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1・自己紹介
ゲーマー、オタク、そして小説家志望。2
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初めまして、前回も読んでくださった方がいらっしゃればこんにちは。
鏡上です。
前回の終わりで「物書き以外の趣味について語りたい」という旨のことを書いた記憶があるので、その他の趣味について語ろうかと思います。お目汚しにならない程度に書くつもりではいますので……。
まず、私が夢中になったのはマンガである。
きっかけは幼稚園時代、母から貸し与えられた少女マンガである。名前を出していいものかあまり理解していないため、敢えて作品名は伏せておくが、内容についてはある条件によって豹に変わってしまう特異な体質を身に着けてしまった少女を巡る物語である(わかる方にはわかるかも知れない)。
自らの意に反して突然変わってしまう身体、そしてその力を利用しようとする者の出現、そして彼女自身の、そして周囲から向けられる恋心とのせめぎ合いを描いた物語であったが、当時の私がこの物語をしっかりと理解できたのかは甚だ疑問である。
ただ、この物語に触れたことで、私がマンガにのめり込んで行ったのは確かであった。
ちなみにこのマンガでは、主人公の少女が同じく豹になる能力を持っている男によって眠らされて、その間にコトに及ばれるという描写が含まれているため、意味が分かるようになってから読むと多少刺激的な話になっていた記憶もおぼろげながら残っている。
そのマンガの作者の別作品なども読むうちに、すっかり恋愛マンガ大好きっ子に育っていた私は、その後も少女マンガのみならず少年マンガでも恋愛ものを好んで読むようになり、小学校を卒業する頃にはいわゆるオタクになっていた。
その間に読んだ漫画を挙げていくとキリがないが、中身が高校生の少年探偵であったり、滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』をベースにしたラブコメ?系の漫画であったり、当時から今現在に至るまで夢中になっているRPGのアンソロジーコミック、またそれを描いている執筆陣のオリジナル作品であったりと、それなりに様々なジャンルのマンガを読み漁ったものだった。
それとは対照的に、ゲームに関してはほとんどRPG以外を経験しなかった。宿題などそっちのけで、睡眠時間だってないようなもの、休みの日はつまりゲームの日。そう言ってもいいくらいに、そのシリーズに没頭した。2年前に第1作の発売から30年経ったこのRPGシリーズ、私はここから人生を学んだといってもいいレベルである。それほどまでに濃密なファンタジー世界を、私はテレビから吸収していた。
一時ではあったが、そのゲーム内に出てくるモンスターの名前をひたすら書いていくという作業に没頭したこともあった。まるで米粒に微細な絵を描くように、ひたすら名前を綴った。思い出せなければシリーズ作品の攻略本を開いて、読み漁った。
今ではそんなことはしていないが、ゲームというのは私にとって第2の人生と言ってもいいかもしれない。
恋愛アドベンチャーゲームや推理ゲームなども、最近ではご無沙汰になってしまったが、中高時代は毎日のようにやっていたことも、こうしてゲーム遍歴について書いていると思い出す。
久々にやってみるのもいいかも知れない。
鏡上です。
前回の終わりで「物書き以外の趣味について語りたい」という旨のことを書いた記憶があるので、その他の趣味について語ろうかと思います。お目汚しにならない程度に書くつもりではいますので……。
まず、私が夢中になったのはマンガである。
きっかけは幼稚園時代、母から貸し与えられた少女マンガである。名前を出していいものかあまり理解していないため、敢えて作品名は伏せておくが、内容についてはある条件によって豹に変わってしまう特異な体質を身に着けてしまった少女を巡る物語である(わかる方にはわかるかも知れない)。
自らの意に反して突然変わってしまう身体、そしてその力を利用しようとする者の出現、そして彼女自身の、そして周囲から向けられる恋心とのせめぎ合いを描いた物語であったが、当時の私がこの物語をしっかりと理解できたのかは甚だ疑問である。
ただ、この物語に触れたことで、私がマンガにのめり込んで行ったのは確かであった。
ちなみにこのマンガでは、主人公の少女が同じく豹になる能力を持っている男によって眠らされて、その間にコトに及ばれるという描写が含まれているため、意味が分かるようになってから読むと多少刺激的な話になっていた記憶もおぼろげながら残っている。
そのマンガの作者の別作品なども読むうちに、すっかり恋愛マンガ大好きっ子に育っていた私は、その後も少女マンガのみならず少年マンガでも恋愛ものを好んで読むようになり、小学校を卒業する頃にはいわゆるオタクになっていた。
その間に読んだ漫画を挙げていくとキリがないが、中身が高校生の少年探偵であったり、滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』をベースにしたラブコメ?系の漫画であったり、当時から今現在に至るまで夢中になっているRPGのアンソロジーコミック、またそれを描いている執筆陣のオリジナル作品であったりと、それなりに様々なジャンルのマンガを読み漁ったものだった。
それとは対照的に、ゲームに関してはほとんどRPG以外を経験しなかった。宿題などそっちのけで、睡眠時間だってないようなもの、休みの日はつまりゲームの日。そう言ってもいいくらいに、そのシリーズに没頭した。2年前に第1作の発売から30年経ったこのRPGシリーズ、私はここから人生を学んだといってもいいレベルである。それほどまでに濃密なファンタジー世界を、私はテレビから吸収していた。
一時ではあったが、そのゲーム内に出てくるモンスターの名前をひたすら書いていくという作業に没頭したこともあった。まるで米粒に微細な絵を描くように、ひたすら名前を綴った。思い出せなければシリーズ作品の攻略本を開いて、読み漁った。
今ではそんなことはしていないが、ゲームというのは私にとって第2の人生と言ってもいいかもしれない。
恋愛アドベンチャーゲームや推理ゲームなども、最近ではご無沙汰になってしまったが、中高時代は毎日のようにやっていたことも、こうしてゲーム遍歴について書いていると思い出す。
久々にやってみるのもいいかも知れない。
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