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第5部1章 再び戻った日常
06 フィリップ・ツァーンラートについて
しおりを挟む「フィリップ!!」
「……っ、アイネ」
アイネと話を終え、フィリップを探して歩いているとちょうど狭い通路の端に彼はいた。
アイネは彼を見つけるとタタタッと走っていき、彼を見つけたフィリップも目を丸くして彼に近づいていった。だが、その足取りは重く、感動の再会とはいかなかったようだ。
アイネもアイネで俺との話があった後、こんなにも早く切り替えてフィリップに話しかけに行けるところはさすがだったと思う。
(――って、でも何で)
「セシル?」
フィリップの隣にはセシルがいて、俺を見つけ、彼は俺に微笑んでいた。花が咲いたような笑みを向けちゃってさ。あまりにも眩しくて目が痛い。
俺が驚いて固まっていると、セシルはアイネとすれ違うように俺の目の前まで来た。
「セシル、進路の話は?」
「先ほど終わったところだ。少し長引いてしまったがな。待たせたな」
「ううん。大丈夫。そっか……それで、フィリップとは何で?」
「うろついていたところ出くわしたんだ。前を見てなかったあいつにぶつかられた」
「そ、それは災難で……」
どうってことない、とセシルは言ったうえで俺の頬を撫でた。流れるようなスキンシップに俺は身をよじりつつも、熱いセシルの手が大好きなので振り払うことはできなかった。
セシル曰、俺の進路の話は数日空いてからになるらしい。どうも担当の教員に急用が入ったらしく、セシルが長引いたこともあり、二者面談の詳細は後日追って……ということになるらしい。
なんだか先延ばしにされてしまった気もするが、内心安心している。進路は決めたとはいえなんて言われるかわからないし。
「寂しかっただろ?」
「えっ? いや、寂しくは……」
いきなり何を言うんだとセシルの顔を見れば、少しむすくれていたので、ああこれは……と俺はセシルの頭を撫でた。
「うん、寂しかったよ。いつも一緒にいるから、君が隣にいないのは落ち着かないね」
「言わせたみたいですまない」
「あ~自覚あるんだ。でも、別に嘘はついてないよ。それに、そう言って欲しかったんでしょ。顔に書いてあるもん。セシルこそ、寂しがり屋だね」
俺がそう言って頭を撫でれば「ああ、俺はニルがいないと寂しい」なんて口にするものだから、心臓が飛び跳ねてしまいそうになる。
何度も言われたセリフであり、もう耳にタコができてしまっているはずなのに、何回言われても俺の胸はときめいてしまう。安っぽい言葉じゃないというのもあるし、やっぱり好きな人になら何度だって同じ言葉をかけられても嬉しいのだ。
俺も単純な男だから。
「ところで、何があったんだ。リヒトヤーと一緒にいたみたいだが」
「それはこっちのセリフだよ。セシル、ぶつかられただけじゃなくて何か話聞いてたんじゃないの?」
「鋭いな。まあ、少しな。リヒトヤーと喧嘩したことを話していたが……」
「俺もまあ、そんな感じ。でも、珍しいね。セシルが他の人の相談に乗るなんて」
セシルは人を頼る前にまず、自分で考えろっていうタイプだから、ぶつかられた上に人生相談にも乗っていたのかとすぐに想像できなかった。
でも、セシルも変わって人の相談を受けるようになったのなら、それは喜ばしいことじゃないだろうか。
入学当時にいろいろあって俺たちはいつも二人ボッチだったが、三年生になってから少なくとも数人とは交流ができたわけで、後輩に頼られるようになったのもまた大きな変化じゃないだろうか。
「何を笑ているんだ。ニル」
「うーん、セシルが相談受けるようになったんだって思って」
「別に、あいつが泣きついてきただけだ。相談というよりは一方的なものだった。だが、俺たちがあいつらの話を聞いたのは決して悪いことじゃなかったみたいだな」
「そうだね……」
俺はアイネの相談を、セシルはフィリップの相談を受けていた。これもまた運命のようで思わずくすりと笑ってしまう。
何にせよ、二人が仲直りするなら俺はそれでいいと思っている。俺たちの相談に対するアンサーがへたくそだったとしても、彼らなりに話し合って解決するだろう。その橋渡しというか、勇気をあげられたらいいなと思った。
(アイネも、ちゃんとフィリップと向き合ってるし……)
先ほどの告白は驚いたものの、アイネは俺が誰を好きだか気づいているようだった。そして、無謀だと分かりながらも告白し、彼はきっぱりとあきらめてくれた。でも、その目には憧れは残っていたし、俺がアイネをふったからと言って、彼は俺を嫌いになったりはしないのだろう。
「あーあの、徒花先輩」
「何? フィリップ」
二人の話し合いも落ち着いてきたのか、よそよそしげにフィリップが話しかけてきた。
アイネが怒った理由を俺に話していることは知っているのか、未だ顔が合わせられないといった感じに視線を漂わせている。フィリップがどういった内容をセシルに伝えたかは知らない。でも、セシルが怒っていないところを見ると、俺の悪口を言ったことは黙っているようだった。
フィリップは何度も頭をかきながら、あーでもないこーでもないと一人百面相し、その後バッと頭を下げた。
「徒花先輩、すんませんでした!!」
壁にぶつかってフィリップの声がこだまする。
きれいに九十度腰を折って頭を下げている。何だかこのまま返事をしないのもかわいそうだと思い、俺は頭を上げるよう説得する。
「別に怒ってないよ。君が俺に対して何を言ったかなんて興味ないし、何を言われていても俺は怒ったりしないよ。だから、顔を上げて」
「あ、徒花先輩~~~~~~っ!!」
ちゃっかりと顔を上げたフィリップは目に涙をためていた。喜びの涙か、それとも同情を誘う涙か。そう思ってしまうのは、普段の彼の行動のせいだろう。
本当に何を言ったかはわからないままだが、特に言及するつもりなんてなかった。
だが、そこで丸く収まるはずだった現場はある人物によって氷点下まで落とされる。
「おい、ツァーンラート。貴様、ニルに何を言ったんだ?」
「ひっ、え、で、殿下先輩」
まあ、こうなるとは思っていたが俺よりも怒っていたのはセシルだった。
フィリップに詰め寄り、先ほどとは打って変わって恐ろしい表情で彼を見下ろしている。俺が許しても、セシルが許さないよな、というのはなんとなく想像できていた。
しかし、俺の前で謝ったのはフィリップだ。セシルに聞かれるということを事前に予期していなかった彼の落ち度だ。これは俺も援護できない。
セシルに詰め寄られ、フィリップは小さくなっていた。アイネもそんなフィリップを見て呆れていたし、俺も行く末をもうちょっと見守っているかとセシルを見ていた。
「先ほど、リヒトヤーと喧嘩したと聞いたが、まさかニルが原因で喧嘩したのではないだろうな? リヒトヤーはニルを慕ってくれている後輩だ。貴様が、ニルの悪口を言えばリヒトヤーは怒るだろうな。そうじゃないか?」
と、的を得た予想にフィリップは目が泳ぎまくっていた。
というか、セシルもまるでその現場を見ていたかのように的確に当てるものだから驚いてしまう。
セシルは、アイネのほうを一瞬だけ見たが彼に問い詰めることはなくフィリップを見ていた。
「あ、徒花先輩にあやまったからいいじゃないですか。徒花先輩もゆ、許してくれましたし……殿下先輩は、えーっと、関係ないじゃないですか」
「関係ある。俺の従者であり、ルームメイトの悪口を言うような奴を見逃すわけにはいかない。また、隠れてこそこそと陰口をたたくかもしれないしな。貴様は、信用に足りない」
「ひぃ……殿下先輩、こわっ」
セシルの言葉は厳しかったが、事実を言っているだけでもあった。
それに対し、フィリップはおびえるように顔をそらしたが、セシルの圧に押されしょぼしょぼとセシルのほうを見た。だが、怖くて顔をあげられないみたいだ。
普通の反応と言えば、普通の反応だ。皇太子の従者に陰口をたたくということは、皇太子であるセシルのことも貶していると同然だ。セシルが選びそばに置いている従者の陰口ならなおさら。
俺は気にしないのになーと他人事のようにとらえていたが、さすがにかわいそうになってきたので助け舟を出すことにする。より、フィリップがセシルに睨まれることになるかもしれないが、助けが欲しいのは今だろう。
「セシルいいよ」
「だが、ニル」
「彼の言った通り、俺はさっきフィリップのことは許したし、それに、まあ……二人の間にあったことだから、俺たちが口をはさむことじゃないでしょう? アイネも俺の代わりに怒ってくれたし、フィリップだってきっと理由があったと思うよ」
「理由があっても、お前が陰口をたたかれる理由はないだろう」
「まあまあ。後輩にそんな厳しくしてあげないでよ。君を少なくとも慕ってくれている後輩なんだ。あと、半年の関係だろうし、大切にしようよ」
ね? と言えば、セシルは気に食わないがといった感じに承諾してくれた。
ここまで来ると、フィリップが何を言っていたか気になるところではあったが、聞いて傷つくぐらいなら陰口を言われたという事実だけ受け止めておこう。
きっと俺の思っている以上に酷いものではないだろうから。
「それはそうと、アイネ」
「は、はい。何ですか。ニル先輩」
「俺は二人の間に入って話を聞かなくてよさそう? 殺気約束したからさ」
「……大丈夫です!! ニル先輩の手は煩わせません。言ってくださったのに、申し訳ないです」
「いいよ、いいよ。本当に君は強いね。仲直りできるといいね」
「はいっ。頑張って話し合います」
フィリップは不服そうな顔をしていたが、アイネに手を引かれ二人は俺たちの前を去っていった。
どうしようもなければ、二人の間に立って話を聞いてもよかったのだが、アイネは二人で解決することを選んだ。セシルのこともあってか、フィリップもアイネに強く出られないだろう。
二人がいなくなり、俺たちだけになったその場所はしーんと静まり返った。
「はあ……よかったのか。ニル」
「うん。いいよ。別に俺はあれくらいじゃ傷付かないし。ここ一年半くらいずっと傷付いてきたけどね……なれたわけじゃないよ。傷つくときは傷つく。でも、理由が理由ならいいかなって」
「何だその理由とは」
「えー別に、彼らの仲について他人にべらべら話さないけどね」
「俺は他人か?」
セシルは、俺の顔を覗き込んできた。
他人なわけがない。ただ、フィリップのことだからあまりしゃべらないほうがいいのかなと思ってしまったのだ。ただ、恋人じゃなくて俺の主人が聞かせろというなら話さないわけにはいかない。
「……内緒ね? フィリップはアイネのことが好きなんだと思う。でも、アイネは俺になついてくれてるじゃん。それで、きっと嫉妬して俺の悪口いったんじゃないかなって。まあ、これは憶測だけど」
「ありえるな。あいつはまだ人間としてできているような奴じゃない」
「言いすぎだって。まだ二年生だよ。みんながみんなセシルみたいに何でもできるわけじゃないんだから。君も努力して完璧だって言われるほどになったのは知ってるけどね?」
俺がそういうとセシルは、またため息をついて肩をすくめた。
セシルとしてはこれでもお灸をすえたうちには入らないのだろう。言い足りないことはたくさんあって、でも俺が途中で止めたからそれ以上は何も言わなかったと。これまたセシルも変わったなと思う。俺のために暴走する癖は相変わらずだけど、自分で自制できるようになったというか。
「ヴィルベルヴィントに似ていると思った」
「誰が? フィリップが?」
「ああ……だが、ツァーンラートはそこまで器用なほうじゃない。ヴィルベルヴィントのことを褒めるわけではないが、あいつは器用に何でもこなす。しかしその器用さはあいつの過去に由来するもので気質もあるが、大方勉強など嫌いではないのだろうな。全て知識として知っているからこの学園での学びに積極的ではないだけで。サボるが、あいつはできるやつだ。だが、ツァーンラートはそうじゃない」
セシルの口からゼラフの話が出てこれまた珍しいこともあるものだな、と俺は不思議な気持ちで聞いていた。
セシルの言う通りではあるし、ゼラフは何でも器用にこなすし、大抵何でもできる。サボっているだけでやろうと思えば並大抵のことは平均以上にできてしまう。もちろん、それは過去に彼が熱心に学びを得たからであるが。
しかし、フィリップはゼラフと違うという。
「生まれ持った器用さ。あいつの家もいろいろあるみたいだが、大人や他人に対しての接し方は器用なものだと思う。また、トラップ系の魔法は魔力量だけじゃ発動できないものだしな。頭も相当いいだろう。だが、あいつはそれまでだ。人間としてはなっていない。器用なだけで、自分と向き合っていないがために幼い」
「器用に手を抜いているって感じかな?」
「そうだな。その表現が正しいだろう。だから、臨機応変に動けず、壁にぶち当たればその壁を壊すでもよじ登るでもなく、停滞か裏道を探すことを始める。道はそこにしかないというのにな」
また呆れたようにセシルはそう言ってため息をついた。
セシルも人のことをよく見ている。ゼラフと一緒に見えていたというのは、ひとくくりにしている感じはしたが、そういうふうに分析しているとなればフィリップは器用だがその器用さに感情がついていっていない感じなのだろう。
でも、そういうのはたいてい自己認識の甘さや、家庭環境が関わってくると思うがどうなのだろうか。
フィリップは、侯爵家の次男だし、順当にいけば家を継ぐ立場ではない。だから、長男よりは気楽だろう。それは性格にも出ている。しかし、あの宰相の息子であるフィリップは果たして気楽なばかりなのだろうか。家では、あの宰相の管理課の元大人の顔色を窺っているのかもしれない。
反動で学園ではその器用さから、他人と適切な距離感を保っていると。のびのび自由に、何不自由なく学園で生活できた。
でも、アイネという初めて感情を揺さぶられる相手に出会ったからこそ、その器用さだけじゃやっていけない、ぼろが出ているんじゃないかと。
(青いな……青春って感じ)
片思いは辛いけど、フィリップがそれで成長するなら彼にとってはいい経験なんじゃないだろうか。他人事だからそういえてしまうわけだが。
「まあ、あいつのことはどうでもいい。リヒトヤーとうまくできるだろ。何せ、ああ見えてリヒトヤー自体がしっかりしているからな。ツァーンラートよりも、リヒトヤーのほうが強いと思うぞ」
「俺も心配してないよ。一年半、彼らもルームメイトとして仲良くやってきたわけだし。俺たちが介入するほどでもない……ちょっとおせっかいは焼いちゃったけど、多分大丈夫」
「ニルらしいな。まあ、お前が抱え込んで悩む問題でもない。俺にも話してくれ」
「えーセシルは、さっきみたいに詰め寄っちゃうからな~」
「なっ……あれは、お前が悪く言われたからで」
「分かってるって。セシルも、他人と頑張って距離感掴もうとしているんだよね。俺だけじゃなくて、外にも目を向け始めてるっていいことだと思うよ。そうじゃなきゃ、皇帝になったとき務まらないもんね」
俺がそう返してやると、セシルは渋い顔で「ああ……」と呟いた。口がもごもごと何か言いたげだったが俺は、その唇にそっと触れてやった。
「でも、ありがとう。セシル。俺のために怒ってくれて。それは嬉しいよ」
「……いくらでも怒ってやる。愛するお前が傷つけられるようなことがあれば、俺が真っ先にお前を守る盾となろう。お前に悲しい思いはさせない」
「あはは、君はほんとに俺の王子様だよ。セシル」
俺の手を取ってチュッとキスを落とすセシル。
様になっちゃって俺の手は触れられたところが熱くなった。
俺たちとは違うけど、あの二人もきっと仲良くやっていけるだろう。心配するだけ時間の無駄なのかもしれない。
(きっと、大丈夫……)
俺たちが卒業した後も、彼らはきっと二人でやっていける。俺はそんな気がしていた。
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