なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた

いに。

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出会った少女sideロイド

side ロイド



西の森林に魔物が多く出没するとのことで要請を受けた私たち騎士は討伐も終わり王都へ帰っている途中だった。


「団長!さっき倒した魔物持って帰って宴会で使いましょうよ~」

そんなもの持って帰ったら邪魔になるに決まっている、
帰りといえど気を抜くなと何回言えばわかるのだろうか。



ロイド・デルバルド

これが私の名前だ。
騎士団の長を王に命じられ、いまここへは魔物の討伐にきているが。
今回は部下たちだけでも難なくこなせたであろう、
こう見えても部下は優秀だ。

帰って事務の仕事をしなくては、と考えて
溜まりに溜まった書類が山積みに置かれている自分の机を思い出す。


「はぁ…」

そりゃあため息もでるだろう




「っ!」


そんなことを考えていたらすぐ近くで魔物の気配を感じた。

「魔物の気配だ!私は先に行く、後からこい!!!」


適当に指示を行い魔物の気配の方へ向かっていく
何故こんなにも焦っているかというと、魔物の気配ともう一つきっと人間であろう気配を感じ取ったからだ。


襲われているのか?
急がなくては。



魔物がすぐそこにいるくらいのところへついた瞬間


「っ!!!!」



そこで見えたものは熊の魔物が黒髪の少女を襲おうとしているところだった。


「綺麗だ」



ふとそんな声が出た




目の前に立っている黒髪の少女を見て、綺麗だと思った。

だが同時に彼女は自分が持っていた木を手放しどこか諦めた目をした後に閉じていく。

なにもかも諦めたかのように

何故だ。



「グオオオオオオオオ」

と耳鳴りがするほど大きな声を上げた熊の魔物に向かっていき剣を振り下ろす

ロイドにとっては熊の魔物など瞬殺だがつい少女に目がいってしまい時間をとってしまった。



目を開けて驚いている彼女の方へ向かう


「なん、」

戸惑っている顔も可愛いな


「大丈夫だった?」

熊の魔物を見て怖かっただろう、反応が遅れる

「君、大丈夫だった?」
ゆっくり、もう一度聞く。



さっきと私のキャラが違うという話は聞かないでおこう。
誰だって人の前では猫を被るものだ。


「あ、はい。」

先程まであんなに驚いた顔を見せていたのに、無表情へと戻っている。

その顔はどこか冷たい印象を与えるがやはり綺麗だと感じた。

私が女性に向かってこんな感情を抱いたことはない。
なんなんだこの子は。


それからもの森にいては危ないので少女を王都まで連れていくということになった。


女性には優しく、父からそんなことを言われていたので細心の注意を払おうとしたところ、手を握ることさえ断られてしまった。

はじめて女性に断られたな。
別にナルシストではなくだな、


誰に対しての言い訳かもわからずそんなことを考える。


少女は馬は初めてだというので相乗りをして王都へ向かう。

無表情だが少しの感情の変化は読み取れると気付いた。

馬を見た時は少し表情が柔らかくなった
きっと動物が好きなのだろう

乗った時は少し楽しそうだった


「すごい、高いですね、」


怖いのだろうか、そう思ったが顔をのぞいてみるとどこか楽しそうな表情をしたのだ



やっぱり、可愛いな

自分まで少し表情が柔らかくなってしまったことに驚く




「団長、あんな柔らかい雰囲気なの初めてじゃないっすか」

「ああ、珍しいというより初めて見たな」



部下達の会話が丸聞こえだった


感想 4

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