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62 ひ孫誕生
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春になる前に、桃は女の子を出産。名前を「春子」。
村に人が増えたからか、子ども達の成長も少しゆっくりになってきているし、桃も、のんびりと子育てを楽しむ事にした。
村でも出産は増えているが、徐々に成長スピードはゆっくりになってきているようで、子ども達が沢山いる賑やかな村になっている。
雪が溶け始め、少し暖かくなった頃、風香に陣痛が来たと蜘蛛から連絡があり、サクラを連れてクロモは大熊の所に行った。
可愛い女の子が産まれたと大喜びでクロモが帰って来た。
「大熊様が号泣して大変だったぞ!」
「そうなんだ。風香は元気?」
「あぁ、風香も山神の嫁だからな、ケロッとしてた。大熊様が悩みに悩んで桜子と名付けて、村では大宴会が行われていたぞ。」
「そっかぁ~。村の人達に祝ってもらえるのは嬉しいだろうなぁ。」
「そうだな。桃の時は俺の存在さえ知られてなかったから、喜んだのは俺と小梅とサクラとクロ、後は山犬様とふゆだけだったもんな。」
「……そうだねぇ。なんだかすごく昔の事みたいな気がするよ。ゆきも今じゃ立派なお母さんだもんね。」
「そうだな。」
「孫が沢山いるし、曾孫まで……。まだ若いのに……。」
「そうだよな……。」
「よし、じいちゃん、町で可愛い女の子用の服や、おもちゃをお祝いに買いに行こう!」
「よし、行こうか。」
「うん!」
桃とクロモは、桃が織った布と外に転がっている石を数個拾って5日後に買い物に行く事にした。
一度クロモが町に行き、5日後買いに来るから大量に服などを仕入れてもらうようお願いして、クロモは布や宝石を売ってお金を持って帰ってきた。
もうすぐ、山神の会議があるからその時用にお土産や食材なども買ってくる事になり、荷物持ちにクロとウウタを連れて行く事になった。
料理の事やお土産の事もあるのでサクラも一緒だ。
町に着いて、連絡をしていた服屋、靴屋、玩具屋などを回って仕入れてくれた分を全て購入する。
雑貨屋さんにも寄って、髪留めやゴムなどもほとんど買い占め、デパートに行き、そこでもほとんどの店で買い占めた。
大荷物を抱えて帰り、クロモは何度も荷物を取りに往復した。
家の中では、お土産用と桜子のお祝い、村に持っていく分と仕分け作業をサクラがしてくれている。
「桃様、この大量のケーキはどうします?」
「あぁ、これは、私達が食べるのと、大熊様達の村に半分届けてもらうのと、うちの村にも持って行ってもらうから、サクラちゃん達、食べたいのあったら取っといていいよ。今から子ども達も呼ぶから、好きなのを選ばせてやって。」
「好きなのを取ってもよろしいのですか?」
「もちろんだよ。他の店で買ったのも、そろそろクロモ様が持ってきてくれるから、それから好きなのを選ぼう。モカ達も選んで良いからね~。1人3つくらい選んでね!」
「おーい、桃ちゃん!これ、ケーキの箱だけど、ここでいい?」
「クロちゃん、他にもケーキあった?全部ここに持って来て!」
「分かった。」
大量のケーキを並べて、それぞれ食べたいのを選んで、クロモやクロ達の分も冷蔵庫に入れる。
「クロモ様、お帰り~!!これ、大熊様の所に大至急届けてきて!」
「えっ?今からか?」
「うん。だってケーキだもん。早く届けなきゃダメになっちゃう。」
「……わかった。」
「あっ、行く途中に村にも寄ってこっちのケーキもよろしく!お祝いの服はこれだからケーキと一緒にこれも風香に届けてね。」
「あ、あぁ。……行ってくる。」
「行ってらっしゃーい!」
その後、荷物を家の中に運び込んで桃達は、お茶を淹れてまったりと休憩した。
「んんーー、このケーキ美味しい!!」
「母様、プリンのケーキも美味しいよ!」
「サクラは、このチーズケーキが好きです。」
「あるじ様が届け物をしているのに、私達が休憩してていいのでしょうか?」
「いいの!私が良いって言ったらOK!」
「………わかりました。」
「大丈夫、あるじは桃ちゃん大好きだから、桃ちゃんのOKもらったら、問題なしだ!ねっ、桃ちゃん!」
「うん!」
「父様、優しいから大丈夫だし、食べちゃえば証拠隠滅だよね~。」
「さっすが、みつき良いこと言う!」
「えへへ~!」
その頃、クロモはまだ雪の残る山の中で帰りを急ぎながらクシャミをしていた……。
村に人が増えたからか、子ども達の成長も少しゆっくりになってきているし、桃も、のんびりと子育てを楽しむ事にした。
村でも出産は増えているが、徐々に成長スピードはゆっくりになってきているようで、子ども達が沢山いる賑やかな村になっている。
雪が溶け始め、少し暖かくなった頃、風香に陣痛が来たと蜘蛛から連絡があり、サクラを連れてクロモは大熊の所に行った。
可愛い女の子が産まれたと大喜びでクロモが帰って来た。
「大熊様が号泣して大変だったぞ!」
「そうなんだ。風香は元気?」
「あぁ、風香も山神の嫁だからな、ケロッとしてた。大熊様が悩みに悩んで桜子と名付けて、村では大宴会が行われていたぞ。」
「そっかぁ~。村の人達に祝ってもらえるのは嬉しいだろうなぁ。」
「そうだな。桃の時は俺の存在さえ知られてなかったから、喜んだのは俺と小梅とサクラとクロ、後は山犬様とふゆだけだったもんな。」
「……そうだねぇ。なんだかすごく昔の事みたいな気がするよ。ゆきも今じゃ立派なお母さんだもんね。」
「そうだな。」
「孫が沢山いるし、曾孫まで……。まだ若いのに……。」
「そうだよな……。」
「よし、じいちゃん、町で可愛い女の子用の服や、おもちゃをお祝いに買いに行こう!」
「よし、行こうか。」
「うん!」
桃とクロモは、桃が織った布と外に転がっている石を数個拾って5日後に買い物に行く事にした。
一度クロモが町に行き、5日後買いに来るから大量に服などを仕入れてもらうようお願いして、クロモは布や宝石を売ってお金を持って帰ってきた。
もうすぐ、山神の会議があるからその時用にお土産や食材なども買ってくる事になり、荷物持ちにクロとウウタを連れて行く事になった。
料理の事やお土産の事もあるのでサクラも一緒だ。
町に着いて、連絡をしていた服屋、靴屋、玩具屋などを回って仕入れてくれた分を全て購入する。
雑貨屋さんにも寄って、髪留めやゴムなどもほとんど買い占め、デパートに行き、そこでもほとんどの店で買い占めた。
大荷物を抱えて帰り、クロモは何度も荷物を取りに往復した。
家の中では、お土産用と桜子のお祝い、村に持っていく分と仕分け作業をサクラがしてくれている。
「桃様、この大量のケーキはどうします?」
「あぁ、これは、私達が食べるのと、大熊様達の村に半分届けてもらうのと、うちの村にも持って行ってもらうから、サクラちゃん達、食べたいのあったら取っといていいよ。今から子ども達も呼ぶから、好きなのを選ばせてやって。」
「好きなのを取ってもよろしいのですか?」
「もちろんだよ。他の店で買ったのも、そろそろクロモ様が持ってきてくれるから、それから好きなのを選ぼう。モカ達も選んで良いからね~。1人3つくらい選んでね!」
「おーい、桃ちゃん!これ、ケーキの箱だけど、ここでいい?」
「クロちゃん、他にもケーキあった?全部ここに持って来て!」
「分かった。」
大量のケーキを並べて、それぞれ食べたいのを選んで、クロモやクロ達の分も冷蔵庫に入れる。
「クロモ様、お帰り~!!これ、大熊様の所に大至急届けてきて!」
「えっ?今からか?」
「うん。だってケーキだもん。早く届けなきゃダメになっちゃう。」
「……わかった。」
「あっ、行く途中に村にも寄ってこっちのケーキもよろしく!お祝いの服はこれだからケーキと一緒にこれも風香に届けてね。」
「あ、あぁ。……行ってくる。」
「行ってらっしゃーい!」
その後、荷物を家の中に運び込んで桃達は、お茶を淹れてまったりと休憩した。
「んんーー、このケーキ美味しい!!」
「母様、プリンのケーキも美味しいよ!」
「サクラは、このチーズケーキが好きです。」
「あるじ様が届け物をしているのに、私達が休憩してていいのでしょうか?」
「いいの!私が良いって言ったらOK!」
「………わかりました。」
「大丈夫、あるじは桃ちゃん大好きだから、桃ちゃんのOKもらったら、問題なしだ!ねっ、桃ちゃん!」
「うん!」
「父様、優しいから大丈夫だし、食べちゃえば証拠隠滅だよね~。」
「さっすが、みつき良いこと言う!」
「えへへ~!」
その頃、クロモはまだ雪の残る山の中で帰りを急ぎながらクシャミをしていた……。
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