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僕…?それとも…俺?
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それから数日後…
.
.
〈ゆうき~!〉
『うわっ!ちょ、けんと…そろそろ本気でシメるよ?』
「こんにちは。けんとさん!」
〈あ~もう、この前も言ったけど俺の事は " けんと " って呼んでよ~〉
『けんと。俺に用が無いなら降りろ』
あの日から変わった事と言えば、ゆうき先輩が私の前でも俺って言う様になった事
〈ゆうきに用があるの~〉
『じゃあ早く言って』
それと…
〈あの先輩達、大学辞めさせられたらしいよ~〉
『ふ~ん』
三年の先輩達は今までの沢山の悪い事がバレて警察沙汰になり、大学を辞めた事。
「先輩達は大丈夫だったんですか…?」
〈うん。俺たち犯罪には手を出してなかったもんね~!〉
『けど悪い事をしてたのは同じだろ』
〈そうだけどぉ~!〉
けんとさんへの塩対応は相変わらずだけど困った事が1つ
『もう用は済んだだろ。バイバイ、けんと』
〈えぇ!もう少し話そうよ~!ねぇ、ゆうき~!〉
後ろで叫ぶけんとさんを華麗にスルーして私の手を掴んで歩き出すゆうき先輩。
〈それにひなちゃんとも仲良くしたいんだけど~?!〉
けんとさんがそう言うとゆうき先輩は急に振り返り、
『俺のひなちゃんだから。勝手に近づくの禁止』
前にも増してゆうき先輩の独占欲が強くなった事。
もちろん、嬉しい事でもあるんだけど
『ね、ひなちゃん。キミは、裏と表。どっちの僕が好き?』
「へっ?」
僕?それとも…俺??
fin
.
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〈ゆうき~!〉
『うわっ!ちょ、けんと…そろそろ本気でシメるよ?』
「こんにちは。けんとさん!」
〈あ~もう、この前も言ったけど俺の事は " けんと " って呼んでよ~〉
『けんと。俺に用が無いなら降りろ』
あの日から変わった事と言えば、ゆうき先輩が私の前でも俺って言う様になった事
〈ゆうきに用があるの~〉
『じゃあ早く言って』
それと…
〈あの先輩達、大学辞めさせられたらしいよ~〉
『ふ~ん』
三年の先輩達は今までの沢山の悪い事がバレて警察沙汰になり、大学を辞めた事。
「先輩達は大丈夫だったんですか…?」
〈うん。俺たち犯罪には手を出してなかったもんね~!〉
『けど悪い事をしてたのは同じだろ』
〈そうだけどぉ~!〉
けんとさんへの塩対応は相変わらずだけど困った事が1つ
『もう用は済んだだろ。バイバイ、けんと』
〈えぇ!もう少し話そうよ~!ねぇ、ゆうき~!〉
後ろで叫ぶけんとさんを華麗にスルーして私の手を掴んで歩き出すゆうき先輩。
〈それにひなちゃんとも仲良くしたいんだけど~?!〉
けんとさんがそう言うとゆうき先輩は急に振り返り、
『俺のひなちゃんだから。勝手に近づくの禁止』
前にも増してゆうき先輩の独占欲が強くなった事。
もちろん、嬉しい事でもあるんだけど
『ね、ひなちゃん。キミは、裏と表。どっちの僕が好き?』
「へっ?」
僕?それとも…俺??
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