国王様は生まれ変わったら冒険者になりたい。

いに。

文字の大きさ
14 / 59
本編

国王様は学園試験をしに行きます

しおりを挟む


本日もいい天気ですね、皆様。
いつもいつも誰に語りかけているのかわからないが、挨拶はしっかりするタイプ。

それはさておき、本日は学園試験に行きます。

貴族、平民は皆6歳から学園に行くことを義務付けられている。

ここで学園の仕組みについて説明しよう。

まず、俺も今から受けに行く"学園試験"と言うものでクラスが変わって行く。

上からSクラス、Aクラス、Bクラス・・・と続いてFクラスまである。
学力や地位など様々な評価のされ方をするが、上に行けば行くほど王都での仕事につきやすく、皆目指している。
どんなに地位が高くとも、能力が低ければそれはSクラスにはなれない。
これは前国王の俺が変えた制度でもあった。

昔は貴族の中の地位でクラスが決まっており、力を持っているもののみが王都で働くことができた。
だが、それではこの国はダメになるだろうと思い、違った意味で力のあるもの、能力のあるものを評価する制度へとした。

これには多少の反感や意見があったが納めることができた。。
俺が死んでもまだこの制度が変わっていないと言うことは弟のクリスが頑張ってくれていると言うことだろう。

そして、平民からも優秀者上位20名は貴族学園に通学することができる。

本当は学園合併したいな~くらいは思っていたのだが、流石にそれはダメだったみたい。

試験は毎年行っており、それによってクラスも変動する。
勉強を怠ってしまえばもちろんクラスも下がっていくということだ。
また、貴族学園に通っている平民がそれをしてしまうと平民の学園へと戻されてしまうこともある。


と、まあこんな感じだろうか。

お父様から同じような説明を受けた。変わっていないようで安心だ。

また、この試験には親が同伴しなければならない。
母、父どちらでも良いのだが、父様だった。

アールステット家は必ず父様が同伴するらしい。変なこだわりだ。

でも俺にはわかってしまった。母様は美人だから父様は心配なんだろう、へへへ、ラブラブですなぁ!


「なにをニヤニヤしているんだい?ソフィ。」


ガタガタと揺られる馬車の中で父様が聞いてくる。
うちは田舎にあるので王都まで2.3日かかるみたい。

そろそろお尻も痛くなってきた。

「いやぁ、なんでもないんです。ただ王都が楽しみだなと。」

「そうか、ソフィは王都は初めてだったな。終わったらティアやユージンにもお土産を買って帰ろうか。」

お土産!!
それは楽しみすぎる!!なにを買って帰ろうかな、とワクワクする。

国王の時は飲み行くためにこっそり城からでたものの市場やらお店やらは全然見れなかったからな。

「試験頑張って早く終わらせますね!!」

ウキウキウキウキ

憂鬱だと思っていた試験がこれのおかげでとーっても楽しみになるソフィアだった。

あと1日くらいで王都に着く。
5.6年ぶりだな。楽しみな反面、少し心配である。

まあ、クリスが国王をしてくれているのだ。
大丈夫に決まっているがな。

馬車の窓側に座り直し、過ぎ去っていく景色を楽しみながらそんなことを考えた。



しおりを挟む
感想 21

あなたにおすすめの小説

神様は身バレに気づかない!

みわ
BL
異世界ファンタジーBL 「神様、身バレしてますよ?」 ――暇を持て余した神様、現在お忍び異世界生活中。 貴族の令息として“普通”に暮らしているつもりのようですが、 その振る舞い、力、言動、すべてが神様クオリティ。 ……気づかれていないと思っているのは、本人だけ。 けれど誰も問いただせません。 もし“正体がバレた”と気づかれたら―― 神様は天へ帰ってしまうかもしれないから。 だから今日も皆、知らないふりを続けます。 そんな神様に、突然舞い込む婚約話。 お相手は、聡明で誠実……なのにシオンにだけは甘すぎる第一王子!? 「溺愛王子×お忍び(になってない)神様」 正体バレバレの異世界転生コメディ、ここに開幕!

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

平凡なぼくが男子校でイケメンたちに囲まれています

七瀬
BL
あらすじ 春の空の下、名門私立蒼嶺(そうれい)学園に入学した柊凛音(ひいらぎ りおん)。全寮制男子校という新しい環境で、彼の無自覚な美しさと天然な魅力が、周囲の男たちを次々と虜にしていく——。 政治家や実業家の子息が通う格式高い学園で、凛音は完璧な兄・蒼真(そうま)への憧れを胸に、新たな青春を歩み始める。しかし、彼の純粋で愛らしい存在は、学園の秩序を静かに揺るがしていく。 **** 初投稿なので優しい目で見守ってくださると助かります‼️ご指摘などございましたら、気軽にコメントよろしくお願いしますm(_ _)m

実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…

彩ノ華
BL
あのぅ、、おれ一応悪役なんですけど〜?? ひょんな事からこの世界に転生したオレは、自分が悪役だと思い出した。そんな俺は…!!ヒロイン(男)と攻略対象者達の恋愛を全力で応援します!断罪されない程度に悪役としての責務を全うします_。 みんなから嫌われるはずの悪役。  そ・れ・な・の・に… どうしてみんなから構われるの?!溺愛されるの?! もしもーし・・・ヒロインあっちだよ?!どうぞヒロインとイチャついちゃってくださいよぉ…(泣) そんなオレの物語が今始まる___。 ちょっとアレなやつには✾←このマークを付けておきます。読む際にお気を付けください☺️

公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜

上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。 体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。 両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。 せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない? しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……? どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに? 偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも? ……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない?? ――― 病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。 ※別名義で連載していた作品になります。 (名義を統合しこちらに移動することになりました)

ひみつのモデルくん

おにぎり
BL
有名モデルであることを隠して、平凡に目立たず学校生活を送りたい男の子のお話。 高校一年生、この春からお金持ち高校、白玖龍学園に奨学生として入学することになった雨貝 翠。そんな彼にはある秘密があった。彼の正体は、今をときめく有名モデルの『シェル』。なんとか秘密がバレないように、黒髪ウィッグとカラコン、マスクで奮闘するが、学園にはくせもの揃いで⁉︎ 主人公総受け、総愛され予定です。 思いつきで始めた物語なので展開も一切決まっておりません。感想でお好きなキャラを書いてくれたらそことの絡みが増えるかも…?作者は執筆初心者です。 後から編集することがあるかと思います。ご承知おきください。

最弱白魔導士(♂)ですが最強魔王の奥様になりました。

はやしかわともえ
BL
のんびり書いていきます。 2023.04.03 閲覧、お気に入り、栞、ありがとうございます。m(_ _)m お待たせしています。 お待ちくださると幸いです。 2023.04.15 閲覧、栞、お気に入りありがとうございます。 m(_ _)m 更新頻度が遅く、申し訳ないです。 今月中には完結できたらと思っています。 2023.04.17 完結しました。 閲覧、栞、お気に入りありがとうございます! すずり様にてこの物語の短編を0円配信しています。よろしければご覧下さい。

転生したけど赤ちゃんの頃から運命に囲われてて鬱陶しい

翡翠飾
BL
普通に高校生として学校に通っていたはずだが、気が付いたら雨の中道端で動けなくなっていた。寒くて死にかけていたら、通りかかった馬車から降りてきた12歳くらいの美少年に拾われ、何やら大きい屋敷に連れていかれる。 それから温かいご飯食べさせてもらったり、お風呂に入れてもらったり、柔らかいベッドで寝かせてもらったり、撫でてもらったり、ボールとかもらったり、それを投げてもらったり───ん? 「え、俺何か、犬になってない?」 豹獣人の番大好き大公子(12)×ポメラニアン獣人転生者(1)の話。

処理中です...