賢者の人生やり直し

冬城レイ

文字の大きさ
5 / 16
第一章「ルミナス王国~イグドラ接触まで」

5「入学式そして初授業」

しおりを挟む
入学式当日。

皆、B~Aの紋章持ち。

皆、保護者はいない。

見渡すと、AランクがBランクをいじめてたりしている。

皆プライドが高い。

同じランク同士でも、力が強い、弱い、頭が良い、悪いだの。

前世ではそんなことはなかったわね。





---





入学式。

幸いにも、ミレーユと同じクラス。

校長の話。

校則や授業内容。

寮でのルールなど。



非常につまらない。

だが決して、差別が激しい学院ではないことがわかる。

なぜならBランクとAランクが同じクラスになることが当たり前だからだ。

ここは、有名な学院なだけあって、AランクとBランクの人数は誤差らしい。



そして、クラス移動が始まった。



クラスは1-Aだった。

家系によって決まるらしく、ここは上級貴族しかいない。

ここは差別的だ。



担任がの自己紹介が始まった。

担任の名前は『エミリア・シーラ・ロゼリア』と言うらしい。

ロゼリアは最上級貴族だったよね。



そして今日は能力測定がある。

皆、外に出た。

校庭は広い。

川まである。



そして皆集まった。

先生が指示を出す。



「ここから、測定場までは、少し遠いので走っていきましょう!」



と言い、指を指した。

指した場所を向くと、かすかに測定場っぽい場所が見えた。



一人の男子が言う。



「少しじゃねぇじゃんか!!」



それはそうだけどね。



「まぁまぁ、アップ練習と思って、ね?」





---





そして走る。



エミリア先生は走るのが早い。

だが私も早い。

先生の後ろをビタ付。

他のクラスメートは置き去り。

そして私の後ろには、ミレーユ。



10分後に全員到着。

みんな息が荒いが私達はスクワットをしている。

先生にやっときなさいと言われたからね。

私の今の体型は胸がデカく・細くて、足も丁度いい。

それに、顔もいいわけで、最高だけど、スクワットをすると、足太くなりそうで怖い。

まぁ良いでしょう。





---





そして試験開始。



まずは重力にどれだけ耐えれるかを計測。

最高20Gらしい。

コレは先生の魔法。

『光魔法に属する重力系魔法』らしい。

そして先生の合図を待つ。



「始めます!」



そう先生が言うと、体が重くなる。



「まだまだ!今はまだ2Gですよ!最低5Gはいきましょう!」



ドS?



「次5G!!」



一気に重くなるがまだいける。



ここで、脱落者が半分を超えた。

このクラスの人数は30人。

今は20人が脱落。



「次17G!!」



足が地面にめり込む―――いや地面が凹んできてる。

まだいける。



ここで気づいた、私とミレーユしか残っていないことに。

みんなから歓声が上がっている。



「最後ぉ!20G!!」

「おもぃぃぃ!」



20Gってことは、自分の体重の20倍。

骨が折れそうだ。



「終了!」



一気に軽くなった。



「すごいわね!20Gを耐えきるとはね!ふたりとも顔は可愛いし、力もあるのはすごいことね!」

「「ありがとうございます!」」



みんなからは褒められた。

一部を除いて。



「チッ、何だよあいつ。Bランクのくせしやがって」



まぁ、ああ言う人は気にしないのが一番だ。



「じゃあ次、武器を見せてちょうだい」



皆が武器を出す。



様々な種類の武器が見える。

剣・弓・鎖みたいなやつとか。



そしてさっきの人が絡んできた。



「おいてめぇ、俺様の武器を見ろ。剣だぜ、どうだ!Bランクのお前みたいなやつはこんなの出せないだろう!」



連れの人らも。



「「そうだそうだ!」」



その時ミレーユが入ってきた。



「そんな調子に乗らないほうが良いよ…」

「黙っとけ。俺は今フェルナリアのババアに用があるんだわ」



私がババアと…

キレた。

私はキレた。



ミレーユが察した。



「貴方…どうなっても知らないわよ…」

「こんなババアに負けるわけない。調子に乗んじゃねぇ」



剣を出す。

蒼い剣が光の反射で、不気味な光を出す。

そして圧倒的にそいつより豪華な剣。



「えーと、貴方の名前は…ルシアン・エルネストだっけ?」

「それが何だよババア!」



見た目は美形なのに中身がクズ。

宝の持ち腐れと言うのかな。



「ババアねぇ。君と同じ年だよ?」

「知らねぇわカス!」



話が通じない系。

まぁ…良いけど。

あとで模擬戦があるから。

あと魔法模擬戦も。





---





【剣術模擬戦】



予想通り、ルシアンが私を指名。

ルシアンはこの国の上級貴族であり、剣術はかなり上手いと言う。



「アリシア・フェルナリア、お前をボコボコにしてやる」



急なフルネーム呼び…



「はいはいそうですか~」



クラスメートからは、私に対しての心配の声が飛び交っている。

一番多かった声は『剣は良くても使用者が強くないとね…』だった。

それはもっとも。

だが私は大丈夫。

一度Sランクの剣士を倒しているからね。





---





先生の合図を待つ



「はじめ!」



ルールは簡単。

相手が気絶するか、降参するか。

ただし殺しはなし。

コレだけ。

まぁ木刀だし大丈夫だと思う。



まず攻撃を仕掛けてきたのはルシアンだった。

腰をかがめ、隙を狙っている。

てことはここは彼の間合いにある。

少し下がろう。

ここは大丈夫そうだ。



ルシアンは私の間合いに入っていることには気づいていないようだ。

構える。

木刀の先を地面に付け、手を交差、ガードする形に近い。

そして前かがみ、視界は狭い。

そして、今。

強く前へ踏み出す。

足に貯めた力を一気に使い加速。

そしてルシアンの体全体に無数の攻撃を与えた。



―――バタッ…



シリウスが気絶した。



「勝者、アリシア!!」



皆が歓声をあげる。



そしてミレーユが近づいてくる。



「アリシア、やったわね」

「ええ、もちろん。負けないわよ!」

「ふふふ」



私達は笑った。



そして今日の授業も終わり、寮に戻った。

部屋はミレーユと同じ。



私は布団に倒れ仮眠を取った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。 リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。 これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~

ma-no
ファンタジー
 神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。  その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。  世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。  そして何故かハンターになって、王様に即位!?  この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。 注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。   R指定は念の為です。   登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。   「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。   一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】 【一次選考通過作品】 ---  とある剣と魔法の世界で、  ある男女の間に赤ん坊が生まれた。  名をアスフィ・シーネット。  才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。  だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。  攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。  --------- もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります! #ヒラ俺 この度ついに完結しました。 1年以上書き続けた作品です。 途中迷走してました……。 今までありがとうございました! --- 追記:2025/09/20 再編、あるいは続編を書くか迷ってます。 もし気になる方は、 コメント頂けるとするかもしれないです。

エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~

シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。 主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。 追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。 さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。 疫病? これ飲めば治りますよ? これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。

処理中です...