みんなの心の傷になる死にキャラなのに、執着重めの皇太子が俺を死なせてくれない

兎束作哉

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第6部4章 幸せな未来と宝物

03 嵐の前の静けさ

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「――セシル」


 名前を呼べば、次はこちらに視線が送られた。夜色の瞳は相変わらずきれいで惚れ惚れしてしまう。
 俺の腕の中にいたフィルマメントは『セシル』という名前に反応をしたのか、身体を揺すり始めた。落ちそうになったので、また抱え直せば「ちぅ……」と、フィルマメント多分セシルと言いたかったのだろうが、舌足らずな言葉でセシルの名前を呼ぶ。それに、セシルは驚きつつも、こちらへ歩いてき、ヨルのほうを見た。


「我が皇宮の庭園はどうだ」
「……きれい、すごく整備されているし。居心地がいい……です」
「それならよかった。許可したかいがあったな」


 セシルはそれだけ言うと、またこちらを見て、フィルマメントの頭を撫でた。先ほどは、セシルという言葉に反応したくせに、フィルマメントは、セシルの手を叩く。気難しい子猫のようで、セシルも苦笑を浮かべる。


「セシル、会議は?」
「少しの間休憩だ。その間に、ここに来ようと思ってな。そしたらお前もいたようだし」
「ヨルに用事があったの?」
「いや? まあ、庭園に招待したんだ。感想ぐらいは聞こうとは思ったが」


 遠くのほうで空が鳴っている。この調子だと、すぐにも雨が降るだろうと俺は考えながらセシルのほうを見た。


「ところで何の話をしていたんだ?」
「待って、突っ込むの忘れたんだけど、俺がいたって、俺がおまけみたいになってるんだけど?」


 スルーしようと思ったが、俺にはそのスキルがなかったようだ。
 俺が突っ込むと、セシルは「すまない」と謝って申し訳なさそうな顔をした。謝ってほしかったわけではなかったのだが……と、こちらも気まずい気持ちになる。
 しかし、俺を見かけてとか言ってくれたらなおよかったが、俺を見つけてきたのではないらしい。そう思うと、少し寂しい気もするのだ。


(いじけてるっていうか、嫉妬してるっていうか……みっともないかもだけど)


 結婚して家族になって。セシルは、来年に控えた即位式のためにあれこれとこなさなければならないことがたくさんある。学園にいたときよりも二人の時間というのは取れていない。
 フィルマメントのお世話は、乳母にしてもらっているが、二人で育てていくという実感が欲しい。
 でも、それが俺たちの本来やるべきことではないのだ。フィルマメントを守ることはその中に入るのだろうが、俺たちはお互いに仕事があって、それをこなしていかなければならない。
 学生とは違う。分かってはいるし、その中で時間を使ってもらってのハネムーンに行ったのだから、俺はそれで満足するべきだったのだろう。
 けど、俺は、俺が思っている以上に欲張りで、もっとセシルとの時間が欲しいと思ってしまうどうしようもない愚か者だ。
 セシルもきっとその気持ちはあるが、彼も成長したから、嫉妬はいっちょ前にしつつも、俺がセシルのことを嫌わないと分かっているからこその余裕というか、心の平温を保てているというか。
 むしろ、俺が退化しているようにも思える。


(竜のこととか、魔塔のこととか……)


 そういう、自分絡みの事件が起きているせいもあって、不安になっているのかもしれない。
 今すぐにでもセシルに抱きしめてもらいたいが、俺の不安がフィルマメントに伝わったらいけない気がして飲み込んだ。


「おまけなわけがないだろう。お前が珍しく、フィルと二人で庭園を歩いていて。俺だけのけものにされた感じだ」
「そんなつもりはなかったんだけど、そう思ったならごめん」
「いや、いいんだ。愛する二人が幸せでいるならそれで」


 大袈裟にも感じる言葉を口にして、セシルは俺とフィルマメントの頬にキスを落とした。
 フィルマメントは「やぁ!」とセシルからのキスを嫌がり、彼の顔を押していたが、強行突破したセシルによってほっぺにチュッとキスを落とされていた。しかし、ぷくぷくと怒りつつも、フィルマメントは「うぅ、ちぇち」とセシルの名前を呼んでいた。


「今、俺の名前呼んだか?」
「かもしれないね。ちぇちって……セシルって呼んだんじゃないかな」
「嫌われていなかったんだな」
「だから、嫌ってないって。嫌うわけないと思うよ。セシルのこと」


 フィルマメントはちょっと頑固なところというか、嫌なものに対しての嫌が激しいが、セシルを嫌っているわけではないと思う。
 俺と、フィルマメントの両方に同じぐらいの愛を注いでくれている。フィルマメントにはそれが伝わっているのだろう。


「ああ、それで何の話をしていたかって話だよね。大したことないよ……いや、ヨルの記憶について」


 大したことなんて言ってはいけなかった。俺は、言い直してセシルのほうを見れば「記憶についてか」と、深く考えるようなそぶりを見せた。
 その間にも、フィルマメントはセシルの手をぺちぺちと叩いており、俺の腕の中から落ちそうだったので抱きなおす。すると、フィルマメントは「ちぇち……」といって、セシルを指さしたので、俺は顔を上げてセシルのほうを見た。


「セシルがいいって」
「本当か……?」
「自信もちなよ。どう考えたって、セシルがいいみたいじゃん。ね、フィル」


 ヨルがいる前でいちゃついていいのかとか頭の中では考えていたが、俺はフィルマメントの気持ちを優先してあげようと思い、セシルに彼を手渡した。
 セシルは、落としそうだと心配しつつもフィルマメントを俺から譲り受けると、よしよしと身体を揺らしてあげた。フィルマメントは、今までセシルに見せなかった笑顔でキャッと笑い、セシルは泣きそうになりながらも笑顔を返していた。
 なんだか微笑ましい光景だ。
 セシルの顔は少し疲れているようにも見えたが、今のフィルマメントの笑顔に救われたのではないかと思う。
 自分の子どもの笑顔に救われるなんて、セシルとしてもとても嬉しいことだろうし。


「それで、ヨルの記憶か……先ほど、議題に上がっていたのは、今後のお前のことについてだ。ヨル」
「……セシ……殿下。俺は、どうなるんですか?」


 ヨルと向き合ったセシルは、改まった表情で彼を見つめていた。それは、一人減としてではなく、皇太子として彼と向き合っているのだと、俺はすぐに気付いた。腕の中にはフィルマメントが相変わらずいるのだが、空気をよんでか静かにしていた。
 俺も聞いていいただろうか、と見ていると、セシルは「かまわないぞ」と目で教えてくれた。
 すぐにも、ヨルのこれからについて決まったのか、と俺はその速さに驚いてしまった。
 やはり、竜殺しであると言われたヨルを、記憶がないとはいえ、帝国からしても野放しにはできないのだろう。

 記憶が戻れば、帝国に牙をむくかもしれない。竜を殺したことがあるということは、相当な腕前の持ち主だと窺える。ゼラフも、彼が持っている剣というのは、非常に珍しいものであり、簡単には扱えぬ代物とも言っていた。そのため、ヨルの腕の高さは剣を見ればわかると。
 これまでにも、セシルの攻撃を受け止めたり、剣が好きだったりという目で見た情報はいくらかありつつも、結局ヨルの正体については分からない。

 なぜ一人でいたのか、あの島に流れ着いたのか。

 彼のルーツはすべて謎に包まれているのだ。
 最も、彼自身が忘れているため思い出せと言っても簡単には思い出せないのだが。だからと言って危険であることには変わりがない。

 ゴロゴロと空が鳴っている。それでもまだ耐えて雨は降ってこない。


「とにかくは皇宮……ここで監視のある生活をしてもらうことになっている。本来であれば『竜殺し』という特異な存在であるため、牢での監視か、別所に移されていたところだろう。だが、今回は監視にとどまっている」
「それは何故ですか?」


 セシルの言葉に折れも耳を疑った。
 確かに言うように、ヨルのようないつ起爆してもおかしくない存在を、ただ監視するだけという結論に至ったのはあまりにも軽すぎると思ったのだ。
 俺的には、何の罪のない……いや、竜殺しという罪はあれど、ヨル自身を悪い人だとは思っていない。けれど、その感情論で刑を決められるわけはなく、帝国の意思に従うのだが、その帝国側が、ヨルという存在をただ監視するだけにとどめるというのだ。
 いったい何が? と思ってセシルを見て、俺は納得した。


「まあ、細かい理由はいろいろとあるが。第一に、海洋竜……いや、来る災厄に備えてお前を切り札として使おうと思っているんだ」
「つまりは、竜殺しを一度している俺なら、もう一度竜を殺しても構わないと。俺に呪いが二度降りかかっても、帝国側が損しないから……ということですね」
「ああ、そうなるな。悪いが、恨まないでくれよ」


 細かい理由――というのが、セシルが少し感情論的に彼への監視を緩めるよう言ったのだろう。もちろん、それが簡単に通るはずもなく、ヨルを生かす理由として、帝国の切り札となってもらうためというのをつけたのだろう。

 セシルの言うように、一度竜殺しを行っているヨルであれば、その呪いを二度被るだけで済む……と。それもこちら側がいいようにヨルを扱おうとしているわけだし、ヨルからしてみれば、二度も呪いを受けたら今後どうなるかもわからない。
 ヨル自身は、すでにどんな呪いを受けているのかも忘れているようだし、これ以上彼に辛い思いを……とは思うが。これも致し方無いのかもしれない。

 すでに決まったことを覆すほど難しいことはないのだから。

 ヨルは、納得し頷いていた。
 確かに、帝国側からして、帝国民に被害が出ないかつ、犠牲者や生贄を出さずに済む方法があるのなら、それを取るだろう。それがたとえ、見知らぬ青年が呪いを二度も被ることになったとしても、帝国側からしてみればそんなのどうでもいいことなのだと。
 国を守るためには正しいことなのかもしれない。
 ただ、ヨルへの人権無視は少し思うところがある。


「ヨルは、いいの?」
「それが、ここにおいてもらえる理由となるな。それに……別に、記憶はありませんけど、竜殺しを知ろと言われても俺は抵抗はありません」
「抵抗はないって、呪いを受けるのに?」


 俺の質問にヨルは静かにうなずいた。
 あまりの落ち着いた態度に、俺は驚きを隠せなかった。
 俺と一つしか違わないというのに、自分の運命を受け入れているようなその態度に俺は恐怖さえ感じてしまったのだ。
 ヨルは本当に何とも思っていないのだろうか。それとも、セシルの前だから?


(違う……ヨルは、別に何とも思ってないんだ……)


 それは言い過ぎかもしれないが、自分に課された使命や運命に関して、彼は静かに受け入れる姿勢を見せていた。それは、どこか諦めているようにも思うし、芯のある何かにも思えるから不思議だ。
 未だに、ヨルという人間について掴み切れていない部分はあるにしても、ところどころ昔のセシルと似たようものを感じる。
 自分の人生というか、役割を受け入れて、責務を全うしようとしている冷たさと冷静さ。
 なぜ重なるのかは分からないが、俺にはそう見えた。


(それって、悲しすぎるでしょ……)


 気たる日が来なければいいだけの話。切り札であるだけでとどまればいいが、もし、帝国を揺るがすような事態が起きればどうなるのだろうか。
 そのときに、ヨルはもう一度竜を殺す。帝国民に被害を出さずに終わるなら、俺も願ったりかなったりだが、ヨルが犠牲になってしまってはそれもそれでやるせない。


「ニル、呪いを二度受けるのか、それとも、一度で済むのかそれも分かっていない状況だから。それに、ニルが守れるならいいかなって」
「いや、何で俺……ほら、記憶には大切な人がもう一人いるって……壊れちゃったけどって言ってたじゃん」
「記憶が戻ってから考える。今は、今、目の前で守りたいと思ったものを守りたいと俺は思う。それは、ダメなこと?」


 ニル? と、俺の名前を呼ぶヨル。
 それを否定する言葉は何も浮かばなかった。
 俺を守りたいって思ってもらえるのは嬉しいけど、何で守りたいのかって思われているのかがよくわからなかった。その理由を教えてくれるようなそぶりはないし、何というか少し不親切だ。
 セシルも、ヨルのことが分かっていないくせに、何やら目を瞑っているようだし。


(なんか、意味わかんないな……)


「ダメじゃないよ。でも、自分の命は大切にして。俺が言えることじゃないかもだけどさ……ヨルも何かがあったとしても生き延びるんだよ。生きていれば、生きてさえいればいい」
「分かってる。殿下」
「何だ?」
「……魔塔の件はどうなっているんですか。魔塔の残党……」


 ヨルがなぜその話をし始めたかは知らない。
 ただ、ヨルにもその話を共有していたなと思い出し、俺はセシルのほうを向く。セシルは、怪訝そうに顔をしかめて「調査中だ」とだけ言った。ということは、はなせない内容のようだ。
 俺が二人の会話を聞いていると、ぽつり、ぽつりと雨が降り出した。
 フィルマメントが雨の音に驚いて泣き出してしまい、セシルは慌てて「フィル」と名前を呼ぶが、彼は泣きだして俺たちの声が聴こえていないようだ。


「セシル、とりあえず部屋の中に戻ろう」
「あ、ああ……ヨルも」
「……わかった」


 セシルはヨルにも声をかけ、今すぐにと皇宮のほうへと走った。ヨルも素直についてきて、俺たちは雨で白くなり始めた庭園を後にする。
 しかし、俺は誰かの気配を感じ、後ろを振り返った。するとそこには、黒いボロボロのローブを羽織った誰かがいた。しかし、その何者かの身体は透けており、雨に打たれている感じがしない。
 セシルとヨルは俺が足を止めたことに気づいていないようだった。
 俺は、その何者かが気になってしまい、白い視界の中目を凝らす。だが、はっきりと見えなかった。
 目がぼんやりとかすみ、よく見えないのだ。


(何、何者なんだ……)


 こちらに敵意がある様子はない。
 歩いてくる様子もなく、ただただこちらをじっと見ているのだ。ボロボロのローブは、以前魔塔のものが羽織っていたものに似ていたが、それではないような気もする。それすらもよくわからない。
 敵意がないなら安心か。いや、不気味なことには変わりないからすぐにでもセシルに伝えようと思った。
 だが、その瞬間頭痛が俺の頭に走った。まるで、先ほどの何者かが意図的に頭痛を起こしているようにも感じる。
 俺は、いったい何が起こっているとローブの何者かのほうを見れば、うっすらと口元が動いた気がしたのだ。何といったかは全く聴き取れもしないし、見栄もしないのだが、何かを伝えようとしているのだけは分かった。


「……っ」
『―― ―――― ――』


 それは、モールス信号のようにも思えたが、この世界にそんなものが存在するのだろか。
 それかもしくは古代語か。
 口を動かしたローブの何者かは、俺がその何かを解読する前にフッと消えてしまった。魔力の痕跡もない。転移魔法を使った感じもしなかった。
 あまりに不気味であり、俺は雨の寒さも相まって体が冷え切ってしまっていた。


(……一体、何が起こってるんだよ…………)


 内側で竜の血がドクン、ドクンと脈打っている気がした。それは、俺に流れる血でありつつも、別の何者かのもののように感じた。
 雨は一層激しく打ち付け、俺の身体に刺さったのだった。


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