異世界における職普及

和ノ國

文字の大きさ
上 下
10 / 11

第十話 古代文字と

しおりを挟む

次の日の朝、ご飯を作りった
飽きないように、昨日とは違うものだ
その後は、外に出て昨日の畑の確認をしに行った
特に変化ながなかった

井戸から水を汲み、畑に水をやった
早く芽が出て欲しいな
そして、昨日の続きである
このマニュアル本に書いてある古代文字

古代カヘーテ文字を読み解くために、王国に出掛けた
コロニヘーヴ王国までは、時間がかかるので休み休み向かった
そして、やっとのことで王国についた

門番にカードを見せ、中に入る
いつものとうり賑わっている中、間をすり抜けなが
職業屋に到着することが出来た
職業屋に入ると先に先客が1人いた
リーサさんが本の説明をしている

その話しを聞く限りで、目の前の人は冒険者らしい
かっこいい仕事選んだな

魔王討伐とか、正義のためにとか理由で冒険でひと暴れとかしそうだなこの人
と考えながら。前の人は用が済んだのだろう
店を出て行った。すれ違った時に明らかに、嬉しそうな、顔をしていた

番が回ってきて、リーサがこちらに気づいてくれた
「京舞さん、久しぶりね。
「どう?農業の方は
リーサさんは、心配そうに言ってくる

「お久しぶりです。なんとか、頑張っていますよ。
「あの、聞きたいことがあって来たんですけど
『聞きたいこと』に感づいたのか、リーサさんは店の奥の引き出しから本を取り出した

リーサさんはページを探す

見つかったのか、手招きをしてきた
そこに行くと、本の中にはさっきの農業のマニュアル本で見た文字が書いてあった

「この本はね、古代カヘーテ文字を読み解く説明が書いてあるんだよ

そういうと次のページを開いた
そこには、一つ一つの文字に丁寧に説明が書かれてあった
「説明があるからと言っても、読み解くには時間がかかるよ

確かに、見せてもらっている限り、沢山の古代文字があり、そこから、このマニュアルにある文字を探さないといけないのだ
まるで、パズルの様にだ
「それでも、やるかい?

その言葉に、迷いはない
「やります」
リーサは、本を渡すと

最後に、持ち出し禁止と言いった
「京舞さん、今日は泊まって読み解いて行くといいよ」
家にも、戻りたいが仕方ない

ありがたく泊めさしてもらうことにした
泊めさしてもらう、部屋に案内された
そこは、とても広く、1人で使うのがもったいないほどの広さがある

部屋には、ガラスで囲ったお風呂とトイレがあり、日本とも比べ物にならないものだ
王国の家はこれが普通らしい

素晴らしいほどに、綺麗な部屋だ
しっかり、お礼を言って
部屋に入り、さっそく古代カヘーテ文字の読み解きを始めた

冒頭の文からつまずいた
沢山のある語句から一部の語句を探すのだ
認識としては、文字としてではなく
形として、にてるものを探す感じだ
本は、一冊ではないらしい

リーサさんが残りの3冊を持ってきた
どれも、分厚く果てしないことが目に見えた
「京舞さん、これで全部ですけど、大丈夫ですか?
「大丈夫です。頑張ります

そういうと、頷き、部屋を出て行った
よし、頑張ろう
両手で頬を叩き、奮起した
始めてから、どのくらいの時間が経ったのだろう
1ページは、解読出来き、勢いにのって次のページ
2ページ目に移った頃だ

「京舞さん、よろしければ、ご飯食べてくださいな
リーサさんは、にっこりと笑いながら勧めてきた
お言葉に甘えて、頂くことにした
「何から何まで、すみません。
「ありがとうございます
と言って食事処に行くと

沢山の料理が用意されてあった
どこぞの旅館なのかここはってぐらいだ
「いただきます
「どうぞ、召し上がれ

どの料理も、とても美味しく
食べ過ぎてしまったことは、言うまでもない
ご飯を頂いた後は、お風呂も頂き、とてもよくしてもらった

部屋に戻り、さっきの続きを始める
時計の針が部屋を響かせ、時々のペンがはしる音でその音は消えた
そんな感じでやっているうちに、窓から見える月は高いところにあった

そろそろ、寝る時間だ
お風呂に入浴中、リーサさんが用意してくれた布団に寝た
布団で寝るのは久しぶりだな
しおりを挟む

処理中です...