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本編
第十二話(犹守視点)
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「♪~」
ぼくたちはテレビを見て鼻歌を歌っていた。
「んん...うひろさわがひいは...」
寝ぼけ気味なので間抜けな声が出ている。
見てみると、なぜか須谷さんにお姫様抱っこされている森田先輩がいた。
しかもなぜか森田先輩は泣いている、なんで?須谷さんが泣かせた?
「...あえ、どうひまひは...?ほひはへふはひ...」
「おま...今起きたのか...」
はい、と返事しようとした。
「っ~~~~~~!すだにっ!はやくっ!」
「あ、わりいわりい。」
そう言い、トイレのところへ消えていく二人。
しばらくして。
奥から森田先輩の声がする。
「ぁっや、やだっ...!」
そのあと聞こえるすさまじい水音。
一瞬困惑した。
そして聞こえる森田先輩の泣きじゃくる声。
「ヒグッ、すだにはっ!わるぐなぃっ!おれがっ!もっどばやぐいっでればっ!ごんなごとなんながっだ!」
「ふわぁ...森田先輩...須谷さん...どうしまし......た...?」
目の前の光景を見て絶句した。泣きじゃくる森田先輩、フォローしようと焦っている須谷さん、泣きじゃくる森田先輩の下の水溜り。
一回見て、理解した。理解はした、けど頭が追い付かなかった。
「え、あ、ちょ!森田先輩!!大丈夫ですか!?」
「犹守、タオルと着替え持ってきてやってくれ。」
「わ、わかりました。」
そう言い、着替えがある部屋を探す。
扉越しに聞こえる会話。
「なんで俺たちに言わなかったんだ?言ったら料理だって作...」
「だってお前らゲテモノ作るだろ」
うぅっ...確かにそうだ...この前卵焼きを森田先輩に作ったら、卵が生焼けだった、そのおかげで森田先輩はお腹壊した...。
きっとお前らってことは須谷さんも、何か料理を失敗したのだろう。
タオルと着替えを持ってきた僕。
「須谷さーん持ってきましたよー!」
ふと、森田先輩をみると、あの泣き顔なんて嘘かのような笑いに変わっていた。
「...あ、あれっ、森田先輩、笑ってる...」
「す、すげえだろ(ドヤ)」
「目ぇ、泳いでることに笑っただけだけどな。」
「っ、うっせ!」
あれから、森田先輩は、着替えて、水溜りも吹いて、また料理を再開した。
しかし顔を見ると少しだけ顔が赤かった。
ぼくたちはテレビを見て鼻歌を歌っていた。
「んん...うひろさわがひいは...」
寝ぼけ気味なので間抜けな声が出ている。
見てみると、なぜか須谷さんにお姫様抱っこされている森田先輩がいた。
しかもなぜか森田先輩は泣いている、なんで?須谷さんが泣かせた?
「...あえ、どうひまひは...?ほひはへふはひ...」
「おま...今起きたのか...」
はい、と返事しようとした。
「っ~~~~~~!すだにっ!はやくっ!」
「あ、わりいわりい。」
そう言い、トイレのところへ消えていく二人。
しばらくして。
奥から森田先輩の声がする。
「ぁっや、やだっ...!」
そのあと聞こえるすさまじい水音。
一瞬困惑した。
そして聞こえる森田先輩の泣きじゃくる声。
「ヒグッ、すだにはっ!わるぐなぃっ!おれがっ!もっどばやぐいっでればっ!ごんなごとなんながっだ!」
「ふわぁ...森田先輩...須谷さん...どうしまし......た...?」
目の前の光景を見て絶句した。泣きじゃくる森田先輩、フォローしようと焦っている須谷さん、泣きじゃくる森田先輩の下の水溜り。
一回見て、理解した。理解はした、けど頭が追い付かなかった。
「え、あ、ちょ!森田先輩!!大丈夫ですか!?」
「犹守、タオルと着替え持ってきてやってくれ。」
「わ、わかりました。」
そう言い、着替えがある部屋を探す。
扉越しに聞こえる会話。
「なんで俺たちに言わなかったんだ?言ったら料理だって作...」
「だってお前らゲテモノ作るだろ」
うぅっ...確かにそうだ...この前卵焼きを森田先輩に作ったら、卵が生焼けだった、そのおかげで森田先輩はお腹壊した...。
きっとお前らってことは須谷さんも、何か料理を失敗したのだろう。
タオルと着替えを持ってきた僕。
「須谷さーん持ってきましたよー!」
ふと、森田先輩をみると、あの泣き顔なんて嘘かのような笑いに変わっていた。
「...あ、あれっ、森田先輩、笑ってる...」
「す、すげえだろ(ドヤ)」
「目ぇ、泳いでることに笑っただけだけどな。」
「っ、うっせ!」
あれから、森田先輩は、着替えて、水溜りも吹いて、また料理を再開した。
しかし顔を見ると少しだけ顔が赤かった。
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