株式投資勝利の法則

(1)私の投資スタイルについて

9.保有している個別株は決算の前に売るべきなのか？ 決算またぎの是非

よく「”決算またぎ”はどうなのか？」ということが議論になっているのを見ます。
決算またぎとは、上場企業は四半期ごとに決算が開示されるので、保有している株を決算発表前後でそのまま保有し続けることですね。
その是非が話題になりやすいのは、決算発表後のタイミングで株価が荒れやすいからです。

私は以下のようにしています。

・売らないでそのまま保有

全然参考になりませんね！
いつものルール（ひたすら保有し続け、買値から15%以上あがったら売却）を結構きちんと守っているので、決算でどうこうという動きは一切しないようにしているためです。

これが正解かどうかは微妙なところですが、きちんと本業を持っている人はこんな姿勢で良いのだと思っています。



では経験的に”決算またぎ”はどうなのか？
ということになりますと、決算またぎは、

『翌日株価が下がっていることが圧倒的に多い』

ように思います。
たとえ決算が良くても、です。

好決算　→　翌日売られる
コンセンサスどおりの決算　→　翌日売られる
悪い決算　→　翌日売られる

こんな感じが多いです。
全部株価下がるのかよ！　と思われそうですが、全部下がります。
……いや、実際はそんなことはないのですが、下がることが本当に多いです。

好決算でもコンセンサスを大幅に上回るようなものでない限りは上がらないことが多いように思いますし、仮に大幅に上回っていても信用買い残が積み上がっている場合は下がってしまうことがあるように思います。
理不尽ですよね。

でもこれはもう、そういうものだと思うしかないのかなと思います。
割安で高配当で社会に貢献している良い会社なのであれば、下がったままということはありません。
あまりジタバタしないほうが良いのかな、と個人的には思っています。