20 / 33
第七話 傷心の竜姫に美味しいアイスを
滅日と婚約破棄
しおりを挟む
その村は死にかけていた。
空気はカラカラに渇き、大地はひび割れ、川は干上がっている。草一本、生えてはおらず、生きて動くものは虫さえもいない。
生命を繋ぐ糧はなにひとつなく、村に残っているのは年寄りと病人だけ。わずかな蓄えを少しずつ切りくずしてここまで生き延びてきたが、それももう限界に来ている。あと数日もすれば、この村から生きた人間の姿はなくなっていることだろう。
カティたちはその村でひとりの老婆に出会った。すっかり干上がり、縮んでしまったようなしわくちゃのその老婆に、カティはミルクとチーズを振る舞った。老婆は神仏からの授かり物のように大切に押しいただいた。
「おお。これはうまい。最後にこんなうまい乳と食べ物にありつけるとは幸せなこったで」
「なに言ってるんだよ、ばあちゃん!」
ギャル姿のグリフォンが、まるで祖母の心配をする孫娘のような口調で言った。
「なんで、こんなところに残っているのさ。さっさとどこか別の場所に逃げればいいじゃないか」
「ありがとうよ、心配してくれて。じゃが、もういいのさ。どのみち、この年寄りでは長旅になぞ耐えられん。よそで暮らしていくほどの金もないしな。苦労したあげくに旅先で野垂れ死ぬぐらいなら長年、暮らしてきたこの場所で死ぬ。ここには、多くの思い出がつまっておるからのう」
村でも体力のあるものはとっくに逃げ出した。老婆の子供夫婦も孫を連れてよそに移ったという。子供たちからは一緒に来るよう言われたのだが、断った。
「わしのような年寄りがいては、足手まといになるだけじゃからな。それより、子と孫たちだけで、どこかよそで幸せに暮らしてくれた方がええ」
そのために、爪に火を灯すようにして貯めた金も子供夫婦にもたせたという。
そう語る老婆の顔はどこまでも穏やかなもので、もはや、諦念の境地に達していることは明らかだった。
「しかし、おかしいのじゃ。この地域は竜姫の治める雨の豊富な地域のはずなのじゃ。それがなぜ、こんなありさまになっておるのじゃ? 今代の竜姫めはいったい、なにをしておるのじゃ?」
フェニックスの問いに――。
老婆はふいに顔をゆがめた。
「すべてはあの若造、領主の馬鹿息子のせいじゃ」
そう語る老婆の表情と口調。そこにはじめて、あきらめによる穏やかさ以外の感情が浮かんだ。それは、激しくはないがとても深い怒りと恨みだった。
「今代の竜姫さまはそれはそれは凜々しく、美しいお方でな。領主の一人息子は一目で、竜姫さまの美しさに心を奪われたのじゃ。それ以来、せっせと贈り物やらなんやら、自ら楽器を持ち込んでかき鳴らし、愛の歌を奏でる……などと言うこともしておったそうじゃ」
「まあ……。自ら楽器を奏でて愛の歌を唄うなんて、素敵ねぇ」
リヴァイアサンが頬に手を当ててうっとりと呟いた。その横ではグリフォンもなにやらうらやましそうにしている。
「わしにはよくわからんが、あの馬鹿息子は音楽の才はあったらしくてな。そんなことを繰り返すうちについに、竜姫さまとの婚約にこぎつけたのじゃ」
「粘り勝ちですか。すごいです」と、カティ。
「ところがじゃ」
と、老婆の声に一層の怒りがこもった。
「あの馬鹿息子め。旅の踊り子がやってくるや、一目見て『真実の愛を見つけた!』とかほざいてな。竜姫さまとの婚約を破棄すると言い出したのじゃ」
「婚約破棄⁉ まさか、こんなところで婚約破棄に出会うとは思いませんでした」
カティは目を丸くして驚いている。
すっかり忘れていたが、思い起こせば自分自身、婚約者の王子から婚約破棄を突きつけられ、国を追放された身であった。
「そのことを聞いた竜姫さまの怒るまいことか。当たり前じゃ。竜の一族にとって婚姻は神聖な契約。まして、人間相手となればどれほどの決意を必要としたか。それを一方的に破棄されたとあっては怒り狂うのが当然じゃ」
「話はわかったけどぉ」と、リヴァイアサン。
「それがなんで、こんなことになってるのぉ? そんなことなら、その馬鹿息子を絞め殺しちゃえばすむことじゃない」
リヴァイアサンの過激な発言に――。
カティ、フェンリル、フェニックス、グリフォンの女性陣はそろってコクコクうなずいている。
「竜姫さまも最初はそう思ったのじゃろうな。領主に対し、息子を引き渡すよう要求なされた。ところが、領主も領主で親バカ丸出し。大切な跡取り息子を犠牲にはできぬと全財産もって逃げ出したのじゃ。その不実な態度に竜姫さまは激怒なさっての。それで、このありさまよ」
もちろん、人間たちの方でも手をこまねいていたわけではない。竜姫の怒りを宥めようと手は尽くした。神官を送り、贈り物を届け、歌や舞で心を開かせようとした。
すべて駄目。
効果はまったくなし。
いまだに山奥の宮殿にひとり、引きこもったままだという。それ以来、この地域では一滴の雨も降ってはいない……。
老婆の話を聞いたあと、カティたちは村をはなれた。人目につかない場所に携帯農場を広げ、そこで相談した。
「竜ちゃんの気持ちもわかるけどぉ」
と、リヴァイアサンが最初に口を開いた。
「さすがに、これはやり過ぎよねぇ。人間だけじゃなくて、他の生き物までみんな死なせちゃってるんだもの。『王』として、やってはいけないことだわぁ」
自身、海の王であるリヴァイアサンである。『王』としてやっていいことと、いけないことはわきまえている。
「あやつは若い上に、とにかく、真面目であったからな。逆鱗にふれられて一気に振り切れてしまったのだろう」
「のじゃのじゃ。あやつは、とにかく真面目すぎて付き合いづらいのじゃ。わらわたちがなにを言っても聞かんじゃろう」
「カティ姉ちゃん」
それまで黙っていたグリフォンがふいに言った。その表情といい、口調といい、『軽薄なギャル』と言った印象の外見からは想像もつかないぐらい真剣なものだった。
「なんとかしてやれないかな? あたしはずっとボッチで、ひとりっきりで雪山のてっぺんに住んでたから……」
誰かのせいで、と、グリフォンはフェンリルとフェニックスをにらみつけた。陸と空の覇者は顔をそらしてすっとぼけた。
「竜姫の気持ちがわかる気がするんだ。きっと、すごくさびしい気持ちにちがいないよ。だから、こんなことをするんだ。あたしはなんとかしてやりたい。ひとりじゃないって知らせてやりたい」
カティ姉ちゃんが、あたしにそう教えてくれたように。
グリフォンはそう付け加えた。
その言葉に――。
カティは力強くうなずいた。
「もちろんです。若い女の子がひとりぼっちで引きこもっているなんていけません! なんとしても、人生の楽しさを思い出してもらい、青春を謳歌してもらいましょう」
「さすが、カティ姉ちゃん!」
「でも、どうするのぉ?」
グリフォンが喜んで飛びあがり、リヴァイアサンが頬に片手をついて尋ねた。
カティは迷いなく答えた。
「決まっています! 女の子がムシャクシャしたらアイスクリーム! アイスクリームをたらふく食べれば悩みなんて吹き飛びます! チーズをたっぷり使ったおいしいアイスクリームを差し入れて、元気を取り戻してもらいましょう」
「そういうことなら、あたしのおっぱいを使ってくれよ。あたしが伝えてやりたいんだ」
「わかりました。グリちゃんの上品な風味のおっぱいはマスカルポーネにぴったりです。マスカルポーネと言えばティラミス。ティラミスアイスを作りましょう!」
空気はカラカラに渇き、大地はひび割れ、川は干上がっている。草一本、生えてはおらず、生きて動くものは虫さえもいない。
生命を繋ぐ糧はなにひとつなく、村に残っているのは年寄りと病人だけ。わずかな蓄えを少しずつ切りくずしてここまで生き延びてきたが、それももう限界に来ている。あと数日もすれば、この村から生きた人間の姿はなくなっていることだろう。
カティたちはその村でひとりの老婆に出会った。すっかり干上がり、縮んでしまったようなしわくちゃのその老婆に、カティはミルクとチーズを振る舞った。老婆は神仏からの授かり物のように大切に押しいただいた。
「おお。これはうまい。最後にこんなうまい乳と食べ物にありつけるとは幸せなこったで」
「なに言ってるんだよ、ばあちゃん!」
ギャル姿のグリフォンが、まるで祖母の心配をする孫娘のような口調で言った。
「なんで、こんなところに残っているのさ。さっさとどこか別の場所に逃げればいいじゃないか」
「ありがとうよ、心配してくれて。じゃが、もういいのさ。どのみち、この年寄りでは長旅になぞ耐えられん。よそで暮らしていくほどの金もないしな。苦労したあげくに旅先で野垂れ死ぬぐらいなら長年、暮らしてきたこの場所で死ぬ。ここには、多くの思い出がつまっておるからのう」
村でも体力のあるものはとっくに逃げ出した。老婆の子供夫婦も孫を連れてよそに移ったという。子供たちからは一緒に来るよう言われたのだが、断った。
「わしのような年寄りがいては、足手まといになるだけじゃからな。それより、子と孫たちだけで、どこかよそで幸せに暮らしてくれた方がええ」
そのために、爪に火を灯すようにして貯めた金も子供夫婦にもたせたという。
そう語る老婆の顔はどこまでも穏やかなもので、もはや、諦念の境地に達していることは明らかだった。
「しかし、おかしいのじゃ。この地域は竜姫の治める雨の豊富な地域のはずなのじゃ。それがなぜ、こんなありさまになっておるのじゃ? 今代の竜姫めはいったい、なにをしておるのじゃ?」
フェニックスの問いに――。
老婆はふいに顔をゆがめた。
「すべてはあの若造、領主の馬鹿息子のせいじゃ」
そう語る老婆の表情と口調。そこにはじめて、あきらめによる穏やかさ以外の感情が浮かんだ。それは、激しくはないがとても深い怒りと恨みだった。
「今代の竜姫さまはそれはそれは凜々しく、美しいお方でな。領主の一人息子は一目で、竜姫さまの美しさに心を奪われたのじゃ。それ以来、せっせと贈り物やらなんやら、自ら楽器を持ち込んでかき鳴らし、愛の歌を奏でる……などと言うこともしておったそうじゃ」
「まあ……。自ら楽器を奏でて愛の歌を唄うなんて、素敵ねぇ」
リヴァイアサンが頬に手を当ててうっとりと呟いた。その横ではグリフォンもなにやらうらやましそうにしている。
「わしにはよくわからんが、あの馬鹿息子は音楽の才はあったらしくてな。そんなことを繰り返すうちについに、竜姫さまとの婚約にこぎつけたのじゃ」
「粘り勝ちですか。すごいです」と、カティ。
「ところがじゃ」
と、老婆の声に一層の怒りがこもった。
「あの馬鹿息子め。旅の踊り子がやってくるや、一目見て『真実の愛を見つけた!』とかほざいてな。竜姫さまとの婚約を破棄すると言い出したのじゃ」
「婚約破棄⁉ まさか、こんなところで婚約破棄に出会うとは思いませんでした」
カティは目を丸くして驚いている。
すっかり忘れていたが、思い起こせば自分自身、婚約者の王子から婚約破棄を突きつけられ、国を追放された身であった。
「そのことを聞いた竜姫さまの怒るまいことか。当たり前じゃ。竜の一族にとって婚姻は神聖な契約。まして、人間相手となればどれほどの決意を必要としたか。それを一方的に破棄されたとあっては怒り狂うのが当然じゃ」
「話はわかったけどぉ」と、リヴァイアサン。
「それがなんで、こんなことになってるのぉ? そんなことなら、その馬鹿息子を絞め殺しちゃえばすむことじゃない」
リヴァイアサンの過激な発言に――。
カティ、フェンリル、フェニックス、グリフォンの女性陣はそろってコクコクうなずいている。
「竜姫さまも最初はそう思ったのじゃろうな。領主に対し、息子を引き渡すよう要求なされた。ところが、領主も領主で親バカ丸出し。大切な跡取り息子を犠牲にはできぬと全財産もって逃げ出したのじゃ。その不実な態度に竜姫さまは激怒なさっての。それで、このありさまよ」
もちろん、人間たちの方でも手をこまねいていたわけではない。竜姫の怒りを宥めようと手は尽くした。神官を送り、贈り物を届け、歌や舞で心を開かせようとした。
すべて駄目。
効果はまったくなし。
いまだに山奥の宮殿にひとり、引きこもったままだという。それ以来、この地域では一滴の雨も降ってはいない……。
老婆の話を聞いたあと、カティたちは村をはなれた。人目につかない場所に携帯農場を広げ、そこで相談した。
「竜ちゃんの気持ちもわかるけどぉ」
と、リヴァイアサンが最初に口を開いた。
「さすがに、これはやり過ぎよねぇ。人間だけじゃなくて、他の生き物までみんな死なせちゃってるんだもの。『王』として、やってはいけないことだわぁ」
自身、海の王であるリヴァイアサンである。『王』としてやっていいことと、いけないことはわきまえている。
「あやつは若い上に、とにかく、真面目であったからな。逆鱗にふれられて一気に振り切れてしまったのだろう」
「のじゃのじゃ。あやつは、とにかく真面目すぎて付き合いづらいのじゃ。わらわたちがなにを言っても聞かんじゃろう」
「カティ姉ちゃん」
それまで黙っていたグリフォンがふいに言った。その表情といい、口調といい、『軽薄なギャル』と言った印象の外見からは想像もつかないぐらい真剣なものだった。
「なんとかしてやれないかな? あたしはずっとボッチで、ひとりっきりで雪山のてっぺんに住んでたから……」
誰かのせいで、と、グリフォンはフェンリルとフェニックスをにらみつけた。陸と空の覇者は顔をそらしてすっとぼけた。
「竜姫の気持ちがわかる気がするんだ。きっと、すごくさびしい気持ちにちがいないよ。だから、こんなことをするんだ。あたしはなんとかしてやりたい。ひとりじゃないって知らせてやりたい」
カティ姉ちゃんが、あたしにそう教えてくれたように。
グリフォンはそう付け加えた。
その言葉に――。
カティは力強くうなずいた。
「もちろんです。若い女の子がひとりぼっちで引きこもっているなんていけません! なんとしても、人生の楽しさを思い出してもらい、青春を謳歌してもらいましょう」
「さすが、カティ姉ちゃん!」
「でも、どうするのぉ?」
グリフォンが喜んで飛びあがり、リヴァイアサンが頬に片手をついて尋ねた。
カティは迷いなく答えた。
「決まっています! 女の子がムシャクシャしたらアイスクリーム! アイスクリームをたらふく食べれば悩みなんて吹き飛びます! チーズをたっぷり使ったおいしいアイスクリームを差し入れて、元気を取り戻してもらいましょう」
「そういうことなら、あたしのおっぱいを使ってくれよ。あたしが伝えてやりたいんだ」
「わかりました。グリちゃんの上品な風味のおっぱいはマスカルポーネにぴったりです。マスカルポーネと言えばティラミス。ティラミスアイスを作りましょう!」
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
鈴白理人
ファンタジー
北の辺境で雨漏りと格闘中のアーサーは、貧乏領主の長男にして未来の次期辺境伯。
国民には【スキルツリー】という加護があるけれど、鑑定料は銀貨五枚。そんな贅沢、うちには無理。
でも最近──猫が雨漏りポイントを教えてくれたり、鳥やミミズとも会話が成立してる気がする。
これってもしかして【動物スキル?】
笑って働く貧乏大家族と一緒に、雨漏り屋敷から始まる、のんびりほのぼの領地改革物語!
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
過労死した俺、異世界で最強農業チートに目覚める。神農具で荒野を楽園に変えたら、エルフや獣人が集まって最高の国ができました
黒崎隼人
ファンタジー
「君、死んじゃったから、異世界で国、作らない?」
ブラック企業で過労死した俺、相川大地。
女神様から授かったのは、一振りで大地を耕し、一瞬で作物を育てる**最強の『神農具』**だった!?
右も左もわからない荒野でのサバイバル。
だけど、腹ペコのエルフ美少女を助け、頼れるドワーフ、元気な猫耳娘、モフモフ神狼が仲間になって、開拓生活は一気に賑やかに!
美味しいご飯とチート農具で、荒野はあっという間に**「奇跡の村」**へ。
これは、ただの農民志望だった俺が、最高の仲間たちと世界を救い、種族の壁を越えた理想の国『アグリトピア』を築き上げる物語。
農業は、世界を救う! さあ、今日も元気に、畑、耕しますか!
ゴミスキル【生態鑑定】で追放された俺、実は動物や神獣の心が分かる最強能力だったので、もふもふ達と辺境で幸せなスローライフを送る
黒崎隼人
ファンタジー
勇者パーティの一員だったカイは、魔物の名前しか分からない【生態鑑定】スキルが原因で「役立たず」の烙印を押され、仲間から追放されてしまう。全てを失い、絶望の中でたどり着いた辺境の森。そこで彼は、自身のスキルが動物や魔物の「心」と意思疎通できる、唯一無二の能力であることに気づく。
森ウサギに衣食住を学び、神獣フェンリルやエンシェントドラゴンと友となり、もふもふな仲間たちに囲まれて、カイの穏やかなスローライフが始まった。彼が作る料理は魔物さえも惹きつけ、何気なく作った道具は「聖者の遺物」として王都を揺るがす。
一方、カイを失った勇者パーティは凋落の一途をたどっていた。自分たちの過ちに気づき、カイを連れ戻そうとする彼ら。しかし、カイの居場所は、もはやそこにはなかった。
これは、一人の心優しき青年が、大切な仲間たちと穏やかな日常を守るため、やがて伝説の「森の聖者」となる、心温まるスローライフファンタジー。
【読切短編】転生したら辺境伯家の三男でした ~のんびり暮らしたいのに、なぜか領地が発展していく~
Lihito
ファンタジー
過労死したシステムエンジニアは、異世界の辺境伯家に転生した。
三男。継承権は遠い。期待もされない。
——最高じゃないか。
「今度こそ、のんびり生きよう」
兄たちの継承争いに巻き込まれないよう、誰も欲しがらない荒れ地を引き受けた。
静かに暮らすつもりだった。
だが、彼には「構造把握」という能力があった。
物事の問題点が、図解のように見える力。
井戸が枯れた。見て見ぬふりができなかった。
作物が育たない。見て見ぬふりができなかった。
気づけば——領地が勝手に発展していた。
「俺ののんびりライフ、どこ行った……」
これは、静かに暮らしたかった男が、なぜか成り上がっていく物語。
過労死して転生したら『万能農具』を授かったので、辺境でスローライフを始めたら、聖獣やエルフ、王女様まで集まってきて国ごと救うことになりました
黒崎隼人
ファンタジー
過労の果てに命を落とした青年が転生したのは、痩せた土地が広がる辺境の村。彼に与えられたのは『万能農具』という一見地味なチート能力だった。しかしその力は寂れた村を豊かな楽園へと変え、心優しきエルフや商才に長けた獣人、そして国の未来を憂う王女といった、かけがえのない仲間たちとの絆を育んでいく。
これは一本のクワから始まる、食と笑い、もふもふに満ちた心温まる異世界農業ファンタジー。やがて一人の男のささやかな願いが、国さえも救う大きな奇跡を呼び起こす物語。
追放された悪役令嬢、農業チートと“もふもふ”で国を救い、いつの間にか騎士団長と宰相に溺愛されていました
黒崎隼人
ファンタジー
公爵令嬢のエリナは、婚約者である第一王子から「とんでもない悪役令嬢だ!」と罵られ、婚約破棄されてしまう。しかも、見知らぬ辺境の地に追放されることに。
絶望の淵に立たされたエリナだったが、彼女には誰にも知られていない秘密のスキルがあった。それは、植物を育て、その成長を何倍にも加速させる規格外の「農業チート」!
畑を耕し、作物を育て始めたエリナの周りには、なぜか不思議な生き物たちが集まってきて……。もふもふな魔物たちに囲まれ、マイペースに農業に勤しむエリナ。
はじめは彼女を蔑んでいた辺境の人々も、彼女が作る美味しくて不思議な作物に魅了されていく。そして、彼女を追放したはずの元婚約者や、彼女の力を狙う者たちも現れて……。
これは、追放された悪役令嬢が、農業の力と少しのもふもふに助けられ、世界の常識をひっくり返していく、痛快でハートフルな成り上がりストーリー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる