脇の格納スペースから小型ナイフを取り出し、所属不明機に向かって振り下ろす。
 それをやすやすと食らう訳がない所属不明機は即座に離れ、距離をとる。

「人が乗ってるってのに躊躇なしか……なるほどそれがお前の"欠陥"ってわけだ、確かに人間としては問題がありすぎるな!そんなやつが居るなんておもしれえ!!行くぜ……あぁ?」

 先程まで戦闘態勢をとっていた所属不明機の動きが突如として停止したかと思えば急旋回した。

「……ったくもうこんな時間かよ、あばよ、落ちこぼれ共、またすぐに会えるさ」

 所属不明機のパイロットはそう告げると何処かへ飛び去ってしまった。
 アーノルドは段々とゴマ粒のように小さくなっていく所属不明機を見つめ、静かに拗ねるようにこう呟いた。

「ちぇっ……」と。
 
「あ!やっと繋がった……ってなんだこれ……なんでこんなにみんなの機体にダメージアラートが……?なにがあったってんだ……?」

 ……この男があったことを知るのはすぐあとの話である。
 
 この日からclass0の歯車の錆が少しずつ少しずつ剥がれていくことになる。
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