みんなの心の傷になる死にキャラなのに、執着重めの皇太子が俺を死なせてくれない

兎束作哉

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第4部4章 真実と心中

02 最悪のシナリオ

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 俺のせいだ。

 目の前が真っ白になった。何も考えられないし、さっき見た光景を忘れられない。頭が痛い、寒い、苦しい……
 俺がちゃんとゼラフの気持ちを読み取っていれば。母の言う通りに動いていれば。悲劇は起きずに済んだのかな。
 考えたくない。思考を放棄してしまいたかった。


「――いつまで寝ているつもりですか。竜の血を引くものよ」
「……っ」


 身体の自由を奪うような支配者の声で俺は目を覚ます。
 あれだけ夢であればいいと、眠っていたいと、ふさぎ込んでいたのに、俺の身体はバカみたいに起き上がった。身体のそこらじゅうが痛い。どうやら冷たい石のうえにそのまま放置されていたようだ。
 目を開けると、そこに広がっていたのは何かの儀式を行うような祭壇のような場所だった。紫色の炎が絶えず燃えており、いかにも怪しげな空間が広がっている。しかし、漂っている空気は重苦しく、その場所には冷気のようなものが流れていた。


「ああ、よかった。目を覚まさなかったらどうしようかと思いました。貴重な竜の血を失ってしまったかと」
「……っ、ズィーク・ドラッヘン!」


 あたりを見回すと、長い赤髪が映った。
 そのねっとりとした声には聞き覚えがあり、気配を感じ取った瞬間俺の毛は逆立った。
 ズィーク卿は俺が目覚めたことに対し、乾いた拍手を送り笑みを浮かべていた。なぜ、この状況で笑えるのか俺には理解できない。

 俺はこいつに誘拐されたのだ。
 みんなが必死に守ろうとしてくれたのに、あっさり捕まってしまって。
 今頃みんなは俺を救い出すために作戦を立てているのだろうか。さらなる緊急事態を生んでしまって申し訳なさ過ぎて、心が痛い。全て俺が招いた結果なのに。

 あたりを見渡してみても、逃げられるような出口はなく、あったとしても今の俺が突破できるとは思えない。
 幸いにもリングの中に剣は収納してあるが、それだけで太刀打ちできるほど甘い相手ではないだろう。


(……最悪だ)


 ここに転移する前に見た母の姿が頭をよぎる。無事でいてほしいと心の底から願いつつも、あの光景を思い出すたびにふさぎ込んでしまいたくなる。俺を守るために身体を張って、そして俺に手を伸ばしてくれた母。その手を折れはつかむことができなかった。


「ふむふむ、目立った外傷はないようで。少々乱暴に連れてきてしまったとは思いましたが、会話ができるくらいなら問題ないでしょう」
「お前の目的はなんだ」


 俺は立ち上がり、ズィーク卿から距離をとった。あからさまに警戒している俺を見て、彼はフッと笑う。


「知っているでしょう。氷帝フリーレンの復活ですよ。そのために貴殿が必要だったのです。フリーレンの血を引く、生きた竜が。とはいえ、貴方の利用価値はさほど……」


 ズィーク卿は、ふむ、と一人で納得したように頷き、俺の周りを歩き始めた。


「少し話をしましょうか、竜の子」
「俺は、ニル・エヴィヘットって名前がある。変な呼び方をしないでほしい」
「それは失礼。ですが、竜の子であることには変わりません。よくないですねえ……あの副団長は、あれだけ支援してあげたというのに裏切って。その子供も、我々の計画を邪魔して。とんだ害虫でした」
「メンシス卿……」


 フフフフ、とズィーク卿は不気味に笑う。その後、ふいっと指を動かすと、彼の指先から青白い蝶が生まれた。その蝶は俺の周りをゆらゆらと飛び回る。


「もう気付いているようですが、メンシス・ライデンシャフトに支援していたのは我々魔塔です。彼には二つ使命を課していました。一つ目は、メリッサ・ハーゲルの行方とその近辺調査。もう一つはメリッサ・ハーゲルの息子である貴方の監視と誘拐。メリッサ・ハーゲルについてはすぐに場所を特定することができました。しかし、あちらも我々に気づいてか元住んでいた場所を離れ遠く北のほうへ。あの場所は魔力を遮断する吹雪が吹き荒れる土地ですからね、我々も簡単には手が出せませんでした」


 ズィーク卿の言葉を聞き、母が別居していた意味がなんとなく分かった気がした。俺への後ろめたさはあったものの、ただそれだけではなく、魔塔から逃れるために住む場所を変えていたと。
 あの地域にそんな特異性があるとは知らなかったが、母はそれを知っていてわざわざあの地に身を隠していたということだろうか。


「メンシス・ライデンシャフトにはその見返りとして、帝国騎士団副団長の座とお金を。そして、貴殿との一週間をと要求されたのです。まあ、最後のその要求のせいですべてが狂いましたが」
「……メンシス卿はあの日、魔塔に俺を引き渡すといった。でも、お前たちを裏切って、魔塔と戦う姿勢を見せた」
「制約魔法をかけていたおかげで、こちらの情報はしばらくは流れない予定でした。しかし、情報が洩れて、国を挙げて捜査しているところを見るとどうやらまだ我々の中に裏切り者がいるようです」
「裏切り者……? メンシス卿以外に?」


 ズィーク卿は忌々しそうにそう言ったが、すぐに愉快そうな顔に戻ると笑っていた。
 メンシス卿にかけられていた制約魔法は解くのが非常に難解なものだといっていた。ようやく、その魔法が解けて、これまでの話を聞けるようになったが、ズィーク卿曰く、魔法が解けるスピードが異常なのだとか。
 確かに俺もそんなに強固な魔法だったのならすぐには解けないだろうとは思う。となれば、魔塔に所属している人間の誰かが、解除方法について伝授したが、力を貸したか。
 そんな力を課すぐらいなのだから、裏切り者でまず間違いない。こちらの気を引いて、さらに奇襲を仕掛けてくるなんてことはないだろう。


(いったい誰が……)


 ズィーク卿の口ぶりからして、ライデンシャフト親子は本当に厄介な人間だったということが分かった。
 メンシス卿の裏切りだけじゃなく、俺を殺そうとしたリューゲ。多分、リューゲが俺を殺そうとしたせいで、俺の心臓に負荷がかかって、ズィーク卿の望むままの姿で俺を手に入れることができなかったのだろうと。
 俺がさらに弱っていたら、ズィーク卿の野望はついえたのだろうか。


(でもそうしたら、きっと俺は……)


 俺が死んでいれば起きなかった出来事。
 生き残った、まだ刺客がいて気が抜けない……そんなことを繰り返してきたが、俺が生き残った弊害というのは俺が想像している以上らしい。
 でも、あの日死んでいればよかったなんて思っていない。死を免れたからこそ、俺はセシルと思いを通わすことができたのだから。


「とはいえ、メンシス・ライデンシャフトはそれなりに動いてくれました。魔力量の多い子供を養子にとり、その養子を我々に献上してくれていたのですから。おかげで、様々な研究ができました」
「子供を……研究……?」
「はい。ですが、今回必要な魔力を持った人間はその中にはいなかった。それはとても残念なことです」
「……アイネを攫おうとした理由も、それ」
「ああ、彼ですか。アイネ・リヒトヤー……たぐいまれな、誰にでも魔力を譲渡できる便利な輸血パックですね」
「……っ!!」


 人を何だと思っているんだ。
 俺は、怒りで手が震えた。この男は、本当に人を実験動物かなにかとしか見ていないのだろう。吐き気がする。こんな人間初めて出会った。
 以前魔塔に来たときよりも、彼の狂気性をひしひしと感じていた。この男といると、俺の持っていた常識やら正義が通じない。頭がおかしくなりそうだった。
 アイネを狙っていた理由もよくわかった。本当にどこまでも魔塔が絡んでいるのだと、恐ろしくなったし、なぜ今まで気づかなかったのだろうかと、自分の愚かさに頭を抱える。
 しかし、ズィーク卿はアイネは今回必要ないといった。そして、その言い方からして、その代替品はすでに見つかっているようだ。


「あれが面白いデータを持ち帰ってきてくれたことで、回路は開けました」
「あ……れ?」
「ええ、貴殿のよく知る男ですよ。魔力量しか取り柄のない欠陥品。特別な力もなければ、特化した属性もない。言ってしまえば、魔力の貯蔵庫というべきでしょうか」


 ズィーク卿はそういうとぱちんと指を鳴らした。
 その音が部屋中に響き渡った後、大きな羽音と共に大きな羽虫が人間を上から引っ張って現れたのだ。二匹の羽虫は、連れてきた人間をその場に捨てると颯爽と去っていく。どさりと目の前に羽虫に捨てられた人間が転がる。
 俺はその人間が誰だか気づいた瞬間血の気が引いた。


「ゼラフ……っ!!」


 赤い髪は煤で汚れたように黒っぽくなっており、身体もボロボロだ。
 そうだ、彼も母の攻撃を正面から受けてその場に倒れてしまっていた。母の攻撃魔法は相当なものだったし、ズィーク卿はゼラフを肉壁のように使った。それも人間の所業じゃない。
 俺はゼラフに駆け寄って体をゆざぶった。しかし、前と同じように反応がない。心臓がかすかに動いている程度で、呼吸も浅い。


「ズィーク・ドラッヘン! ゼラフに何をした!」
「何をって。先ほど竜の子が見た通りですよ。貴殿の母親がこれに魔法攻撃を当てた。その衝撃で気を失っているだけでしょう。芯ではいません」
「死んでいないからって! ……っ、治癒、治癒をしなきゃ」
「ああ、竜の子よ。余計な魔力は使わないでください。それは、勝手に回復します」


 ズィーク卿はそう言って指をさした。まるで、ごみでも見るような目をしていた。同じ人間とは思いたくない。
 ゼラフの身体は冷たくて、ところどころ凍っていた。母の魔法を間近で受けたのだ、身体の至る所に傷ができている。母もこんなに魔力をぶつけて大丈夫だっただろうか。


「ゼラフ、ゼラ……っ!!」


 俺はズィーク卿の言葉を無視してゼラフに魔力を供給しようと試みる。だが、それを見かねたズィーク卿はまた指を鳴らす。先ほど暗闇に消えていった羽虫の一匹が戻ってくると、その尻の毒針で俺を一突きした。ぷすりと針が刺さり、その瞬間何かが体の中に流れてきた。そして、俺はそのままゼラフに倒れ掛かるように前に倒れた。
 体がしびれて動かない。指先に魔力も集まらない。


「魔力を使われては困るんですよ。これから必要だっていうのに。言ったでしょう。それにも死なれたら困るんです。歯車がかけてしまったら機会は動かないのと一緒ですから」
「……ゼラフに何をした。何をするつもりだ。これまで彼に何をした!」


 唯一口だけは動き、俺は彼がこうなった元凶であるズィーク卿に問い詰めた。
 ゼラフは明らかにズィーク卿を嫌っていたし、彼の狂気を間近に見てきたような様子だった。体に合った傷も、ズィーク卿関連でつけられたものだろう。
 魔法虐待。
 先ほどの人を人と思わないような扱いと、多様なまでの魔法の数々。それらは初めから仕えたわけじゃないだろうし、何度も施策を試みた結果使えるようになったものだろう。想像もしたくないが、ズィーク卿は、新たな魔法の開発のために人を犠牲に……


(そんなの、許されるはずがない……!!)


「私と彼は血縁関係にあります。家族です。家族にどうあたろうが貴殿には関係ないはずですよ」
「お前は家族じゃない。魔塔にいる時点で、家とは縁を切っているはずだろう。それに、ゼラフはお前を家族だって絶対に認めたりしない」
「双方の同意がなければ家族ではないなんて感情論の話ではないのです。血縁関係がある。これの父親は私の兄だ。兄の子供と戯れていただけ。教育を施しただけ。何か問題でも?」
「……っ、お前は人間じゃない」


 何をしたかわからない。想像したくもない。
 ただ、ゼラフのことを血のつながりのある使い勝手のいい道具の一つとしか思っていない言葉に頭に血が上った。
 ゼラフは、魔塔の話を嫌っていた。そして、俺にもその話をしなかったし、俺を遠ざけてくれていた。彼にとっての傷であり、トラウマでもあったからだろう。
 もう、狂っているとしか言いようがない。


「それの魔力は無限にわいてくるのです。だから、魔力の枯渇で死ぬ恐れはない。生物の域を超えているんですよ。かつてないサンプルでもあった。そして、魔力は基本人が死なない程度に循環し、補う特異性を持っています。ですので、それが死にかければ無限の魔力によって体が勝手に治癒される。ゆえに、何をしなくてもそれは死なないのです」
「……無限の魔力。でも、魔力の枯渇に」
「そりゃ、供給が追い付かないことだってあるでしょう。しかし、空になることはない。魔力を吸い取ったとしても無限に湧き出てくる地下水のようなもの。放っておきなさい。魔力が戻り次第、また役目を与えるだけの話ですから」


 俺はゼラフを見た。

 確かに、彼の身体の周りには魔力の膜ができている気がする。そもそも、俺はゼラフが魔法を使っているところを頻繁に見てきたわけじゃない。彼の魔力がどんなもので、どんなふうに彼が使っているのか。
 研修のときや、体育祭のとき、それと俺の救助のとき。どれも攻撃魔法だった。
 でも、研修のとき俺に魔力をくれたのに彼の魔力量は減っていなかった気がするのだ。あの時から、おかしいと気づいていればもっと早く答えにたどり着いただろうか。ゼラフは、もちろんその話もしなかった。自分の話は何もしない。きっと、自分自身の祖の特異性を嫌っていたからだろう。魔力が無限にわいてくると周りに知られれば、きっと奇怪の目を向けられただろうから。
 ゼラフが魔法を好いている様子がなかったのも、そのためだろうか。
 何にしても、ズィーク卿に目をつけられるのも納得の特異性だ。そして今回、俺を攫ったうえでゼラフにもなにか役目があるとはどういうことだろうか。彼の魔力と俺の魔力がカギとなって、氷帝を復活させる? まだ、結びつかなかった。


「まずは、それが回復したのちに一度試しましょう。私が長年研究してきてようやく完成した魔法……ああっ! それを試すのが楽しみです」


 ズィーク卿は一人悦にひたり、喜びに震えていた。
 何をしようとしているかはわからない。ただ、ゼラフが目を覚ましたのちに決行することは確かなのだろう。ゼラフの傷がどれくらいの時間で治るのかは想像がつかない。でもきっと近いうちだ。
 ズィーク卿は、高笑いをしたのち、この儀式の間から出て行った。闇に彼の姿が完全に消えたのを確認したのち、俺は立ち上がってあたりを散策した。


「……やっぱり、出られないか」


 ズィーク卿の後を追おうと思ったが、見えない障壁に囲われているようで俺はその場から出られなかった。叩いても割れる気配はないし、一度剣を抜いて切り裂こうとしてもまったく無駄だった。以前セシルが俺に使った物理でも、魔法でも壊せない足枷の上位版とでもいうべきか。
 俺は、諦めてゼラフの倒れている儀式上の中心へと歩いた。紫色の炎はまだ燃えている。
 よく見ると、足元には赤黒い魔法陣が描かれており、俺が立っている地面を歪に歪んでいる。まるで、何かの紋様が掘られているようだ。


「ゼラフ……」


 俺はそっと彼に近づいて脈を図る。安定はしているものの、目覚める気配はない。
 エヴィヘット公爵邸で三日かけて治癒と魔力を注ぎ続け、ようやく彼は目を覚ました。しかし、今度はいつ目を覚ますかわからない。
 死ぬ恐れはないとはいえ、心配なことには変わりなかった。
 俺はその場で体を丸めて、下を向いた。目を閉じれば、そこに広がっているのは闇だ。


「……セシル、みんな」


 捕まってしまったこと。母に無茶をさせたこと。状況を悪化させたこと。ゼラフをすくえないこと。
 すべてがのしかかって、自分の無力さを痛感する。何もできない自分が情けなくて嫌になる。
 そして、立ちはだかる敵は人間の心を持っていないことに恐怖し、絶望した。これから俺は何をされるのだろうか。先の見えない不安で胸がいっぱいになる。
 俺が消えてしまえば、ズィーク卿の計画をつぶすことができる。でも、ここまで来て死ぬ勇気もなかった。
 俺は、本当に意気地なしで、中途半端だ。
 助けに来てくれるなんて言う淡い期待を抱いている自分もばかばかしい。本当に、自分がクソだと思った。


「クソ……最低だ。俺は、みんない、迷惑をかけて……セシルにも、ゼラフも……」


 察しが悪いし、容量もよくない。

 俺のダメなところがすべて詰まった現状。俺が招いた悲劇に、謝罪どころじゃすまないのではないかと思う。心細くて、死んでしまいそうだ。
 そんなふうにいじけて、ふさぎ込んでいれば、自然とぽろぽろと涙がこぼれた。誰も聞いていないことをいいことに、俺は弱々しく泣いた。泣いても解決しないのに、不安な気持ちがいっぱいになっていくだけなのに。泣くことしかできなかった。惨めだ。


「……おい、泣くな」
「……へ?」


 低い声が俺の耳に響く。
 顔をあげれば、うつぶせのまま倒れていたはずのゼラフが、顔だけこちらに向けているのが分かった。ローズクォーツの瞳にかすかに光がともっているのが見える。


「ニル、泣いても何も解決しねえんだから。つか、泣くな……そんな顔、俺が見たくねえ」
「ゼラフ……っ」


 うるせえ、といったゼラフは、俺を安心させるようにフッといつも通りに笑っていた。


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