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惚れた弱味ってあるよね。
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嵩がいつも浮気相手といるところは見るけど、ちゃんと向き合って話すのは本当に久々なんじゃないのかなって思うような二人だけの空間が自然と昨日訪れた。
何をどう話していたかなんて、知り合う前よりもっとぎこちなくなっていたのは気のせいなんかじゃないんだと思う。
このチャンスを逃したら次いつ嵩と話せるんだうと思うと緊張と不安で上手く嵩の目を見ることができないが、握りこぶしに力を込めて自分に勇気を出すように喝を入れる。
震える手を隠して、僕が嵩の浮気現場を見ていて本当に約束して欲しい、これだけは今後僕との関係を続けていく上で守って欲しいと念に念をおしたいことや、まだその現場を目撃してないがゆえに平行していることを口に疑問とともに出した。
「ねぇ、僕たちは、そ、その…付き合ってるのかな?」
吃るのは仕方のないことだと思う、なんせ久々に嵩と話をしたのもあるが嵩への苛立ちを抑え安定のない不安な気持ちを処理しきれていない自分がいるのだから。
飲み込めない唾を飲む音が自分の中で響く
沈黙がさらに空気を悪くしていて居心地が悪い
「…あたりまえだろ」
即座に返ってこなかった返事はどこか、めんどくさ気に聞こえるのは気のせいなのだろうか?
「そ、そっか…だ、だったらさ、僕今まで我慢してたんだけどどうしても、そ、その、守ってほしいことがあるんだ。」
早く話を終わらしたい気持ちが前に出るが、上手く言葉に出せない自分にひきつった笑みで嵩の顔をチラ見したらば、なぜか待ってましたと。ばかりに軽くニヤケッ面で僕を見てくる。
「守ってほしいことってなんだ?」
先程の苛立ちがピリピリと感じる空気は無くなったが、どうしてそんなに楽しそうな声で聞き返してくるのだろうか?空気の悪さは変わらない。
「僕は、本当に遊びとかじゃなくて、好きな人、その、あ、愛してる人とだけ愛のこもったキスをするんだ。それぐらいに、キスに僕は重点を置いてるんだ…そ、それでね、嵩、もし、君が僕以外の人と、たとえ何気なしに、愛情なんてこもってない挨拶代りのキスだったとしても、だよ、キスを僕以外の人としてほしくないんだ。や、約束してくれるかな?」
ずっと目線を嵩と合わせてられなくて、ちらちらと見ながら最後までなんとか手に冷や汗をかきながらも思を伝えた僕に
「なんだ、そんなことか。…ふっ、いいだろ、約束する」
あれ程居心地の悪るかった空気が変わった気がしたのと同時に、少し間があいていたはずのお互いの空間はなくなり腰に手をわまして僕を自分の方に引き寄せながら、嵩はなにか素直に受け止めれない、その場しのぎのような笑みで僕の目を見つめてきた。
「ほ、本当に?「あぁ、本当だ」」
どんどん顔が近づいてきて、鼻と鼻がくっつきそうになった時、嵩の顔がアップ過ぎて目線上ぼやけていたがこれだけは言わないと、と。
「嵩、もし約束破ったら別れるから、ね。」
と釘を嵩にさしたことになるのかわからないが、一言言っておく。
「あぁ・・わかった。」
「本当に、本当だから、僕t…んぁっ…」
最後まで言葉を繋げず何年としてないようなそんな感覚を抱くような数か月ぶりのキスをした。
なんだか夢心地のような幸せな気分になれたのも一瞬と言っていいほどすぐに邪魔が入った。
僕との約束を裏切られる経験しかないため嵩への不安にかられつつもさよならした。
今回ばかりはお願いだから僕のこと好きなら守って欲しい。
何をどう話していたかなんて、知り合う前よりもっとぎこちなくなっていたのは気のせいなんかじゃないんだと思う。
このチャンスを逃したら次いつ嵩と話せるんだうと思うと緊張と不安で上手く嵩の目を見ることができないが、握りこぶしに力を込めて自分に勇気を出すように喝を入れる。
震える手を隠して、僕が嵩の浮気現場を見ていて本当に約束して欲しい、これだけは今後僕との関係を続けていく上で守って欲しいと念に念をおしたいことや、まだその現場を目撃してないがゆえに平行していることを口に疑問とともに出した。
「ねぇ、僕たちは、そ、その…付き合ってるのかな?」
吃るのは仕方のないことだと思う、なんせ久々に嵩と話をしたのもあるが嵩への苛立ちを抑え安定のない不安な気持ちを処理しきれていない自分がいるのだから。
飲み込めない唾を飲む音が自分の中で響く
沈黙がさらに空気を悪くしていて居心地が悪い
「…あたりまえだろ」
即座に返ってこなかった返事はどこか、めんどくさ気に聞こえるのは気のせいなのだろうか?
「そ、そっか…だ、だったらさ、僕今まで我慢してたんだけどどうしても、そ、その、守ってほしいことがあるんだ。」
早く話を終わらしたい気持ちが前に出るが、上手く言葉に出せない自分にひきつった笑みで嵩の顔をチラ見したらば、なぜか待ってましたと。ばかりに軽くニヤケッ面で僕を見てくる。
「守ってほしいことってなんだ?」
先程の苛立ちがピリピリと感じる空気は無くなったが、どうしてそんなに楽しそうな声で聞き返してくるのだろうか?空気の悪さは変わらない。
「僕は、本当に遊びとかじゃなくて、好きな人、その、あ、愛してる人とだけ愛のこもったキスをするんだ。それぐらいに、キスに僕は重点を置いてるんだ…そ、それでね、嵩、もし、君が僕以外の人と、たとえ何気なしに、愛情なんてこもってない挨拶代りのキスだったとしても、だよ、キスを僕以外の人としてほしくないんだ。や、約束してくれるかな?」
ずっと目線を嵩と合わせてられなくて、ちらちらと見ながら最後までなんとか手に冷や汗をかきながらも思を伝えた僕に
「なんだ、そんなことか。…ふっ、いいだろ、約束する」
あれ程居心地の悪るかった空気が変わった気がしたのと同時に、少し間があいていたはずのお互いの空間はなくなり腰に手をわまして僕を自分の方に引き寄せながら、嵩はなにか素直に受け止めれない、その場しのぎのような笑みで僕の目を見つめてきた。
「ほ、本当に?「あぁ、本当だ」」
どんどん顔が近づいてきて、鼻と鼻がくっつきそうになった時、嵩の顔がアップ過ぎて目線上ぼやけていたがこれだけは言わないと、と。
「嵩、もし約束破ったら別れるから、ね。」
と釘を嵩にさしたことになるのかわからないが、一言言っておく。
「あぁ・・わかった。」
「本当に、本当だから、僕t…んぁっ…」
最後まで言葉を繋げず何年としてないようなそんな感覚を抱くような数か月ぶりのキスをした。
なんだか夢心地のような幸せな気分になれたのも一瞬と言っていいほどすぐに邪魔が入った。
僕との約束を裏切られる経験しかないため嵩への不安にかられつつもさよならした。
今回ばかりはお願いだから僕のこと好きなら守って欲しい。
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