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始まりの時
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真っ黒な雲が見渡す限りの空を隠し、光の入らぬ場所で人々は戦う。
戦争。 目の前で起こっていることは戦争だった。 苦しみ、踠きながら何がなんでも生きながらえようと必死になる。
それはまさに地獄のようだ。 いや、地獄とよんで良いだろう。 それほどまでに負の感情で溢れていた。
俺自身、何故ここにいるのか、分からない。 つい先ほどまで学校で昼寝をしていただけなのに。
何故か恐怖と言う感情は出てこなかった。 それどころか負の感情全てが出てこなかった。
目の前で人が狂い、苦しみ、死ぬ。 その光景に興味がわかないのだ。
自分の中で考え続けていると、上から何かが現れた。
空を覆い隠していた雲に裂け目ができて、その裂け目からは一本の道のように太陽の光が射した。
そして、その一本道は合計12本現れた。
その12本の道全て、中に人がいた。
彼らは全員俺の方を向いていた。 彼らが口を動かすと届くはずのない声が脳の中に現れる。
『我らと同じ、プログラムされし者。 ADM。 その第四席として世界を導くのだ』
彼らの言っている意味は全く分からない。 理解もできない。 しかし、私の体はまるで全てを知っているかのように返答する。
『了解した』
その言葉と同時に俺と言う存在が、魂が解けて行く。
戦争。 目の前で起こっていることは戦争だった。 苦しみ、踠きながら何がなんでも生きながらえようと必死になる。
それはまさに地獄のようだ。 いや、地獄とよんで良いだろう。 それほどまでに負の感情で溢れていた。
俺自身、何故ここにいるのか、分からない。 つい先ほどまで学校で昼寝をしていただけなのに。
何故か恐怖と言う感情は出てこなかった。 それどころか負の感情全てが出てこなかった。
目の前で人が狂い、苦しみ、死ぬ。 その光景に興味がわかないのだ。
自分の中で考え続けていると、上から何かが現れた。
空を覆い隠していた雲に裂け目ができて、その裂け目からは一本の道のように太陽の光が射した。
そして、その一本道は合計12本現れた。
その12本の道全て、中に人がいた。
彼らは全員俺の方を向いていた。 彼らが口を動かすと届くはずのない声が脳の中に現れる。
『我らと同じ、プログラムされし者。 ADM。 その第四席として世界を導くのだ』
彼らの言っている意味は全く分からない。 理解もできない。 しかし、私の体はまるで全てを知っているかのように返答する。
『了解した』
その言葉と同時に俺と言う存在が、魂が解けて行く。
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