なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた

いに。

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せつめいうけた②


この国はやはり全く知らないところだった。


ハーブルさんはこの国のことを丁寧に沢山教えてくれた。
きっと遠くから来た迷子の子供とでも思っているのだろうな、と一人で考える。


ある程度の質問を受けてそれに答えていく。


「うん、ありがとうレイちゃん。沢山質問をしてしまってごめんね。もうそろそろ団長が、、」

ガチャ___

ハーブスさんが眉を落として申し訳なさそうにそう言うと丁度いいタイミングでドアが開いた。


「調子はどうだ?」


ドアを開けて一言目がこれって
相当心配をかけすぎたのだろうか。



「大丈夫ですよ。色々質問をしていました。もう今日は疲れたと思うので休ませてあげたいのですが」

ハーブルさんがロイドに向かってそう言うと


「ああ、そうしよう。部屋を用意させた、湯も張っておくように頼んだ。ゆっくり休むといい。」

部屋はいまから案内してくれそうなので私も急いで立ち上がる。



「っ!」


久しぶりに立ったからか眩暈がしてベットからずり落ちてしまいそうになる。




「サクラ!」
「レイちゃん!」


同時にそう声が上がり右手をロイド、左手をハーブルさんに握られる。




「、、、えと、ありがとうございます。すみません。」



また迷惑をかけてしまった、などと反省している麗には気づけなかった、ロイドとハーブルが睨み合っていることを。




______________...




(ハーブルside)







「ぐっすり寝たようだ」


使用人から連絡がありロイドはハーブルにそう伝えた。



「そうですか、よかった。」

どこか暗い瞳をしていて大人びた表情をするレイがどこか心配だった。
最初はあまり話したくない、という感じだったし。
無理に話を聞いては逆効果だと思いペースに合わせたのがよかったのだろう、最後は結構話してくれるようになった。

少し笑いながら話すレイちゃんはとても可愛かった。



「、、、レイちゃん、とはなんだ」


さっきのことを思い出していると、ふとそんな言葉が隣から。

もしかして団長はレイちゃんの名前を知らないのか?


「彼女の名前ですよ、」


「サクラではないのか?」


「サクラはファミリーネームだそうです。」


「、、そうか」



きっと、自分の方が先に会ったのにと考えているのだろう。

デルバルド団長は相当レイちゃんのことを気に入っているようだ。


騎士を助けるために魔物に身ひとつで向かって行ったなどと聞いた時はどんな人間かと思ったが。

人を助けたい、と強く思って入ったのだろう、
正直なにも考えず、随分お人好しな人間なんだなどと考えていた。

だが、これは違うと思う。

レイちゃんはあまり自分の命を重く見ていない。

死んでもいいからこの人が無事だといいな、きっとそんな程度で考えていそうだ。


私は人間観察が得意だ。
色々な患者を相手にしてきたのもあるが感情を読み取るのが得意とも言える。


この子は結構危険だ
色々な意味で。



そう思いながら目を閉じてすやすやと寝ているレイを思い出した。
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