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聖水
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粗塩をこれでもか!と出し、ドローンも増やす。3バカトリオにも手伝ってもらう事にした。
防護服なども渡して、もう少し近づいてドローンを飛ばすそうだ。
危険ならやめて、すぐに帰るように言っておいた。
私達は、オーガの里までトンネルを抜けて海に出て、船で島まで渡る。
島には虫が沢山いた。防護服を着て駆除剤を撒きながら聖水のある場所まで行く。
そこは汚い水になっていて、スライムのようなヤツが悪臭を撒き散らしている。
塩を出して袋ごとぶっかけてやった!!
ジューーーと言う音と煙を出しながら消えていった。消えた跡は水が綺麗になっている。
よーし!やってやる!!
私が次々に出す塩を皆んなが、ばら撒いていく!
ちょっと試しに海水を出してかけてみると同じような効果があった!!
いい事思いついちゃった!!
ホースで海水を撒くことにした。海からポンプで汲み上げて水道を出して、そこから海水が出るようイメージ。成功!!
鼻歌まじりにホースの先をシャワーにしてザーザーとかける。
10分もすれば綺麗な水になって、どんどん湧いてくる。
ついでにそこら辺にいた虫に海水をかけると溶けてしまった。
ゴーガにホースの先を霧噴射に切り替えて高い岩の上に登ってもらいひたすら振り撒いてもらった。
風に乗ってあちこちに飛んで行く。
その間にベルトコンベアーを船まで出して、水を入れるタンクを用意。水を汲んで置くと、船まで勝手に行ってくれる。
船の前にワーガにいてもらい、着いたタンクを船に積んでいく。
試しに聖水を虫にかけると一瞬で跡形もなく消えた。
船いっぱいに聖水を積んで帰る。シェアハウスに戻り、ルイ君達の話しを聞くと、塩の効果はバッチリだったけど、魔物が出てくる数が多くなり追いつかなかったらしい。
次の日の朝、私達全員、聖水風呂に浸かり試しに私が腕を出して蚊の魔物の近くに行ってみるが、逃げていく。乾いていても問題ないようだ。
車に聖水を積んで、塩も海水も用意して山裾まで行く。
スライムもどきがここら辺の山全てを枯らして腐らせていた。
ポンプとホースを用意してプールを出す。そこに聖水を入れてもらう。もう一つには海水。ポンプを沈めてスイッチオン!!
ホースで撒いてもらう。
これからどうしようかなぁと考えていたら、またまた閃いちゃった!!
どーせ、植物が無くなったなら遠慮なく道路を出せばいいじゃないか!!私って天才~!!
魔物が居ようがお構い無しに道路をどんどん出していく。
3バカトリオにホースを任せて残りの聖水を積んだまま車でどんどん進む。
進みながら霧吹きで聖水をシュッシュッとしてもらった。
面白いくらい魔物が消えていく。
昼頃やっと悪魔と魔王がいる雲がかかった山の手前まで来た。
楽しくなって霧吹きでシュッをしまくり、辺り一面綺麗にしてピクニックシートを広げてお弁当を食べた。ワーガやルイ君が緊張感が無さすぎるとヤイヤイ言うけど、緊張しても仕方ないしね!
さらに虫の駆除剤もあちこちにばら撒いてきた。一応魔力確認してみると、恐ろしい勢いで数字の桁が増えていっている。もぅ私の視界からはみ出す勢いだ!もちろん数える事はできませーん!
お腹いっぱい食べて、聖水を一応自分達にも振りかけて道路を出しながら出発!!
埋め尽くすほどの魔物がウジャウジャいる。大きな動物の魔物も増えてきた。
どうしよう……。虫のように簡単にはいかない。
ん……?鉄砲は鉄砲でも聖水入りの水鉄砲はどうだろう。あっ、バズーカーもいいな!!
出してみた。もぅ呆れ果てた顔の皆んなを無視して、聖水を水鉄砲に入れて、びゅーー!!と動物の魔物に向かって撃ってみた。
おぉ!!命中~!!聖水が当たった魔物は当たった所から溶けて動かなくなった。
よし、次はバズーカーで撃ってみた!!広範囲に聖水がバジャーーと飛んでいき、沢山の魔物にかかった!!
やったーー!!またまた成功!!
それを見て、それぞれが水鉄砲を構えて撃ちはじめる。
私は道路を出す事に集中しながらどんどん進み、ついに頂上まできた!
そこには、悪魔がフラフラになりながら派遣神を操ろうとしていた。魔王を甦らすのに、かなりの力を使ったようだ。
魔王というより化け物のような巨大な黒い人型の物が、気持ちの悪い声で怒鳴り出した。
「貴様ら、我の手下達を消すとは……許さん!!」
「うるさい!!許してもらおうなんて思ってない!!私は怒ってるんだから!!!」
「私に任せてください……。魔王様!ふふふふふっ。」
悪魔が気持ち悪い笑いをする。
「あんたにも言いたい事があるの!!私に彼氏さえ与えればいいなんて思ってたんでしょ!!腹立つーーー!!!」
「えっ?そこ??」
「ご主人様………、なんかズレてる。」
ルイ君とワーガが、また呆れている。
「ふはははははははは、バカな人間だ!その彼氏にメロメロだったのを知っているぞ。お前など、魔王様にかかればすぐに捻り潰される!!バカな…」
話している最中だけど、聖水入りの水鉄砲を撃ってみた。でも、流石に結界のような物があるのか、途中で透明な壁に当たって流れてしまう。
うーん、やっぱダメかぁ。
「貴様ーー!卑怯だぞ!!」
悪魔が怒り出す。
「そっちの方が卑怯でしょ!!皆んなに酷いことばっかりして!謝って!!もぅ負の感情がないからふらふらしてるくせに!!」
「う、うるさい!!貴様さえいなければ……!!もぅ許さん!おい!やってしまえ!!」
防護服なども渡して、もう少し近づいてドローンを飛ばすそうだ。
危険ならやめて、すぐに帰るように言っておいた。
私達は、オーガの里までトンネルを抜けて海に出て、船で島まで渡る。
島には虫が沢山いた。防護服を着て駆除剤を撒きながら聖水のある場所まで行く。
そこは汚い水になっていて、スライムのようなヤツが悪臭を撒き散らしている。
塩を出して袋ごとぶっかけてやった!!
ジューーーと言う音と煙を出しながら消えていった。消えた跡は水が綺麗になっている。
よーし!やってやる!!
私が次々に出す塩を皆んなが、ばら撒いていく!
ちょっと試しに海水を出してかけてみると同じような効果があった!!
いい事思いついちゃった!!
ホースで海水を撒くことにした。海からポンプで汲み上げて水道を出して、そこから海水が出るようイメージ。成功!!
鼻歌まじりにホースの先をシャワーにしてザーザーとかける。
10分もすれば綺麗な水になって、どんどん湧いてくる。
ついでにそこら辺にいた虫に海水をかけると溶けてしまった。
ゴーガにホースの先を霧噴射に切り替えて高い岩の上に登ってもらいひたすら振り撒いてもらった。
風に乗ってあちこちに飛んで行く。
その間にベルトコンベアーを船まで出して、水を入れるタンクを用意。水を汲んで置くと、船まで勝手に行ってくれる。
船の前にワーガにいてもらい、着いたタンクを船に積んでいく。
試しに聖水を虫にかけると一瞬で跡形もなく消えた。
船いっぱいに聖水を積んで帰る。シェアハウスに戻り、ルイ君達の話しを聞くと、塩の効果はバッチリだったけど、魔物が出てくる数が多くなり追いつかなかったらしい。
次の日の朝、私達全員、聖水風呂に浸かり試しに私が腕を出して蚊の魔物の近くに行ってみるが、逃げていく。乾いていても問題ないようだ。
車に聖水を積んで、塩も海水も用意して山裾まで行く。
スライムもどきがここら辺の山全てを枯らして腐らせていた。
ポンプとホースを用意してプールを出す。そこに聖水を入れてもらう。もう一つには海水。ポンプを沈めてスイッチオン!!
ホースで撒いてもらう。
これからどうしようかなぁと考えていたら、またまた閃いちゃった!!
どーせ、植物が無くなったなら遠慮なく道路を出せばいいじゃないか!!私って天才~!!
魔物が居ようがお構い無しに道路をどんどん出していく。
3バカトリオにホースを任せて残りの聖水を積んだまま車でどんどん進む。
進みながら霧吹きで聖水をシュッシュッとしてもらった。
面白いくらい魔物が消えていく。
昼頃やっと悪魔と魔王がいる雲がかかった山の手前まで来た。
楽しくなって霧吹きでシュッをしまくり、辺り一面綺麗にしてピクニックシートを広げてお弁当を食べた。ワーガやルイ君が緊張感が無さすぎるとヤイヤイ言うけど、緊張しても仕方ないしね!
さらに虫の駆除剤もあちこちにばら撒いてきた。一応魔力確認してみると、恐ろしい勢いで数字の桁が増えていっている。もぅ私の視界からはみ出す勢いだ!もちろん数える事はできませーん!
お腹いっぱい食べて、聖水を一応自分達にも振りかけて道路を出しながら出発!!
埋め尽くすほどの魔物がウジャウジャいる。大きな動物の魔物も増えてきた。
どうしよう……。虫のように簡単にはいかない。
ん……?鉄砲は鉄砲でも聖水入りの水鉄砲はどうだろう。あっ、バズーカーもいいな!!
出してみた。もぅ呆れ果てた顔の皆んなを無視して、聖水を水鉄砲に入れて、びゅーー!!と動物の魔物に向かって撃ってみた。
おぉ!!命中~!!聖水が当たった魔物は当たった所から溶けて動かなくなった。
よし、次はバズーカーで撃ってみた!!広範囲に聖水がバジャーーと飛んでいき、沢山の魔物にかかった!!
やったーー!!またまた成功!!
それを見て、それぞれが水鉄砲を構えて撃ちはじめる。
私は道路を出す事に集中しながらどんどん進み、ついに頂上まできた!
そこには、悪魔がフラフラになりながら派遣神を操ろうとしていた。魔王を甦らすのに、かなりの力を使ったようだ。
魔王というより化け物のような巨大な黒い人型の物が、気持ちの悪い声で怒鳴り出した。
「貴様ら、我の手下達を消すとは……許さん!!」
「うるさい!!許してもらおうなんて思ってない!!私は怒ってるんだから!!!」
「私に任せてください……。魔王様!ふふふふふっ。」
悪魔が気持ち悪い笑いをする。
「あんたにも言いたい事があるの!!私に彼氏さえ与えればいいなんて思ってたんでしょ!!腹立つーーー!!!」
「えっ?そこ??」
「ご主人様………、なんかズレてる。」
ルイ君とワーガが、また呆れている。
「ふはははははははは、バカな人間だ!その彼氏にメロメロだったのを知っているぞ。お前など、魔王様にかかればすぐに捻り潰される!!バカな…」
話している最中だけど、聖水入りの水鉄砲を撃ってみた。でも、流石に結界のような物があるのか、途中で透明な壁に当たって流れてしまう。
うーん、やっぱダメかぁ。
「貴様ーー!卑怯だぞ!!」
悪魔が怒り出す。
「そっちの方が卑怯でしょ!!皆んなに酷いことばっかりして!謝って!!もぅ負の感情がないからふらふらしてるくせに!!」
「う、うるさい!!貴様さえいなければ……!!もぅ許さん!おい!やってしまえ!!」
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