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美少年を拾いました
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数百年前は、うちの家もそれなりに裕福だったらしい。
何でも戦争で活躍した騎士が国王から領地を賜り伯爵になったので、最初は“リンゼイの騎士伯爵”なんて呼ばれていたとか何とか。
その後、領地内で鉱石がとれ始め伯爵家は最盛期を迎えたが、今その名残はどこにも残っていない。
鉱石は取れ尽くされ、鉱山は閉じられ、主な収入源を失ったご先祖様は慌てて別の事業を起こした。それが観光業だった。
領地リンゼイのど真ん中に大きなホテルを作り、何とか人を呼び込もうとした。だけど山に囲まれたリンゼイは交通の便が良くなかったためほとんど人は来ず、ホテルは廃墟になっている。
そして伯爵家は廃れ、私が生まれる数十年前にはすでに馬車も買えないほど貧乏になっていた。伯爵令嬢なんて名ばかりの貧乏貴族の娘、それが私。リヴィエラという名なので家族や友人からはリヴィと呼ばれている。
今日は弟ロイクを連れての山菜取り。カゴを背中に担いで山にのぼり、ワラビやゼンマイを取っているところ。
「ロイク、もうちょっと集めてよ。こんな量じゃ一晩しかもたないわ」
「ええ~、まだ足りないの? もう山菜取りやだよ。手が汚くなるから学校の奴らに馬鹿にされちゃう」
「誰よ。誰に馬鹿にされたの?」
「……同じクラスのクリス」
あいつか。あの銀髪のヤツか。クラスとかクリスとかややこしい。
私たち姉弟は領地に一つしかない学校に通っている。一つしかないのでそこそこ生徒数が多く、全学年を合わせると三百人ぐらい。通っているのは主に貴族の子や商家の子だ。
10歳から入学でき、卒業試験さえ合格すれば何歳でも卒業できるけれど、留年しても在籍できるのは六年間だけだ。16を迎えた女子は社交デビューのための学校に通う人が大半で、男子は王都にある騎士学校に通ったりする。ロイクは去年の秋からようやく学校に通うようになった。14歳の私は五年生。あと一年半で卒業である。
「私が何か言ってあげようか?」
背負ったカゴに山菜をぽいぽい投げ込みながら言うと、弟は顔をしかめた。
「いいよ。伯爵なんて名前ばっかじゃねーか、えらそうにすんな、とか言われるもん」
「…まあ、そうね。そう言われるとぐうの音も出ない。じゃあまあ、今はとにかく山菜取り頑張りましょ」
「姉さん、あんまり日焼けしない方がいいんじゃないの? せっかく可愛い顔してるんだしさ。もしかしたら、金持ちから結婚の申し込みが来るかもしれないよ。そしたらお腹一杯食べられるね!」
「夢みたいなこと言わないでよ……。虚しくなるだけだわ。今は手を動かすことに集中するの」
ロイクは「ふぁ~い」と気の無い返事をした。弟は夢想することで現実のつらさから逃げている。私だってそんな夢みたいな事が起きたらいいなとは思ってるけど、現実はそんなに甘くない。
学校に通っていると色んな噂を聞くのだ。あの子には婚約の申し込みが来たらしいとか、六年生のナントカ先輩はすでに結婚したらしいとか。この国―――ナイジェル王国では、誰でも16歳から結婚できる。でも在籍中に婚約や結婚まで話が進むような人はほんの一握りで、そういう人はやっぱり見目麗しい。
私は自分の髪の毛を見た。赤みがかった茶色の毛は光があたると真っ赤に光るので、同級生の男子からは「お前、髪が燃えてるぞ」なんて言われたりする。唯一好きなのは瞳で、今は亡きおばあ様ゆずりの橙色だった。夕日みたいな色だから好きなのだ。
父は「リヴィのことを知らない奴が多いだけだ! 婚約の申し込みなんて、これから山のように来るさ!」と無駄に明るく振る舞っているが、私としてはあのやせ我慢をみる度につらかった。
少し考えたら分かることじゃないか。ほんのちょっと顔が可愛いだけの、借金まみれの伯爵令嬢を娶るメリットなんてどこにあるというのか。
あと数年したら領地を出て、王都にでも出稼ぎに行こう。貯まったお金を家に送金すれば少しは足しになるかもしれない。
目に見える範囲の山菜を手当たり次第につみ取った私は移動しようと立ち上がった。この場所は私とロイクだけが知っている穴場だ。山の向こうは他国なので、あまり人が来ないところも気に入っている。
「……なに、あれ」
辺りを見回していた私は変なモノに気付いた。藪から伸びた黒くて太い棒だ。最初ヘビかと思ったが、ヘビにしては全く動かないし、同じモノが二本もあるのはおかしい。あれって、まさか。
私は見えたモノを指差しながら、震える声で弟を呼んだ。
「ね、ねえ、ロイク……あれ何だと思う?」
「えー? あれってどれ?」
「だから、あそこの藪から突き出てる、黒いのよ!」
「あー……うっ、うわ、あれ人の足じゃないの!?」
ロイクは駆け寄ってきて私の背中に隠れた。
「ちょ、ちょっと! 私だって怖いのに!」
「姉さんが何とかしてよお。血まみれで死んでたりしたら怖いじゃん」
「余計に怖くなること言わないでよ! し、仕方ないな……」
私は恐怖を押し殺して黒い足に近づき、手頃な枝でツンツンと突付いてみた。何の動きもない。試しに素手で足を掴んでみるとじんわりと温かく、まだ生きているのだと分かる。
「この人まだ生きてる。ロイク、反対側の足を持ってよ。せえの、で引きずり出すから」
「こ、怖いよお」
「いいから! 行くわよ、せえの!」
ズルッと出てきた体はうつ伏せになっていて、顔はよく見えなかった。でも着ているズボンも上着も手触りがいいし、縫製がしっかりしてる。いいとこの坊ちゃんだろうか。
私は少年の体をそっと引っくり返してみた。目だった傷もなく、血が出ているような場所もなさそうだ。サラサラの金髪に、陶器のような白い肌がきれいな子だった。
「う……」
「あ、気が付いたかな?」
「姉さん、水飲ませてあげようよ」
少年の体を起こし、少し開いた口元に水筒を当ててあげた。ゆっくりと傾けていくと、少年の喉が動いている。ちゃんと水を飲んでいるようでホッとした。
水筒が空になるほど水を飲んだ少年は静かに目をあけた。目蓋が閉じている時は少女のようにも見えたのに、今は全く違う印象を受ける。凛とした意志の強そうな眉の下で光る、アクアマリンのような瞳に吸い込まれてしまいそうだ。
「うわあ、きれいな顔。まるでお人形さんみたい」
「大丈夫? 話せる?」
「……助けて……。僕は……逃げて、きた、んだ……」
「あっ、ちょっと!」
少年は名前も言わずに気を失ってしまった。
どうしよう。このまま置き去りにするわけにはいかないし。
何でも戦争で活躍した騎士が国王から領地を賜り伯爵になったので、最初は“リンゼイの騎士伯爵”なんて呼ばれていたとか何とか。
その後、領地内で鉱石がとれ始め伯爵家は最盛期を迎えたが、今その名残はどこにも残っていない。
鉱石は取れ尽くされ、鉱山は閉じられ、主な収入源を失ったご先祖様は慌てて別の事業を起こした。それが観光業だった。
領地リンゼイのど真ん中に大きなホテルを作り、何とか人を呼び込もうとした。だけど山に囲まれたリンゼイは交通の便が良くなかったためほとんど人は来ず、ホテルは廃墟になっている。
そして伯爵家は廃れ、私が生まれる数十年前にはすでに馬車も買えないほど貧乏になっていた。伯爵令嬢なんて名ばかりの貧乏貴族の娘、それが私。リヴィエラという名なので家族や友人からはリヴィと呼ばれている。
今日は弟ロイクを連れての山菜取り。カゴを背中に担いで山にのぼり、ワラビやゼンマイを取っているところ。
「ロイク、もうちょっと集めてよ。こんな量じゃ一晩しかもたないわ」
「ええ~、まだ足りないの? もう山菜取りやだよ。手が汚くなるから学校の奴らに馬鹿にされちゃう」
「誰よ。誰に馬鹿にされたの?」
「……同じクラスのクリス」
あいつか。あの銀髪のヤツか。クラスとかクリスとかややこしい。
私たち姉弟は領地に一つしかない学校に通っている。一つしかないのでそこそこ生徒数が多く、全学年を合わせると三百人ぐらい。通っているのは主に貴族の子や商家の子だ。
10歳から入学でき、卒業試験さえ合格すれば何歳でも卒業できるけれど、留年しても在籍できるのは六年間だけだ。16を迎えた女子は社交デビューのための学校に通う人が大半で、男子は王都にある騎士学校に通ったりする。ロイクは去年の秋からようやく学校に通うようになった。14歳の私は五年生。あと一年半で卒業である。
「私が何か言ってあげようか?」
背負ったカゴに山菜をぽいぽい投げ込みながら言うと、弟は顔をしかめた。
「いいよ。伯爵なんて名前ばっかじゃねーか、えらそうにすんな、とか言われるもん」
「…まあ、そうね。そう言われるとぐうの音も出ない。じゃあまあ、今はとにかく山菜取り頑張りましょ」
「姉さん、あんまり日焼けしない方がいいんじゃないの? せっかく可愛い顔してるんだしさ。もしかしたら、金持ちから結婚の申し込みが来るかもしれないよ。そしたらお腹一杯食べられるね!」
「夢みたいなこと言わないでよ……。虚しくなるだけだわ。今は手を動かすことに集中するの」
ロイクは「ふぁ~い」と気の無い返事をした。弟は夢想することで現実のつらさから逃げている。私だってそんな夢みたいな事が起きたらいいなとは思ってるけど、現実はそんなに甘くない。
学校に通っていると色んな噂を聞くのだ。あの子には婚約の申し込みが来たらしいとか、六年生のナントカ先輩はすでに結婚したらしいとか。この国―――ナイジェル王国では、誰でも16歳から結婚できる。でも在籍中に婚約や結婚まで話が進むような人はほんの一握りで、そういう人はやっぱり見目麗しい。
私は自分の髪の毛を見た。赤みがかった茶色の毛は光があたると真っ赤に光るので、同級生の男子からは「お前、髪が燃えてるぞ」なんて言われたりする。唯一好きなのは瞳で、今は亡きおばあ様ゆずりの橙色だった。夕日みたいな色だから好きなのだ。
父は「リヴィのことを知らない奴が多いだけだ! 婚約の申し込みなんて、これから山のように来るさ!」と無駄に明るく振る舞っているが、私としてはあのやせ我慢をみる度につらかった。
少し考えたら分かることじゃないか。ほんのちょっと顔が可愛いだけの、借金まみれの伯爵令嬢を娶るメリットなんてどこにあるというのか。
あと数年したら領地を出て、王都にでも出稼ぎに行こう。貯まったお金を家に送金すれば少しは足しになるかもしれない。
目に見える範囲の山菜を手当たり次第につみ取った私は移動しようと立ち上がった。この場所は私とロイクだけが知っている穴場だ。山の向こうは他国なので、あまり人が来ないところも気に入っている。
「……なに、あれ」
辺りを見回していた私は変なモノに気付いた。藪から伸びた黒くて太い棒だ。最初ヘビかと思ったが、ヘビにしては全く動かないし、同じモノが二本もあるのはおかしい。あれって、まさか。
私は見えたモノを指差しながら、震える声で弟を呼んだ。
「ね、ねえ、ロイク……あれ何だと思う?」
「えー? あれってどれ?」
「だから、あそこの藪から突き出てる、黒いのよ!」
「あー……うっ、うわ、あれ人の足じゃないの!?」
ロイクは駆け寄ってきて私の背中に隠れた。
「ちょ、ちょっと! 私だって怖いのに!」
「姉さんが何とかしてよお。血まみれで死んでたりしたら怖いじゃん」
「余計に怖くなること言わないでよ! し、仕方ないな……」
私は恐怖を押し殺して黒い足に近づき、手頃な枝でツンツンと突付いてみた。何の動きもない。試しに素手で足を掴んでみるとじんわりと温かく、まだ生きているのだと分かる。
「この人まだ生きてる。ロイク、反対側の足を持ってよ。せえの、で引きずり出すから」
「こ、怖いよお」
「いいから! 行くわよ、せえの!」
ズルッと出てきた体はうつ伏せになっていて、顔はよく見えなかった。でも着ているズボンも上着も手触りがいいし、縫製がしっかりしてる。いいとこの坊ちゃんだろうか。
私は少年の体をそっと引っくり返してみた。目だった傷もなく、血が出ているような場所もなさそうだ。サラサラの金髪に、陶器のような白い肌がきれいな子だった。
「う……」
「あ、気が付いたかな?」
「姉さん、水飲ませてあげようよ」
少年の体を起こし、少し開いた口元に水筒を当ててあげた。ゆっくりと傾けていくと、少年の喉が動いている。ちゃんと水を飲んでいるようでホッとした。
水筒が空になるほど水を飲んだ少年は静かに目をあけた。目蓋が閉じている時は少女のようにも見えたのに、今は全く違う印象を受ける。凛とした意志の強そうな眉の下で光る、アクアマリンのような瞳に吸い込まれてしまいそうだ。
「うわあ、きれいな顔。まるでお人形さんみたい」
「大丈夫? 話せる?」
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