いきなり異世界って理不尽だ!

みーか

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12.新しい生活

 12軒の家に住む家族が決まった。昼の残りにもう少しプラスして食事を出して、各家の冷蔵庫にペットボトルのお茶を用意。ペットボトルの開け方も教え、遠慮せずに飲むように伝えたり、裸足のまま外に出ないよう伝えたり、サンダルのまま家に上がるのも禁止、照明の使い方、布団の敷き方、トイレの使い方、冷蔵庫の使い方などを言って回った。ファーナさんファーファちゃんも手伝ってくれて、思ったより早く終わった。
 それから、ルイ君の家に行き、ベットに寝るお父さんの様子を見る。風邪をこじらせて、栄養不足から治らないように見える。とりあえず市販の風邪薬を思い浮かべ出し、お粥を出して食べてもらい、水分もしっかりと取ってもらった。食後に薬を飲んでぐっすり寝たら少しは良くなるだろう。
 ルイ君は、私が奴隷にすると言った事に驚き不安な顔をしてたけど、私の考えを伝えると
「あいつら、怖いから話しも聞かないし、奴隷にしてやるって言われた方が納得できると思う。」
と言ってくれた。
 ルイ君のお父さんさんも、なんとか座れる状態だったので椅子に座ってもらい、ルイ君にサッとシャワーで清潔にしてもらった。
 他にも2人ほど起き上がるのがやっとな状態の人に、なんとか家族にシャワーをしてもらい、食べやすいお粥を食べてもらった。
 赤ちゃんには粉ミルクと調乳ポットと哺乳瓶を出して、作り方を教えて飲ませるように言う。ミルクなんて作った事ないけど、スマホで検索したら全て載っている!スマホ検索出来るようにしてもらって本当に良かった。私の知識なんて、ほとんど無いようなもんだ。

 明日の朝また来るからと伝え軽トラで我が家に帰り、朝出来なかった洗濯機を回して部屋干ししてベットに入ってからの記憶がない。

 身支度を整えて、朝ご飯を食べ、晴れてるから外に洗濯物を出し軽トラで、緩やかな所を選びながら降りて行く。住宅に付けたソーラーパネルがピカピカ光ってるのが見える。
 住宅前に着くと、トラックの音を聞いて皆んなサンダルをちゃんと履いて出てきた。さて、今日は農業だ!毎回毎回魔力で出すんじゃなく、自分達で食料を確保する方法も覚えてもらおうと考えている。
「皆さん、おはようございます。今から、朝ご飯を配りますので家族の人数分持っていってくださいね。」
 今朝は、弁当にした。海苔弁を出して、子ども用の弁当も出し、ペットボトルのお茶も用意した。赤ちゃん用の粉ミルクや哺乳瓶、消毒液も多めに出した。赤ちゃんは2人。まだ小さい3歳位の子が2人。5歳くらいはファーファちゃんだけ。小学校低学年くらいが1人と高学年1人、中学生くらいが1人、高校生くらいがルイ君入れて2人。
 各自家に帰り朝食を済ませたら、働ける人に出てきてもらう。 
 流石にサンダルと甚平で畑仕事は無理なので、全員分の長靴と運動靴、各種サイズの作業着を洗い替えも含めて沢山出す。あっ、靴下もいる。靴が臭くなるもんなぁー。
 女の人は、ファーナさんに頼んで洗濯の仕方を教えてもらったり、各家に洗濯物を干したり、布団を干したりしてもらう事にした。朝ご飯を食べてる間に、ファーナさんに、洗濯機の使い方、麦茶の作り方、麦茶を冷やして冷蔵庫に入れる事、IHクッキングヒーター、一つにしても説明が必要だから大変だ!男の人だけの家の分も奥様方にお願いした。
 奴隷になれ、なんて言ったのに毎食お腹いっぱい食べられるからか文句も言わずに皆んな従ってくれている。
 集合した人の中にルイ君のお父さんの姿もあり、ビックリしたが、一晩ですっかり良くなって、朝ご飯食べて更に元気になったらしい。良かった良かった。
「さて、皆さん。今から働いてもらいますよ。あっちの川沿いに畑を作ります。私に付いて来てください。」
 働ける人と言ったら、小学生くらいの子どもも含まれるらしい。女の子は洗濯やらの家の手伝いや小さい子の子守をお願いしたけど、男の子はもぅ働き手らしい。
 住宅から少し離れた川に着いたので、思い切って耕運機を2台出した。運転の仕方はスマホ頼りだ。
 ルイ君ともう1人20歳位の昨日「奴隷にするのか?」と言ったサーフ君に動かし方を教える。
 肥料や石灰などを沢山出して畑にする場所に運転係以外の人に撒いてもらう。しばらく運転練習をしてもらってから、肥料を撒いた所から耕運機で土と肥料を耕して行く。
 ちゃんと畝も作れるなんて、今の機械はすごいな!私の畑も、耕運機ほしかったな~。
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