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終章
一緒にいよう
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ルークの手首に嵌められているブレスレットと似たような指輪が、今俺の左手の薬指に嵌っている。
前世ではここに婚姻の証を嵌めるんだと話したら、ルークが作ってくれたのだ。
オレはそれにかなり驚いた。ルークが彫金もできると知っていたけれど、まさかこんなものまで作れるとは思っていなかったからだ。
「いつかお前に何か送りたいと思ってやり始めたことだ。叶ってよかった」
そう言って指輪にキスをする姿はどこからどう見ても王子様で、オレは尊さに涙を禁じ得なかった。
「それはなんの涙だ」
「ルークが尊すぎて泣いてる」
「嬉しくはないのか」
「嬉しいに決まってんだろ! 舐めんな!」
「泣くか怒るかどっちかにしろ」
そう言いつつルークは心から楽しそうに笑ってオレを抱き締める。その背中に腕を回して抱き着き、胸元に耳を寄せた。
するとじわりと体温を感じると同時に、一定のリズムを刻む心音も聞こえてくる。
オレはルークの心音を聞くのが好きだ。生きていると実感できるから。
「幸せだなぁ」
「ああ、本当にな」
しみじみそう呟いて、お互いに顔を見合わせて唇を触れさせる。
……こんな穏やかな時間がもう数年と続いていた。
一時期は世界を賑わせていたらしいダリアの残党の話題もすっかり消え失せ、今では紙面には王国のスターのスキャンダルや闘技場の結果予想、それと並んでたまに政治的な情報が載るのみとなった。
一年程前にはエスタの妊娠と出産の記事も出た。ノクトは副団長に昇進したし、あの時エスタと共に世界を救った攻略対象たちは順当に政治の中枢へと上り詰めている。
ダリアのことが過去になったなと、なんとなく思った。
それはルークも同じだったのか、ある日の夜ソファに並んで座っていたらこう切り出された。
「旅に出たい」
思い詰めたような顔で告げられたのだけが意外だった。
「おう、いいぞ。いつ行く?」
軽く返すとルークは目を丸くし、信じられないものを見るような目でオレを上から下まで眺めた。
「なんだよ」
「そんなに軽く言えることなのか」
「ルークなら言うだろうなって思ってただけだよ。それに、オレもそろそろだなって思ってたし」
「……どうして」
「愛の力ってやつじゃね?」
嘘である。
実際はルークをよく観察していたからわかったことだ。
新聞からはダリアの記事は消えた。けれど完全ではない。
世界をひっくり返そうとした悪事がそう簡単に全て片付くはずがなく、王国から離れた場所は未だに復興が終わっていない箇所がある。
そしてダリアの残党とまではいかずとも、そこに近しい人物が各地で悪事を働いていることも知っている。
ルークの中でダリアのことは過去にならない。自分がやってきたことも。
だからいつか外に出ると言いだすだろうなとは予想していた。それが今だっただけだ。
「で、いつ行くんだよ? さすがにちょっと準備はした方がいいだろ」
すっかり馴染んだ獣人の里での生活だったが元々いつかは旅に出ると伝えてある。頭の中で必要なものを叩き出していたら、ルークが小さく口を開いた。
「……着いてきてくれるのか?」
それに目を丸くして、一拍置いて仕方がないなと笑う。
「あの世にも着いていってやるよ」
数年前の自分ならまだ気持ちが伝わっていないのかと怒って不安になっただろう。けれど数年も連れ添えばルークの性格はわかる。
ルークは優しい。きっとこの話を切り出す前からずっとオレについて考えてくれていたはずだ。
この旅は旅行とは違う。きっと危険な目にも遭うだろう。
ルークはオレのことを愛しているから、多分傷一つだって付けたくないはずだ。
だから悩んでいたんだと思うが、そんなのは知らねえっていうのがオレの意見である。
「お前今更オレがいない人生歩けると思ってんの? ちなみにオレは無理です。ルークがいないと寂しいので、テコでも引っ付いていきます」
真顔で親指を立てて言えば、ルークが呆気に取られた顔をした。
その表情が面白くもあり、可愛くもあると捉えられるようになった。
そして何よりルークが飛び抜けて優しいとわかったから、オレはこの数年で簡単にわがままを言えるようになった。
「一緒に連れてってよ。オレのこと置いていきたくねえだろ?」
そう言って腕を広げるとルークは一瞬戸惑いを見せたけれど、割とすぐに抱き締められた。
「オレだってルークを一人で行かせたくねえもん。分かれよ」
広い背中に腕を回して抱き締める。
「ああ、そうだな。今更リアスを一人にさせられない」
少し震えている声に笑みを浮かべた。
「愛してるよ、ルーク」
そう言ってキスを贈ると、いつもなら「愛してる」と返してくれるルークが何も言わないことに違和感を覚えた。
どうしたんだろうかと視線を向けると、そこには嬉しそうな、けれど今にも泣いてしまいそうな顔をしたルークがいた。
どうした、と声を掛けるよりも先にルークの口が開く。
「やはりお前は変人だ」
その言葉に目を丸くして、そしてすぐに笑う。
「頭おかしいとは言わなくなったな」
「頭もおかしいと思っているぞ、たまに」
「はあ⁉︎ ちょっと聞き捨てならねえぞ」
「それでもリアスを心から愛しいと思う。この先何があっても、俺はお前を愛し続けるだろう」
ルークの手が頬に触れる。
その温かさに目を細めて頷いた。
「俺も。何年経っても、多分生まれ変わっても。俺はずっとルークのことを愛してると思う」
頬に触れていた手が降りて、自然と指を絡めるように握る。
そっと額を触れ合わせて誓うように口にする。
「一緒にいよう。ずっと」
「……ああ」
近い距離で視線を絡ませて、どちらともなく笑い合う。
そのままキスをして、時間が許す限り愛を交わし、同じベッドで朝を迎える。
オレたちが旅立ったのは、それから一月もしないある日のことだった。
前世ではここに婚姻の証を嵌めるんだと話したら、ルークが作ってくれたのだ。
オレはそれにかなり驚いた。ルークが彫金もできると知っていたけれど、まさかこんなものまで作れるとは思っていなかったからだ。
「いつかお前に何か送りたいと思ってやり始めたことだ。叶ってよかった」
そう言って指輪にキスをする姿はどこからどう見ても王子様で、オレは尊さに涙を禁じ得なかった。
「それはなんの涙だ」
「ルークが尊すぎて泣いてる」
「嬉しくはないのか」
「嬉しいに決まってんだろ! 舐めんな!」
「泣くか怒るかどっちかにしろ」
そう言いつつルークは心から楽しそうに笑ってオレを抱き締める。その背中に腕を回して抱き着き、胸元に耳を寄せた。
するとじわりと体温を感じると同時に、一定のリズムを刻む心音も聞こえてくる。
オレはルークの心音を聞くのが好きだ。生きていると実感できるから。
「幸せだなぁ」
「ああ、本当にな」
しみじみそう呟いて、お互いに顔を見合わせて唇を触れさせる。
……こんな穏やかな時間がもう数年と続いていた。
一時期は世界を賑わせていたらしいダリアの残党の話題もすっかり消え失せ、今では紙面には王国のスターのスキャンダルや闘技場の結果予想、それと並んでたまに政治的な情報が載るのみとなった。
一年程前にはエスタの妊娠と出産の記事も出た。ノクトは副団長に昇進したし、あの時エスタと共に世界を救った攻略対象たちは順当に政治の中枢へと上り詰めている。
ダリアのことが過去になったなと、なんとなく思った。
それはルークも同じだったのか、ある日の夜ソファに並んで座っていたらこう切り出された。
「旅に出たい」
思い詰めたような顔で告げられたのだけが意外だった。
「おう、いいぞ。いつ行く?」
軽く返すとルークは目を丸くし、信じられないものを見るような目でオレを上から下まで眺めた。
「なんだよ」
「そんなに軽く言えることなのか」
「ルークなら言うだろうなって思ってただけだよ。それに、オレもそろそろだなって思ってたし」
「……どうして」
「愛の力ってやつじゃね?」
嘘である。
実際はルークをよく観察していたからわかったことだ。
新聞からはダリアの記事は消えた。けれど完全ではない。
世界をひっくり返そうとした悪事がそう簡単に全て片付くはずがなく、王国から離れた場所は未だに復興が終わっていない箇所がある。
そしてダリアの残党とまではいかずとも、そこに近しい人物が各地で悪事を働いていることも知っている。
ルークの中でダリアのことは過去にならない。自分がやってきたことも。
だからいつか外に出ると言いだすだろうなとは予想していた。それが今だっただけだ。
「で、いつ行くんだよ? さすがにちょっと準備はした方がいいだろ」
すっかり馴染んだ獣人の里での生活だったが元々いつかは旅に出ると伝えてある。頭の中で必要なものを叩き出していたら、ルークが小さく口を開いた。
「……着いてきてくれるのか?」
それに目を丸くして、一拍置いて仕方がないなと笑う。
「あの世にも着いていってやるよ」
数年前の自分ならまだ気持ちが伝わっていないのかと怒って不安になっただろう。けれど数年も連れ添えばルークの性格はわかる。
ルークは優しい。きっとこの話を切り出す前からずっとオレについて考えてくれていたはずだ。
この旅は旅行とは違う。きっと危険な目にも遭うだろう。
ルークはオレのことを愛しているから、多分傷一つだって付けたくないはずだ。
だから悩んでいたんだと思うが、そんなのは知らねえっていうのがオレの意見である。
「お前今更オレがいない人生歩けると思ってんの? ちなみにオレは無理です。ルークがいないと寂しいので、テコでも引っ付いていきます」
真顔で親指を立てて言えば、ルークが呆気に取られた顔をした。
その表情が面白くもあり、可愛くもあると捉えられるようになった。
そして何よりルークが飛び抜けて優しいとわかったから、オレはこの数年で簡単にわがままを言えるようになった。
「一緒に連れてってよ。オレのこと置いていきたくねえだろ?」
そう言って腕を広げるとルークは一瞬戸惑いを見せたけれど、割とすぐに抱き締められた。
「オレだってルークを一人で行かせたくねえもん。分かれよ」
広い背中に腕を回して抱き締める。
「ああ、そうだな。今更リアスを一人にさせられない」
少し震えている声に笑みを浮かべた。
「愛してるよ、ルーク」
そう言ってキスを贈ると、いつもなら「愛してる」と返してくれるルークが何も言わないことに違和感を覚えた。
どうしたんだろうかと視線を向けると、そこには嬉しそうな、けれど今にも泣いてしまいそうな顔をしたルークがいた。
どうした、と声を掛けるよりも先にルークの口が開く。
「やはりお前は変人だ」
その言葉に目を丸くして、そしてすぐに笑う。
「頭おかしいとは言わなくなったな」
「頭もおかしいと思っているぞ、たまに」
「はあ⁉︎ ちょっと聞き捨てならねえぞ」
「それでもリアスを心から愛しいと思う。この先何があっても、俺はお前を愛し続けるだろう」
ルークの手が頬に触れる。
その温かさに目を細めて頷いた。
「俺も。何年経っても、多分生まれ変わっても。俺はずっとルークのことを愛してると思う」
頬に触れていた手が降りて、自然と指を絡めるように握る。
そっと額を触れ合わせて誓うように口にする。
「一緒にいよう。ずっと」
「……ああ」
近い距離で視線を絡ませて、どちらともなく笑い合う。
そのままキスをして、時間が許す限り愛を交わし、同じベッドで朝を迎える。
オレたちが旅立ったのは、それから一月もしないある日のことだった。
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