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第18話 模擬戦の後で
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ファイデル王に呼ばれ弟子達と謁見の間にいる。
『ハヤトよお主達を軽く見た事を謝罪する。』
『分かって頂ければいいです。』
『ハヤトよ、お主達の強さは異常ではないか?』
『そう感じると思いますが、どんな人間も強くなる可能性があるのです。弟子達は皆、強い者に奪われ、踏み躙られて来ました。俺は弟子達に理不尽を打ち破り、理不尽から弱い者を守る力を与えようと必死になりました。
その結果が今です。』
『そうであったか。師匠を愚弄されて弟子達は黙って居られなかった訳だな。すまぬ事をした。』
『そういえば騎士団長達は大丈夫でしょうか?』
『その事なんだが、今ここに居る者では完全には治せる者が居らぬのだ。奴らも後悔して落ち込んでるようだ。』
『そうですか。』
『時にハヤトよ、頼みがあるのだ。』
『なんでしょうか?』
『ワイバーンの魔石をもう一つ取ってきてはくれないか?』
(んん!なんか似たような事があったな)
弟子達の視線が背中に刺さる。
『なぜ2つも居るのか聞いても?』
『ふむ。この城は2つの魔石による結界で代々守られているのだ。今回、そのうちの1つの魔石の力が尽きて依頼したのだ。だか2つ目も時間の問題なのだ。それ相応の褒美を考えている。この依頼受けてくれぬか!』
『それ相応の褒美とは?』
『むう。白金貨5枚でどうだ?』
『そうですか・・皆んなどう思う?』
弟子達は意図を汲んでくれた。
『ドラゴン怖かったよね・・』
『ワイバーンだけじゃないもんね。』
『ブレス怖かったよね・・』
『あまり行きたくないよな。』
『とにかくあそこまで行くのが大変だよな』
『そう!それ!!』
『そうかお主達でも大変なのだな白金貨1人1枚!全部で7枚でどうだ!』
『『『『『『『まいど!!』』』』』』』
『ファイデル王、白金貨7枚間違いないですね?』
『うむ。白金貨7枚間違いがいn・・ん』
王様と目が合う・・俺の口角があがる。
『お主・・・まさか・・・持っとるなぁぁぁぁぁーーー!!!!』
ワイバーンの魔石を差し出して
『ファイデル王、白金貨7枚でお譲り致します!』
『ハァハァ、お主と言う奴は・・・良かろう白金貨7枚で買い取ろう。
『ありがとうございます。』
『お主、まだ持っていそうだな?』
『さぁそれはどうでしょう?』
『まぁよい、何があったらお主を呼べばなんとかなりそうだな!』
『出来る事ならですが・・』
『ファイデル王、騎士団長達の所へ行きたいのですがよろしいですか?』
『うむ。案内させよう。』
部屋に入ると男の騎士団長9人ベットに寝かされている。
『エル、エマ。女性騎士団長の所へ行ってくれ。後は任せる。』
『『はい!』』
俺達に気付くと状態を起こし話し出す。
『ハヤト殿、この度の事謝罪を受け入れてほしい。エル殿に諭され恥ずかしいばかりだ。
本当にすまなかった。』
『分かって頂ければいいです。』
『ところで身体の方はどうですか?』
団長達は表情が暗く
『もう元の様には戻らないそうだ。騎士団には戻れん。後輩の指導にあたる事になる。自分達の失態だ!エル殿のチャンスを不意にした付けだ。』
俺は反省しているのを確認して、
『その事なんですが大金貨1枚で怪我が全快するとしたらどうですか?』
『ハルト殿!!本当なのか!!そんな凄い治癒師に心当たりがあるのですか?』
『まぁそうですね・・。』
『前払いですがどうですか?』
『もちろん頼むよ!!大金貨1枚で騎士団長に戻れるなら安い物だ!!直ぐに持って来させる!!』
後ろで4人の弟子達が肩で笑っている。
暫くすると大金貨9枚が手元に集まり、アイテムボックスにいれる。
『それでは』【パーフェクトヒール】!
『お前がやるんかぁぁぁぁぁぁぁい!!』
騎士団長達を全快させると、廊下を走る音が扉の前で止まり、女性騎士団長達が泣きながら入って来て俺の前で土下座する。
『ハヤト殿ごめんなさい!!2人から聞きました!!知らなかったとは言えごめんなさい!!』
『師匠と弟子達の関係感動しました。本当にごんなさい!!』
『ハヤト殿本当にごめんなさい。私もこれから精進します!!』
『分かって頂ければいいですよ。』
(この流れは・・早くここから去らないと)
『みなさん俺はまだやる事があるので失礼します。それでは!!』
そう言ってそそくさと部屋を出た。
『師匠、あの流れはいつものやつでしたよね』ギエンが笑いながら聞く。
『あぁ、危なかった。もう暫くはいいよ。』
『ハヤトよお主達を軽く見た事を謝罪する。』
『分かって頂ければいいです。』
『ハヤトよ、お主達の強さは異常ではないか?』
『そう感じると思いますが、どんな人間も強くなる可能性があるのです。弟子達は皆、強い者に奪われ、踏み躙られて来ました。俺は弟子達に理不尽を打ち破り、理不尽から弱い者を守る力を与えようと必死になりました。
その結果が今です。』
『そうであったか。師匠を愚弄されて弟子達は黙って居られなかった訳だな。すまぬ事をした。』
『そういえば騎士団長達は大丈夫でしょうか?』
『その事なんだが、今ここに居る者では完全には治せる者が居らぬのだ。奴らも後悔して落ち込んでるようだ。』
『そうですか。』
『時にハヤトよ、頼みがあるのだ。』
『なんでしょうか?』
『ワイバーンの魔石をもう一つ取ってきてはくれないか?』
(んん!なんか似たような事があったな)
弟子達の視線が背中に刺さる。
『なぜ2つも居るのか聞いても?』
『ふむ。この城は2つの魔石による結界で代々守られているのだ。今回、そのうちの1つの魔石の力が尽きて依頼したのだ。だか2つ目も時間の問題なのだ。それ相応の褒美を考えている。この依頼受けてくれぬか!』
『それ相応の褒美とは?』
『むう。白金貨5枚でどうだ?』
『そうですか・・皆んなどう思う?』
弟子達は意図を汲んでくれた。
『ドラゴン怖かったよね・・』
『ワイバーンだけじゃないもんね。』
『ブレス怖かったよね・・』
『あまり行きたくないよな。』
『とにかくあそこまで行くのが大変だよな』
『そう!それ!!』
『そうかお主達でも大変なのだな白金貨1人1枚!全部で7枚でどうだ!』
『『『『『『『まいど!!』』』』』』』
『ファイデル王、白金貨7枚間違いないですね?』
『うむ。白金貨7枚間違いがいn・・ん』
王様と目が合う・・俺の口角があがる。
『お主・・・まさか・・・持っとるなぁぁぁぁぁーーー!!!!』
ワイバーンの魔石を差し出して
『ファイデル王、白金貨7枚でお譲り致します!』
『ハァハァ、お主と言う奴は・・・良かろう白金貨7枚で買い取ろう。
『ありがとうございます。』
『お主、まだ持っていそうだな?』
『さぁそれはどうでしょう?』
『まぁよい、何があったらお主を呼べばなんとかなりそうだな!』
『出来る事ならですが・・』
『ファイデル王、騎士団長達の所へ行きたいのですがよろしいですか?』
『うむ。案内させよう。』
部屋に入ると男の騎士団長9人ベットに寝かされている。
『エル、エマ。女性騎士団長の所へ行ってくれ。後は任せる。』
『『はい!』』
俺達に気付くと状態を起こし話し出す。
『ハヤト殿、この度の事謝罪を受け入れてほしい。エル殿に諭され恥ずかしいばかりだ。
本当にすまなかった。』
『分かって頂ければいいです。』
『ところで身体の方はどうですか?』
団長達は表情が暗く
『もう元の様には戻らないそうだ。騎士団には戻れん。後輩の指導にあたる事になる。自分達の失態だ!エル殿のチャンスを不意にした付けだ。』
俺は反省しているのを確認して、
『その事なんですが大金貨1枚で怪我が全快するとしたらどうですか?』
『ハルト殿!!本当なのか!!そんな凄い治癒師に心当たりがあるのですか?』
『まぁそうですね・・。』
『前払いですがどうですか?』
『もちろん頼むよ!!大金貨1枚で騎士団長に戻れるなら安い物だ!!直ぐに持って来させる!!』
後ろで4人の弟子達が肩で笑っている。
暫くすると大金貨9枚が手元に集まり、アイテムボックスにいれる。
『それでは』【パーフェクトヒール】!
『お前がやるんかぁぁぁぁぁぁぁい!!』
騎士団長達を全快させると、廊下を走る音が扉の前で止まり、女性騎士団長達が泣きながら入って来て俺の前で土下座する。
『ハヤト殿ごめんなさい!!2人から聞きました!!知らなかったとは言えごめんなさい!!』
『師匠と弟子達の関係感動しました。本当にごんなさい!!』
『ハヤト殿本当にごめんなさい。私もこれから精進します!!』
『分かって頂ければいいですよ。』
(この流れは・・早くここから去らないと)
『みなさん俺はまだやる事があるので失礼します。それでは!!』
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『あぁ、危なかった。もう暫くはいいよ。』
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