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第四章
第四話
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真っ暗な道をエスリーンは歩んでいた。
(何ここ……)
進んでいくと玉座のようなものが見える。
「ようこそ、ここが『ゲームオーバールーム』じゃ!」
(ゲームオーバー……破滅フラグは折れなかったのね)
「貴方は……?」
「わし? わしはこの地で竜神とあがめられてる神ザルティスじゃ」
(へ? ただの女の子じゃん? でもよく見ると髪は緑色だし……)
「それにしても魔導弾が得意な軍隊に飛行部隊とか無謀じゃの」
「すみません」
「謝って済む問題か! お前のせいでこの国の民族は以後何度も蹂躙され、大虐殺が起きるのじゃぞ!?」
あまりの剣幕にエスリーンは泣き出す。
「あ、すまんすまん。でもな、お前のその才能を見込んでこのゲームをやってる者のうちの1人を妾が召喚したのじゃ」
「あのー、『ゲームオーバー』って事はもうなすすべがないんですよね?」
玉座の上には『\(^o^)/』とある。「オワタ」という意味なのだろう。
「出来るぞ?」
「は?」
「一回だけ。リセットボタンを押すことが出来る」
(それ無敵やん)
「時間を多少巻き戻すんじゃ。それでもう一回選択肢を考えてみ? 将棋にはの『待った』が許されてるんじゃ」
少女は指を鳴らす。すると空間がぐにゃっと曲がる。
◆◇◆◇
「ヴァースキ―!!」
同級生の悲鳴とともに空中から落下する竜。
巨大な魔導弾がエスリーンに向かってくる。
(時間が戻った!!)
来る方向は分かっている。エスリーンはよけることに成功した!!
「撤退よ!!撤退するの!!」
いくら竜という強力なものに乗ってるからと言って敵陣に突っ込むのは無謀だったのだ。
「遺体、回収して!!」
無言でこなすユーレク。
愛用の弓矢とともに必死に逃げる友軍。
(何ここ……)
進んでいくと玉座のようなものが見える。
「ようこそ、ここが『ゲームオーバールーム』じゃ!」
(ゲームオーバー……破滅フラグは折れなかったのね)
「貴方は……?」
「わし? わしはこの地で竜神とあがめられてる神ザルティスじゃ」
(へ? ただの女の子じゃん? でもよく見ると髪は緑色だし……)
「それにしても魔導弾が得意な軍隊に飛行部隊とか無謀じゃの」
「すみません」
「謝って済む問題か! お前のせいでこの国の民族は以後何度も蹂躙され、大虐殺が起きるのじゃぞ!?」
あまりの剣幕にエスリーンは泣き出す。
「あ、すまんすまん。でもな、お前のその才能を見込んでこのゲームをやってる者のうちの1人を妾が召喚したのじゃ」
「あのー、『ゲームオーバー』って事はもうなすすべがないんですよね?」
玉座の上には『\(^o^)/』とある。「オワタ」という意味なのだろう。
「出来るぞ?」
「は?」
「一回だけ。リセットボタンを押すことが出来る」
(それ無敵やん)
「時間を多少巻き戻すんじゃ。それでもう一回選択肢を考えてみ? 将棋にはの『待った』が許されてるんじゃ」
少女は指を鳴らす。すると空間がぐにゃっと曲がる。
◆◇◆◇
「ヴァースキ―!!」
同級生の悲鳴とともに空中から落下する竜。
巨大な魔導弾がエスリーンに向かってくる。
(時間が戻った!!)
来る方向は分かっている。エスリーンはよけることに成功した!!
「撤退よ!!撤退するの!!」
いくら竜という強力なものに乗ってるからと言って敵陣に突っ込むのは無謀だったのだ。
「遺体、回収して!!」
無言でこなすユーレク。
愛用の弓矢とともに必死に逃げる友軍。
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