鏡の中から覗くのは

鏡上 怜

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2.もうじき四半世紀の人生だが

like a message in a bottle

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 おこんばんは、と言ってしまうと往年のホラー?映画になってしまうので、平素のように「こんばんは」と挨拶させていただくが、とりあえず言いたくなったことがあるのである。

 できる限りではあるが、書き始めた作品は完結させてあげてほしい、そしてさせてあげたい。

 私自身があまり実践できていないから強く言うわけにもいかないことだが、いわゆる「無期限休載」という事態はなるべくならば避けたいところである。
 これは、私自身が学生時代に読んでいたマンガの話になってしまうのだが、当時テレビで放送されていたアニメをきっかけにその作品を知ることとなり、アニメと比べて少しだけ違うそのストーリー展開に、私はたちまち引き込まれた。簡単に言うとある街を舞台に繰り広げられる少年少女の群像劇で、全5章仕立て、それぞれが少しずつ関わってくるといった形式の物語だった(こういう話も書いてみたいものである)。
 ある時期、このマンガが執筆者の体調不良を理由に休載されることになった。
 続報を待っても特別何か動きがあるわけでもなく、やがて待つことにも疲れて、というよりもその作品の続きを待つ間にも新しい話との出会いも多々あるので、案外待ち続けるというのも苦ではないのだが、きもちはどんどん薄れてしまうものである。
 最終的にどうなったかといえば、一応は連載再開したのである。したのだが、やはり以前(購読していたとき、待ち始めたばかりのとき)のような熱量はもう私の中にはなく、その後発売されたコミカライズ最終巻も結局買わないまま今に至る。

 自分でも、「あれだけ好きな作品だったはずなのになぁ」などと思わずにはいられないし、それは何となく寂しいものである。それで原作ゲームをプレイしたり、当時取りつかれたように見ていたアニメを見返していても、やはりコミカライズ版を買おうという気にまでは当時ほどならなかったりするのである。

 結局寂しさが残るというか、何やら物悲しい気持ちになったりするのである。
 結局何が言いたいのかというと、私が小説を書いているから敢えて小説の例になるのだが、1度書き始めた作品はやはり完結させたいものだよね、ということである。
 現在はこうしたweb投稿サイトの存在によって、思い浮かんだアイデアを比較的容易に形にして公開まで漕ぎつけることができるようになったが(無論私もその恩恵に与っているわけだが)、ついつい思い浮かんだままに新しい話を書き始めて、その前から書いている話をおろそかにしてしまうことがあるのではないだろうか……と危惧したりしているのである。

 まぁ、多少親交のある物書き仲間を見て思い立ったことではあるのだが(前々から思っていたかのように申し上げました!)。

 斯く言う私自身にもその傾向はあるので、気を付けたいところではある。
 さぁ、話の更新といこう……
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