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第1話 天の災厄
008 天の災厄Ⅷ
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敵四体を射程圏内に入ると、一気に狙撃を開始する。
勢いのついた矢は広範囲に飛び散り、残り四体を貫く。
敵は当たった矢を払い除けようとするが、矢の先の方には毒を塗っており、もがく間に全身に毒が回り始め、次第に動きが鈍くなっていく。
「これで、一応片付いたな……。まあ、流石にこれだけの人数を相手に一人で倒したと言ったらチート扱いにでもされるか……。だが、なぜ、VRMMOでもない。ましてやこんなファンタジーが存在しない世界に俺は召喚されたんだ? 俺だけではない、ほとんどの奴らがこの世界にいやがる。一体、どうなっているんだよ……」
頭を掻きながら弓を装備ボックスの中へと戻す。
さすがにこの地での残骸はあまりにも悲惨すぎる。それに魔王軍の残骸からアイテムとして売れそうなものは一つも残っていない。
無理もない。
これだけの有様で近づこうする奴はいないだろう。数日もすればセントラルの騎士団も来るはずだ。
一同装備を一新して、コストの高い黒の剣を装備し、濃い緑のマントを纏いながらフードをかぶり、高さ十メートルの崖を飛び降りた。
林の中に隠しておいた馬を呼び、頭の方を軽く撫でながら相手の不安を解き、安心させると、再び背中に乗り、セントラルの方へと戻る。
いつの間にか嵐も収まり始めて、道には水溜まりができ始めている。
雲の間からは光が差し、太陽が顔を出し始めた。
東の空には虹が南から北へと架かる。
馬はゆっくりと歩きながらセントラルへと向かう。
先程の戦いで死力を尽くした俺は、肉体的に精神的に疲れ始め、視界が薄っすらと暗くなり始める。
いけない……。
ここで眠ったらダメだ……。
そう思いながらも目蓋が重く、そのまま馬の背中に体を預けたまま居眠りをしてしまった。
心地よい風が吹き、鳥の鳴き声が聞こえてくる。
こんな異世界で本当にやっていけるのだろうか。
不安と希望を心の中で抱きながら少しずつセントラルの方へと近づいていく。
居眠りしてからどれくらい時間が経ったのだろうか。
暗闇の中、そう考えていると、俺はハッと目を覚まして、スッと体を起こした。
体が揺れており、まだ、自分が馬の上に座っていることを確認する。
勢いのついた矢は広範囲に飛び散り、残り四体を貫く。
敵は当たった矢を払い除けようとするが、矢の先の方には毒を塗っており、もがく間に全身に毒が回り始め、次第に動きが鈍くなっていく。
「これで、一応片付いたな……。まあ、流石にこれだけの人数を相手に一人で倒したと言ったらチート扱いにでもされるか……。だが、なぜ、VRMMOでもない。ましてやこんなファンタジーが存在しない世界に俺は召喚されたんだ? 俺だけではない、ほとんどの奴らがこの世界にいやがる。一体、どうなっているんだよ……」
頭を掻きながら弓を装備ボックスの中へと戻す。
さすがにこの地での残骸はあまりにも悲惨すぎる。それに魔王軍の残骸からアイテムとして売れそうなものは一つも残っていない。
無理もない。
これだけの有様で近づこうする奴はいないだろう。数日もすればセントラルの騎士団も来るはずだ。
一同装備を一新して、コストの高い黒の剣を装備し、濃い緑のマントを纏いながらフードをかぶり、高さ十メートルの崖を飛び降りた。
林の中に隠しておいた馬を呼び、頭の方を軽く撫でながら相手の不安を解き、安心させると、再び背中に乗り、セントラルの方へと戻る。
いつの間にか嵐も収まり始めて、道には水溜まりができ始めている。
雲の間からは光が差し、太陽が顔を出し始めた。
東の空には虹が南から北へと架かる。
馬はゆっくりと歩きながらセントラルへと向かう。
先程の戦いで死力を尽くした俺は、肉体的に精神的に疲れ始め、視界が薄っすらと暗くなり始める。
いけない……。
ここで眠ったらダメだ……。
そう思いながらも目蓋が重く、そのまま馬の背中に体を預けたまま居眠りをしてしまった。
心地よい風が吹き、鳥の鳴き声が聞こえてくる。
こんな異世界で本当にやっていけるのだろうか。
不安と希望を心の中で抱きながら少しずつセントラルの方へと近づいていく。
居眠りしてからどれくらい時間が経ったのだろうか。
暗闇の中、そう考えていると、俺はハッと目を覚まして、スッと体を起こした。
体が揺れており、まだ、自分が馬の上に座っていることを確認する。
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