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第57話 英雄サーメリア
「ふん!平民が俺の前をうろちょろするな!!」
取り巻きの中心にいる金髪の男の子が前を歩く女の子の髪を鷲掴みにして無造作に投げ飛ばした。
「きゃぁ!!!」
ずざぁぁぁ・・・
女の子は足をもつれさせて転がりゼノアの足元で止まった。女の子の膝は擦りむけて血が流れていた。
「痛っ・・あ、足が・・・な、何するのよ!!」
(・・あぁ・・典型的なクズ貴族だ・・ここは関わらないように・・・)
「ねえ、大丈夫?血が出てるよ。」
「えっ?」
女の子が痛みを堪えて顔を上げると心配そうに首を傾げるゼノアと目が合う。
「ふ、ふん!これぐらい大丈夫・・・痛っ・・」
無理矢理立とうとした女の子が地面に膝を付く。
(あ・・足を挫いたね。仕方ない・・ヒール・・)
ゼノアは周りに気付かれないようにそっと女の子に回復魔法を掛ける。すると女の子の傷があっという間に消えた。
「あ、あれ?き、傷が・・・痛みも無くなって・・・」
「さあ。もう大丈夫だよ。」
ゼノアはニッコリ笑って手を差し伸べると女の子は少し頬を赤らめながらゼノアの手を取り立ち上がった。
「あ、ありがとう。私はナリアよ。」
「僕はゼノア。よろしくね。さあ。あんなの相手にしてたら時間の無駄だから早く行こう。」
「えぇ。そうね。・・ねえ。さっきの傷を治してくれたのは魔法?」
「え・・う、うん。だけど内緒だよ。あまり目立ちたくないんだ・・・」
「ふーん・・・そうなんだ。」
二人が何事も無かったように歩き出す。
「おい!貴様ぁ!!平民の癖に生意気だぞ!!」
金髪の男の子が苛立ちながら声を荒げるがゼノアとナリアは気にも止めずに話しながら校舎に向かって行く。
「こいつ!!俺様を無視するなぁぁ!!これでも喰らえ!!」
「えっ?!あ、危ない!!」
ナリアが振り返り叫ぶが金髪の男の子は拳を振り上げてゼノアの背後から襲い掛かる。そしてゼノアの後頭部に思いっきり拳を打ち込んだ。
ゴツン・・・
びきっ・・めきっ・・・
しかし打ち込んだ拳から鈍い音が鳴りそれと同時に金髪の男の子の拳に激痛が襲い掛かる!!
「うぎやぁぁぁぁぁ!!!」
金髪の男の子が手を庇いながら地面にのたうち回る!!
「痛でぇぇぇ!!手がぁぁぁ!!俺の手がぁぁぁ!!」
ナリアがのたうち回る男の子を唖然と見ていた。
「・・ゼノア君・・・大丈夫?」
「ん?あぁ・・何ともないよ。それより面倒な事になる前に早く行こう。」
「え、えぇ・・・」
ゼノアは気にも止めずに動揺するナリアと校舎に向かって歩いて行った。
金髪の男の子は取り巻きから回復ポーションを放ったくるとラッパ飲みで飲み干した。
「ぶはぁぁ・・はぁ、はぁ・・ぬぐぐぐ・・・くそぉぉ・・あ、あの野郎・・・この俺様に恥をかかせやがって・・ただで済むと思うなよ・・・」
校舎に入ると広いエントランスの中央に背が高くスタイルの良いシルバーのロングヘアーの女性が新入生の子供達に声を掛けていた。
「皆さん!『サーメリア学院』にようこそ!今からクラス分けの為の実力測定を行います!新入生の方は事前に書いた書類を持ってこちらで受け付けをして下さい。あと推薦状を持っている方は私の所へ来てください!」
「うわぁ・・・凄く広い・・・それに天井が・・・物凄く高い・・・」
ゼノアは学院のエントランスを見渡し予想外の広さに圧倒されていた。
「あっ!もう受け付けが始まってるわよ!早く行きましょう!」
ナリアはポカンと口を開けて天井を見上げるゼノアの手を掴み駆け出す。
「・・あうっ・・・ナ、ナリア待って!!僕はそっちじゃないみたいだ!」
「えっ?」
ゼノアは鞄から赤い蝋封印がされた封書を取り出す。
「そ、それって・・・紹介状?!も、もしかしてゼノア君って・・・噂の・・・」
ナリアが言葉を続けようとすると先程まで子供達に声を掛けていた女性がいつの間にかゼノアの前に立っていた。
「あ、えっ?!」
「君、その紹介状を見せてくれる?」
女性はナリアには目もくれずゼノアに手を差し出した。
「えっ・・・は、はい。」
(・・綺麗な人だな・・・それに・・)
ゼノアが女性の豊満な胸に見惚れながら封書を差し出すと女性が受け取り眼鏡の位置を調整する。女性は蝋封印を確認すると表情が微かに強張りチラチラとゼノアに目を落とす。
(これはセルバイヤ王国の紋章・・・こ、この子が・・あのゲイブルの街の魔族スタンピードの功労者・・・ゼノア君・・)
「初めまして。私はラミリア・エスリードよ。この学院の副学院長をしているわ。ゼノア君の事は王宮から聞いているわ。君はこっちに来て。」
「えっ・・・は、はい・・・」
ラミリアはゼノアの手を握るとツカツカと皆とは反対方向へと歩いて行く。
「ナリア!また後で・・・」
「え、えぇ・・・」
半ば強引に連れて行かれるゼノアを呆気に取られながら力無く手を振り返し見送った。
(きっとゼノア君はお父様達が噂していたゲイブル街で魔族をやっつけた子供だわ。・・ゲイブルの街の守護者・・・またの名を・・・おっぱい守護者・・・)
ナリアは何気なく小さく膨らんだ自分の胸を見下ろす。そして惚けた顔でラミリアを見ていたゼノアの表情を思い出した。
(・・・やっぱり・・大きい方が好きなのかな・・・)
ナリアは両手で胸を押さえる。そしてゼノアの笑顔を思い出し人混みに消えて行くゼノアの背中を見つめるのであった・・・
ラミリアはゼノアを連れて通路の一番奥の部屋へと歩いてゆく。そして重々しい扉で立ち止まり一呼吸置く。
コンコン・・・
「入って。」
(な、何?!・・・この扉から凄い魔力が溢れてる・・・)
ゼノアの目には扉の隙間から滲み出る濃密な魔力が辺りを漂うの感じていた。
そして中から女性の声が聞こえるとラミリアは扉の正面には立たずに扉に隠れるようにノブを握りそのまま引き開ける。
ばぁぁん!!
扉は内側から勢い良く弾けるように開かれる。すると溜まった魔力を解き放たれゼノアに襲い掛かった。
「うぐっ!!・・」
(こ、この魔力・・・重い・・分厚い絨毯を押し返しているみたいだ・・・それにしても・・いきなり何のつもりだよ・・・)
ゼノアはムッとしながら部屋へと入って行く。その姿をラミリアは扉の陰から目を丸くして見ていた。
(・・・が、学院長の魔力をまともに受けて立っているなんて・・・その上あの魔力の中を正面から向かって歩いて行く?!こ、これは・・・う、噂以上だわ・・・)
ゼノアは大きな机の前まで進み立ち止まり机の向こう側に居る女性を見つめる。
「・・・ふう。たった7歳で私の魔力を正面から受け止めるとはね。ユフィリアから手紙貰ってまさかと思ったけど・・・これ程とはね・・・」
女性は緑髪のロングヘアーでスタイルも良く一番印象的なのは耳が小さく尖っている事だった。
(・・あの耳・・・ハーフエルフ・・この人がユフィリアさんが言っていた・・・英雄サーメリア・・・)
すると女性は立ち上がりゼノアに微笑み掛ける。いつの間にか魔力の圧力は無くなっていた。
「私はこの学院の学院長を務めるサーメリア・リブストールです。ゼノア君。君を試すような事をしてごめんなさい。陛下からの直筆の手紙とユフィリアからの手紙で君の実力をこの目で見たかったの。でも今ので君の実力は十分過ぎる程分かったわ。君は文句なくSクラスです。実力測定はしなくてもいいわ。」
(・・・やっぱりユフィリアさんの師匠・・・英雄サーメリアさんだ・・・だけど・・)
「嫌です・・・」
「えっ?」
「僕だけ特別は嫌です。あまり目立ちたくないので皆んなと一緒がいいんです!」
ゼノアはサーメリアの目を見返す。
ゼノアは自分だけ特別である事が目立つ事と考えた。皆と一緒に同じ場所から始められたなら目立つ事なく皆も自分の事を分かってくれると思ったのだった。
「・・・そう・・分かったわ。ラミリア。ゼノア君を会場に案内してあげて。」
「は、はい。かしこまりました。」
呆気に取られていたラミリアはサーメリアに声を掛けられ我に返る。
「さ、さあ。ゼノア君。行きましょう。それでは失礼致します。」
「は、はい。」
ラミリアはゼノアを連れてそそくさと部屋を出て行った。それを見送ったサーメリアは全身の力を抜き息を深く吐く・・・
「はあぁぁぁぁ・・・・とんでもない魔力だわ・・・私の魔力を押し返すだけでなくぶつけてくるなんて・・・ふっ・・・だけどあの子目立ちたくないって言ってたわね・・・でも実力測定なんかしたら余計に目立つんじゃないかしら・・・」
サーメリアは肩をすくめて苦笑いを浮かべるのであった。
取り巻きの中心にいる金髪の男の子が前を歩く女の子の髪を鷲掴みにして無造作に投げ飛ばした。
「きゃぁ!!!」
ずざぁぁぁ・・・
女の子は足をもつれさせて転がりゼノアの足元で止まった。女の子の膝は擦りむけて血が流れていた。
「痛っ・・あ、足が・・・な、何するのよ!!」
(・・あぁ・・典型的なクズ貴族だ・・ここは関わらないように・・・)
「ねえ、大丈夫?血が出てるよ。」
「えっ?」
女の子が痛みを堪えて顔を上げると心配そうに首を傾げるゼノアと目が合う。
「ふ、ふん!これぐらい大丈夫・・・痛っ・・」
無理矢理立とうとした女の子が地面に膝を付く。
(あ・・足を挫いたね。仕方ない・・ヒール・・)
ゼノアは周りに気付かれないようにそっと女の子に回復魔法を掛ける。すると女の子の傷があっという間に消えた。
「あ、あれ?き、傷が・・・痛みも無くなって・・・」
「さあ。もう大丈夫だよ。」
ゼノアはニッコリ笑って手を差し伸べると女の子は少し頬を赤らめながらゼノアの手を取り立ち上がった。
「あ、ありがとう。私はナリアよ。」
「僕はゼノア。よろしくね。さあ。あんなの相手にしてたら時間の無駄だから早く行こう。」
「えぇ。そうね。・・ねえ。さっきの傷を治してくれたのは魔法?」
「え・・う、うん。だけど内緒だよ。あまり目立ちたくないんだ・・・」
「ふーん・・・そうなんだ。」
二人が何事も無かったように歩き出す。
「おい!貴様ぁ!!平民の癖に生意気だぞ!!」
金髪の男の子が苛立ちながら声を荒げるがゼノアとナリアは気にも止めずに話しながら校舎に向かって行く。
「こいつ!!俺様を無視するなぁぁ!!これでも喰らえ!!」
「えっ?!あ、危ない!!」
ナリアが振り返り叫ぶが金髪の男の子は拳を振り上げてゼノアの背後から襲い掛かる。そしてゼノアの後頭部に思いっきり拳を打ち込んだ。
ゴツン・・・
びきっ・・めきっ・・・
しかし打ち込んだ拳から鈍い音が鳴りそれと同時に金髪の男の子の拳に激痛が襲い掛かる!!
「うぎやぁぁぁぁぁ!!!」
金髪の男の子が手を庇いながら地面にのたうち回る!!
「痛でぇぇぇ!!手がぁぁぁ!!俺の手がぁぁぁ!!」
ナリアがのたうち回る男の子を唖然と見ていた。
「・・ゼノア君・・・大丈夫?」
「ん?あぁ・・何ともないよ。それより面倒な事になる前に早く行こう。」
「え、えぇ・・・」
ゼノアは気にも止めずに動揺するナリアと校舎に向かって歩いて行った。
金髪の男の子は取り巻きから回復ポーションを放ったくるとラッパ飲みで飲み干した。
「ぶはぁぁ・・はぁ、はぁ・・ぬぐぐぐ・・・くそぉぉ・・あ、あの野郎・・・この俺様に恥をかかせやがって・・ただで済むと思うなよ・・・」
校舎に入ると広いエントランスの中央に背が高くスタイルの良いシルバーのロングヘアーの女性が新入生の子供達に声を掛けていた。
「皆さん!『サーメリア学院』にようこそ!今からクラス分けの為の実力測定を行います!新入生の方は事前に書いた書類を持ってこちらで受け付けをして下さい。あと推薦状を持っている方は私の所へ来てください!」
「うわぁ・・・凄く広い・・・それに天井が・・・物凄く高い・・・」
ゼノアは学院のエントランスを見渡し予想外の広さに圧倒されていた。
「あっ!もう受け付けが始まってるわよ!早く行きましょう!」
ナリアはポカンと口を開けて天井を見上げるゼノアの手を掴み駆け出す。
「・・あうっ・・・ナ、ナリア待って!!僕はそっちじゃないみたいだ!」
「えっ?」
ゼノアは鞄から赤い蝋封印がされた封書を取り出す。
「そ、それって・・・紹介状?!も、もしかしてゼノア君って・・・噂の・・・」
ナリアが言葉を続けようとすると先程まで子供達に声を掛けていた女性がいつの間にかゼノアの前に立っていた。
「あ、えっ?!」
「君、その紹介状を見せてくれる?」
女性はナリアには目もくれずゼノアに手を差し出した。
「えっ・・・は、はい。」
(・・綺麗な人だな・・・それに・・)
ゼノアが女性の豊満な胸に見惚れながら封書を差し出すと女性が受け取り眼鏡の位置を調整する。女性は蝋封印を確認すると表情が微かに強張りチラチラとゼノアに目を落とす。
(これはセルバイヤ王国の紋章・・・こ、この子が・・あのゲイブルの街の魔族スタンピードの功労者・・・ゼノア君・・)
「初めまして。私はラミリア・エスリードよ。この学院の副学院長をしているわ。ゼノア君の事は王宮から聞いているわ。君はこっちに来て。」
「えっ・・・は、はい・・・」
ラミリアはゼノアの手を握るとツカツカと皆とは反対方向へと歩いて行く。
「ナリア!また後で・・・」
「え、えぇ・・・」
半ば強引に連れて行かれるゼノアを呆気に取られながら力無く手を振り返し見送った。
(きっとゼノア君はお父様達が噂していたゲイブル街で魔族をやっつけた子供だわ。・・ゲイブルの街の守護者・・・またの名を・・・おっぱい守護者・・・)
ナリアは何気なく小さく膨らんだ自分の胸を見下ろす。そして惚けた顔でラミリアを見ていたゼノアの表情を思い出した。
(・・・やっぱり・・大きい方が好きなのかな・・・)
ナリアは両手で胸を押さえる。そしてゼノアの笑顔を思い出し人混みに消えて行くゼノアの背中を見つめるのであった・・・
ラミリアはゼノアを連れて通路の一番奥の部屋へと歩いてゆく。そして重々しい扉で立ち止まり一呼吸置く。
コンコン・・・
「入って。」
(な、何?!・・・この扉から凄い魔力が溢れてる・・・)
ゼノアの目には扉の隙間から滲み出る濃密な魔力が辺りを漂うの感じていた。
そして中から女性の声が聞こえるとラミリアは扉の正面には立たずに扉に隠れるようにノブを握りそのまま引き開ける。
ばぁぁん!!
扉は内側から勢い良く弾けるように開かれる。すると溜まった魔力を解き放たれゼノアに襲い掛かった。
「うぐっ!!・・」
(こ、この魔力・・・重い・・分厚い絨毯を押し返しているみたいだ・・・それにしても・・いきなり何のつもりだよ・・・)
ゼノアはムッとしながら部屋へと入って行く。その姿をラミリアは扉の陰から目を丸くして見ていた。
(・・・が、学院長の魔力をまともに受けて立っているなんて・・・その上あの魔力の中を正面から向かって歩いて行く?!こ、これは・・・う、噂以上だわ・・・)
ゼノアは大きな机の前まで進み立ち止まり机の向こう側に居る女性を見つめる。
「・・・ふう。たった7歳で私の魔力を正面から受け止めるとはね。ユフィリアから手紙貰ってまさかと思ったけど・・・これ程とはね・・・」
女性は緑髪のロングヘアーでスタイルも良く一番印象的なのは耳が小さく尖っている事だった。
(・・あの耳・・・ハーフエルフ・・この人がユフィリアさんが言っていた・・・英雄サーメリア・・・)
すると女性は立ち上がりゼノアに微笑み掛ける。いつの間にか魔力の圧力は無くなっていた。
「私はこの学院の学院長を務めるサーメリア・リブストールです。ゼノア君。君を試すような事をしてごめんなさい。陛下からの直筆の手紙とユフィリアからの手紙で君の実力をこの目で見たかったの。でも今ので君の実力は十分過ぎる程分かったわ。君は文句なくSクラスです。実力測定はしなくてもいいわ。」
(・・・やっぱりユフィリアさんの師匠・・・英雄サーメリアさんだ・・・だけど・・)
「嫌です・・・」
「えっ?」
「僕だけ特別は嫌です。あまり目立ちたくないので皆んなと一緒がいいんです!」
ゼノアはサーメリアの目を見返す。
ゼノアは自分だけ特別である事が目立つ事と考えた。皆と一緒に同じ場所から始められたなら目立つ事なく皆も自分の事を分かってくれると思ったのだった。
「・・・そう・・分かったわ。ラミリア。ゼノア君を会場に案内してあげて。」
「は、はい。かしこまりました。」
呆気に取られていたラミリアはサーメリアに声を掛けられ我に返る。
「さ、さあ。ゼノア君。行きましょう。それでは失礼致します。」
「は、はい。」
ラミリアはゼノアを連れてそそくさと部屋を出て行った。それを見送ったサーメリアは全身の力を抜き息を深く吐く・・・
「はあぁぁぁぁ・・・・とんでもない魔力だわ・・・私の魔力を押し返すだけでなくぶつけてくるなんて・・・ふっ・・・だけどあの子目立ちたくないって言ってたわね・・・でも実力測定なんかしたら余計に目立つんじゃないかしら・・・」
サーメリアは肩をすくめて苦笑いを浮かべるのであった。
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