みんなの心の傷になる死にキャラなのに、執着重めの皇太子が俺を死なせてくれない

兎束作哉

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第2部4章 死にキャラは死に近く

09 決戦

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 風の抵抗を感じつつも、いつも通り間合いを詰める。

 速さなら負けない自信はあったが、それだけじゃ手練れた大人を相手には勝てない。他にいくつも武器を駆使し、そのうえで最善と最適解を導いて、反射で行う。


「無鉄砲に突っ込んできやがって! よっぽど死にたいらしいなッ!!」
「……っ、なるほど。魔剣、か」


 シャンス侯爵は双剣の片方を俺に投げつけてきた。俺はそれをひらりとかわしたが、剣と剣を連結していた赤黒い鎖がジャラジャラと音を立て伸びると、俺を追跡するように暴れまわる。
 厄介な剣だ、と俺は、鎖の速度を緩めるため一度踏みつけ、高く舞い上がって宙返りし、そのままシャンス侯爵の裏をとって攻撃を仕掛ける。だが、その攻撃は読まれていたようで容易に防がれた。


「……チッ」
「おいおいおい、俺がそんなに簡単に倒せると思ってたのか? それが舐めてるって言ってんだ!」
「……っ」


 俺は一度距離を取り、剣を構えなおした。シャンス侯爵も魔剣を再び構える。

 シャンス侯爵が使っている魔剣は、特別珍しいものだ。とくに、鎖が伸び縮みする点が面倒で、しかも、鎖の先にはあのギザギザとした刃の剣がついている。あんなものに当たったらひとたまりもない。
 もちろん、鎖の強度も相当なもので、先ほど床にたたきつけられたとき、そこは板が割れ無残なことになっていた。
 スピードも重量もある。だが、それを操れるほどの技量と、魔剣に吸わせる魔力量があると。

 魔剣は基本的に、所有者の魔力が高ければ高いほどパフォーマンスを発揮できるからだ。
 そして、あの赤黒い色……魔剣の中には、多くの血を吸ったものほど強化されると聞いたことがあるが、その条件と一致するのではないだろうか。シャンス侯爵はあの剣で多くの人を――
 考えると身震いするが、俺の剣も魔鉱石で作られた一品ものだ。簡単には折れない。


(セシルたちは、大丈夫かな……)


 黒煙は消えたとはいえ、この飛行船の核となる魔法石が破損していたら意味がないのだ。
 というこちらも、操縦がきかないとはいえ、その前に足の踏み場がなくなり、飛行船が破損する可能性だって考えられる。あの剣をむやみやたらに振り回されたら長くはもたない。

 俺は床を蹴った。シャンス侯爵もそれに合わせて攻撃を仕掛ける。剣と剣がぶつかり合う音が幾度も繰り返された。カキン、キンと、鼓膜を刺激する金属音に、散る火花。打ち合いはキリがない。
 また、こちらは、一本の剣に対し、シャンス侯爵の攻撃は二撃とそこにインターバルがない。こちらが大きくふりかっぶっているすきにも、攻撃される可能性はあるわけで。かといって、離れすぎれば、あの鎖によって簡単に近づくことができなくなる。なので、間合いを詰めた状態で、鎖が効果を発揮しない距離で撃ち合わなければ。
 今までにない戦い方を強いられ、俺は手さぐりに、そして目を離すことなく向き合っていた。


「どうした、こんなものか! この国の騎士様はッ!」
「……っ、すごく、手練れなんだな。シャンス侯爵は。けど……」
「……っ?」


 手練れているとはいえ、それが逆に隙になる。実戦はあっちのほうが積んでいるだろう。生きている年数も違う、体格も。そして、明らかに俺を見下している動きと視線。それが、隙になりうるのだ。
 俺は、攻撃をはじき返しつつ、力の重点を探し、そこに叩きこむ。すれば、少しだけシャンス侯爵の体勢が崩れた。俺は、力はセシルよりも、ゼラフよりもないかもしれない。でも、だからこそ自身にできる、自分だけの武器を磨く。

 相手の分析は得意だ。


「クソッ」
「……もらった!」


 この隙は大きかった。俺が攻撃を一段と強くはじき、シャンス侯爵は一歩、二歩と後ろへ下がった。俺はそれを見のがさず、間合いを詰めたが、もう少しで剣が届きそうなところで、シャンス侯爵はニヤリと笑った。
 しかし、ここまで来たら減速するよりも、先にシャンス侯爵に届く。もう少しスピードを速めることだってできた。だが、次の瞬間感じた殺気……魔力に俺は、足を止め、横へととんだ。

 ――ズドンッ、と俺が走っていたところに黒い雷が落とされた。それは一瞬にして、木の床を焼く。

 動悸が激しくなる。
 あの雷は下から生えたわけではない、上から落とされたものだ。そうは分かっていても、目に見えた黒い雷の柱がそこに突き刺さって、スパークしている。バチ、バチン! と、音を立てて、しばらくするとそれはふっと風に流されるようにして消えたが、俺の震えはとまらなかった。
 なぜならそれは、俺を一度殺しかけたあの魔法に似ていたから。


「……っ、は、は……その魔法」
「言っただろ? ライデンシャフト侯爵子息に教えたのは俺だって? 何だぁ、魔法が怖いのか。ニル・エヴィヘット」


 指先が、肩が震えている。汗がタラリと流れる感覚がした。

 怖い――そうだ、怖いのだ。図星をつかれたし、否定する必要もなかった。
 別にこれは、試合でも決闘でも何でもない。敵を制圧する、そのための手段は何でもいい。もちろん、相手もこちらに対して配慮のない、卑怯な攻撃を仕掛けてくることだってあるだろう。それが現実だ。実戦を積んでいれば、そういったことに何度も出会うだろう。魔法だって使う可能性は大いに考えられる。
 しかも、シャンス侯爵ほどの魔法の使い手であれば、戦闘中に使わないなんてこと考えられない。


(リューゲの……雷の魔法…………)


 自分でも気づいていた。この間、強姦されそうなときもそうだったが、俺はあの魔法に恐怖を抱いている。あの魔法を見るたび、死にかけたサマーホリデー前のことがよみがえるからだ。
 汚くて、力強い、圧倒的な雷の魔法。それに貫かれる痛さも、苦しさも、絶望も覚えている。
 俺は、優しく心臓に手を当てた。うるさいほど早鐘をうって、戦うなと震えている。逃げろと命令している。
 トラウマになってしまっていた。魔法は嫌いじゃない、むしろ好きだが、あの魔法だけはダメだ。


(落ち着け、ニル・エヴィヘット……逃げるのか? ここから)


 戦場では背中を見せたやつが、弱さをみせたやつが死ぬ。
 自ら買って出たこの戦場を、セシルたちが後ろにいるこの戦場で俺が震えてどうする。俺が逃げれば、俺だけじゃなくて、セシルとゼラフに迷惑がかかるだろう。守れ、二人のことを。騎士として。

 剣を持て、敵をみろ――と、俺は震える体を叩き直し、剣を握って立ち上がる。震えがなくなったわけじゃない。ただ、少しだけもう少しだけ前を向こうと思ったのだ。
 怖いものは怖い。それでもいい。きっと、セシルはいいといってくれる。ならば、弱さを背負ってでも、今は、この目の前の自分に課された使命を果たそうと思う。


「ビビってんのか、情けねえなあ。それで、よく騎士が務まる」
「騎士は、完璧でなくてはならない。でも実際は、完璧じゃない……けど完璧であろうと志を高く持つことはできる。完璧でなくとも、死力を尽くし、最善を尽くし、己に強くあれと言葉で奮い立たせることができる。お前にはわからないだろうな」
「騎士道精神ってやつか? 俺も、アルカンシエル王国の騎士団に所属している身だが、そんな古臭い考えの奴はいねえよ」
「……お前とは、違う。お前は騎士の風上にも置けない。俺は、お前を騎士だとは認めない」
「ハッ、どうとでも?」


 ふぅ……と息を吐けば、また俺の周りの温度だけが下がる。
 魔法を使っているわけではないが、感情に呼応して漏れ出た魔力が空気を凍らせているんだろう。

 寒い――けれど、この寒さも悪くない、と俺は低く体制を構えた。

 もう一つだけ気になっていたことがあった。それは、俺はこいつに慈悲をかけているんじゃないかってこと。相手を制圧しなければならない。無傷で? いや、そこにこだわりはなくてもいい。こいつが喋れる程度に制圧すればいいのだ。もしくは……


(優しいな、自分のことだけどだ……)


 こんなやつに慈悲などいらない。先程、決めたはずなのに捨てきれない優しさがあった。手加減をしているわけではない。だが、殺す気で相手にぶつかっていたかといわれたらそれは答えられなかった。
 優しさも戦場では弱点となりうる。こちらが殺さないという意思を見せれば、相手はそれに甘える形で、のらりくらりとかわしていくだろう。

 無情に、今だけは。

 剣の先がキラリと煌めく。その光を煩わしそうに、シャンス侯爵は目を細めた。俺は、じりっとにじり寄って、もう一度強く床を蹴った。
 シャンス侯爵は反応に遅れたが、体勢を立て直すまでに時間はかからなかった。先ほどのように、鎖のついた歪な刃の剣が飛んでくる。ジャラジャラと音を立て、俺に巻き付こうと。だが、俺はそれを交わす。カーブして再び俺を狙ったそれを踏みつけ、高速に動く鎖の上を走った。不安定な足場だが、重心さえ傾かなければ問題ない。
 一気に距離を詰め、俺は剣を前に突き出す。サッと、よけられたもののシャンス侯爵の黒い髪が、頬にできた傷から流れた鮮血と共に宙を舞う。


「こいつ、さっきよりも、早く……ッ」


 シャンス侯爵は、まずいと思ったのか、無詠唱で雷の魔法を打った。指先から出たそれを、俺はひらりとかわす。無詠唱なため、どこに飛んでくるかわからない。ただ、あちらが意識して無詠唱で魔法を打っている場合には、その視線を辿れば、どこにうとうとしているかわかるのだ。ワインレッドの瞳が左右に動いている。その先を追って、いち早く反応して避ける。

 当たらなければ無害だ。

 チッ、と大きな舌打ちが増え、シャンス侯爵の行動に焦りを感じる。俺のことを舐めてかかっていたのは分かったが、それにしても、本当に分かりやすく行動が乱れるので、俺は、その隙に背後をとって後ろから切り傷ができる程度に剣を振った。
 ぐあっ、と苦しげな呻きとともに、シャンス侯爵の背中から血が噴き出る。刺し殺すこともできたかもしれないが、殺してしまっては情報を吐けないだろう。それに、刺し殺せるほどの隙はない。近づきすぎて、魔法に反応できなかったら元も子もないからだ。


「……やっぱり」


 シャンス侯爵は背後に魔法を飛ばしたが、俺は飛んでくるのを予知し、前方に滑り込んだ。ちょうど、シャンス侯爵の懐付近にまで移動し、俺はそのままみぞおちに蹴りを入れる。


「が、はっ……」


 鎖の剣が落ちる。シャンス侯爵は膝をついた。俺は剣をもう一度構えなおし、剣先をシャンス侯爵に向ける。もちろん、ここで殺してしまうわけにはいかないから、肩のあたりにに剣を突き刺した。鮮血が飛び散って、俺の頬に付着する。今すぐにでも拭いたかったが、俺は鎖の剣の一番脆い部分に剣を刺す。すると、鎖の剣は一瞬にしてパキッと音を立て崩壊した。俺はその後残った剣を足で蹴り飛ばし、再度剣先をシャンス侯爵に向けた。


「クソ……俺が、こんなガキに」
「お前の敗因は、俺を舐めてかかったことだ。俺はそのおかげで勝てたに近いけど……」
「ハッ……何を言ってるんだ、お前は……俺が、舐めてかからずとも、勝てたくせに」
「……そんなことない、紙一重」


 と、俺がいうとかなせるように、違う、とシャンス侯爵は、突き刺され血がにじんでいる肩を押さえながら顔を上げた。

 俺はまだ何かするのかと剣を構えたが、シャンス侯爵は、痛みに顔を歪めているだけで、何かできる状況ではなかった。だからといって、こちらは気を抜くわけにはいかないが。


「何が紙一重だ。その才能……憎たらしいほど繊細で、容赦のない無慈悲な天使のような動きは。ハッ……努力だけじゃ、補いきれない天性の才能」


 フハハハハハッ、と不気味に笑い、シャンス侯爵はその口の端から血を流した。
 褒められているのか、俺にはわからなかった。ただ、シャンス侯爵の目には、敵意はあれど、反抗する気力はないというような諦めがにじんでいる。

 確かに、気持ちを切り替えてからの反撃は、予想以上にうまくいったと思っている。自分でも、あんなに早く、そして強く剣を握って穿てたことは今までにない。俺を縛り付けていたのは、敵に対しての慈悲と優しさだったのか。
 俺は、剣を握っていないほうの手で冷えた頬に手を当てた。その頬には霜が降りており、ピキピキと小さく音を立てていた。動きを止めると、その寒さが異常なほどに俺の身体に襲い掛かる。
 心臓は正常に動いているものの、身体は冷えていた。


「だが、その才能も引っ張られているんだな。ニル・エヴィヘット。お前は――――を削って、美しく舞う徒花だな。その美しさに、見惚れるほどには……ハッ、情けねえ。こんなガキに」


 魅了された、とシャンス侯爵は鼻で笑った。

 しかし、気になることを言っていたため、俺はどうしてそんなこと言うんだとシャンス侯爵に詰め寄ろうとした。すると、シャンス侯爵はニヤリと笑って俺に魔法を打った。だが、俺はなんとなく予想できていたので、右へよける。少し頬にかすったが、チリチリと痛む程度だった。


「シャンス侯爵、お前は何を知っている? 俺の、何を」
「何だ、聞かされてねえのか。本当にかわいそうに……メリッサ・ハーゲルから聞かされていねえのか、お前にのことを」
「俺に流れる、血?」
「早く死んでいれば、こんなことにならなかっただろうなあ。あんな面倒なやつに目をつけられなくて済んだのに。お前は、生きているかぎり周りを巻き込む。災厄の引き金を引く。フッ…………ハハハハハッ! 傑作だなぁ。ニル・エヴィヘット。まるで悲劇のヒロインだなあ、お前は」
「何を、知って……?」


 知りたい、と俺は一歩前に踏み出した。
 シャンス侯爵はくつくつと笑うばかりで、それ以上話す気がないというように、俺を見た。嘲笑に、剣を掴む手に力が入る。俺は情報を吐かせようとしたが、後ろから「ニル」と俺の名前を呼ぶ声が聞こえ、時間切れか、とシャンス侯爵の首に柄を思いっきり当て気絶させる。
 最後の最後まで、呪詛を吐くように「かわいそうに」とシャンス侯爵は笑っていた。


(何が、かわいそうなんだよ……)


 俺の人生を勝手に悲観して。怒りはあったが、救いようがないな、と俺はシャンス侯爵を見下ろすことしかできなかった。
 これで、一応決着はついたと。
 事切れたように、シャンス侯爵は横へと倒れた。


「ニル――っ!」
「セシル」


 心配そうにやってきた我が恋人様は、俺が勝利をつかみ取ったことに安堵したように「よくやった」と、微笑みかけてくれた。
 夜色の瞳にちょっとボロボロな俺が映っている。かっこ悪いけど、勝利の勲章ということで、俺はセシルに微笑み返した。
 
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