7 / 69
7話:すごすぎる性能のスナイパーライフル
しおりを挟む
「ありえないほどよく見える」
射撃場はだいたい500mほどの距離があり、私は先ほどもらったライフルを構えてスコープを覗いている。
スコープには目盛りと十字がかかれていて、この十字に合わせれば弾がそこに飛ぶように調整してあるそうだ。
「ミリアの癖もあるだろうから何回か射撃しながらスコープを調整してみなさい。
この距離ならルーナの補助がなくても必中できると思うから」
お母様からそう言われて、試しに1発撃ってみることにする。
装填の方法はさっき教わった。
一発ずつ弾を押し込むと確かに5発はいる。
お母様いわくボルトアクションと呼ぶ、レバーを持ち上げて引くと薬莢が勝手に排出されて次の弾を自動的に装填してくれる機構のお陰で間髪入れずに5発撃てそうだ。
私は構えてスコープを覗く。
アイアンサイトと違ってとてもわかり易い。
「撃ちます!」
ポスッ!
反動は今までの銃よりよほど大きく感じたのに気の抜けた様な音がした。
これがサプレッサーの力らしい。
「あ、あたった…」
スコープで再度的を確認すればちゃんと真ん中に当たっている。
「あら、調整は不要だったみたいね」
「お母様が調整したなら間違いないと思うのだけど」
「そんなことないわよ?お母さんと違ってミリアは背が低いから合わないかもって思ってたのよ」
たしかに私は背が低い。
今じゃアイシャのほうが背が高いんじゃないかってぐらいで、私はまだ145cmしか身長がないのだ。
ルーナなんて160cm近いのに…私ちんちくりん。
おかげでお母様からもらったこの銃、長さが1200mmもあるせいで地面にストックを付けても私の目線ぐらいにマズルが来る。
「手足のようにそれを扱えるように慣れなさい。
ルーナはそれほど訓練はいらないでしょう。試しに一発撃ったわよね?」
「はい、奥様…これ射程はどれぐらいですか?」
「10m以内なら当たればよいほうね。接近戦で使って。
ミリアはうんちだからあなたの護衛が必要だもの」
私の前にルーナが射撃した銃も音がほとんどしなかった。
お母様いわく”近接格闘用”とのこと。
たしかにルーナにはそれがあってるかも。
「どちらかといえばルーナはミリアのサポートのためにこれを使えるようになって」
そう言って渡されたのは双眼鏡という装備と風量計。
双眼鏡はスコープと違って両目で見ることで距離も計れる優れもの。
風量計はすごく小さい風車みたいなのがついていて、その回転数で風速を測定するんだとか。
「二人が合わされば1000mの狙撃は余裕でしょうね、最大1500mまで行けるんじゃないかしら」
ニコニコと語るお母様が怖い。
なんてものを開発したんですか…
でも、コレでどうやって戦うのだろう?
5発撃ち切ったら弾込めにはそれなりに時間が要る。
帝国の大軍を相手にするには不安があると思うの。
「いろいろ疑問もあると思うけれど、ミリアとルーナはしばらく銃の練習だけしてなさい。
1000mの狙撃を二人で100発100中できたら、作戦を教えてあげるわ」
お母様からの課題は100発100中、1発のミスもなく100発的に当てる事。
なかなか厳しい課題だけれど銃を扱う上では絶対達成しないといけないわね。
射撃場はだいたい500mほどの距離があり、私は先ほどもらったライフルを構えてスコープを覗いている。
スコープには目盛りと十字がかかれていて、この十字に合わせれば弾がそこに飛ぶように調整してあるそうだ。
「ミリアの癖もあるだろうから何回か射撃しながらスコープを調整してみなさい。
この距離ならルーナの補助がなくても必中できると思うから」
お母様からそう言われて、試しに1発撃ってみることにする。
装填の方法はさっき教わった。
一発ずつ弾を押し込むと確かに5発はいる。
お母様いわくボルトアクションと呼ぶ、レバーを持ち上げて引くと薬莢が勝手に排出されて次の弾を自動的に装填してくれる機構のお陰で間髪入れずに5発撃てそうだ。
私は構えてスコープを覗く。
アイアンサイトと違ってとてもわかり易い。
「撃ちます!」
ポスッ!
反動は今までの銃よりよほど大きく感じたのに気の抜けた様な音がした。
これがサプレッサーの力らしい。
「あ、あたった…」
スコープで再度的を確認すればちゃんと真ん中に当たっている。
「あら、調整は不要だったみたいね」
「お母様が調整したなら間違いないと思うのだけど」
「そんなことないわよ?お母さんと違ってミリアは背が低いから合わないかもって思ってたのよ」
たしかに私は背が低い。
今じゃアイシャのほうが背が高いんじゃないかってぐらいで、私はまだ145cmしか身長がないのだ。
ルーナなんて160cm近いのに…私ちんちくりん。
おかげでお母様からもらったこの銃、長さが1200mmもあるせいで地面にストックを付けても私の目線ぐらいにマズルが来る。
「手足のようにそれを扱えるように慣れなさい。
ルーナはそれほど訓練はいらないでしょう。試しに一発撃ったわよね?」
「はい、奥様…これ射程はどれぐらいですか?」
「10m以内なら当たればよいほうね。接近戦で使って。
ミリアはうんちだからあなたの護衛が必要だもの」
私の前にルーナが射撃した銃も音がほとんどしなかった。
お母様いわく”近接格闘用”とのこと。
たしかにルーナにはそれがあってるかも。
「どちらかといえばルーナはミリアのサポートのためにこれを使えるようになって」
そう言って渡されたのは双眼鏡という装備と風量計。
双眼鏡はスコープと違って両目で見ることで距離も計れる優れもの。
風量計はすごく小さい風車みたいなのがついていて、その回転数で風速を測定するんだとか。
「二人が合わされば1000mの狙撃は余裕でしょうね、最大1500mまで行けるんじゃないかしら」
ニコニコと語るお母様が怖い。
なんてものを開発したんですか…
でも、コレでどうやって戦うのだろう?
5発撃ち切ったら弾込めにはそれなりに時間が要る。
帝国の大軍を相手にするには不安があると思うの。
「いろいろ疑問もあると思うけれど、ミリアとルーナはしばらく銃の練習だけしてなさい。
1000mの狙撃を二人で100発100中できたら、作戦を教えてあげるわ」
お母様からの課題は100発100中、1発のミスもなく100発的に当てる事。
なかなか厳しい課題だけれど銃を扱う上では絶対達成しないといけないわね。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
義妹がピンク色の髪をしています
ゆーぞー
ファンタジー
彼女を見て思い出した。私には前世の記憶がある。そしてピンク色の髪の少女が妹としてやって来た。ヤバい、うちは男爵。でも貧乏だから王族も通うような学校には行けないよね。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる