みんなの心の傷になる死にキャラなのに、執着重めの皇太子が俺を死なせてくれない

兎束作哉

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第5部3章 悪意と敵意

08 二度目の収穫祭

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 城下町は活気に満ちていた。

 開かれた色とりどりのバザールには、多くの人が行きかい、軽快な音楽が絶えず流れている。
 前世を思い出して二度目の収穫祭。今日は三日目だ。
 俺は、雲一つない青空を見上げながらぼんやりと去年のことを思い出していた。去年のこの時期の空には大きな飛行船が飛んでいたからだ。まあ、あんなことが去年あって今年の収穫祭はピリピリすると思っていたが、拍子抜けするほどに平和だ。二国で話し合いは終わっているし、収穫祭はこの大陸でも大きなイベントごとであるため、中止するというのは難しいのだろう。貴族もそうだが、まだ貴族社会ができる前の農村社会で行われていた祭りが、今もこうして残っている。貴族の分かというよりは平民の文化だが、貴族もお忍びでバザールに来ている様子もうかがえた。

 皇宮は少し遠くに見えたが、もやがかかっているわけでもなくはっきりと見えた。久しぶりに外に出た気がする。
 収穫祭が行われている城下町に行くため、俺たちは変装魔法を施し、服装も平民っぽく装った。だが、セシルの明らかな平民らしくないオーラまでは隠しきれず、俺の横でキラキラと輝いているようにも見える。
 そんなセシルを横目に、俺は空を見上げていた。雲が一つもないため、白い太陽が照り付け、俺はあまりの眩しさに目を細める。


「ニル、何を見ているんだ?」
「ん? 何でもないよ。今日は雲一つない晴天だなって思って」
「……そうだな……いや、やめておこう」
「なーに、セシル。気になるじゃん」
「いや、言わないほうがいいと思って。そういう意味で見ていなかったならいいが」


 セシルの言いたいことはなんとなくわかった。


「大丈夫だよ。でも、君にとって嫌な思い出になってるならちょっと嫌かも……」
「いや……嫌な思い出じゃない。ただ、去年の今頃は大変だったなと思ったんだ。お前も無事だった。そして、彼の役にもたてた……とはいいがたいのかもしれないが、俺たちはできることをした」
「確かに、英雄だよね。あれって」


 戦争を起こそうとたくらんでいた他国の貴族たちのたくらみを阻止したのだから、まさに英雄だろう。
 セシルの言う通り、アルチュールの役に立てたかと言われたら、主犯格を生きたまま捕らえることができなかったので完璧に役に立てたとは言えない。でも、皇宮に飛行船が落ちていたら今頃戦争をしていただろう。考えるだけでも恐ろしいが、俺たちはそれを阻止したのだ。
 それが去年のことなんて時の流れ早いものだ。


「ほ~ら、一年ぶりの収穫祭なんだから楽しもうよ。ちょうど、俺もセシルも何もなかった日なんだから、楽しまなきゃ」
「ニルが言うなら」


 と、セシルは俺が差し出した手をおずっと取った。だが、手を取った瞬間彼の顔はパッと明るくなった。切り替えが早くて助かる。


(うんうん、その顔を見たいんだよ。俺は)


 春休み、勝手に城を抜け出して二人で城下町を歩き回ったときも楽しかった。収穫祭だって、あの男の介入があったものの、それさえなければ最高の思い出だったと思う。俺は、セシルと二人きりの時間が好きだし、こうして年相応にバザールやら祭りの催しやらを楽しめる瞬間が好きだ。
 セシルと一緒にいると世界が輝いて見えるのだ。
 セシルの手は相変わらず熱かった。俺よりも大きくて、堅い手。その手を俺が握っている。それだけで、心が弾む。


「さて、どこに行こうか」
「プランはないのか?」
「うーん、考えてなかったかも。あ、でもバザールは回りたいよね。去年と同じものがあるわけじゃないだろうし、美味しいものも食べたい。後は……」
「ニル」


 今度は何だ、と俺はセシルのほうを見た。
 先ほどは顔を明るくしたのに、神妙な顔で俺を見ているセシルの目と目があった。


「収穫祭を回る前に、この間のこと……お礼を言わせてくれ」
「この間って? ああ、ネーベル殿下と、皇后陛下のこと? 気にしなくていいよ。セシルもいろいろあったんだなって思って。俺は、それをよく知らなかったから」
「俺が話していないからだ。無理もない。それに、俺自身が逃げていた」


 ぎゅっと手を握り、セシルはうつむき気味にそういった。先ほどから、彼の会話の歯切れが悪いのはそのせいだったか。
 ネーベル殿下のお茶会からしばらくたっているものの、あれ以降、セシルはあの話について言及しなかった。俺も、セシルが何も言わないならそっとしておこうと決めて、話題がそっちにそれないようにと気を遣った。
 皇后陛下はご健在だ。体調がよくなったわけでも、悪化したわけでもない。ただ、変化と言えばセシルが頻繁に皇后陛下の様子を見に行くようになったということだろうか。
 これまで向き合おうとしていなかったため、いきなり距離を縮めることは難しいが、大きな変化ではないだろうか。
 俺は、あの場所で見たことや、これまで噂にしかセシルと皇后陛下の関係を知らない。セシルが何を思っているのかも、聞かなかったし、知ろうともしなかった。それが良い選択だと思っていたからだ。
 実際に、それは正解で、セシル自身が向き合おうと思ったとき行動に移し、それがようやくこのような形で実ったというか。
 セシルも少しだけ気が楽になったのか、ネーベル殿下と話している姿も見かける。
 そうしたことがあっての、収穫祭。これまで、俺と二人きりの時その話をしなかったセシルが口を開いたのだ。きっと、このままでは収穫祭を楽しめないと思ったからだろう。


「いいよ、ゆっくりで」
「ニル……」
「君のこと、聞かせて?」


 俺にできることと言えばそれくらいだ。
 セシルは、こくりと頷いて視線を漂わしながらぽつりぽつりと口にした。


「お前と、ネーベルのおかげで俺はやっと母と向き合うことができた。あの場ではああいったが、百パーセント母を恨んでいないかと言われたら、俺はそうとは言い切れない。心のどこかで恨む気持ちがあって、その気持ちに気づいたからこそ向き合うことができなかった。産んでくれたのにもかかわらず、俺はこんな気持ちを持ってしまったのだと、情けないような、どうしようもない気持ちになった」
「うん……」
「俺の出生を気味悪がるやつは今でこそいないが、内心どう思っているかはわからない。あの宰相だって、最初こそ俺の存在を否定していた。父はそれを聞いていないがな。それを、わざわざ俺が言うことでもないと無視していた。次第にその陰口は大きくなっていき、父や役人の前ではみんないい顔をする。人間というものが酷く気味悪かった。俺を気味悪がるやつらのほうがよっぽど見にくくて恐ろしい。だから、心を閉ざした」


 セシルはそういうと、ふと空を見上げた。
 なにも浮かんでいない真っ青な空。でも、秋の空はどこか高く空気が澄んでいてちょっと肌寒い。

 俺は、セシルがそう言われていたことを知らない。セシルの言うように、そういうやつは誰にも聞かれないように陰口をたたく。子供のころにそんな現場に出くわせば、人間不信になるのも理解できる。だが、セシルは貴族とはそういうものだと割り切ったし、それをわざわざ皇帝陛下に告げ口しなかった。しかし、皇后陛下はそれに気づいてしまった。なのにもかかわらず、というか彼女は身体が弱いがためにセシルを守ることができなかったのだ。
 もしかしたら、セシルは皇后陛下が気付いていることに気づいていたのかもしれない。なのに、見て見ぬふりをされたと思い込んで傷ついたのかもしれない。
 セシルだって、子供のころから物わかりがよくても、相手のことをすべて理解するのは無理がある。だから、皇后陛下を恨む気持ちと、そうではない理由があるのだろうとしっかりと理由付けをする気持ちもあったと思う。でも、一度でも恨んでしまったからゆえに、セシルはその気持ちをずっと持ち続けることになってしまったと。
 自分が気味悪がられる原因は母にあると、そうセシルは思ってしまったのかもしれない。


「……お前に会うまでは」
「俺に?」


 ああ、とセシルは頷く。

 そう、それはあくまで俺に出会う前の話だと。

 同じ乳母に育てられた乳兄弟。だが、物心ついたころにはすでに皇太子と公爵子息という関係になっていた。セシルの教育が早めに始まったこともあって、俺はしばらくの間セシルと顔を合わせることがなかった。
 でも、いざ顔を合わせてみれば運命だというように自然と距離が近くなっていった。乳兄弟である話は聞いていたし、父がいずれ俺が護衛する主君だとも教えてくれていたかこそ、あの時の俺はこの人に仕えるんだっていう気持ちでセシルを見ていた。距離があったし、ちょっと怖かった。子供ながらに、何でもできてしっかりしているセシルが、全く違う世界を生きている人に見えたから。
 けれど、そうなってしまった理由は彼の出生の秘密にあって、彼の突き放してしまうような言動にはすべて理由があったのだと。
 そんなセシルを怖がっていた俺に対し、セシルは心を開いて歩み寄ってくれた。あれほど、人間のことが信じられないと子供ながらに思っていたセシルが、俺にだけ心を開いて歩み寄ってくれたのだ。

 それが、始まり。


『いいか、ニル。ニルは、俺の……俺のなんだぞ。ん? これは、何かおかしいな。ニルは、そう、俺の特別枠だ。だから、殿下など距離を置くような呼び方をするな』
『じゃあ、なんて呼べば?』
『……セシルと呼べ。それと、敬語も禁止だ』


 子供のくせに威圧的な態度に、俺はあの時ビクビクしていた。でも、悪い人じゃないってわかっていたからこそ、彼の提案というか言葉が嬉しかったのだ。
 怖い、でもこの人の手を取りたい、セシルと仲良くなりたい。その気持ちで俺は彼が開いてくれた心の窓に飛び込んだ。


『セシル』
『……っ、ああ、そうだ。ニル。かっこいいだろう、俺の名前』
『うん。世界一、かっこいい。それと……ずっと言えなかったけど、その髪の毛の色も、夜をぎゅっと閉じ込めたような瞳も好き』


 最初に伝えられた言葉はそんな言葉だった気がする。
 恐ろしくもきれいで目が離せない人。キラキラとした髪の毛に、夜を閉じ込めたような瞳。そんな彼に俺は子供ながらに目を奪われていた。もしかしたら、あれがニル・エヴィヘットとしての初恋だったのかもしれない。


「お前に出会えたのは、母が俺を産んでくれたからだ。産む……という表現が俺とネーベルに当てはまるかどうかは分からないが。そんな母をほんのちょっとでも恨むなんておかしいと思ったのだ。生まれなければお前に出会えなかった。そう思えば、俺は生まれてきた意味も、これまで生きてきた意味もあると思ったんだ。だから、母には感謝している……そう伝えた」
「セシルらしいね」
「お前に会うために生まれてきた」
「そうかもしれないけど、俺に歩み寄ってくれたのは君のほうだよ。君だって、あの頃怖かっただろうに、人なんて信じられなかっただろうに、俺に話しかけてくれた。じゃなきゃ、俺と君の関係は今みたいなものじゃなかっただろうね」


 皇帝陛下と皇后陛下が授かった子供。
 自らの運命に翻弄され、傷ついた過去がある。でも、一歩を踏み出したのはセシルだ。
 そうして、皇后陛下のことも許して感謝の気持ちを抱いたのも彼自身だ。


「セシルも頑張ったんだね」
「……どうだろうな。いや、そうかもしれないな」
 セシルはそう言い直して、俺の手を離した。
「それに、お前が母親を目の前で失ったところを見て、俺もいつまでもへそを曲げてはいられないと思ったんだ」
「そう、だったんだ……」


 セシルは、俺と一緒に母の死を看取ってくれた。
 あの時は、ただ俺の悲しみに寄り添ってくれているだけかと思っていた。だが、その後かその時、セシルなりに母と子供の関係について考えていたというのだ。
 直接的ではないとしても、セシルに影響を及ぼしているのであれば、なんとなく嬉しい気がした。母の死が誰かの何かにつながったことを、母の子供として嬉しく思うのだ。


「いつ、別れが訪れるかわからない。だからこそ、伝えられるときに伝えなければと思ったのだ。お前たちが……エヴィヘット家が俺の背中を押してくれた」
「そんな、大袈裟だよ」
「大袈裟じゃない。お前はいつも俺の背中を押してくれる。俺は肝心な時に勇気が出ない」


 それも「そんなことない」と言いたかったが俺は否定しないことにした。セシルがそう思っているなら、それがセシルの課題なのだろうから。


「ああ、それと。急にあんなことしてすまなかったな。だが、母上にニルのことも紹介できた。俺はすごく満足している」
「……ほ、ほんとうだよ!! あれは、本当にびっくりしたんだからね!? はじめから言ってくれれば、もう少し準備したっていうのにさ」
「準備しても、お前は緊張しただろう。いい機会だったんじゃないか?」
「もぉ~~~~まあ、結果的にはよかったのかもだけどさ」


 俺も、母にセシルとの関係は話していたし、両家の顔合わせはできずとも、しっかりと話をつけることはできたと。そして、祝福してもらえた。後は、その祝福の言葉を台無しにしないように行動で示すだけだ。


「長くなってすまなかった。ニル。収穫祭楽しもう」
「うん、セシル。そうだね」


 風が俺たちの髪の毛を揺らす。白い太陽に照らされ輝く白銀の髪を見つめながら、俺は差し出された手を取って彼の隣を歩き出した。 


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