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第一章
《元魔王》は何でもできる
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「今日は、魔法祭だぁあああああ!! 気合い入れろおおぉぉぉぉおおおお!!!!」
相変わらず勝負事には、全力なカニル。
昔から、そのペースには追いつけなかった。
「さっさと整列しろぉぉぉおおおおお!!」
「は、はいぃいい!!」
皆が頑張っている最中、俺は木の上でアイスを食べている。
「昔のアイスより、塩の味が増したな……」
そう、ボソッと独り言を呟いたと思ったのだが、誰かが聞いていたようだ。
「ねぇ」
「なんですか?」
俺は木から降りた。
目の前には、水色の髪をした少女が立っていた。
なんだか、眠そうな目をしている。
「君は……同じクラスの……誰だっけ?」
「二コ……」
「魔法祭には、でないの?」
「魔法は、得意だけど、でない」
「そっか」
「君も……でないの?」
「僕はでるよ。ただ、時間があるから、暇つぶしにってね」
「そっか……あ、それと」
「なんです?」
「もし、君が、個人優勝したら、景品といっしょに、あそこに来て」
二コが指した場所、そこは、大きな像があった。
「ファフのお墓?」
「そう。そこに来て……ふあぁぁぁ……」
二コは大きなあくびをした。
「わかった。もし、優勝したら、行くね」
「ん……」
そうして、俺と、二コは別れた。
別れた後、俺は歩きながら考える。
俺は勝つかはわからない。でも、一応頑張るさ。
結構強いやつが居るのが普通だからな。(数千年前の普通)
それともう一つ……
なぜ、ファフの墓に来いと言ったのか。確か、景品は……《フィフタルグロウ》という、フィフが使っていた剣だったか。そうだ、それだ。
「フィフは俺の右腕ポジションだったからな~」
そうだそうだ。ま、死んじゃったけどね……
「これ以上は考えなくていい。めんどくさい」
■
さてさて……
「さあ、始まりました! 個人部門、決勝!!」
「ノアっぁあああぁあああああ!! ボコせぇぇえええええ!!」
やっぱり、カニルのペースについていけん……ガチすぎる。
「チッ……1年のガキに負けるわけ、ねぇだろうがよ……ナメやがって」
「試合、開始!!」
魔法陣を構築し、魔法陣を5枚同時に圧縮。
起動するまで、約15秒。
「《逃げ地獄》」
これは、相手が動くと、魔法陣も相手に合わせ、移動し、最適な位置で攻撃をしてくれる魔法。
5枚中の四枚は2枚ずつ、攻撃用魔法陣と、移動用魔法陣に分かれている。
そして、残りの1枚は威力を上げる役割を果たしているのだ。
相手に火球と、風の攻撃が向かう。
「圧縮5枚だとッ!?」
圧縮や重ねがけには並行演算が必要だ。
1枚に付き、脳の空きスペースが奪われていく。だが、俺は魔王だ。その並行演算の最大の節約法を知っているから、最大、1000枚までは、圧縮&重ねがけができるのだ。
「《圧縮10枚砲弾》」
攻撃魔法陣1枚に、威力上昇10%を9枚を圧縮し、一つの魔法陣に変える。
「チェックメイト、かな?」
その瞬間、爆発し、床が粉々になった。
相変わらず勝負事には、全力なカニル。
昔から、そのペースには追いつけなかった。
「さっさと整列しろぉぉぉおおおおお!!」
「は、はいぃいい!!」
皆が頑張っている最中、俺は木の上でアイスを食べている。
「昔のアイスより、塩の味が増したな……」
そう、ボソッと独り言を呟いたと思ったのだが、誰かが聞いていたようだ。
「ねぇ」
「なんですか?」
俺は木から降りた。
目の前には、水色の髪をした少女が立っていた。
なんだか、眠そうな目をしている。
「君は……同じクラスの……誰だっけ?」
「二コ……」
「魔法祭には、でないの?」
「魔法は、得意だけど、でない」
「そっか」
「君も……でないの?」
「僕はでるよ。ただ、時間があるから、暇つぶしにってね」
「そっか……あ、それと」
「なんです?」
「もし、君が、個人優勝したら、景品といっしょに、あそこに来て」
二コが指した場所、そこは、大きな像があった。
「ファフのお墓?」
「そう。そこに来て……ふあぁぁぁ……」
二コは大きなあくびをした。
「わかった。もし、優勝したら、行くね」
「ん……」
そうして、俺と、二コは別れた。
別れた後、俺は歩きながら考える。
俺は勝つかはわからない。でも、一応頑張るさ。
結構強いやつが居るのが普通だからな。(数千年前の普通)
それともう一つ……
なぜ、ファフの墓に来いと言ったのか。確か、景品は……《フィフタルグロウ》という、フィフが使っていた剣だったか。そうだ、それだ。
「フィフは俺の右腕ポジションだったからな~」
そうだそうだ。ま、死んじゃったけどね……
「これ以上は考えなくていい。めんどくさい」
■
さてさて……
「さあ、始まりました! 個人部門、決勝!!」
「ノアっぁあああぁあああああ!! ボコせぇぇえええええ!!」
やっぱり、カニルのペースについていけん……ガチすぎる。
「チッ……1年のガキに負けるわけ、ねぇだろうがよ……ナメやがって」
「試合、開始!!」
魔法陣を構築し、魔法陣を5枚同時に圧縮。
起動するまで、約15秒。
「《逃げ地獄》」
これは、相手が動くと、魔法陣も相手に合わせ、移動し、最適な位置で攻撃をしてくれる魔法。
5枚中の四枚は2枚ずつ、攻撃用魔法陣と、移動用魔法陣に分かれている。
そして、残りの1枚は威力を上げる役割を果たしているのだ。
相手に火球と、風の攻撃が向かう。
「圧縮5枚だとッ!?」
圧縮や重ねがけには並行演算が必要だ。
1枚に付き、脳の空きスペースが奪われていく。だが、俺は魔王だ。その並行演算の最大の節約法を知っているから、最大、1000枚までは、圧縮&重ねがけができるのだ。
「《圧縮10枚砲弾》」
攻撃魔法陣1枚に、威力上昇10%を9枚を圧縮し、一つの魔法陣に変える。
「チェックメイト、かな?」
その瞬間、爆発し、床が粉々になった。
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